JPH06191727A - 紡糸ボビンから垂れ糸を除去する装置 - Google Patents

紡糸ボビンから垂れ糸を除去する装置

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JPH06191727A
JPH06191727A JP5268794A JP26879493A JPH06191727A JP H06191727 A JPH06191727 A JP H06191727A JP 5268794 A JP5268794 A JP 5268794A JP 26879493 A JP26879493 A JP 26879493A JP H06191727 A JPH06191727 A JP H06191727A
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JP
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roller
spinning
bobbin
caddy
suction port
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JP5268794A
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Inventor
Helmuth Hensen
ヘンゼン ヘルムート
Wolfgang Irmen
イルメン ヴォルフガング
Rene Bucken
ブッケン レネ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oerlikon Textile GmbH and Co KG
Original Assignee
W Schlafhorst AG and Co
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Publication date
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H9/00Arrangements for replacing or removing bobbins, cores, receptacles, or completed packages at paying-out or take-up stations ; Combination of spinning-winding machine
    • D01H9/18Arrangements for replacing or removing bobbins, cores, receptacles, or completed packages at paying-out or take-up stations ; Combination of spinning-winding machine for supplying bobbins, cores, receptacles, or completed packages to, or transporting from, paying-out or take-up stations ; Arrangements to prevent unwinding of roving from roving bobbins
    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H11/00Arrangements for confining or removing dust, fly or the like
    • D01H11/005Arrangements for confining or removing dust, fly or the like with blowing and/or suction devices

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Replacing, Conveying, And Pick-Finding For Filamentary Materials (AREA)
  • Coiling Of Filamentary Materials In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 紡糸ボビンの垂れ糸の除去効果が改善され、
しかも構造の簡単な垂れ糸除去装置を提供する。 【構成】 紡糸ボビン1の搬送路の横に、紡糸ボビン1
の縦の延びの少なくとも一部にわたって延びる吸込口1
7を設ける。吸込口17に続いて掴み性能を有する表面
を備えたローラ15を配置し、このローラ周速度を高速
