JPH0619286A - 像形成装置 - Google Patents
像形成装置Info
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- JPH0619286A JPH0619286A JP17794892A JP17794892A JPH0619286A JP H0619286 A JPH0619286 A JP H0619286A JP 17794892 A JP17794892 A JP 17794892A JP 17794892 A JP17794892 A JP 17794892A JP H0619286 A JPH0619286 A JP H0619286A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、現像剤担持体を潜像担持体に圧接
させて現像を行う像形成装置に関し、ブレードのたわみ
による印字むらを防止することのできる像形成装置を提
供することを目的としている。 【構成】 像形成装置は、潜像担持体11と、該潜像担
持体11上の潜像を現像するための現像剤担持体19
と、該現像剤担持体19上に現像剤を塗布するためのブ
レード20と、を少なくとも備え、現像剤担持体19と
ブレード20とは圧接されている。現像剤担持体19の
中心軸とブレード20のエッジ線20aは相互にねじれ
位置にある。
させて現像を行う像形成装置に関し、ブレードのたわみ
による印字むらを防止することのできる像形成装置を提
供することを目的としている。 【構成】 像形成装置は、潜像担持体11と、該潜像担
持体11上の潜像を現像するための現像剤担持体19
と、該現像剤担持体19上に現像剤を塗布するためのブ
レード20と、を少なくとも備え、現像剤担持体19と
ブレード20とは圧接されている。現像剤担持体19の
中心軸とブレード20のエッジ線20aは相互にねじれ
位置にある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、現像剤担持体を潜像担
持体に圧接させて現像を行う像形成装置に関するもので
ある。
持体に圧接させて現像を行う像形成装置に関するもので
ある。
【0002】電子写真方式のプリンタは、高速で高い品
質の印字が得られるプリンタとして広く普及している
が、最近は、小型でより安価な電子写真プリンタが求め
られている。この要求に答えるため、現像剤(トナー)
を現像剤担持体に塗布し、現像剤担持体を潜像担持体に
押し付けて現像を行う接触現像を用いた装置が種々提案
されている。
質の印字が得られるプリンタとして広く普及している
が、最近は、小型でより安価な電子写真プリンタが求め
られている。この要求に答えるため、現像剤(トナー)
を現像剤担持体に塗布し、現像剤担持体を潜像担持体に
押し付けて現像を行う接触現像を用いた装置が種々提案
されている。
【0003】
【従来の技術】図8は従来の電子写真装置の現像方式説
明図で、図中、1は潜像担持体、2は現像器である。潜
像担持体1は、アルミニウム等の金属素管の上に有機感
光体等の感光体を塗布して構成されている。現像器2
は、ケース3内に、現像剤担持体4と、ブレード5と、
リセットローラ6と、パドルローラ7とを設けるととも
に、トナーを収容して構成されている。
明図で、図中、1は潜像担持体、2は現像器である。潜
像担持体1は、アルミニウム等の金属素管の上に有機感
光体等の感光体を塗布して構成されている。現像器2
は、ケース3内に、現像剤担持体4と、ブレード5と、
リセットローラ6と、パドルローラ7とを設けるととも
に、トナーを収容して構成されている。
【0004】現像器2内に収容されたトナーは、現像剤
担持体4にリセットローラ6によりこすり付けられる。
現像剤担持体4上のトナーは、ブレード5により所定の
厚さに規制されつつ帯電される。帯電されたトナーは、
現像剤担持体4の回転により潜像担持体1の表面に搬送
され、潜像担持体1上の潜像が現像される。なお、潜像
担持体1の表面への潜像形成は、図示しない帯電器によ
る一様帯電,露光手段による露光によって行われる。
担持体4にリセットローラ6によりこすり付けられる。
現像剤担持体4上のトナーは、ブレード5により所定の
厚さに規制されつつ帯電される。帯電されたトナーは、
現像剤担持体4の回転により潜像担持体1の表面に搬送
され、潜像担持体1上の潜像が現像される。なお、潜像
担持体1の表面への潜像形成は、図示しない帯電器によ
る一様帯電,露光手段による露光によって行われる。
