JPH06191180A - 製本の仕上げ断裁における不良断裁検出方法 - Google Patents
製本の仕上げ断裁における不良断裁検出方法Info
- Publication number
- JPH06191180A JPH06191180A JP35942292A JP35942292A JPH06191180A JP H06191180 A JPH06191180 A JP H06191180A JP 35942292 A JP35942292 A JP 35942292A JP 35942292 A JP35942292 A JP 35942292A JP H06191180 A JPH06191180 A JP H06191180A
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- Pending
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- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
- Control Of Cutting Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 基準の本をセンサーに通過させるだけで自動
的に良本，不良断裁本の判別を記憶させることを目的と
する。 【構成】 搬送手段によって移動される本の移動域に臨
ませたセンサー、該センサーで検出された本の前端から
後端までの長さをパルス化させるエンコーダ、該エンコ
ーダで記憶された本のパルス数と正規の本のパルス数と
を比較対照するカウンターとで構成されていることを特
徴とする。
的に良本，不良断裁本の判別を記憶させることを目的と
する。 【構成】 搬送手段によって移動される本の移動域に臨
ませたセンサー、該センサーで検出された本の前端から
後端までの長さをパルス化させるエンコーダ、該エンコ
ーダで記憶された本のパルス数と正規の本のパルス数と
を比較対照するカウンターとで構成されていることを特
徴とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、製本の仕上げ断裁にお
ける不良断裁検出方法に関する。
ける不良断裁検出方法に関する。
【０００２】
【従来技術】従来、搬送手段（駆動ベルト）によって移
動される断裁済みの本をその移動域に臨ませたセンサー
を通過させて本の前端から後端までの長さを検出する方
法が知られている。
動される断裁済みの本をその移動域に臨ませたセンサー
を通過させて本の前端から後端までの長さを検出する方
法が知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来技術で述べた不良
断裁検出方法は、移動する本の前端縁と後端縁の全部が
遮光されれば良本、他は不良断裁本として判別する方法
なるため必然的にセンサーを本の前端側と後端側に数個
配置する構成が採られ、従って良本，不良断裁本の判別
位置調整は各センサーをいちいち移動させて本の巾など
にピッタリと位置合せする微妙、かつ煩雑な作業を余儀
なくされている。そこで本発明は基準の本をセンサーに
通過させるだけで自動的に良本，不良断裁本の判別を記
憶させ、従来行われていたセンサーの移動位置合わせな
どの面倒な作業を全く不要とすることを目的とするもの
である。
断裁検出方法は、移動する本の前端縁と後端縁の全部が
遮光されれば良本、他は不良断裁本として判別する方法
なるため必然的にセンサーを本の前端側と後端側に数個
配置する構成が採られ、従って良本，不良断裁本の判別
位置調整は各センサーをいちいち移動させて本の巾など
にピッタリと位置合せする微妙、かつ煩雑な作業を余儀
なくされている。そこで本発明は基準の本をセンサーに
通過させるだけで自動的に良本，不良断裁本の判別を記
憶させ、従来行われていたセンサーの移動位置合わせな
どの面倒な作業を全く不要とすることを目的とするもの
である。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、搬送手段によって移動される断裁済みの本
をその移動域に臨ませたセンサーを通過させて本の前端
から後端までの長さを検出する方法において、上記搬送
手段にエンコーダを連結し、このエンコーダにより上記
センサーで検出される本の前端から後端までの長さをパ
ルス化させてカウンターに記憶させ、この記憶パルス数
をカウンターに予じめ記憶した正規の本のパルス数に比
較せしめて良本，不良断裁本とに判別することを要旨と
するものである。
の本発明は、搬送手段によって移動される断裁済みの本
をその移動域に臨ませたセンサーを通過させて本の前端
から後端までの長さを検出する方法において、上記搬送
手段にエンコーダを連結し、このエンコーダにより上記
センサーで検出される本の前端から後端までの長さをパ
ルス化させてカウンターに記憶させ、この記憶パルス数
をカウンターに予じめ記憶した正規の本のパルス数に比
較せしめて良本，不良断裁本とに判別することを要旨と
するものである。
【０００５】
【実施例】１は搬送手段を構成する駆動ベルトで、該駆
動ベルト１によって移動される断裁済みの本２は該ベル
トの移動方向と直角にかつ１列に配した２個のセンサー
３，４により遮光され本の長さを検出するようになって
