JPH0334856Y2 - - Google Patents

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JPH0334856Y2
JPH0334856Y2 JP5882086U JP5882086U JPH0334856Y2 JP H0334856 Y2 JPH0334856 Y2 JP H0334856Y2 JP 5882086 U JP5882086 U JP 5882086U JP 5882086 U JP5882086 U JP 5882086U JP H0334856 Y2 JPH0334856 Y2 JP H0334856Y2
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connector
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locking
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は電気コネクタ、特にシエルの保持構造
に関するものである。
(従来技術とその問題点) 最近における各種電子機器の普及に伴い、構成
回路間の接続用として電気コネクタが多数使用さ
れているが、一般に弱電機器に使用されるコネク
タとしては他回路からの誘導による信号伝送の混
乱を招かないようにするためのシールド機構を備
えることが必要である。そこで従来から第1図に
示す如き金属シエルをもたせたコネクタが使用さ
れている。
このコネクタは切起しによる係止突起1aを先
端にもつ結合脚1bを左右に備えた角筒状の金属
製第1シエル1と、コンタクト2aの保持絶縁体
2bの前後部に係止突條2cを持つコネクタ2、
および左右両側に上記第1シエル1の係止突片1
aが落込む係止穴3aをもつと共に、長手方向の
左右両側面部に内側方向に切起したコネクタ固定
突片3bをもつ有底角筒状の金属製第2シエル3
からなり、これらを次の要領により組合わせて金
属シエルで被覆されたプラグコネクタを構成する
ものである。
即ち、第1シエル1の長手方向の前後両端縁に
係止突條2cぎ突当るまで、コンタクト部2aを
下にしてコネクタ2を差込む。
次に結合脚1bに第2シエル3を差し込んで、
結合脚1bの係止突片1aを第2シエル3の係止
穴3a内に落ちこませることにより、第2図aに
示すように第1シエル1に第2シエル3を結合す
ると同時に、第2図bに示すようにコネクタ2の
係止突條2cを第1シエル1の前後両端縁と第2
シエル3の固定突片3bとにより上から押してコ
ネクタ2を第1、第2シエル間に挟持して一体に
構成する。そしてこのプラグコネクタAを例えば
第2図bのように接地された金属パネル4に固定
された、外側に金属シエル5を備えたレセプタク
ルコネクタBに差込むことにより、第1、第2シ
エル1,3をパネル4により接地されたコネクタ
Bのシエル5に接続してシールド作用が行われる
ようにしたものである。なお、第1図、第2図に
おいて3cはロツク耳片であつて、第2図aに示
すようにレセプタクルコネクタB側に設けたロツ
ク片6をロツク耳片3cの切欠き穴3d内に嵌め
こんでコネクタA,Bが抜けないようにロツクす
る。7は接触突起であつて、第2図bのようにレ
セプタクルコネクタBの金属シエル5と接触す
る。
このような構成をもつものは長い左右の結合脚
1bにより第2シエル3が位置決めされながら案
内されることから、第1シエル1との結合が容易
である利点があるが、しかし、その一方第1シエ
ル1は長さの長い結合脚1bをもつことから製作
が面倒になる。しかも結合脚1bが長ければ長い
程そのばね力が少なくなるため、第1シエル1と
第2シエル3の結合が不確実になり易い。このた
め例えば結合脚1bを含む第1シエル1の肉厚を
厚くするか、結合脚1bのみを所要の肉厚に作つ
て第1シエル1の枠体に溶接などにより、一体化
するなどの手段をとらざるを得なくなる。従つて
第1シエル1の製作を面倒として製造コストを高
くする欠点がある。
本考案は上記の欠点を除去したシエルの保持構
造の提供を目的としてなされたもので、次に図面
を用いてその詳細を説明する。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段と作用) 本考案は第1図によつて前記した従来コネクタ
のように、第1シエル1の左右両端に長い結合脚
1bを設けて第2シエル3の案内を行わなくと
も、第2シエル3はケーブル引出部3e(第1図
参照)から引出されるケーブルおよびコネクタ2
のコンタクトに接続された線によつて充分に案内
されることを実験の結果明らかにし、これにもと
づいてなされたものであつて、本考案の特徴とす
るところは次の点にある。例えば第3図のように
第1シエル8の長手方向の前後の上端の端縁部
に、切起し先端が下側に位置する外側に切起され
た係止突片8aをもつ長さの短い結合脚8bを設
けると共に、第1シエル8の左右上部の横方向に
は位置決め突片8cを設ける(図ではロツク耳片
を設けて代用した場合を示している)。
また第1シエル8内に嵌めこまれて位置決めが
行われるようにした、コネクタ9のコンタクト保
持絶縁体9bの長手方向の前後の側面には、第1
シエル8の結合脚8bを逃げて第1シエル8の肉
厚相当分の厚みをもた保持突條9dを設けて、コ
ネクタ9が第1シエル8の下方に抜け落ちないよ
うに形成する。
一方第2シエル10を第1シエル8の結合脚8
bの外側に入り、かつ開口部の左右端が第1シエ
ル8内に嵌めこまれたコネクタ9の位置決め板9
cの面上に突き当たる大きさに形成すると共に、
開口部の左右端の横方向には位置決め板9cに突
当てられる位置決め片10aを設ける。またこの
第2シエル10の長手方向の前後両側面には、上
記位置決め片10aがコネクタ9の位置決め板9
cに突当てられた状態において、上記第1シエル
8に設けた結合脚8bの係止突片8aが落ちこむ
係止穴10bを設ける。
そして、第4図に示すように保持突條9dが第
1シエル8の上端の端縁部に突き当るまで、コン
タクト部9aを下にしてコネクタ9を第1シエル
8内に嵌めこんだのち第2シエル10を差しこ
み、その係止穴10b内に第1シエル8の係止突
片8aを落としこむことにより、第1シエル8に
第2シエル10を保持する。またこのとき保持突
條9dにより、第1シエル8に引留められて抜け
落ちないようにされているコネクタ9の位置決め
板9cを第2シエル10の位置決め片10aによ
り上から押さえて、コネクタ9を第1、第2シエ
ル8,10により挟持固定するようにしたことを
