JPH06190737A - ディスクグラインダー - Google Patents
ディスクグラインダーInfo
- Publication number
- JPH06190737A JPH06190737A JP35694992A JP35694992A JPH06190737A JP H06190737 A JPH06190737 A JP H06190737A JP 35694992 A JP35694992 A JP 35694992A JP 35694992 A JP35694992 A JP 35694992A JP H06190737 A JPH06190737 A JP H06190737A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polishing
- particles
- rod
- disc
- disc grinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】この発明は無機研磨粒子を含有する繊維を有効
に活用し、その研磨性能を向上しつつ、この研磨性能を
長期に亘り健全に維持できるディスクグラインダーを提
供する。 【構成】無機研磨粒子４を含有する捍状粒子５をバイン
ダー６を介し凝集結合して成る研磨層３を有し、この研
磨層３をディスク板１の表面に接着剤４を介して接着し
ディスクグラインダーを構成した。
に活用し、その研磨性能を向上しつつ、この研磨性能を
長期に亘り健全に維持できるディスクグラインダーを提
供する。 【構成】無機研磨粒子４を含有する捍状粒子５をバイン
ダー６を介し凝集結合して成る研磨層３を有し、この研
磨層３をディスク板１の表面に接着剤４を介して接着し
ディスクグラインダーを構成した。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は金属製品の表面研磨等
に用いられるディスクグラインダーに関する。
に用いられるディスクグラインダーに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のディスクグラインダーはカーボラ
ンダム、アルミナ等の無機研磨粒子をバインダーを介し
て凝集結合して成る研磨層を有し、これをディスク板に
接着し構成している。
ンダム、アルミナ等の無機研磨粒子をバインダーを介し
て凝集結合して成る研磨層を有し、これをディスク板に
接着し構成している。
【０００３】又無機研磨粒子を含有する短かい繊維をデ
ィスク板の表面に毛先が一方回転方向に斜めになるよう
に密集して植毛したディスクグラインダーが知られてい
る。
ィスク板の表面に毛先が一方回転方向に斜めになるよう
に密集して植毛したディスクグラインダーが知られてい
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする問題点】然しながら、前者に
あっては微細な研磨粒子で高密度な研磨面を形成してい
るため、研磨粉等が付着する等して早期に平滑化し研磨
能力を低下する問題を有している。
あっては微細な研磨粒子で高密度な研磨面を形成してい
るため、研磨粉等が付着する等して早期に平滑化し研磨
能力を低下する問題を有している。
【０００５】又後者にあっては短繊維の端部をディスク
板表面に接着剤を介して植毛しているため、毛先に加わ
る衝撃により折損を生ずる欠点や、研磨むらを生ずる問
題を内在している。又毛先が一方回転方向に斜めになる
ように植毛しているため研磨作業時の毛足に加わる衝撃
は著しく増巾され上記折損を助長するばかりか、一方回
転方向に斜めに植毛されているため、使用時の方向性が
制限される不便を有している。
板表面に接着剤を介して植毛しているため、毛先に加わ
る衝撃により折損を生ずる欠点や、研磨むらを生ずる問
題を内在している。又毛先が一方回転方向に斜めになる
ように植毛しているため研磨作業時の毛足に加わる衝撃
は著しく増巾され上記折損を助長するばかりか、一方回
転方向に斜めに植毛されているため、使用時の方向性が
制限される不便を有している。
【０００６】
【問題点を解決するための手段】この発明は上記問題点
を解決すべく構成されたディスクグラインダーを提供す
るものであって、その手段として無機研磨粒子を含有す
る捍状粒子を準備し、これをバインダーを介し凝集結合
して成る研磨層を有し、これをディスク板に接着して上
記ディスクグラインダーを形成するようにしたものであ
る。
を解決すべく構成されたディスクグラインダーを提供す
るものであって、その手段として無機研磨粒子を含有す
る捍状粒子を準備し、これをバインダーを介し凝集結合
して成る研磨層を有し、これをディスク板に接着して上
