JPH0619123U - 光ヘッド - Google Patents

光ヘッド

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JPH0619123U
JPH0619123U JP5006791U JP5006791U JPH0619123U JP H0619123 U JPH0619123 U JP H0619123U JP 5006791 U JP5006791 U JP 5006791U JP 5006791 U JP5006791 U JP 5006791U JP H0619123 U JPH0619123 U JP H0619123U
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JP
Japan
Prior art keywords
dew condensation
objective lens
optical head
condensation sensor
electrode
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Pending
Application number
JP5006791U
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English (en)
Inventor
準一 高橋
Original Assignee
日本電気ホームエレクトロニクス株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 対物レンズの結露状態を検出し、簡単かつ迅
速に除去できる光ヘッドを提供すること。 【構成】 対物レンズ1の近傍に感湿部7、くし形の電
極8、吸水性樹脂9にて構成した結露センサ6を配置し
た。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、光ヘッドに関し、特に光ディスク等に用いられているレンズアク チュエータ及び対物レンズの結露除去機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、光ディスク装置において、外部温度が急激に変化した場合、光ヘッドの 外気に接している対物レンズは結露する。対物レンズが結露した場合、光ヘッド 内の光源からの光は対物レンズを透過する際、損失が大きくなり、信号レベルが 少なくなり、さらに、結露により不必要な光の回折が起こり、ディスクに照射す る焦光ビームの形状が変形し、記録再生が不可能となる。すなわち、ディスクの 面振れ、偏心に焦光ビームを追従させるため誤差量を検出する各々フォーカシン グ誤差検出、トラッキング誤差検出の光学系と、レンズアクチュエータの組合せ で追従を行なっていたが、各誤差信号が検出できなくなるため、光学ヘッドの動 作が不可能となり記録再生が不可能となる。従来、この結露状態は特に装置の始 動時に主に発生しており、この状態を解除する方法はなく、装置を動作させない で数時間放置しておくことで結露を解除していた。この結露状態を発生させる事 なく常時光ディスク装置が使用できることが重要な課題のひとつであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このような観点から光ディスク装置の結露状態による非動作時間を有せず常時 光ディスク装置が記録再生可能な状態にあることが必要で結露が解除されるまで 数時間の放置が必要なことが問題となっていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
従って、本考案は対物レンズの近傍に結露センサを設けたものであり、又結露 センサは関湿部、電極、吸水性樹脂にて構成したものであり、さらには、対物レ ンズの近傍に、結露センサの電極感抵抗の変化に基づいて熱源を配置したもので ある。
【0005】
【作用】
前記したように対物レンズの近傍の結露センサは、感湿部、電極、吸水性樹脂 で構成されており、結露を検知すると吸水性樹脂は吸水して体積膨張するために 電極間抵抗が大きくなり、このとき光ヘッドは所定の位置、つまり装置側に設け られたファンと熱源が設置された受風可能な位置に移動するよう構成され、熱風 が対物レンズに送風され即座に結露が解除される。
【0006】
【実施例】
図1に本考案の一実施例の構成図を示す。図において、光ヘッドは例えば対物 レンズ1、フォーカストラック駆動用のコイル2及び3、マグネット4、アクチ ュエータ5、結露センサ6で構成されている。結露センサ6は、トラック方向回 転軸を中心に対物レンズ1と対抗する位置(近傍)で等距離に配置され対物レン ズ1と同重量に作成し、対物レンズとのバランスが保たれる様構成されている。 また結露センサ6感湿部7、電極8、吸水性樹脂9で構成されており、図3に結 露センサ6の原理図を示す。通常の状態での結露センサ6は、くし形電極8例え ば(カーボン電極)それより引き出された端子と、これらを支持する絶縁基板な らびにリード線10より構成されている。感湿部7の断面は図3(a)のように 両電極8を感湿ペイント11が覆っている。感湿ペイント11は吸水性樹脂9の 中に導電粒子例えば(カーボン)12をほぼ均一に分散したもので、乾燥時は吸 水し樹脂が収縮し、導電粒子12が互いに近接するため電極間抵抗は小さい状態 である。一方、感湿部7が結露すると、図3(b)のように吸水性樹脂9が吸水 して体積膨張するため、導電粒子相互の間隔が広がり、電極間抵抗が大きくなる 。この電極間抵抗の値により、結露状態を検知できるような原理となる。図2に 装置内の動作ブロックを示す。装置動作前の結露センサ6及び結露検出回路系等 は、装置本体の電源がOFFの状態でも動作可能な様通電されており、結露検出 後、光学ヘッド22は図示矢印A位置(所定の位置)、つまりファン21と熱源 20が配置されて受風可能な位置に移動され、対物レンズ23熱風を受ける動作 をとる。装置表示部には結露、非結露状態をモニタする事とし、始動時の不便さ を解消することなる。
【0007】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、結露状態を即座に検知かつ除去することができ 、従来からの長時間放置させて結露を解除する必要、あるいは装置外装を外して 対物レンズを直接清掃する必要等の操作がいらなくなり、常時装置の記録再生の 始動が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す光ヘッドの分解状態の
斜視図である。
【図2】装置内の動作ブロック図である。
【図3】結露センサーの原理を示す断面図である。
【符号の説明】 1 対物レンズ 2 フォーカシングコイル 3 トラッキングコイル 5 アクチュエータヨーク 6 結露センサ 7 感湿部 8 電極 9 吸水性樹脂 11 感湿ペイント 12 導電粒子 20 熱線 21 ファン 22 光ヘッド 23 対物レンズ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対物レンズの近傍に結露センサを設けた
    ことを特徴とする光ヘッド。
  2. 【請求項2】 上記結露センサは感湿部、電極、吸水性
    樹脂にて構成したことを特徴とする請求項1記載の光ヘ
    ッド。
  3. 【請求項3】 上記対物レンズの近傍に、結露センサの
    電極感抵抗の変化に基づいて動作する熱源を配置したこ
    とを特徴とする請求項2記載の光ヘッド。
JP5006791U 1991-06-28 1991-06-28 光ヘッド Pending JPH0619123U (ja)

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JP5006791U JPH0619123U (ja) 1991-06-28 1991-06-28 光ヘッド

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JPH0619123U true JPH0619123U (ja) 1994-03-11

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