【0005】また、現像剤担持体4は潜像担持体1に圧
接されているので、現像器2は潜像担持体1側へ図示し
ない付勢手段により押圧されている。ここで、ブレード
5は、トナーを帯電しつつトナー層厚を規制している。
従って、ブレードエッジ部を長さ方向に均一にしかも一
定の圧力で接触させる必要がある。
接されているので、現像器2は潜像担持体1側へ図示し
ない付勢手段により押圧されている。ここで、ブレード
5は、トナーを帯電しつつトナー層厚を規制している。
従って、ブレードエッジ部を長さ方向に均一にしかも一
定の圧力で接触させる必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、装置を小型
化するために現像器を小さくすると、これに伴い、ブレ
ードも小さくする必要がある。ブレードを小さくする
と、機械的強度が不足し、ブレードがたわむ場合があ
る。ブレードがたわむと、ブレードと現像剤担持体との
接触圧力が中央部と端部で異なり、トナーの帯電量が不
均一になったり、トナーの均一な層厚規制ができなくな
り、用紙の中央部と端部で印字濃度が不均一になった
り、中央部のみかぶりが発生したりする。
化するために現像器を小さくすると、これに伴い、ブレ
ードも小さくする必要がある。ブレードを小さくする
と、機械的強度が不足し、ブレードがたわむ場合があ
る。ブレードがたわむと、ブレードと現像剤担持体との
接触圧力が中央部と端部で異なり、トナーの帯電量が不
均一になったり、トナーの均一な層厚規制ができなくな
り、用紙の中央部と端部で印字濃度が不均一になった
り、中央部のみかぶりが発生したりする。
【0007】本発明は、ブレードのたわみによる印字む
らを防止することのできる像形成装置を提供することを
目的としている。
らを防止することのできる像形成装置を提供することを
目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図で、図中、19は現像ローラ等の現像剤担持体、20
はブレードである。現像剤担持体19は、感光ドラム等
の潜像担持体(図示省略)上の潜像を現像するためのも
のである。ブレード20は、現像剤担持体19上に現像
剤を塗布するためのもので、現像剤担持体19に圧接さ
れている。現像剤担持体19の中心軸lとブレード20
のエッジ線20aは、相互にねじれ位置にある。
図で、図中、19は現像ローラ等の現像剤担持体、20
はブレードである。現像剤担持体19は、感光ドラム等
の潜像担持体(図示省略)上の潜像を現像するためのも
のである。ブレード20は、現像剤担持体19上に現像
剤を塗布するためのもので、現像剤担持体19に圧接さ
れている。現像剤担持体19の中心軸lとブレード20
のエッジ線20aは、相互にねじれ位置にある。
【0009】このねじれ位置は、現像剤担持体19にブ
レード20が圧接する際の該ブレード20のたわみを吸
収して略均一な圧接力が得られるように設定することが
望ましい。
レード20が圧接する際の該ブレード20のたわみを吸
収して略均一な圧接力が得られるように設定することが
望ましい。
【0010】また、現像剤担持体19と潜像担持体の軸
がねじれ位置に配置されている場合には、現像剤担持体
19に対するブレード20のねじれ方向を、潜像担持体
に対する現像剤担持体19のねじれ方向と逆方向に設定
することが望ましい。
がねじれ位置に配置されている場合には、現像剤担持体
19に対するブレード20のねじれ方向を、潜像担持体
に対する現像剤担持体19のねじれ方向と逆方向に設定
することが望ましい。
【0011】
【作用】上記のように現像剤担持体19の中心軸lとブ
レード20のエッジ線20aがねじれ位置に配置されて
いるため、ブレード20がたわんでも、図2に示すよう
に、現像剤担持体19上のブレード20のエッジが接触
する部分が凸形状Aとなるので、略均等に現像剤担持体
19とブレード20が接触するようになる。また、現像
剤担持体19と潜像担持体がねじれ位置に配置されてい
る場合には、現像剤担持体19に対するブレード20の
ねじれ方向を、潜像担持体に対する現像剤担持体19の
ねじれ方向と逆方向にすると、現像剤担持体19に作用
するスラスト方向の力を打ち消すことができる。
レード20のエッジ線20aがねじれ位置に配置されて
いるため、ブレード20がたわんでも、図2に示すよう
に、現像剤担持体19上のブレード20のエッジが接触
する部分が凸形状Aとなるので、略均等に現像剤担持体
19とブレード20が接触するようになる。また、現像