にして、糸を吸引し、ほぐす効果を生ぜしめる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は特許請求の範囲第1項上
位概念による装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】リング精紡機のスピンドルから紡糸ボビ
ンをスキュアを備えた搬送ベルト上へ玉揚げするさい、
紡糸ヘッドから紡糸ボビンへ延びる糸が切離される。糸
を直接に紡糸ボビン体に接したところで切断できないの
で、常に余分の糸が紡糸ボビンから垂れ下がることにな
る。搬送時に、とりわけ糸が障害物に引掛かるような時
には、巻取られている糸のワインディングがボビンから
引出されて、いわゆる垂れ糸が生じる。この垂れ糸は、
それ以降のボビンの処理や搬送に著しい障害となる。
【0003】この問題は、ばら荷として供給されたボビ
ンが振動コンベア内でばらばらにされた後、直立状態で
キャディにより継続搬送される場合にも、発生する。こ
の場合には、順に一つ一つにされる紡糸ボビンの間に生
じる垂れ糸の形成が、付加的にそれまでの相互接触や、
他のボビンとの接触によって助長される。
【0004】不都合な結果を生むこの垂れ糸の問題に対
処するため、DE−GM8811305.1による、紡
糸ボビンから垂れ糸を分離する装置では、搬送路に沿っ
てボビンを搬送することが提案されている。この場合、
スキュア上に直立して搬送されて来るボビンの搬送路と
並んで切断装置が配置され、この切断装置には垂れ糸を
切断装置へ運ぶ導入部材が設けられている。この切断装
置は、原則として、導入部材から垂れ糸を受取るカッタ
ーの鉛直方向のユニットから成っている。
【0005】このような形式で切断される糸は、たいて
い、紡糸ボビン間に延びて双方のボビンに絡まり合った
り、引掛ったりしている糸だけである。このため、比較
的長い糸端が残ることがあり、これらの糸端が、それ以
後の搬送路で新たに隣りのボビン又は機械部品に引掛か
るおそれがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
課題は、紡糸ボビンないし繊維ボビンの垂れ糸の除去効
果が改善されると同時に、構造が簡単化された、垂れ糸
除去装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題は、本発明によ
れば特許請求の範囲第1項記載の特徴を有する手段によ
り解決された。
【0008】紡糸ボビンの搬送路と並んで吸込口を配置
することにより、除去装置本体への垂れ糸の導入が、付
加的な導入部材なしで可能になる。しかも、隣接ボビン
間に延びる垂れ糸のみでなく、ボビンのワインディング
からとび出していて、のちになって初めて他の機械部品
や隣接ボビンにからまるおそれのある糸をも捕捉するこ
とができる。本発明によりローラの回転速度が高くされ
ているため、強力な付加的吸込流が生ぜしめられる。特
に、糸の部分又は垂れ糸をほぐすことにより一様に高い
引張力を捕捉された糸端に及ぼすことができる。このた
め、本装置は、導入された糸を一度ほぐすだけではな
く、とび出している糸端ないし垂れ糸を紡糸ボビンから
引離す作用をも有している。したがって、従来の技術と
は異なり、とび出している糸端を紡糸ボビンから十分に
除去することができる。そのさい、更に重要な点は、吸
込口の外で糸が切れた場合にも、連続的な吸込空気流に
よって極めて迅速に糸端を捕捉し、ボビンから分離する
ことができる点である。いちど捕捉された糸端はボビン
から分離されるまで引出される。
【0009】本発明は、更に、請求項2から13に記載
の特徴を有する手段により有利に構成されている。
【0010】直立する紡糸ボビンの縦方向での吸込口の
長さは、垂れ糸をその位置とは無関係に捕捉し得るだけ
の長さに選定されている。
【0011】ローラの既述の周速度により、一方では、
ほどけて垂れ下がっている垂れ糸を隣接ボビンから剥ぎ
取るのに十分な負圧が生ぜしめられる。他方では、垂れ
糸の、捕捉された糸端に対し比較的強い引張力が及ぼさ
れる。
【0012】負圧を強化するためには、言いかえると、
下に横たわっている垂れ糸や固く引掛かっている垂れ糸
をも捕捉するためには、吸入ハウジングに付加的に負圧
源を接続しておくのが有利である。
【0013】紡糸ボビン搬送路の、吸込口に隣接する搬
送路区間でボビンを回転させることにより、付加的にボ
ビンを全周にわたって垂れ糸から解放することができ
る。
【0014】キャディ使用時には、回転駆動装置の代り
に搬送通路を湾曲させるだけで、この回転を生じさせる
ことができる。別個の定置回転装置の省略に加えて、こ
の場合、紡糸ボビンが、回転中に吸込口のところを通過
するようにすることができる。こうすることにより、ボ
