JPH0619349Y2 - 複写機の速度制御装置 - Google Patents

複写機の速度制御装置

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JPH0619349Y2
JPH0619349Y2 JP1984147812U JP14781284U JPH0619349Y2 JP H0619349 Y2 JPH0619349 Y2 JP H0619349Y2 JP 1984147812 U JP1984147812 U JP 1984147812U JP 14781284 U JP14781284 U JP 14781284U JP H0619349 Y2 JPH0619349 Y2 JP H0619349Y2
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JP
Japan
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servo motor
binary rate
speed control
frequency divider
rate multiplier
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JPS6162599U (ja
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純爾 石黒
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、PLL(位相ロックループ)回路を用いた直
流サーボモータによって駆動される光学系キャリッジの
走査速度を、連続的な変速比で変速して、連続的に拡
大、縮小するコピー倍率に対応した走査速度を出力する
速度制御装置に関する。
〔従来の技術〕
複写機等において、コピー倍率を変えるときは、一般
に、光学系キャリッジの走査速度を所望のコピー倍率に
対応した速度に変速することによって行う。そして、光
学系キャリッジを駆動するモータの回転速度によってコ
ピー倍率が決定される。
第2図は、従来例における複写機に装備した速度制御装
置の一例を示したものである。
図において、(20)は位置設定装置、(21)は位相比較器、
(22)はローパスフィルタ、(23)はパルス幅変調(PW
M)比較器、(24)はPWM三角波発生器、(25)は直流サ
ーボモータ、(26)はモータ位置検出器、(27)は分周器、
(28)は露光ランプキャリッジである。そして、これらの
閉ループによりPLL回路を構成することにより直流サ
ーボモータ(25)を速度制御して露光ランプキャリッジ(2
8)の走査速度を制御する構成となっている。
PLL回路を用いた直流サーボモータの速度制御装置に
おいて、速度変換を行う場合、一般に、モータ位置検出
器(26)から出力されるパルスを、1/2,1/3,1/4,1/mと分
周する。
このときのモータの回転速度(N)は、 N=×m×60/P〔rpm〕 となる。ただし、mは、m=1,2,3,4,・・・の整数、P
はモータ位置検出器(26)の1回転当たりのパルス数、
はモータ位置設定装置(20)の出力パルス周波数であ
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記従来の速度制御装置では、一般にmの値が小さいた
めに、mの値を1だけ変化させたときのモータの回転速
度Nの変化が大きくなる。すなわち、回転速度Nは不連
続的に変化する。このため複写機の倍率を細かいステッ
プで、たとえば、1%以下のステップで正確に変化させ
ることが不可能であった。
なお、mの値を大きくすれば、mの値を変化させたとき
の回転速度Nの変化は小さくなるが、この場合、分周器
の入力周波数と出力周波数の比が非常に大きくなってし
まい、PLL回路動作の性質上安定な速度制御を行うこ
とができなくなる。
本考案は、このような従来の問題点を解消することを目
的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の複写機の速度制御装置は、前記目的を達成する
ため、光学系キャリッジを駆動する直流サーボモータの
位置検出器の出力をPLL回路のフィードバックパルス
として可変分周器に供給し、この可変分周器の出力を設
定周波数と比較し、その比較結果に応じて前記直流サー
ボモータを制御することにより速度制御を行う複写機の
速度制御装置において、前記可変分周器は、前記位置検
出器のフィードバックパルスを複数ビットのカウンタ値
を分母とし設定値を分子とする分周比で分周するバイナ
リーレートマルチプライヤを有し、このバイナリーレー
トマルチプライヤの設定値を複写倍率に応じて変化させ
る倍率設定手段を設け、この倍率設定手段により前記バ
イナリーレートマルチプライヤの分周比の分子を1だけ
変化させたときの前記直流サーボモータの速度変化が1
%に対して十分小さくなるように前記バイナリーレート
マルチプライヤの分周比を設定したことを特徴とする。
〔作用〕
本考案においては、PLL回路により直流サーボモータ
の回転が制御され、PLL回路に設けられた可変分周器
の分周比を変えることにより回転数を可変している。可
変分周器はバイナリーレートマルチプライヤを有してお
り、直流サーボモータに設けられたモータ位置検出器か
らのフィードバックパルスがバイナリーレートマルチプ
ライヤにより分周される。バイナリーレートマルチプラ
イヤにおいては、分周比は、複数ビットのカウンタ値を
分母とし設定値を分子とする分周比となる。この分周比
は、倍率設定手段によりバイナリーレートマルチプライ
ヤの分周比の分子を1だけ変化させたときの直流サーボ
モータの速度変化が1%に対して十分小さくなるように
設定されているので、バイナリーレートマルチプライヤ
の出力周波数の応じて回転速度が制御される直流サーボ
モータの回転速度は、設定された複写倍率に応じて略連
続的に変化することになる。
〔実施例〕
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて説明する。
第1図は本考案に係る速度制御装置を示したものであ
る。図において、(1)は位置設定装置、(2)は位相比較
器、(3)はローパスフィルタ、(4)はパルス幅変調(PW
M)比較回路、(5)は三角波発生回路、(6)は直流サーボ