剤担持体19と潜像担持体がねじれ位置に配置されてい
る場合には、現像剤担持体19に対するブレード20の
ねじれ方向を、潜像担持体に対する現像剤担持体19の
ねじれ方向と逆方向にすると、現像剤担持体19に作用
するスラスト方向の力を打ち消すことができる。
【0012】
【実施例】以下、図3乃至図7に関連して本発明の実施
例を説明する。
例を説明する。
【0013】図3は本発明が適用される電子写真プリン
タ(像形成装置)の構造概要を示す側面図で、図中、1
1は感光ドラム(潜像担持体)、12は現像器である。
感光ドラム11は、アルミニウム製の素管にOPC等の
感光体を塗布したもので、その周囲には、前帯電器1
3,レーザ光学系(露光手段)14,上記現像器12,
転写器15,除電器16,クリーナ17が配置されてい
る。18は定着器、28は記録用紙を繰り出すピックロ
ーラ、29は繰り出された記録用紙を所定のタイミング
で転写位置に供給するための待機ローラである。
タ(像形成装置)の構造概要を示す側面図で、図中、1
1は感光ドラム(潜像担持体)、12は現像器である。
感光ドラム11は、アルミニウム製の素管にOPC等の
感光体を塗布したもので、その周囲には、前帯電器1
3,レーザ光学系(露光手段)14,上記現像器12,
転写器15,除電器16,クリーナ17が配置されてい
る。18は定着器、28は記録用紙を繰り出すピックロ
ーラ、29は繰り出された記録用紙を所定のタイミング
で転写位置に供給するための待機ローラである。
【0014】前帯電器13は、感光体表面を一様に帯電
するためのもので、コロトロン,スコロトロン等が用い
られている。レーザ光学系14は、印字信号によって感
光体上をレーザ走査して潜像を形成するためのものであ
る。転写器15は、感光ドラム11上に形成されたトナ
ー像(潜像を現像器12により現像することによって得
られる)を供給された用紙に転写するためのもので、コ
ロトロンが用いられている。
するためのもので、コロトロン,スコロトロン等が用い
られている。レーザ光学系14は、印字信号によって感
光体上をレーザ走査して潜像を形成するためのものであ
る。転写器15は、感光ドラム11上に形成されたトナ
ー像(潜像を現像器12により現像することによって得
られる)を供給された用紙に転写するためのもので、コ
ロトロンが用いられている。
【0015】除電器16は、感光ドラム11に光を照射
して潜像を消去するためのもので、LEDアレイ等が用
いられる。クリーナ17は、感光ドラム11上に残留し
たトナーを除去するためのもので、クリーニングブレー
ド,ファーブラシ等が用いられる。定着器18は、用紙
上に転写されたトナー像を定着するためのもので、熱ロ
ーラが用いられている。
して潜像を消去するためのもので、LEDアレイ等が用
いられる。クリーナ17は、感光ドラム11上に残留し
たトナーを除去するためのもので、クリーニングブレー
ド,ファーブラシ等が用いられる。定着器18は、用紙
上に転写されたトナー像を定着するためのもので、熱ロ
ーラが用いられている。
【0016】現像器12は、現像ローラ(現像剤担持
体)19,ブレード20,リセットローラ21,パドル
ローラ22,及びこれらを収容するケース23より成
り、ケース23内には現像剤が充填されている。ケース
23は支持板27に支持されている。現像ローラ19
は、ステンレス,アルミニウム等の導電性の軸に、導電
性のゴム,発泡体(スポンジ等)をライニングしたもの
で、本例では、直径8mmのステンレスの軸に外径が2
0mmとなるようにゴム硬度30°の導電ゴムがライニ
ングされたものを用いた。
体)19,ブレード20,リセットローラ21,パドル
ローラ22,及びこれらを収容するケース23より成
り、ケース23内には現像剤が充填されている。ケース
23は支持板27に支持されている。現像ローラ19
は、ステンレス,アルミニウム等の導電性の軸に、導電
性のゴム,発泡体(スポンジ等)をライニングしたもの
で、本例では、直径8mmのステンレスの軸に外径が2
0mmとなるようにゴム硬度30°の導電ゴムがライニ
ングされたものを用いた。
【0017】ブレード20は、板厚0.1mmのステン
レス板で、ブレードホルダ25に固定されており、ブレ
ードホルダ25の軸25aはケース23の側板に回動可
能に支持されている。ブレードホルダ25はばね26に
より付勢され、これにより、ブレード20は現像ローラ
19に線厚30gf/cmで圧接している。ここで、現
像器両側部での軸25aの位置は、図3の手前と奥で高