記ディスクグラインダーを形成するようにしたものであ
る。
【０００７】
【作用】この発明においては、無機研磨粒子を含有する
捍状粒子が凝集結合して研磨面を組成しており、その一
つ一つが良好な研磨作用を発揮する。これら捍状粒子が
研磨面に次々と表出し、その繊維のエッヂと無機研磨粒
子とが相乗的に被研磨面に作用し研磨効果を著しく向上
する。研磨粒子を含有する短かい繊維を単にディスク板
に植毛しディスクグラインダーを形成した前記従来例が
有する繊維の折損や脱落等の問題を有効に解消し、繊維
の研磨効果を遺憾なく発揮させることができる。
捍状粒子が凝集結合して研磨面を組成しており、その一
つ一つが良好な研磨作用を発揮する。これら捍状粒子が
研磨面に次々と表出し、その繊維のエッヂと無機研磨粒
子とが相乗的に被研磨面に作用し研磨効果を著しく向上
する。研磨粒子を含有する短かい繊維を単にディスク板
に植毛しディスクグラインダーを形成した前記従来例が
有する繊維の折損や脱落等の問題を有効に解消し、繊維
の研磨効果を遺憾なく発揮させることができる。
【０００８】
【実施例】以下、この発明の実施例を図１乃至図７に基
いて詳述する。
いて詳述する。
【０００９】図１、図２において、１は円形のディスク
板であり、このディスク板１の中央部にはモータの駆動
軸に連結する軸孔２が設けられ、ディスク板表面に研磨
層３を一体に成層して成る。上記研磨層３は無機研磨粒
子４を含有する捍状粒子５をバインダー６を介し凝集結
合して環状円盤形に成形して成る。
板であり、このディスク板１の中央部にはモータの駆動
軸に連結する軸孔２が設けられ、ディスク板表面に研磨
層３を一体に成層して成る。上記研磨層３は無機研磨粒
子４を含有する捍状粒子５をバインダー６を介し凝集結
合して環状円盤形に成形して成る。
【００１０】上記無機研磨粒子４は例えばカーボランダ
ム、アルミナ等の砥粒である。上記捍状粒子５はこれら
無機研磨粒子と合成樹脂、例えば耐熱性に優れた芳香族
ポリアミド樹脂との混合物から成る。これら捍状粒子５
の構造は図６、図７によって理解される。
ム、アルミナ等の砥粒である。上記捍状粒子５はこれら
無機研磨粒子と合成樹脂、例えば耐熱性に優れた芳香族
ポリアミド樹脂との混合物から成る。これら捍状粒子５
の構造は図６、図７によって理解される。
【００１１】先ず図６に示すように、無機研磨粒子４と
芳香族ポリアミドの混練物を偏平に成形し、この偏平で
剛性を有する研磨シート７を細長に切断して剛性を有す
る長繊維８を形成し、この長繊維８を短かくカットして
図４に示す上記捍状粒子５を形成する。この捍状粒子５
の長さはあまり長くすると研磨層３における繊維密度が
過度に粗となり、又逆に微粒子状にすると前記研磨粒子
４で研磨層３を形成した場合と変りなくなり、研磨粒子
４を保有する繊維としての作用を喪失する。
芳香族ポリアミドの混練物を偏平に成形し、この偏平で
剛性を有する研磨シート７を細長に切断して剛性を有す
る長繊維８を形成し、この長繊維８を短かくカットして
図４に示す上記捍状粒子５を形成する。この捍状粒子５
の長さはあまり長くすると研磨層３における繊維密度が
過度に粗となり、又逆に微粒子状にすると前記研磨粒子
４で研磨層３を形成した場合と変りなくなり、研磨粒子
４を保有する繊維としての作用を喪失する。
【００１２】上記研磨粒子４は５０〜４００メッシュ程
度が中心となるから、図４に示すように上記捍状粒子は
その長さＷを３〜７ｍｍの範囲にし、その太さＲを０．
５〜２ｍｍφの範囲に設定するのが望ましい。
度が中心となるから、図４に示すように上記捍状粒子は
その長さＷを３〜７ｍｍの範囲にし、その太さＲを０．
５〜２ｍｍφの範囲に設定するのが望ましい。
【００１３】上記研磨シート７としては例えば帝人株式
会社の商品名コーネックスの適用が可能であり、これを
図５、図６に基いて説明した如く細切りにして長繊維８
を形成し、この長繊維８を図７に示すように仮想線より
寸断して捍状粒子５を形成する。従って、この捍状粒子
はその断面形状が略四角形を呈し、そのエッヂ効果を発
揮する。又この捍状粒子は図５に示すように研磨粒子４
の一部を内在し、他の一部は繊維周面より表出する。
会社の商品名コーネックスの適用が可能であり、これを
図５、図６に基いて説明した如く細切りにして長繊維８
を形成し、この長繊維８を図７に示すように仮想線より
寸断して捍状粒子５を形成する。従って、この捍状粒子
はその断面形状が略四角形を呈し、そのエッヂ効果を発
揮する。又この捍状粒子は図５に示すように研磨粒子４
の一部を内在し、他の一部は繊維周面より表出する。
【００１４】前記の如く上記無数の捍状粒子５をバイン
ダー６にて凝集結合し前記研磨層３を形成するのであ
る。上記バインダー６としてはナイロン、ポリプロプレ
