JPH0619080U - 自動販売機の内扉固定構造 - Google Patents

自動販売機の内扉固定構造

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JPH0619080U
JPH0619080U JP5429892U JP5429892U JPH0619080U JP H0619080 U JPH0619080 U JP H0619080U JP 5429892 U JP5429892 U JP 5429892U JP 5429892 U JP5429892 U JP 5429892U JP H0619080 U JPH0619080 U JP H0619080U
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JP
Japan
Prior art keywords
inner door
hinge shaft
door
bearing portion
main body
Prior art date
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Pending
Application number
JP5429892U
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English (en)
Inventor
秀明 河原塚
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単に内扉を固定できると共に商品収納の邪
魔とならない自動販売機の内扉固定構造を提供する。 【構成】 本体側に取り付けられたヒンジ軸9を有する
ヒンジ軸部12と、内扉に取り付けられた軸受部8とか
ら構成されるドアヒンジにより内扉を本体に回動自在に
取り付ける。そして、ヒンジ軸9の根元周辺部11aに
設けられた半円弧状の凹部10bに設けられた回転体1
3により、軸受部8の下面を摺動可能に受けて内扉を回
動可能とする。また、内扉が所定開放位置に回動した
際、この回転体13をヒンジ軸部12側の凹部10bと
軸受部8の下端面に設けられた半円弧状の凹部10aと
の間に嵌合して内扉を固定する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、本体の商品収納室を開閉する内扉を所定開放位置で固定する自動販 売機の内扉固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動販売機本体の商品収納室を開閉する断熱構造の内扉は、実公昭62 −192471号公報に示されるもののようにドアヒンジにより本体に回動自在 に取り付けられている。
【0003】 そして、商品を商品収納室に収納する際には、実公平1−122164号公報 に示されるもののように、商品収納室に設けられた内扉固定用のアームを内扉に 設けられた係止金具に係止するという内扉固定構造により内扉を固定していた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、このような従来の自動販売機の内扉固定構造においては、商品収納 時に、アームを係止金具に係止して内扉を固定しなければならず手間がかかると 共にアームが商品収納室の前方に斜めに出っ張るため商品収納の邪魔になるとい う問題点があった。
【0005】 本考案は、簡単に内扉を固定できると共に商品収納の邪魔とならない自動販売 機の内扉固定構造を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、本体の商品収納室を開閉する内扉に取り付けた軸受部と、この軸受 部と嵌合するヒンジ軸を有し本体側に取り付けられたヒンジ軸部とから構成され るドアヒンジにより内扉を本体に回動自在に取り付けた自動販売機において、前 記ヒンジ軸の根元周辺部に設けられた半円弧状の凹部と、前記軸受部の下端面に 設けられた半円弧状の凹部と、前記ヒンジ軸側の前記凹部に設けられ、前記軸受 部の下面を摺動可能に受けて前記内扉を回動可能とさせると共に、該内扉の所定 開放位置にて対向する前記2つの凹部間に嵌合して該内扉を固定する回転体とか ら構成されたものである。
【0007】
【作用】
この構成により、本体側に取り付けられたヒンジ軸を有するヒンジ軸部と、内 扉に取り付けられた軸受部とから構成されるドアヒンジにより内扉を本体に回動 自在に取り付けることができる。