いる。また、上記駆動ベルト１にはこれと連動回転する
エンコーダ５が連結されている。
動ベルト１によって移動される断裁済みの本２は該ベル
トの移動方向と直角にかつ１列に配した２個のセンサー
３，４により遮光され本の長さを検出するようになって
いる。また、上記駆動ベルト１にはこれと連動回転する
エンコーダ５が連結されている。
【０００６】
【作用】駆動ベルト１により移動する本２はその前端
（本の背）から後端（小口）に至る間センサー３，４を
遮光し、かつ遮光している間、センサーからの信号をエ
ンコーダ５がパルス化して夫々の高速カウンターにパル
ス数として記憶し、このパルス数は本の長さとなる。そ
して上記パルス数が高速カウンターに予じめ記憶させた
正規の本のパルス数と一致する場合は正しく断裁されて
いると判断し、異なる場合例えば本が２ａのように曲が
って断裁されたり、長すぎたり、短かすぎて断裁された
りした場合は不良断裁本と判別するものである。
（本の背）から後端（小口）に至る間センサー３，４を
遮光し、かつ遮光している間、センサーからの信号をエ
ンコーダ５がパルス化して夫々の高速カウンターにパル
ス数として記憶し、このパルス数は本の長さとなる。そ
して上記パルス数が高速カウンターに予じめ記憶させた
正規の本のパルス数と一致する場合は正しく断裁されて
いると判断し、異なる場合例えば本が２ａのように曲が
って断裁されたり、長すぎたり、短かすぎて断裁された
りした場合は不良断裁本と判別するものである。
【０００７】なお、上記不良断裁本は流れ行程の系外に
排出されることは勿論である。
排出されることは勿論である。
【０００８】また上記正規の本のパルス数は、最初に基
準寸法の本をベルトに流すことにより、設定されるもの
である。
準寸法の本をベルトに流すことにより、設定されるもの
である。
【０００９】図３は、上記正規の本のパルス数（基本デ
ータ）の設定方法を示すフローチャートを示し、この設
定方法は以下の通りである。 （１）基本データの設定 Ａ：基準の本を流してセンサーのパルス数をＰＤ１，Ｐ
Ｄ２とする。 Ｂ：公差をＤ７とする。（ロータリースイッチで変更
可） Ｃ：ＰＤ１−ＰＤ２＜＝ＰＤ７のときデータは記憶され
る。以外の場合は記憶されず＜＝ＰＤ７のワークがくる
迄繰り返される。 Ｄ：（ＰＤ１＋ＰＤ２）／２＋ＰＤ７＝ＰＤ３＝プラス
公差値 （ＰＤ１＋ＰＤ２）／２−ＰＤ７＝ＰＤ４＝マイナス公
差値とする。 Ｅ：被測定本のパルス数をＰＤ５，ＰＤ６とすると ＰＤ３＜＝ＰＤ５＜＝ＰＤ４ ＰＤ３＜＝ＰＤ６＜＝ＰＤ４の場合ＯＫ他の場合はＮＧ
となる。 Ｆ：従って断裁が曲がって、長すぎて、短すぎての場合
は全てＮＧとなる。 （２）操作方法 Ａ：電源スイッチＯＮ Ｂ：ロータリースイッチで公差設定（0.5〜4.5mm 0.5
ピッチ） Ｃ：設定スイッチＯＮ−ＯＫデータが記憶されるまでラ
ンプはフリッカする。点灯でＯＫ Ｄ：再設定 Ｃの繰り返し 公差値−−常時ＯＫ
ータ）の設定方法を示すフローチャートを示し、この設
定方法は以下の通りである。 （１）基本データの設定 Ａ：基準の本を流してセンサーのパルス数をＰＤ１，Ｐ
Ｄ２とする。 Ｂ：公差をＤ７とする。（ロータリースイッチで変更
可） Ｃ：ＰＤ１−ＰＤ２＜＝ＰＤ７のときデータは記憶され
る。以外の場合は記憶されず＜＝ＰＤ７のワークがくる
迄繰り返される。 Ｄ：（ＰＤ１＋ＰＤ２）／２＋ＰＤ７＝ＰＤ３＝プラス
公差値 （ＰＤ１＋ＰＤ２）／２−ＰＤ７＝ＰＤ４＝マイナス公
差値とする。 Ｅ：被測定本のパルス数をＰＤ５，ＰＤ６とすると ＰＤ３＜＝ＰＤ５＜＝ＰＤ４ ＰＤ３＜＝ＰＤ６＜＝ＰＤ４の場合ＯＫ他の場合はＮＧ
となる。 Ｆ：従って断裁が曲がって、長すぎて、短すぎての場合
は全てＮＧとなる。 （２）操作方法 Ａ：電源スイッチＯＮ Ｂ：ロータリースイッチで公差設定（0.5〜4.5mm 0.5
ピッチ） Ｃ：設定スイッチＯＮ−ＯＫデータが記憶されるまでラ
ンプはフリッカする。点灯でＯＫ Ｄ：再設定 Ｃの繰り返し 公差値−−常時ＯＫ
【００１０】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、以下の効
果を有する。 （ａ）基準の本をセンサーに通過させるだけで自動的に
良本，不良断裁本の判別を記憶させることができ、従来
のように寸法合せなど面倒な作業を完全に不要とするこ
とができる。 （ｂ）センサーの数も実施例のように僅か２つ程度で済
ませることができるので、検出装置の構成の簡易化をも
計ることができる。
果を有する。 （ａ）基準の本をセンサーに通過させるだけで自動的に
良本，不良断裁本の判別を記憶させることができ、従来
のように寸法合せなど面倒な作業を完全に不要とするこ
とができる。 （ｂ）センサーの数も実施例のように僅か２つ程度で済
ませることができるので、検出装置の構成の簡易化をも
計ることができる。
【図１】本の搬送手段を示す側面図である。
【図２】同上の平面図である。
【図３】基準データの設定方法を示すフローチャートで
ある。
ある。
１ 搬送手段（駆動ベルト） ２ 本 ３ センサー ４ センサー ５ エンコーダ
Claims (1)
- 【請求項１】 搬送手段によって移動される断裁済みの
本をその移動域に臨ませたセンサーを通過させて本の前
端から後端までの長さを検出する方法において、上記搬
送手段にエンコーダを連結し、このエンコーダにより上