ン等の合成樹脂を主材として用い、上記捍状粒子５とこ
の合成樹脂流動物とを混練し成形型内において圧縮しつ
つ環状円盤形に成形し固化する。このようにして形成さ
れた研磨層３を図１、２に示すように円形のディスク板
１に接着剤９を介して強固に接着しディスクグラインダ
ーを形成する。
ダー６にて凝集結合し前記研磨層３を形成するのであ
る。上記バインダー６としてはナイロン、ポリプロプレ
ン等の合成樹脂を主材として用い、上記捍状粒子５とこ
の合成樹脂流動物とを混練し成形型内において圧縮しつ
つ環状円盤形に成形し固化する。このようにして形成さ
れた研磨層３を図１、２に示すように円形のディスク板
１に接着剤９を介して強固に接着しディスクグラインダ
ーを形成する。
【００１５】
【発明の効果】上記のようにして形成されたディスクグ
ラインダーは無機研磨粒子を含有する個々の捍状粒子が
バインダーを介し凝集結合した研磨面を組成し、この捍
状粒子の個々と研磨粒子とが被研磨面に相乗的に作用し
て極めて良好な研磨効果を発揮し、捍状粒子と研磨粒子
とが順次表出し上記研磨効果を長期に亘り均一に保持す
る。
ラインダーは無機研磨粒子を含有する個々の捍状粒子が
バインダーを介し凝集結合した研磨面を組成し、この捍
状粒子の個々と研磨粒子とが被研磨面に相乗的に作用し
て極めて良好な研磨効果を発揮し、捍状粒子と研磨粒子
とが順次表出し上記研磨効果を長期に亘り均一に保持す
る。
【００１６】この発明によれば、研磨粒子を保有する繊
維の研磨効果を有効に活用したディスクグラインダーの
提供が可能であり、この繊維のみを植毛したディスクグ
ラインダーにおける繊維の折損、研磨むら等の欠点を改
善することができる。
維の研磨効果を有効に活用したディスクグラインダーの
提供が可能であり、この繊維のみを植毛したディスクグ
ラインダーにおける繊維の折損、研磨むら等の欠点を改
善することができる。
【図１】ディスクグラインダーの平面図であり、その一
部を省略して示す図である。
部を省略して示す図である。
【図２】同断面図である。
【図３】研磨層の拡大断面図である。
【図４】捍状粒子の斜視図である。
【図５】同拡大断面図である。
【図６】長繊維を形成する研磨シートの斜視図である。
【図７】捍状粒子を形成する長繊維の斜視図である。
１ ディスク板 ３ 研磨層 ４ 無機研磨粒子 ５ 捍状粒子 ６ バインダー
Claims (2)
- 【請求項１】無機研磨粒子を含有する捍状粒子をバイン
ダーを介し凝集結合して成る研磨層を有し、該研磨層を
ディスク板に接着して成るディスクグラインダー。 - 【請求項２】上記捍状粒子は３〜７ｍｍの長さを有し、
０．５〜２ｍｍφの太さを有する請求項１記載のディス
クグラインダー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35694992A JPH06190737A (ja) | 1992-12-22 | 1992-12-22 | ディスクグラインダー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35694992A JPH06190737A (ja) | 1992-12-22 | 1992-12-22 | ディスクグラインダー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06190737A true JPH06190737A (ja) | 1994-07-12 |
Family
ID=18451591
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35694992A Pending JPH06190737A (ja) | 1992-12-22 | 1992-12-22 | ディスクグラインダー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06190737A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5975988A (en) * | 1994-09-30 | 1999-11-02 | Minnesota Mining And Manfacturing Company | Coated abrasive article, method for preparing the same, and method of using a coated abrasive article to abrade a hard workpiece |