【0008】 そして、ヒンジ軸の根元周辺部に設けられた半円弧状の凹部に設けられた回転 体により、軸受部の下面を摺動可能に受けて内扉を回動可能とすることができる 。また、内扉が所定開放位置に回動した際、この回転体をヒンジ軸部側の凹部と 軸受部の下端面に設けられた半円弧状の凹部との間に嵌合して内扉を固定するこ とができる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明する。
【0010】 図1は、本考案の一実施例に係る内扉固定構造を有する自動販売機の平面断面 図、図2はこの自動販売機の前扉を開放した状態を示す斜視図である。
【0011】 図1において、1は断熱材2を外箱1a及び内箱1bとの間に充填して形成さ れると共に、前面を開口した自動販売機本体(以下本体という)であり、本体1 内部の商品収納室3には、複数の商品収納コラム4が立設されている。
【0012】 また、この本体1の前面には、前面開口3aを開閉するための前扉5が回動自 在に取り付けられている。なお、5aは前扉5の回動軸であり、この回動軸5a は、図2に示すように本体1の上、下面側端部から前方に突設されている前扉ヒ ンジ6a,6bに軸支されている。また、5bは前扉5のドアベース5cを回動 自在に軸支するドアベースヒンジである。
【0013】 そして、この前扉5と商品収納コラム4との間には図1に示すように断熱材2 が充填された断熱構造の内扉7が回動自在に取り付けられている。なお、8は内 扉7を回動自在に保持するため、図2に示すように内扉7の前面の上下2か所に 固定され、後述するヒンジ軸部と共にドアヒンジを構成する軸受部である。
【0014】 ここで、この軸受部8は、図3に示すようにヒンジ軸9が嵌入される嵌入部8 aと、内扉7を保持する本体部8bとからなっている。そして、嵌入部8aの下 端部は本体部8bの下端よりも下方に延びており、またこの嵌入部8aの下端面 には1ヵ所半円弧状の凹部10aが形成されている。
【0015】 一方、この軸受部8の下方には、ヒンジ軸9を立設すると共に、このヒンジ軸 9の根元周辺に円周状の嵌合溝11が形成されているヒンジ軸部12が配されて おり、このヒンジ軸部12は、商品収納室3の側壁前部の上、下部に固定されて いる。
【0016】 そして、このヒンジ軸部12は、ヒンジ軸9を嵌入部8aに嵌入しながら嵌合 される軸受部8を、嵌合溝11に沿って摺動させて内扉7を回動自在とするもの である。これにより、内扉7はこれら軸受部8及びヒンジ軸部12により商品収 納室3の一側壁に回動自在に軸支されることになる。
【0017】 ところで、このヒンジ軸部12の嵌合溝11の底面11aには、半円弧状の凹 部10bが形成されており、またこの凹部10bには、回転体である鋼玉13が 設けられている。
【0018】 ここで、この鋼玉13は、通常嵌入部8aの下面を摺動可能に受けて内扉7を 回動可能とし、また商品収納時内扉7が所定の開放位置まで開放された際は、ヒ ンジ軸部12の凹部10bと軸受部8の凹部10aとの間に嵌合して軸受部8を 固定するためのものである。
【0019】 なお、この鋼玉13と2つの凹部10a,10bとの嵌合の強さは、所定の力 で内扉7が閉鎖方向に押されると解除されるような強さとなっており、商品収納 後、操作員が所定の力で内扉7を押すと嵌合が解除され、内扉7は閉まるように なっている。
【0020】 一方、図1に示すように内扉7の後面には、商品収納室3前端のブレーカ2a に圧接するゴム等のパッキン14が設けられ、また内扉7の前面には、ドアラッ チ金具15aにより上下方向に回動自在に保持されたドアラッチ15が設けられ ている。なお、15bはドアラッチ15の先端部を係止するフックである。
【0021】 ところで、前扉5の背面下部には、図2に示すように前扉5に固定された支持 金具16aに一端が掛止されたストッパロッド16が配されており、このストッ パロッド16の先端部は、商品収納室3の底部に固定されたドアストッパ17の ガイド溝17aに摺動自在に嵌入されている。
【0022】 また、このガイド溝17aには、前扉5を所定の位置で固定するようにストッ パロッド16の先端部を係止する係止凹部17bが形成されている。そして、ス トッパロッド16の先端部は、前扉5開放時、前扉5が回動するにつれてドアス トッパ17のガイド溝17aを摺動し、やがて係止凹部17bに係止され、これ により前扉5が固定されるようになっている。
