JPH0619130Y2 - リ−ド線接続カプラ - Google Patents

リ−ド線接続カプラ

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JPH0619130Y2
JPH0619130Y2 JP1987075646U JP7564687U JPH0619130Y2 JP H0619130 Y2 JPH0619130 Y2 JP H0619130Y2 JP 1987075646 U JP1987075646 U JP 1987075646U JP 7564687 U JP7564687 U JP 7564687U JP H0619130 Y2 JPH0619130 Y2 JP H0619130Y2
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JP
Japan
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lead wire
coupler
stopper
body portion
wire connection
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JP1987075646U
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JPS63184580U (ja
Inventor
敏博 井上
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はリード線接続カプラに関し、より具体的にはカ
プラに挿通されたリード線の抜止構造の改良に関する。
(従来の技術) 従来、リード線接続カプラ(多極コネクタ)としては第
4図に示されるものが用いられている。この従来のカプ
ラは筒状のボディ部30を備えており、該ボディ部30
にはその内部に第5図断面図に示す如く係止体32が嵌
入されている。該ボディ部30にはその上端側より3行
3列からなる9本のリード線34が挿入されており、該
9本のリード線34はボディ部30内においてその径大
部36を前記係止体32上に載置して定置される。リー
ド線34にはその径大部36の下部に径大部36より小
径の把持部38が形成されており、該把持部38には端
子40が取り付けられる。端子40は把持部38下部で
露出させられたリード線34の芯線34aと接触してお
り、該リード線を介して伝送される電気信号をその先端
ジャック部40aから他の接続手段(図示せず)を介し
て伝達する。
而して、この従来のカプラの上端にはクシ状の前記した
抜止部材たるストッパ42が取付自在となっており、該
ストッパ42はその先端部42aをボディ部30の上端
縁付近に穿設された第1の孔44に挿入してボディ部3
0内に侵入させ、更に該先端部42aをボディ部30の
対向壁面に穿設された第2の孔46内にも挿入して第5
図に示す如くリード線の径大部36を、ボディ部内の係
止体32とストッパ42との間に形成される空間内に位
置せしめ、リード線34がボディ部30から抜けること
がないように構成している。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながらこの従来のカプラにおいては、例えばリー
ド線34の本数が多い場合等にその径大部36が所定位
置より上方に浮き上がってストッパ先端部42aの進行
が妨害され、第5図2点鎖線で示す如く先端部42aが
第2孔46と係合しない状態で生じ得る。その場合には
ストッパ42は抜け防止機能を適正に果たすことが出来
ず、リード線34がボディ部30から抜ける恐れがあっ
た。或いは、ストッパ先端部が欠損した場合も同様の問
題が生じていた。従って従来そのために検査工程を別途
設けてストッパ先端部が第2孔内に確実に挿入されてい
るか否か視認する必要があって面倒であった。又、この
従来のカプラの場合ストッパ42が一旦は第2孔内に適
正に挿入された後振動を受ける等して後天的に離脱して
リード線34の抜けが生じる恐れもあった。
従って、本考案の目的は従来技術の斯る欠点を解消する
ことにあり、該ストッパの動作が適正に行われたことを
確認する手段を設けて作業不具合を未然に防止して視認
検査工程を省略することが出来、確実にリード線を所定
位置に保持することが出来るリード線接続カプラを提供
することにある。
(問題点を解決するための手段及び作用) 上記の目的を達成するために本考案は、複数のリード線
をそのボディ部の内部に収容すると共に、その一側部と
対向する他側部に適宜個数の挿入孔を設け、該挿入孔に
前記リード線の抜けを防止する櫛型の抜止部材を配置し
てなるリード線接続カプラにおいて、前記抜止部材と嵌
合すると共に前記ボディ部と係合する確認手段を設ける
如く構成した。
(実施例) 以下、第1図乃至第3図を参照して本考案の実施例を説
明する。尚、従来カプラと同一の部材については同一の
符号を用いてその説明を省略する。
本考案の特徴は第1図に示す如く、ボディ部30の上端
面付近に前記した確認手段たる蓋部材10を設けた点に
ある。蓋部材10は断面L字状を呈しており、平坦なプ
レート部12及び該プレート部の先端に立設せしめられ
たプレート部より長手方向長さが短い押さえ部14から
なる。該蓋部材10には更に、プレート部12の両端付
近に同様に断面L字状を呈するロック部16が突設され
ており、他方ボディ部30側の適宜位置には該ロック部
16の釣状部16aと係合する、形状において対称的な
突起18が突設される。尚、該蓋部材10はボディ部3
0と同様に合成樹脂材より製作されており、両者は所謂
ppヒンジ(樹脂ヒンジ)20を介してヒンジ結合され
る。
続いて本考案に係るカプラの動作を説明する。9本の3
行3列からなるリード線34についてその径大部36を
係止体32上に載置させてボディ部30内に収容した
後、ボディ部30の第1孔44よりストッパ42を挿通
し、ストッパ42の基端部42bがボディ部30の外壁
面30aに当接する位置まで押し込む。次いで蓋部材1
0を矢印(第1図)で示す如く回動して第2図断面図に
示す位置まで閉鎖する。この場合蓋部材10の押さえ部
14の高さh(第2図)はボディ部30の上端縁とスト
ッパ42の上面との距離より僅かに長く構成しておき、
その幅w(第2図)も比較的大きくしてリード線径大部
36の上方に部分的に位置する如く構成しておくものと
する。又、ストッパ42の先端部付近には浅い凹部42
cを穿設しておくものとする。その結果、蓋部材10
は、第2図閉鎖位置においてその押さえ部14がストッ
パの凹部42cと係合し、ストッパ42を強固に押圧す
ることになる。更に、蓋部材10は該閉鎖位置において
第3図に示す如く、そのロック部16がボディ部の突起
18と係合するので、一旦閉鎖された後はこの閉鎖位置
に保持されることになる。
而して第5図に2点鎖線で示した如く、ストッパ42の
先端部42aが第2孔46内に挿入されずに該第2孔穿
設位置より上方に突出する不都合が生じた場合には、蓋
部材10は第2図閉鎖位置まで回動することが出来ずロ
ック部16も突起18と係合することが出来ないので、
この蓋部材10の回動動作を通じてストッパ42の挿通
不具合を容易に確認することが出来、最早視認検査作業
が不要となる。又、押さえ部14はリード線径大部36
の上方位置にまで部分的に延びているので、たとえスト
ッパ42の脚部42dがその中途で欠損しても最も抜け
やすい第2図右端側のリード線34aの抜けは少なくと
も防止されることになる。更に、ストッパ42が所定位
置に適正に挿通されている場合には、蓋部材10は第2
図閉鎖位置まで回動されてロック部16及び突起18に
よって該位置に保持されてストッパ42を押圧し続ける
ので、カプラが車両等に装着されて振動を断続的に受け
ることになってもストッパの先端部42aが第2孔46
より離脱することがなく、よってリード線が後天的にも
抜ける恐れがないものである。
(考案の効果) 本考案は複数のリード線をそのボディ部の内部に収容す
ると共に、その一側部と対向する他側部に適宜個数の挿
入孔を設け、該挿入孔に前記リード線の抜けを防止する
櫛型の抜止部材を配置してなるリード線接続カプラにお
いて、前記抜止部材と嵌合すると共に前記ボディ部と係
合する確認手段を設ける如く構成したので、該確認手段
を通じて抜止部材の動作が適正に行われているか否か判
定することが出来、視認検査作業が最早不要となる利点
を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るリード線接続カプラの全体構成を
示す説明斜視図、第2図は第1図II−II線断面図、第3
図は蓋部材(確認手段)のロック部の係合状態を示す拡
大斜視図、第4図は従来技術のリード線接続カプラを示
す説明斜視図及び第5図は第4図V−V線断面図であ
る。 10……蓋部材(確認手段)、12……プレート部、1
4……押さえ部、16……ロック部、18……突起、2
0……ppヒンジ、30……ボディ部、34……リード
線、42……ストッパ、44,46……孔