モータ、(7)はモータ位置検出器、(8)及び(9)は12ビ
ットのバイナリーレートマルチプライヤ、(10)は露光ラ
ンプキャリッジであり、これらの閉ループによりPLL
回路を構成している。
位置設定装置(1)からは、位相比較器(2)に設定周波数
REFなる信号を出力する。
バイナリーレートマルチプライヤ(8)及び(9)は、モータ
位置検出器(7)からのフィードバックパルスを分周し、
位相比較器(2)に分周信号を伝送するようにしている。
この位相比較器(2)により、位置設定装置(1)からの位置
設定信号REFと分周信号とを比較する。
またPWM比較回路(4)と三角波発生回路(5)とでPWM
比較装置を構成し、同装置によって位相比較器(2)の出
力をパルス化し、直流サーボモータ(6)を制御するよう
にしている。
更に、位置設定装置(1)、位相比較器(2)、ローパスフィ
ルタ(3)、PWM比較回路(4)、三角波発生回路(5)及び
直流サーボモータ(6)によって“前向きゲイン”を形成
し、一方、直流サーボモータ(6)、モータ位置検出器(7)
及びバイナリーレートマルチプライヤ(8),(9)によって
“フィードバックゲイン”を形成し、共に閉ループを構
成している。
そして、モータ位置検出器(7)からのフィードバックパ
ルスをバイナリーレートマルチプライヤ(8)及び(9)で分
周し、その分周倍率設定を行うことにより、直流サーボ
モータ(6)の回転速度設定即ちコピー倍率設定を行うよ
うにしている。
前記バイナリーレートマルチプライヤ(8)及び(9)による
分周器の分周比は、このマルチプライヤを12ビット構
成(212=4096)とすると、すなわち、12ビットの
カウンタから構成されているとすると、=4096/mであり、これより =(m/4096)×…………(1)式 となる。
ただし、はモータ位置検出器(7)からのモータ位置
検出パルスの周波数、は分周器(3)のフィードバッ
クパルス周波数、mはバイナリーレートマルチプライヤ
(8)及び(9)の倍率設定値であり、本実施例ではこれが1
2ビットであるために、m<4096の整数である。
いま、モータ位置検出器(7)の発生パルス数を1回転当
たりPパルスとし、位置設定装置(1)の設定周波数を
REFとすると、モータ回転速度N〔rpm〕は、 =(N/60)×P…………(2)式 であり、位相ロック時にはREFであるから、
(2)式を(1)式に代入することにより、 N=(4096/m)×(60/P)×REF……(3)式 を得る。
この(3)式でも明らかなように、mの値を1だけ変化さ
せたときの回転速度の変化量は微小になる。
例えば、P=50〔パルス/回転〕、REF=300Hz
とすると、 (i) m=4000 のとき N=368.64rpm (ii) m=4001 のとき N=368.55rpm となって、0.02%ステップ毎の直流サーボモータ(6)の
回転速度変化の制御が可能となり、たとえば、1%ステ
ップでコピー倍率を設定したいような場合、適当なmの
値を選定することにより、正確な倍率でコピーが可能と
なる。
〔考案の効果〕
上述したように本考案によれば、バイナリーレートマル
チプライヤの倍率設定を変えることにより、略連続とみ
なせる微小ステップでコピー倍率を変化させることがで
きるという効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による速度制御装置の構成を示すブロッ
ク図、第2図は従来の速度制御装置の構成を示すブロッ
ク図である。 (1):位置設定装置 (2):位相比較器 (3):ローパスフィルタ (4):パルス幅変調比較回路 (5):三角波発生回路 (6):直流サーボモータ (7):モータ位置検出器 (8),(9):バイナリーレートマルチプライヤ (10):露光ランプキャリッジ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】光学系キャリッジを駆動する直流サーボモ
    ータの位置検出器の出力をPLL回路のフィードバック
    パルスとして可変分周器に供給し、この可変分周器の出
    力を設定周波数と比較し、その比較結果に応じて前記直
    流サーボモータを制御することにより速度制御を行う複
    写機の速度制御装置において、 前記可変分周器は、前記位置検出器のフィードバックパ
    ルスを複数ビットのカウンタ値を分母とし設定値を分子
    とする分周比で分周するバイナリーレートマルチプライ
    ヤを有し、 このバイナリーレートマルチプライヤの設定値を複写倍
    率に応じて変化させる倍率設定手段を設け、 この倍率設定手段により前記バイナリーレートマルチプ
    ライヤの分周比の分子を1だけ変化させたときの前記直
    流サーボモータの速度変化が1%に対して十分小さくな
    るように前記バイナリーレートマルチプライヤの分周比
    を設定したことを特徴とする複写機の速度制御装置。
JP1984147812U 1984-09-29 1984-09-29 複写機の速度制御装置 Expired - Lifetime JPH0619349Y2 (ja)

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JPS6162599U JPS6162599U (ja) 1986-04-26
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5456119A (en) * 1977-10-11 1979-05-04 Sony Corp Speed controller for motor
JPS56119532A (en) * 1980-02-25 1981-09-19 Nec Corp Digital frequency dividing circuit
JPS59147358A (ja) * 1983-02-10 1984-08-23 Minolta Camera Co Ltd 複写機
JPS59171942A (ja) * 1983-03-19 1984-09-28 Fuji Xerox Co Ltd 複写機の走査制御装置

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JPS6162599U (ja) 1986-04-26

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