記センサーで検出される本の前端から後端までの長さを
パルス化させてカウンターに記憶させ、この記憶パルス
数をカウンターに予じめ記憶した正規の本のパルス数に
比較せしめて良本，不良断裁本とに判別することを特徴
とする製本の仕上げ断裁における不良断裁検出方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35942292A JPH06191180A (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | 製本の仕上げ断裁における不良断裁検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35942292A JPH06191180A (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | 製本の仕上げ断裁における不良断裁検出方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06191180A true JPH06191180A (ja) | 1994-07-12 |
Family
ID=18464424
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35942292A Pending JPH06191180A (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | 製本の仕上げ断裁における不良断裁検出方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06191180A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1166977A1 (de) * | 2000-06-26 | 2002-01-02 | Grapha Holding AG | Schneidmaschine zum selbsttätigen Beschneiden von Druckerzeugnissen |
| JP2008100324A (ja) * | 2006-10-20 | 2008-05-01 | Kyodo Seiki:Kk | 断裁品検査装置 |
| JP2008132546A (ja) * | 2006-11-27 | 2008-06-12 | Kyodo Printing Co Ltd | 断裁不良検知装置とその断裁不良検知方法及び積層装置 |
| US7428859B2 (en) | 2004-12-10 | 2008-09-30 | Horizon International Inc. | Guillotine cutter |
| KR20170003368U (ko) * | 2017-08-28 | 2017-09-27 | 부산대학교 산학협력단 | 광센서와 위치정보를 이용한 제지 불량 감지 시스템 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6298210A (ja) * | 1985-10-25 | 1987-05-07 | Bridgestone Corp | 移動物体の寸法測定装置 |
| JPH0212077U (ja) * | 1988-07-05 | 1990-01-25 |
-
1992
- 1992-12-25 JP JP35942292A patent/JPH06191180A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6298210A (ja) * | 1985-10-25 | 1987-05-07 | Bridgestone Corp | 移動物体の寸法測定装置 |
| JPH0212077U (ja) * | 1988-07-05 | 1990-01-25 |
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| US6796209B2 (en) | 2000-06-26 | 2004-09-28 | Grapha-Holding Ag | Cutting machine for automatic trimming of printed products |
| US7428859B2 (en) | 2004-12-10 | 2008-09-30 | Horizon International Inc. | Guillotine cutter |
| JP2008100324A (ja) * | 2006-10-20 | 2008-05-01 | Kyodo Seiki:Kk | 断裁品検査装置 |
| JP2008132546A (ja) * | 2006-11-27 | 2008-06-12 | Kyodo Printing Co Ltd | 断裁不良検知装置とその断裁不良検知方法及び積層装置 |
| KR20170003368U (ko) * | 2017-08-28 | 2017-09-27 | 부산대학교 산학협력단 | 광센서와 위치정보를 이용한 제지 불량 감지 시스템 |
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