さを変えてある(ブレード20と現像ローラ19がねじ
れ位置になるように配置される)。これにより、ブレー
ドがたわんでも現像ローラ19とブレード20のエッジ
が略均等に接触するようになる。
レス板で、ブレードホルダ25に固定されており、ブレ
ードホルダ25の軸25aはケース23の側板に回動可
能に支持されている。ブレードホルダ25はばね26に
より付勢され、これにより、ブレード20は現像ローラ
19に線厚30gf/cmで圧接している。ここで、現
像器両側部での軸25aの位置は、図3の手前と奥で高
さを変えてある(ブレード20と現像ローラ19がねじ
れ位置になるように配置される)。これにより、ブレー
ドがたわんでも現像ローラ19とブレード20のエッジ
が略均等に接触するようになる。
【0018】図4(A)はこのたわみ補正対策を示し、
23aは現像器ケースの側板である。本図に示すよう
に、軸25aの側板23aに支持される位置は、左側
(図3の手前側)で高くなり、右側(図3の奥側)で低
くなっている。なお、図4(B)に示すように、ブレー
ドホルダ25は水平に取り付け、該ブレードホルダ25
に対しブレード20を斜めに取り付けても同じになる。
次に、たわみ補正例を説明する。
23aは現像器ケースの側板である。本図に示すよう
に、軸25aの側板23aに支持される位置は、左側
(図3の手前側)で高くなり、右側(図3の奥側)で低
くなっている。なお、図4(B)に示すように、ブレー
ドホルダ25は水平に取り付け、該ブレードホルダ25
に対しブレード20を斜めに取り付けても同じになる。
次に、たわみ補正例を説明する。
【0019】たわみ補正例;たわみを補正するためのブ
レードホルダの手前と奥の高低差は以下のようにして決
める。まず、図5(図5(A)は平面図、図5(B)は
側面図)に示すように、ブレードたわみ測定治具でブレ
ード20を均等に荷重したときのたわみ量を測定する。
ブレードたわみ測定治具は、測定台101,ブレード押
圧手段102,ブレード変位測定手段(図示せず)から
成る。ブレード押圧手段102は、ばねばかりで、本図
では9個用いている。
レードホルダの手前と奥の高低差は以下のようにして決
める。まず、図5(図5(A)は平面図、図5(B)は
側面図)に示すように、ブレードたわみ測定治具でブレ
ード20を均等に荷重したときのたわみ量を測定する。
ブレードたわみ測定治具は、測定台101,ブレード押
圧手段102,ブレード変位測定手段(図示せず)から
成る。ブレード押圧手段102は、ばねばかりで、本図
では9個用いている。
【0020】理想的には、ブレードを均等に荷重するの
が良いので、ばねばかりの数は多い方が良い。また、ブ
レードのたわみ量は、ブレード変位測定手段を用いて測
定する。本例では、レーザ変位計を用い、中央部と両端
部の3ケ所の測定を行う。たわみ量の測定は、まず現像
器を固定し、レーザ変位計によりブレードの位置を測定
する。次に、ブレード全長にわたり均等荷重となるよう
にブレード押圧手段102を調整する。
が良いので、ばねばかりの数は多い方が良い。また、ブ
レードのたわみ量は、ブレード変位測定手段を用いて測
定する。本例では、レーザ変位計を用い、中央部と両端
部の3ケ所の測定を行う。たわみ量の測定は、まず現像
器を固定し、レーザ変位計によりブレードの位置を測定
する。次に、ブレード全長にわたり均等荷重となるよう
にブレード押圧手段102を調整する。
【0021】このときの押圧力は、装置でブレードが押
圧される力と等しくする。本例では、30gf/cmと
なるようにブレード押圧手段102を整調した。ブレー
ド押圧手段102の調整が終了したら、再びブレードの
変位測定を行う。このときの変位が現像ローラを均等荷
重したときのたわみδである。本例では、ブレード20
の長さが250mmで、δ=60μmであった。このδ
から、軸25aの手前と奥の高低差を次のように求め
る。
圧される力と等しくする。本例では、30gf/cmと
なるようにブレード押圧手段102を整調した。ブレー
ド押圧手段102の調整が終了したら、再びブレードの
変位測定を行う。このときの変位が現像ローラを均等荷
重したときのたわみδである。本例では、ブレード20
の長さが250mmで、δ=60μmであった。このδ
から、軸25aの手前と奥の高低差を次のように求め
る。
【0022】図6は現像ローラの断面からのブレード位
置設定手順である。まず現像ローラ19の中心を通る水
平線を引き、ローラ表面からδだけ中心よりに垂線を引
く。この垂線のローラ表面との交点の水平線からの距離