ビンからボビンへ延びている垂れ糸が効果的に除去でき
る。
【0015】付加的な負圧源に吸入ハウジングを接続す
る代りに、もしくは付加的に、搬送路の向い側に別に送
風機を設けておくこともできる。このような送風機は、
比較的固くからみ着いたり、引掛ったりしている垂れ糸
を除去する場合、したがって吸込口への導入をより強力
に補助する必要がある場合に、効果的である。
【0016】ワインダが、リング精紡機と結合されてい
るか、自動紡糸ボビンフィーダと結合されているかに応
じて、ボビン搬送路のところには異なる配置が可能であ
る。
【0017】
【実施例】以下で本発明を図示の実施例につき説明す
る。
【0018】本発明により繊維ボビンないし紡糸ボビン
を具体化しているコップ1は、図1では、コップ管2な
いし管基部2′を介して搬送ベルト5のコップ用スキュ
ア6にはめ込まれている。この搬送ベルト5には、所定
間隔で固定配置されたコップ用スキュア6と管用スキュ
ア6′とが備えられている。リング精紡機長手側にこの
ように搬送ベルトを配置することは、広く行なわれてい
る。この種の搬送ベルト5は、その管用スキュア6′が
玉揚げ過程での管保管場所として役立ち、他方、コップ
用スキュア6は紡糸スピンドルからのコップ1を受取る
のに役立っている。
【0019】図1及び図2では、この搬送ベルト5は、
リング精紡機のアウトエンド8の区域に示されている。
この搬送ベルトは、リングスピンドルと、ワインダ又は
他の搬送装置へのコップ引渡個所との間に配置されてい
る。
【0020】各コップ1から機械部分又は隣接コップに
延びる垂れ糸は、すでに玉揚げ時に発生するので、玉揚
げ直後のコップ搬送時に搬送ベルト5上でこの垂れ糸を
除去するのが好ましい。そのためには、図1及び図2か
ら分かるように、吸込口17をコップ1の搬送路のすぐ
隣りに配置しておく。この吸込口17は、出来るだけコ
ップ表面近くに設けるようにする。実質的に吸込口17
を形成する案内板20,21は、搬送ベルト5上のコッ
プの一定の搬送区間にわたって吸込口17が延びている
ように形成されている。その場合、同時に2つの隣接コ
ップ1から吸引するようにすることができる。吸込空気
流の主要部分は、しかし、場合により垂れ糸が延びてい
る、これら2つのコップの間を通るようにする。
【0021】更に後になって引掛かる可能性のある突出
した糸、すなわち垂れ糸となる可能性のある糸を、コッ
プ表面のそれらの糸の位置とは無関係に捕捉するため
に、コップ1は吸込口17の区域で付加的にコップ縦軸
線を中心として回転せしめられる。この目的のために、
この搬送区間に沿って、管先端2″に接触する駆動ベル
ト11が延びている。この区間に沿って管先端2″は向
い合った転動縁12に支えられている。
【0022】駆動ベルト11はベルト車10を介してモ
ータ9により、各管先端2″に接触するベルト側が搬送
ベルト5の搬送方向に動かされる方向に駆動される。こ
れによって、管先端2″は向い合った転動縁12のとこ
ろを転動する。駆動ベルト11の速度は、コップをその
準備搬送の間に吸込口17のところで少なくとも1回回
転させるために、搬送ベルト5の速度より幾分高速にし
ておく。
【0023】駆動ベルト11は、これを駆動するベルト
車10による以外に、搬送ベルト5の搬送方向で見て上
流に配置されたベルト車10′により変向される。ベル
ト車10,10′とモータ9とは、詳しくは図示されて
いない保持部を介してリング精紡機のアウトエンド8に
固定されている。同じく、図1には搬送ベルト5の変向
ローラ5′と支持ローラ5″とが示されている。しか
し、これは搬送ベルトの従来式の駆動なので、詳しい説
明は省略する。
【0024】吸込口17には、固定配置された吸入ハウ
ジング14が接続されている。図にはハウジング14の
保持部は省略されている。図1及び図2に示した矢印は
空気流がコップ1のところを通り、吸込口17を通過
し、ローラ15を過ぎ、通路18を流過する様子を示し
たものである。ローラ15は比較的高い回転数、たとえ
ば5,000rpm.の値を有しているので、掴み性能
を有するローラ表面のみによって、垂れ糸7の捕捉と吸
引に十分な空気流を発生させることができる。ローラ1
5の被覆は、有利には図4の(a)に示した被覆31で
あり、これは実質的には、ローラ15の周囲、ないしは
符号24の個所にら旋状に延びる歯状ワイヤ32から成
っている。歯状ワイヤは図4の(b)に部分的に示され
ているが、更に後で詳述する。
【0025】既述のように発生せしめられた空気流によ
り、場合によってはいわゆる継ぎ糸とからまり合った糸
端が、隣接コップ又は他の機械部分に引掛かり、吸込口
17から吸入され、ローラ15の被覆上に達することが
ある。捕捉された垂れ糸7,7′は、掴み性能を有する