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のリード線をそのボディ部の内部に収
    容すると共に、その一側部と対向する他側部に適宜個数
    の挿入孔を設け、該挿入孔に前記リード線の抜けを防止
    する櫛型の抜止部材を配置してなるリード線接続カプラ
    において、前記抜止部材と嵌合すると共に前記ボディ部
    と係合する確認手段を設けたことを特徴とするリード線
    接続カプラ。
  2. 【請求項2】前記確認手段は、前記カプラに連結されて
    いることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記
    載のリード線接続カプラ。
JP1987075646U 1987-05-20 1987-05-20 リ−ド線接続カプラ Expired - Lifetime JPH0619130Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987075646U JPH0619130Y2 (ja) 1987-05-20 1987-05-20 リ−ド線接続カプラ

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JP1987075646U JPH0619130Y2 (ja) 1987-05-20 1987-05-20 リ−ド線接続カプラ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63184580U JPS63184580U (ja) 1988-11-28
JPH0619130Y2 true JPH0619130Y2 (ja) 1994-05-18

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ID=30921986

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JP1987075646U Expired - Lifetime JPH0619130Y2 (ja) 1987-05-20 1987-05-20 リ−ド線接続カプラ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0316228Y2 (ja) * 1985-05-24 1991-04-08
JPH0235181Y2 (ja) * 1985-10-29 1990-09-21

Also Published As

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JPS63184580U (ja) 1988-11-28

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