特徴とするものである。
(考案の効果) 以上のように本考案では結合脚を短くしている
ので、従来の長い結合脚を持つものに比べて第1
シエルの製作が容易になる。また結合脚のばね力
も大きくなるので従来より肉薄の材料を用いて第
1シエルを形成でき、これによつても製作を容易
として製造コストを低下できる。また従来のもの
では結合脚の設置は左右の2個所に限定されてい
るが、本考案では第1シエルの長手方向に設ける
ので必要に応じてそれ以上に複数個設けることが
できる。従つて、従来のシエル保持構造に比べて
第1シエルへの第2シエルの保持を確実にするこ
とができる。
(変形例) 以上本考案を一実施例について説明したが、第
1シエル8に対する第2シエル10の位置決めを
確実にするため、第5図a,bに示す分解斜視図
およびそのA−A′部部分断面図のように、第2
シエル10の結合脚8bの差込み位置に、外側に
脹らむ結合凹部10cを設けるようにすることが
できる。
また以上では第2シエル10が第1シエル8の
結合脚8bの外側に接して入るようにした場合の
一実施例について説明したが、第2シエル10が
結合脚8bの内側に接して入るように構成するこ
ともできる。第6図a,bはその一例を示す分解
斜視図およびそのA−A′部部分断面図であつて、
第1シエル8の結合脚8bの係止突片8aを内側
に切起すと共に、第2シエル10の長手方向の前
後の側面には結合脚8bが入る内側に膨らむ結合
凹部10cを設けて、第1シエル8側の係止突片
8aを第2シエル10の係止穴10bの外側から
落としこむようにしたものである。また第7図に
示す分解斜視図および第8図a,bに示す部分断
面図とそのA−A′部部分断面図は他の例を示す
ものであつて、結合凹部を設けることなく第2シ
エル10そのものを結合脚8bの内側に入るよう
に小さく作つた場合である。ただこのようにする
と第1シエル8内に嵌めこまれたコネクタ9の係
止突條9dが邪魔して第2シエル10を差込めな
くなるので、第2シエル10の係止突條9dの対
応位置に逃げ用切欠き10dを設ける必要があ
る。この構造の利点は逃げ用切欠き10dによつ
て係止突條9dが上方から押されてコネクタ9の
挟持が行われるので、前記のように第2シエル1
0の左右両端に位置決め片10aを設けてコネク
タ9の左右の位置決め板9bを押さえる必要がが
ない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来構造を示す分解斜視図、第2図
a,bはその組立断面正面図および側面図、第3
図は本考案の一実施例を示す分解斜視図、第4図
a,bはその組立断面正面図および側面図、第5
図a,bは本考案の変形例を示す分解斜視図およ
びそのA−A′部部分断面図、第6図a,bは本
考案の他の変形例の分解斜視図およびそのA−
A′部部分断面図、第7図は本考案の他の変形例
の分解斜視図、第8図a,bはその組立断面正面
図およびA−A′部部分断面図である。 1……第1シエル、1a……係止突片、1b…
…結合脚、2……コネクタ、2a……コンタク
ト、2b……コンタクト保持絶縁体、2c……保
持突條、3……第2シエル、3a……係止穴、3
b……コネクタ固定突片、3c……ロツク耳片、
3d……切欠き穴、3e……ケーブル引出部、4
……パネル、5……レセプタクルコネクタのシエ
ル、6……ロツク片、7……接触突起、8……第
1シエル、8a……係止突片、8b……結合脚、
8c……位置決め突片、9……コネクタ、9a…
…コンタクト部、9b……コネクタ保持絶縁体、
9c……位置決め板、9d……係止突條、10…
…第2シエル、10a……位置決め片、10b…
…係止穴、10c……結合凹部、10d……逃げ
用切欠き。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 長手方向の前後側面の上端の端縁部に切起し先
    端が下側に位置する係止突片を設けた長さの短い
    結合脚を有する第1シエルと、長手方向の前後側
    面に上記第1のシエルの端縁に係止される保突條
    を有すると共に、左右端には位置決め板を有する
    コネクタと、長手方向の前後側面に上記第1シエ
    ルに設けた結合脚の係止突片の落としこみ用係止
    穴を設けた第2シエルとを備え、コネクタを嵌め
    こんだ第1シエルの結合脚の係止突片を第2シエ
    ルに設けた係止穴に落としこませて第1、第2シ
    エルを結合すると共に、第1、第2シエルにより
    コネクタを挟持固定することを特徴とする電気コ
    ネクタ。
JP5882086U 1986-04-21 1986-04-21 Expired JPH0334856Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5882086U JPH0334856Y2 (ja) 1986-04-21 1986-04-21

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JP5882086U JPH0334856Y2 (ja) 1986-04-21 1986-04-21

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JPS62171170U JPS62171170U (ja) 1987-10-30
JPH0334856Y2 true JPH0334856Y2 (ja) 1991-07-24

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JP5882086U Expired JPH0334856Y2 (ja) 1986-04-21 1986-04-21

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2653500B2 (ja) * 1988-05-15 1997-09-17 日本エー・エム・ピー株式会社 電気コネクタ
DE102012110907B4 (de) * 2012-11-13 2019-06-13 Harting Electric Gmbh & Co. Kg Halterahmen zur Halterung von Steckverbindermodulen

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JPS62171170U (ja) 1987-10-30

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