表面と高速の周速度とにより個々の繊維に解きほぐされ
る。しかし、その場合、糸自体に更に高い引張力が及ぼ
される。それによって、捕捉された糸は寸断されるだけ
でなく、除去され、コップ表面には新しい糸端が残り、
新たな垂れ糸が生じるおそれは最低限に抑えられる。
【0026】コップ長さの大部分にわたって延びる吸込
口17によって、場合によっては同時に、上方1/3の
ところの垂れ糸7から基部ワインディング4の区域の垂
れ糸7′まで吸込み、かつ分離することができる。場合
によっては存在するリザーブワインディングの糸3は、
コップ表面で弛んでいる場合にのみ捕捉される。基部ワ
インディング4内に固く入り込んでいる場合には、捕捉
されない。コップ表面に固く巻付けられているワインデ
ィングは弛みにくい。したがって、そのように巻付くよ
うにすることにより、後で垂れ糸が生じないようにする
ことも意図している。
【0027】吸入ハウジング14には吸込管19が接続
されている。この吸込管は、フィルターの間そうされた
負圧源への接続部を有している。負圧源と吸入ハウジン
グ14との間には、空気遮断部材(図示せず)を配置し
ておくのが有利である。この遮断部材は、搬送ベルト5
が停止され、一方では、所要空気が減少し、他方では、
吸込口17のところに置かれたコップ1に余り長く送風
することを避ける必要がある場合に、閉じられる。遮断
部材の操作は、この場合、搬送ベルト5の駆動モータと
接続することにより、簡単に可能である。
【0028】空気案内エッジ22により、ローラ15か
ら接線方向に空気が通路18内を流れ、吸入管19内へ
導かれ、ローラ15によりほぐされた繊維を含む出来る
だけ少量の空気をローラ15が連行するようにされる。
加えて、吸込口17から吸入ハウジング14への移行部
には2つの分離板17′,17″が配置されている。捕
捉された糸がローラ15の傍らに達し、そこで糸玉を形
成することが、この分離板により防止される。
【0029】ローラ15は、この場合、5,000rp
m.の回転数を有するモータ16と直接結合されてい
る。これにより達せられるローラ周速度は約1,000
m/minである。そのさいのローラ直径は60mmで
ある。
【0030】垂れ糸を吸込口17へ案内する作業を付加
的に補助するため、吸込口17の反対側に送風ノズル1
3を配置することができる。この送風ノズルにより、特
に、隣接コップ間に延びる垂れ糸7を吸込口17へ導入
することができる。この付加的な措置が必要となるの
は、糸が高い引張強さを有していて、垂れ糸形成のさい
に隣接コップ間に垂れ糸がピント張られているような場
合である。
【0031】送風の流れを強力に集中するため、極端な
場合には、図2に示した形式に比較して送風ノズル13
を狭く構成する。同じように、この送風空気流を脈動的
に構成することも可能である。
【0032】これまで説明した本発明の実施例は、紡糸
機とワインダとが直接に接続されている場合に効果的に
適用可能であるのに対し、以下で説明する実施例の場合
は、別個の、分離されている機械に用いるのが有利であ
る。その場合、コップ1は、コップを一つ一つにする振
動コンベアを有する公知のコップフィーダを介して、ワ
インダの搬送システムへ引渡される。この種の搬送装置
は、現在では、多くの場合、キャディ35用の搬送回路
により形成されている。キャディにより直立コップ1又
は空管2が搬送され、加工ステーション、たとえば繰出
しステーションでもキャディ上にとどまっている。
【0033】図3のコップ1は、コップ管2ないし管基
部2′を介してキャディ35のスキュア35′に差込ま
れている。このキャディ35は搬送ベルト37上に摩擦
接続式に配置され、搬送路に沿って運ばれる。
【0034】キャディ35の案内にはC字形の案内レー
ル38,39が設けられている。これらの案内レール3
8,39の下方水平部分は同時に搬送ベルト37の支持
部として役立っている。
【0035】図示の位置では、キャディ35のベースプ
レート36のところに駆動ローラ41と2つの向い合っ
たローラ40が密接している。これら3個のローラによ
りキャディは所定位置に位置せしめられる。
【0036】駆動ローラ41は、接続されている駆動モ
ータ42により回転せしめられる。このホイールフラン
ジローラとして構成されている駆動ローラ41は、キャ
ディ35のベースプレート36の周面との摩擦接続によ
りキャディを駆動する。スキュア35′に差込まれたコ
ップ1は、そのようにして回転せしめられる。
【0037】ベースプレート36とスキュア35′との
間には、更に台座36′が配置され、この台座が、管基
部の支持部又は搬送システム内に場合により設けられて
いるストッパ用の対応接触部として役立ち、あるいは又
案内目的に役立っている。