(高さ)をhとする。ブレード両端の変位量測定位置
が、現像ローラ中心線と±hずれるようにブレード19
を配置する。本例では、現像ローラ19の直径が20m
mでh=1.4mmとなった。
置設定手順である。まず現像ローラ19の中心を通る水
平線を引き、ローラ表面からδだけ中心よりに垂線を引
く。この垂線のローラ表面との交点の水平線からの距離
(高さ)をhとする。ブレード両端の変位量測定位置
が、現像ローラ中心線と±hずれるようにブレード19
を配置する。本例では、現像ローラ19の直径が20m
mでh=1.4mmとなった。
【0023】従って、ブレードホルダ25の軸25a
と、手前側で1.4mm上になり、奥側で1.4mm下
になるように斜めに配置した。これにより、現像ローラ
19とブレード20の圧接力を略均一にすることがで
き、印字濃度むらのない良好な印字が得られた。
と、手前側で1.4mm上になり、奥側で1.4mm下
になるように斜めに配置した。これにより、現像ローラ
19とブレード20の圧接力を略均一にすることがで
き、印字濃度むらのない良好な印字が得られた。
【0024】ところで、感光体と現像ローラの接触圧不
均一による印字むらをなくすために、感光ドラムの軸と
現像ローラの軸をねじれ位置に配置することが、本出願
人により既に提案(特願平4−78128号、平成4年
4月1日出願)されている。このような場合に本発明を
適用する際には、図7に示すように、感光ドラム11に
対する現像ローラ19のねじれ方向と逆の方向に、ブレ
ード20を現像ローラ19に対しねじると良い。
均一による印字むらをなくすために、感光ドラムの軸と
現像ローラの軸をねじれ位置に配置することが、本出願
人により既に提案(特願平4−78128号、平成4年
4月1日出願)されている。このような場合に本発明を
適用する際には、図7に示すように、感光ドラム11に
対する現像ローラ19のねじれ方向と逆の方向に、ブレ
ード20を現像ローラ19に対しねじると良い。
【0025】このようにねじれ方向を逆にすると、現像
ローラ19に働くスラスト方向の力は互いに打ち消し合
って低減される。また、感光ドラム11と現像ローラ1
9の摩擦力と、現像ローラ19とブレード20の摩擦力
が略等しい場合には、感光ドラム11の中心軸とブレー
ド20のエッジ線を平行にすることによって、スラスト
方向の力を相殺することができる。
ローラ19に働くスラスト方向の力は互いに打ち消し合
って低減される。また、感光ドラム11と現像ローラ1
9の摩擦力と、現像ローラ19とブレード20の摩擦力
が略等しい場合には、感光ドラム11の中心軸とブレー
ド20のエッジ線を平行にすることによって、スラスト
方向の力を相殺することができる。
【0026】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、現
像剤担持体の中心線とブレードのエッジ線をねじれ位置
に配置することにより、現像剤担持体上のブレードエッ
ジの接触位置が凸形状となるので、ブレードがたわんで
も略均一な荷重分布が得られる。従って、印字むらを防
止することが可能になる。また、現像剤担持体と潜像担
持体がねじれ位置に配置されている場合は、現像剤担持
体に対するブレードのねじれ方向を、潜像担持体に対す
る現像剤担持体のねじれ方向と逆方向にすると、現像剤
担持体に作用するスラスト方向の力を打ち消すことがで
きる。
像剤担持体の中心線とブレードのエッジ線をねじれ位置
に配置することにより、現像剤担持体上のブレードエッ
ジの接触位置が凸形状となるので、ブレードがたわんで
も略均一な荷重分布が得られる。従って、印字むらを防
止することが可能になる。また、現像剤担持体と潜像担
持体がねじれ位置に配置されている場合は、現像剤担持
体に対するブレードのねじれ方向を、潜像担持体に対す
る現像剤担持体のねじれ方向と逆方向にすると、現像剤
担持体に作用するスラスト方向の力を打ち消すことがで
きる。
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】図1の構成のブレードエッジ線を示す正面図で
ある。
ある。
【図3】本発明が適用される電子写真プリンタの構造概
要を示す側面図である。
要を示す側面図である。
【図4】本発明の実施例のたわみ補正対策説明図で、図
4(A)はブレードホルダの軸の高さを手前と奥で変え
た場合を示し、図4(B)は水平に取り付けられたブレ
ードホルダにブレードを斜めに取り付けた場合を示して
いる。
