JP2514129Y2 - 観音開扉の開閉装置 - Google Patents

観音開扉の開閉装置

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JP2514129Y2
JP2514129Y2 JP1993023846U JP2384693U JP2514129Y2 JP 2514129 Y2 JP2514129 Y2 JP 2514129Y2 JP 1993023846 U JP1993023846 U JP 1993023846U JP 2384693 U JP2384693 U JP 2384693U JP 2514129 Y2 JP2514129 Y2 JP 2514129Y2
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Japan
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door
hook
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勝次 二上
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勝次 二上
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は車、倉庫、コンテナ等
の観音開扉の開閉装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来観音開扉においては、図3に示すよ
うに、一方の扉1に、先端が鉤状の回動体3を取付け、
他方の扉2には、前記回動体3の鉤部が係止しうる受け
部4を設け、扉1および2を閉じて、回動体3を回動さ
せ、その先端の鉤部を受け部4に係止させて、扉1およ
び2が開くのを阻止し、回動体3を回動させてその先端
の鉤部を受け部4から外し、扉1および2の開放を可能
にしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来の観音開扉の上記
開閉装置では、内部に大きな物品または多数の物品を入
れたために、二つの扉に隙間が生じたり、内部収納物が
正常な場合であっても、経年変化により二つの扉を閉じ
た際に隙間が生じた場合には、回動体3の先端の鉤部が
受け部4に届かず、係止できない。この考案は、観音開
扉に多少の隙間が生じても鉤部が受け部に係止できるよ
うにすることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】観音開扉の一方の扉に、
垂直中心線を軸として回動自在に垂直に支持された棒体
に、直角または、ほぼ直角に突部と把手を設け、前記突
部の先端部に、先端に鉤部を設けた腕部の他端を軸止
し、他方の扉には前記鉤部が係止できる鉤受け部を設
け、前記把手による前記棒体の回動により、前記腕部の
鉤部が前記他方の扉方向へ突出し、または、後退して、
鉤部が前記鉤受け部に係止、または、その解放を可能と
する。
【0005】
【作用】把手は棒体の回動を容易にする。棒体の突部
は、先端に鉤部を設けた腕部の他端を軸止し、棒体の回
動に応じて腕部を押しまたは引いて、鉤部が他の扉の鉤
受け部に係止・開放を可能とする。鉤部と鉤受け部は、
係止して扉の開放を防止し、外されて扉の開放を可能と
する。
【0006】
【実施例】この考案の実施例を図面により説明する。二
つの扉5、6のうち、一方の扉5の外側に、垂直中心線
(長手中心線)を軸として回動自在に、垂直に棒体7を
支持する。棒体7の中間において、棒体7に直角、また
は、ほぼ直角に突部8を設け、先端に鉤部9aを設けた
腕部9の他端を突部8の先端部に軸止し、更に棒体7の
中間または下方に、突部8と離して、棒体7に直角、ま
たは、ほぼ直角に把手10を設ける。把手10は、把手
10を扉5に対してほぼ直角に、または、それ以上回動
させたいときに、前記突部8も扉5に対して回動し、鉤
部9aが他方の扉6方向へ突き出させ、把手10を元
に、すなわち、扉5に対してほぼ平行になるまで回動さ
せると、鉤部9aが扉5方向へ引かれるように設ける。
【0007】扉5には、腕部9を鉤部9aが他の扉6の
方向に向き、かつ、棒体7の回動に従って、鉤部9aが
移行できるように、支持するための支持部材11を設け
る。支持部材11は腕部9を支持することができる形状
であればどのような形状であってもよいが、図面に示す
ように、腕部9の挿通自在の孔12を設ければ、腕部9
を支持すると共に、突部8の回動の際の腕部9の移行を
案内できて好ましい。
【0008】他方の扉6の外面には、前記腕部9が扉5
方向へひかれたときに、鉤部9aが係止しうる鉤受け部
13を設ける。
【0009】この扉の開閉装置を使用する場合には、扉
5、6を閉め、把手10を回動させて、扉5の面とほぼ
平行にすると、突部8も回動して扉5の面とほぼ平行に
なり、突部8が腕部9を引いて鉤部9aが鉤受け部13
に係止し、扉5、6の開放を防止する。 扉5、6を開
ける場合には把手10を扉5の面にほぼ直角に立てる
と、突部8も扉5の面にほぼ直角になって腕部9を扉6
方向に押し、鉤部9aが鉤受け部13から離れ、扉5、
6とは開放可能となる。扉5と6とを閉じて把手10を
扉5の面に水平にし、鉤部9aを鉤受け部13に係止し
たときに、把手10が回動しないように、把手10と扉
5とを係止する係止具を扉5に設けるのが好ましい。
【0010】把手10を扉5にほぼ平行にして鉤部9a
を鉤受け部13に係止したときに、振動等により突部8
が回動しないように、図2に示すように、棒体7に対す
る突部8の線Xと把手10の線Yが、平面上多少の角度
Qをなし、かつ、突部8の先端が扉5が角度Qをもって
対向する用に設けるのが好ましい。
【0011】
【考案の効果】この考案に係る扉の開閉装置は、観音扉
に多少の隙間が生じても、鉤部を受け部に係止およびそ
の取外しが出来て扉の開閉を容易確実にすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】扉の開放状態の斜視図である。
【図2】扉、突部、把手の平面角度説明図である。
【図3】従来の開閉装置の説明図である。
【符号の説明】
1 扉 2 扉 3 回動体 4 受け部 5 扉 6 扉 7 棒体 8 突部 9 腕部 9a 鉤部 10 把手 11 支持部材 12 孔 13 鉤受け部 X 線 Y 線 Q 角度

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 観音開扉の一方の扉に、垂直中心線を軸
    として回動自在に垂直に支持された棒体に、直角、また
    は、ほぼ直角に突部と把手を設け、前記突部の先端部
    に、先端に鉤部を設けた腕部の他端を軸止し、他方の扉
    には前記鉤部が係止できる鉤受け部を設け、前記把手に
    よる前記棒体の回動により、前記腕部の鉤部が前記他方
    の扉方向に突出し、または、後退して、鉤部が前記鉤受
    け部に係止、または、その解放を可能としたことを特徴
    とする観音開扉の開閉装置。
JP1993023846U 1993-04-08 1993-04-08 観音開扉の開閉装置 Expired - Fee Related JP2514129Y2 (ja)

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