【0038】案内レール38,39は、この場合、切欠
き(図示せず)を有し、駆動ローラ41及び反対側のロ
ーラ40が通り抜けられる。加えて、付加的ストッパに
より、到着するキャディを、3個のローラ40,41の
間で回転駆動が行なわれる位置に止めることも考えられ
る。その目的のためには、たとえば駆動ローラ41又は
40を搬送ベルト37の搬送方向に対し直角に位置変更
可能にしておくことができる。
【0039】既述の実施例とは異なり、この場合にはコ
ップは吸込口25に向い合って止められ、その位置で回
転せしめられる。その場合、目的とされるのは、吸込口
25に向い合ったコップ1から、あらゆる垂れ糸30な
いし30′を除去し、隣接コットとの垂れ糸の結合を断
ち切ることである。
【0040】この場合も、コップ1の長さの大半にわた
って吸込口25が延びるようにすることによって、場合
によっては同時に上方1/3のところの垂れ糸から、基
部ワインディング4の区域の垂れ糸まで分断することが
できる。そのさい、場合によっては存在するリザーブワ
インディングの糸3は、コップ表面で弛みを生じている
場合のみ捕捉される。このリザーブワインディングの糸
3が未だ固く基部ワインディング4内に巻付けられてい
る場合には、捕捉されない。この場合に前提とされてい
るのは、基部ワインディング4の除去は、コップ搬送路
の更に下流のステーションで行なうということである。
もちろん、この付加的なステーションは、図3に示した
位置で糸繰出方向に基部ワインディング4が完全にほど
かれるまでコップを回転させる措置がとられる場合に
は、不要である。
【0041】吸入ハウジングは、図3に示した例の場
合、同じように異なる構成を有している。ローラ24
は、その回転軸が水平に配置されている。この図は、本
発明による装置がこのローラ24の特定の位置に限定さ
れるものではないことを示したものである。
【0042】吸込口25は、第1の実施例の吸込口17
と類似の構成を有している。通路27がローラ24に、
被覆の運動方向で直接に続いている。こうすることによ
り空気の案内が円滑に行なわれる。この場合も、通路2
7は吸入管28に続いている。吸入管28は、有利には
負圧源に接続され、滑り弁により遮断可能である。この
滑り弁(図示せず)の操作には、キャディ35を吸込口
25と向い合って位置決めする作業に対応するように行
なうことができる。もちろん、隣接コップ1ないしキャ
ディ35の位置換えの間に負圧源への接続を維持するこ
とも可能である。これにより、場合によっては、後続の
コップ1の垂れ糸端を、このコップ1が回転せしめられ
る前に捕捉することが可能となる。空気案内エッジ26
は、第1実施例の案内エッジ22に相応する機能を有し
ている。
【0043】図4の(a)からはローラ24の軸30に
モータ34の回転子が配置されていることが分かる。回
転数のより低いモータを用い、Vベルトを介して駆動力
を相応に軸30に伝えることも可能なことは言うまでも
ない。
【0044】図4の(b)に拡大して示した歯付ワイヤ
32は、歯のフランク33aと歯の背33bとを有して
いる。フランクは垂れ糸ないし繊維に対する引出力を高
めるため、ローラ24の回転方向で前方に設けられてい
る。加えて、このようにすることにより、より多く空気
流を連行でき、それによってローラだけで発生させるこ
とのできる吸込空気流を強化することができる。歯状ワ
イヤ32は、ら旋状にローラ30上のベッド内へはめ込
むことができるので、糸が鋸歯状ワイヤ間の隙間にはさ
まることなく、極めて迅速にフランク33aにより掴ま
れる。ローラ24は、ロータ・スピニングマシンでスラ
イバを開繊するさいに用いる開繊ローラである。
【0045】鋸歯状ワイヤを有するクロージングを用い
る代りに、本発明の枠内で、たとえばカードシリンダに
用いられている針布を用いることもできる。いずれの場
合にも重要なことは、クロージングが、糸をほぐし、か
つまた、十分な吸込力をコップからほどかれる糸に及ぼ
し得る空気流を発生させるのに十分な掴み性能を有する
ことである。
【0046】本発明の別の実施例が図5に示されてい
る。この場合、吸入ハウジング43は、図1及び図2の
実施例と実質的に合致している。ハウジング43は、軸
45、通路44、空気案内エッジ46を有している。こ
れらの部分は、すべて第1実施例の対応部分と同じ機能
を有している。吸込口47は、案内板48,49によっ
て、これまでの実施例とは異なる搬送路に適合せしめら
れている。第1実施例同様、コップ1は吸込口47を通
過するさい回転せしめられる。言いかえると、垂れ糸除
去の間、キャディ35とその上のコップ1は停止しな
い。
【0047】搬送路50は吸入ハウジング43のほうに
拡張されているが、他の部分は図3に示した搬送路と同