4(A)はブレードホルダの軸の高さを手前と奥で変え
た場合を示し、図4(B)は水平に取り付けられたブレ
ードホルダにブレードを斜めに取り付けた場合を示して
いる。
【図5】本発明の実施例のブレードたわみ測定手順説明
図である。
図である。
【図6】本発明の実施例の現像ローラの断面からのブレ
ード位置設定手順説明図である。
ード位置設定手順説明図である。
【図7】本発明の実施例のブレード配置の他の例を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図8】従来の電子写真装置の現像方式説明図である。
11 感光ドラム(潜像担持体) 19 現像ローラ(現像剤担持体) 20 ブレード 20a エッジ線
Claims (3)
- 【請求項1】 潜像担持体と、 前記潜像担持体上の潜像を現像するための現像剤担持体
(19)と、 前記現像剤担持体(19)上に現像剤を塗布するための
ブレード(20)と、 を少なくとも備え、前記現像剤担持体(19)と前記ブ
レード(20)とが圧接されている像形成装置におい
て、 前記現像剤担持体(19)の中心軸と、前記ブレード
(20)のエッジ線(20a)が相互にねじれ位置にあ
ることを特徴とする像形成装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の像形成装置において、 ねじれ位置が、 現像剤担持体(19)にブレード(20)が圧接する際
の該ブレード(20)のたわみを吸収して略均一な圧接
力が得られるように設定されたことを特徴とする像形成
装置。 - 【請求項3】 潜像担持体と、 前記潜像担持体上の潜像を現像するための現像剤担持体
(19)と、 前記現像剤担持体(19)上に現像剤を塗布するための
ブレード(20)と、 を少なくとも備え、前記現像剤担持体(19)と前記ブ
レード(20)とが圧接されている像形成装置であっ
て、 前記現像剤担持体(19)と前記潜像担持体の軸がねじ
れ位置に配置されている像形成装置において前記現像剤
担持体(19)に対する前記ブレード(20)のねじれ
方向が、 前記潜像担持体に対する前記現像剤担持体(19)のね
じれ方向と逆方向に設定されていることを特徴とする像
形成装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17794892A JP3044423B2 (ja) | 1992-07-06 | 1992-07-06 | 像形成装置 |
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JP17794892A JP3044423B2 (ja) | 1992-07-06 | 1992-07-06 | 像形成装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH0619286A true JPH0619286A (ja) | 1994-01-28 |
JP3044423B2 JP3044423B2 (ja) | 2000-05-22 |
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JP17794892A Expired - Fee Related JP3044423B2 (ja) | 1992-07-06 | 1992-07-06 | 像形成装置 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006215412A (ja) * | 2005-02-04 | 2006-08-17 | Canon Inc | 画像形成装置 |
-
1992
- 1992-07-06 JP JP17794892A patent/JP3044423B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006215412A (ja) * | 2005-02-04 | 2006-08-17 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JP4617169B2 (ja) * | 2005-02-04 | 2011-01-19 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3044423B2 (ja) | 2000-05-22 |
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