【0023】 次に、このように構成された自動販売機の内扉固定構造の内扉固定動作につい て説明する。
【0024】 商品を収納するまでは、図1に示すように前扉5は閉じられており、また内扉 7は、ドアラッチ15の先端部をフック15bに係止した状態で閉められている 。なお、このとき、内扉7のパッキン14が商品収納室3前端のブレーカ2aと 圧接しており、これにより商品収納室3内の気密が保たれている。
【0025】 また、この際軸受部8の凹部10aは、ヒンジ軸部12の嵌合溝11の底面1 1aに設けられている鋼玉13と非嵌合状態となっているため、軸受部8は回動 自在となっている。
【0026】 一方、商品収納時には、まず前扉5が開かれ、この前扉5の開放に伴ってスト ッパロッド16がドアストッパ17のガイド溝17aを摺動し、やがてストッパ ロッド16の先端部はガイド溝17aの係止凹部17bに係止され、これにより 前扉5が固定される。
【0027】 この後、内扉7が開かれるが、この時軸受部8は回動自在となっており、軸受 部8の嵌入部10aは鋼玉13を回転させながら滑らかに回動して、やがて内扉 7は所定の開放位置まで回動する。
【0028】 そして、図4に示すように内扉7が開放位置に到達すると、鋼玉13がヒンジ 軸部12の凹部10bと軸受部8の凹部10aとの間に嵌合して軸受部8が固定 され、これにより内扉7が固定される。
【0029】 このようにして、内扉7を固定した後、商品収納室3の商品収納コラム4に商 品を収納する。この後、操作員が所定の力で内扉7を押すと、この鋼玉13と2 つの凹部10a,10bとの嵌合が解除され、内扉7は閉まる。
【0030】 このように、ヒンジ軸9の根元周辺部に設けた凹部10bに嵌入された鋼玉1 3により、内扉7を回動可能とすることができる。さらに、内扉7が所定開放位 置に回動した際、この鋼玉13をヒンジ軸側の凹部10bと軸受部の凹部10a との間に嵌合して内扉7を固定することができる。
【0031】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、ドアヒンジの内部に内扉を所定の開放位置で固 定する内扉固定構造を設けることにより、簡単に内扉を固定でき、また商品を容 易に収納することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る内扉固定構造を有する
自動販売機の平面断面図。
【図2】上記自動販売機の前扉を開放した状態を示す斜
視図。
【図3】上記自動販売機のドアヒンジの分解図。
【図4】上記自動販売機の内扉を固定した状態を示す平
面断面図。
【符号の説明】
3 商品収納室 7 内扉 8 軸受部 9 ヒンジ軸 10a,10b 凹部 12 ヒンジ軸部 13 鋼玉

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体の商品収納室を開閉する内扉に取り
    付けた軸受部と、この軸受部と嵌合するヒンジ軸を有し
    本体側に取り付けられたヒンジ軸部とから構成されるド
    アヒンジにより内扉を本体に回動自在に取り付けた自動
    販売機において、 前記ヒンジ軸の根元周辺部に設けられた半円弧状の凹部
    と、 前記軸受部の下端面に設けられた半円弧状の凹部と、 前記ヒンジ軸側の前記凹部に設けられ、前記軸受部の下
    面を摺動可能に受けて前記内扉を回動可能とさせると共
    に、該内扉の所定開放位置にて対向する前記2つの凹部
    間に嵌合して該内扉を固定する回転体とから構成された
    ことを特徴とする自動販売機の内扉固定構造。
JP5429892U 1992-08-03 1992-08-03 自動販売機の内扉固定構造 Pending JPH0619080U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002373368A (ja) * 2001-06-18 2002-12-26 Sanden Corp 自動販売機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002373368A (ja) * 2001-06-18 2002-12-26 Sanden Corp 自動販売機
JP4540258B2 (ja) * 2001-06-18 2010-09-08 サンデン株式会社 自動販売機

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