様の構成である。吸込口47に向いたC字形の案内レー
ル52はカバープレート52′を有し、このカバープレ
ート52′の内側エッジがキャディ35の台座36′の
案内を形成している。同時にキャディ35は、ベースプ
レート36を有するC字形案内レール52の鉛直部分に
よっても案内されている。したがって、この側でのキャ
ディ35の案内を専らこの案内レール52の鉛直部分に
よって実現することも考えられる。カバープレート5
2′は、その場合にはより狭い幅になろう。案内レール
52の下方の水平部分は、カバープレートないし搬送ベ
ルト51により覆われている内側エッジが、搬送ベルト
51の右側エッジと平行のまま延びるようにし、図示の
区域でもベルト51を支持するようにせねばならないだ
ろう。
【0048】案内レール53のカバープレート53′の
内側エッジ53″は案内レール52の湾曲に従って延び
ている。こうすることにより、搬送路50上を搬送ベル
ト51により搬送されるキャディ35が、その台座のと
ころを搬送ベルトの搬送方向に対して斜め方向へ強制的
に押しずらされる。キャディは、こうして搬送路の湾曲
に応じて吸込口47へ向かって移動せしめられる。同時
に、キャディは吸込口47の区域では、なおそのベース
プレート36の一部で搬送ベルト51上に載っている。
この搬送ベルト51は、この搬送区間でキャディにトル
クを与え、キャディのベースプレート36が案内レール
52の鉛直部分上で転動する。
【0049】このようにしてコップ1は、吸込口47の
ところを通過搬送される間に同時に回転せしめられる。
この回転運動は、先述のように糸の自由端部ないし垂れ
糸がコップの全周にわたって完全に捕捉するのに役立っ
ている。
【0050】吸込口47を通過したのち、キャディ35
は、カバープレート52′及び又は案内レール52の鉛
直部分により再び完全に搬送ベルト51に押戻されるの
で、トルクの伝達なしに継続搬送が可能となる。
【0051】図示の例では、キャディ35は、互いに相
接して密に順次に吸入ハウジングのところを通過搬送さ
れるのに対し、キャディが間をおいて個々に通過するよ
うにすることもできる。その場合には、後続のキャディ
を介しての押しずらし力が欠けるので、吸込口47の前
に来たキャディ35に対し及ぼされる、摩擦力によって
得られる送り力では、吸込力の影響を受けているキャデ
ィを前進させるには不十分である。このため、この場合
も、一時的に吸込空気を遮断することのできる滑り弁を
設けておくのが、有利でもあれば、エネルギー節約にも
なる。その場合、キャディの通過搬送に、吸込空気の作
用時間を同調させるために、吸込口47の前の搬送路5
0に吸込空気路内の滑り弁を制御するセンサ(図示せ
ず)を配置しておくことができる。
【0052】この種の制御装置を配置しない場合は、少
なくとも1つの後続キャディ35の衝突時の押しずらし
力が、吸込口47の前に位置するキャディ35を先へ送
るのに十分であるようにしておかねばならない。
【0053】第1実施例の場合、コップ1の転動エッジ
12により吸込口17の方向へは吸込まれないために十
分な支えがなされるのに対して、第2実施例の場合は、
回転装置の上方に、言いかえると、特にコップ先端上方
に、コップ準備装置のところで用いられる公知の定心装
置を設けておき、この装置がコップ1の回転の間に管2
の上縁に接触するようにすることができる。第3の実施
例では、第1実施例と似て、管2の先端の通過路に従う
転動エッジ(図示せず)を設けておくことができる。
【0054】本発明の装置の、紡糸機・ワインダ側搬送
路区域での既述の可能な構成は、更に補完することがで
きる。たとえば、本発明による装置は紡糸機にもワイン
ダにも備えることができる。同じように、すでに紡糸ボ
ビンがキャディの上に巻込まれている紡糸機に、この装
置を備えることもできる。加えて、この装置は、紡糸機
やワインダにだけではなく、紡糸ボビンないし繊維ボビ
ンが搬送され、垂れ糸が形成され得る他の繊維機械に備
えることもできる。その場合、適当な設置個所は、紡糸
ボビンの受容手段が交換される個所の、出来るだけ直ぐ
後方である。この配置は、より下流に配置すると、垂れ
糸により既に好ましくない結果が生じるがゆえに、効果
的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】搬送路わきに本発明による装置が配置されたリ
ング精紡機のアウトエンド区域で紡糸ボビンの搬送路を
切断して示した断面図。
【図2】図1の装置の平面図。
【図3】図1及び図2に示した本発明の実施例の変化形
を有するワインダの搬送システム区域で紡糸コップの別
の搬送路を切断して示した断面図。
【図4】吸込んだ糸をほぐすためのローラの斜図及びロ
ーラのクロージングに設けられた鋸歯状ワイヤの部分側
面図。