| JP2020536043A (ja) * | 2017-10-02 | 2020-12-10 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 細長い研磨粒子、その製造方法、及びそれを含む研磨物品 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4839315A (ja) * | 1971-09-27 | 1973-06-09 | ||
| JPS6374572A (ja) * | 1986-09-12 | 1988-04-05 | Nippon Tokushu Kento Kk | デイスクグラインダ−用オフセツト型弾性砥石 |
-
1992
- 1992-12-22 JP JP35694992A patent/JPH06190737A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4839315A (ja) * | 1971-09-27 | 1973-06-09 | ||
| JPS6374572A (ja) * | 1986-09-12 | 1988-04-05 | Nippon Tokushu Kento Kk | デイスクグラインダ−用オフセツト型弾性砥石 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5975988A (en) * | 1994-09-30 | 1999-11-02 | Minnesota Mining And Manfacturing Company | Coated abrasive article, method for preparing the same, and method of using a coated abrasive article to abrade a hard workpiece |
| US6217413B1 (en) * | 1994-09-30 | 2001-04-17 | 3M Innovative Properties Company | Coated abrasive article, method for preparing the same, and method of using a coated abrasive article to abrade a hard workpiece |
| JP2020536043A (ja) * | 2017-10-02 | 2020-12-10 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 細長い研磨粒子、その製造方法、及びそれを含む研磨物品 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US3959935A (en) | Abrasive pad for grinding lenses | |
| US6261164B1 (en) | Multiple abrasive assembly and method | |
| CN100553886C (zh) | 磨料制品及其制造和使用方法 | |
| JPS6058857B2 (ja) | 歯科用研磨材 | |
| EP0004454A3 (en) | Improvements in coated abrasives | |
| US2335902A (en) | Abrasive article and manufacture | |
| US3495362A (en) | Abrasive disk | |
| JPH06190737A (ja) | ディスクグラインダー | |
| JPH01117854U (ja) | ||
| GB2068275A (en) | Grinding wheel | |
| JP4219077B2 (ja) | ディスク状砥石 | |
| JP2007181884A (ja) | 研磨布紙及びその製造法 | |
| JPS6317652Y2 (ja) | ||
| JPH0513495Y2 (ja) | ||
| JPH03131478A (ja) | 石材研磨用ダイヤモンド砥石 | |
| JPH0422923Y2 (ja) | ||
| JPS6236611Y2 (ja) | ||
| JPH052288Y2 (ja) | ||
| JPS6294262A (ja) | 超砥粒研削砥石の製造方法 | |
| EP1698434A1 (en) | Geinder | |
| JPS6013444Y2 (ja) | 歯表研削具 | |
| JPH0432214Y2 (ja) | ||
| JP3013408U (ja) | 義歯研磨用バフ | |
| JPS6327973Y2 (ja) | ||
| JP3074543U (ja) | 両面を使用できる回転研磨工具 |