【図5】紡糸ボビン用の回転装置が特別に構成された紡
糸ボビン搬送路の平面図。
【符号の説明】
1 コップ、 2 コップ管、 2′ コップ管基部、
3 リザーブワインディング、 5 搬送ベルト、
5′ 変向ローラ、 6 スキュア、 7,7′ 垂れ
糸、 8 アウトエンド、 10,10′ ベルト車、
11 駆動ベルト、 12 転動縁、 13 送風ノ
ズル、 14 吸入ハウジング、 15ローラ、 16
モータ、 17 吸込口、 17′ 分離プレート、
18吸入通路、 19 吸入管、 22,26 案内
エッジ、 24 ローラ、25 吸込口、 27 吸入
通路、 28 吸入管、 30 軸、 32 鋸歯状ワ
イヤ、 33a フランク、 33b 歯の背、 35
キャディ、 36ベースプレート、 36′ 台座、
38,39 案内レール、 40 ローラ、 41
駆動ローラ、 43 吸入ハウジング、 44 吸入通
路、 45軸、 46 案内エッジ、 47 吸込口、
50 搬送路、 52 案内レール、 52′,5
3′ カバープレート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 レネ ブッケン ドイツ連邦共和国 グレーフラート ヴェ ルールシュトラーセ 17

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送路に沿って搬送される紡糸ボビン
    (1)の垂れ糸(7,7′)を除去する装置において、
    搬送路と並んで吸込口(17;25;47)が設けら
    れ、この吸込口に続いて吸入ハウジング(14;23;
    43)内には掴み性能を有する表面を有するローラ(1
    5;24;45)が配置され、このローラが駆動装置
    (16;34)と結合され、この駆動装置が吸込まれた
    糸がほぐされる周速度をローラに与えることを特徴とす
    る、紡糸ボビンから垂れ糸を除去する装置。
  2. 【請求項2】 直立搬送される紡糸ボビンの場合に、吸
    込口がボビン(1)の縦の延びのかなりの部分にわたっ
    て延びていることを特徴とする、請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記周速度が少なくとも500m/mi
    nの値であることを特徴とする、請求項1又は2記載の
    装置。
  4. 【請求項4】 ローラ(15;24;45)が鋸歯状の
    被覆(31)を有し、鋸歯のフランク(33a)がロー
    ラ回転方向で前方に位置することを特徴とする、請求項
    1から3までのいずれか1項記載の装置。
  5. 【請求項5】 ローラ(15;24;45)が回転精紡
    機のところでスライバ開繊時に通常用いられる開繊ロー
    ラであることを特徴とする、請求項4記載の装置。
  6. 【請求項6】 紡糸ボビン(1)を吸込口(17;2
    5;47)の区域で回転させる手段(9〜12;40〜
    42;51〜53)が備えられていることを特徴とす
    る、請求項2から5までのいずれか1項記載の装置。
  7. 【請求項7】 紡糸ボビン(1)を差込むスキュア(3
    5′)がキャディ(35)の構成部材であり、これら構
    成部材が互いに独立して好ましくは摩擦接続式に搬送可
    能であり、かつ吸込口(47)の区域に搬送路(50)
    を形成する搬送通路が、吸込口に向かって拡張され、キ
    ャディ(35)用の案内手段(53″)を有しており、
    それによって、キャディが、搬送通路内に延びる搬送ベ
    ルト(51)の搬送方向に対して直角方向に、部分的に
    搬送ベルトから押しずらされることを特徴とする、請求
    項2から6までのいずれか1項記載の装置。
  8. 【請求項8】 搬送路のところに吸込口(47)と向い
    合って、吸込口へ垂れ糸(7,7′)を吹込むための送
    風装置(13)が備えられていることを特徴とする、請
    求項1から7までのいずれか1項記載の装置。
  9. 【請求項9】 紡糸機とワインダとの複合装置の場合に
    紡糸機側の搬送路のところに配置されていることを特徴
    とする、請求項2から8までのいずれか1項記載の装
    置。
  10. 【請求項10】 ワインダの紡糸ボビンフィーダの下流
    に配置されていることを特徴とする、請求項2から9ま
    でのいずれか1項記載の装置。
JP5268794A 1992-10-27 1993-10-27 紡糸ボビンから垂れ糸を除去する装置 Pending JPH06191727A (ja)

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