JPH0618964Y2 - 畳 - Google Patents
畳Info
- Publication number
- JPH0618964Y2 JPH0618964Y2 JP14752688U JP14752688U JPH0618964Y2 JP H0618964 Y2 JPH0618964 Y2 JP H0618964Y2 JP 14752688 U JP14752688 U JP 14752688U JP 14752688 U JP14752688 U JP 14752688U JP H0618964 Y2 JPH0618964 Y2 JP H0618964Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tatami mat
- fabric
- tatami
- cloth
- deodorizing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Floor Finish (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は畳の構成に関するものである。
(従来の技術) 家屋に一般に使用されている畳は、わら等を使用した芯
材と、い草等を使用した畳表よりなり、吸湿性があっ
て、細菌が繁殖し易い。よって、これに対処するために
は、天気のよい日に窓を開けるなどして乾燥させるよう
にしている。
材と、い草等を使用した畳表よりなり、吸湿性があっ
て、細菌が繁殖し易い。よって、これに対処するために
は、天気のよい日に窓を開けるなどして乾燥させるよう
にしている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、畳を自然に乾燥させるには限度があり、
特に雨天が続くときなどには、吸湿して細菌の繁殖が旺
盛になるので衛生上好ましくなかった。
特に雨天が続くときなどには、吸湿して細菌の繁殖が旺
盛になるので衛生上好ましくなかった。
本考案の目的は、畳を構成する部材が、細菌の繁殖を抑
制するとともに、その周囲における臭気を脱臭するよう
にした畳を提供することにある。
制するとともに、その周囲における臭気を脱臭するよう
にした畳を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本考案は前記問題点を解決するために、脱臭及び殺菌効
果のある材料が布地に含有され、該布地が畳の芯材と通
気性を有する畳表との間に敷設されてなる構成とした。
果のある材料が布地に含有され、該布地が畳の芯材と通
気性を有する畳表との間に敷設されてなる構成とした。
(作用) 本考案によれば、畳表を流通する空気が布地に触れ、布
地中の脱臭殺菌性の材料により、該空気中の臭気が脱臭
され、且つ布地の周辺において殺菌が行われる。
地中の脱臭殺菌性の材料により、該空気中の臭気が脱臭
され、且つ布地の周辺において殺菌が行われる。
(実施例) 第1図は本考案の一実施例を示す畳の部分断面図、第2
図は第1図の畳の平面図である。
図は第1図の畳の平面図である。
図において、1はわら等を使用した芯材、2はスチロフ
ォーム等の部材よりなり芯材1の一部分をなしている断
熱材、3は芯材1の下面に敷設された防湿シート、4は
い草等を使用した通気性を有する畳表、5は縁(へり)
である。
ォーム等の部材よりなり芯材1の一部分をなしている断
熱材、3は芯材1の下面に敷設された防湿シート、4は
い草等を使用した通気性を有する畳表、5は縁(へり)
である。
6は不織布等の布地で、芯材1の上面に敷設されて、縫
糸によって芯材1等と共に縫付けられており、その上に
畳表4が縁5と共に取付けられる。該布地6には、以下
に詳述する脱臭殺菌剤が含有されている。
糸によって芯材1等と共に縫付けられており、その上に
畳表4が縁5と共に取付けられる。該布地6には、以下
に詳述する脱臭殺菌剤が含有されている。
前記脱臭殺菌剤は、基本的には、銀イオンを触媒として
空気中の酸素をオゾンに似た性質の微量のガスに変換す
る、銀イオンを含む銀または銀化合物と、畳の上に坐っ
たときの体温を熱源として微量の遠赤外線を発生すると
ともにガス及び水分を吸収する二酸化ケイ素,酸化アル
ミニウム等のセラミックと、ガス及び水分を吸収するゼ
オライト,活性炭等の吸着性物質とからなる。そして必
要に応じて酸化チタン,チタン酸カリウム等の促進剤を
添加し、これら材料を適当な配合割合で混合して生成さ
れる。
空気中の酸素をオゾンに似た性質の微量のガスに変換す
る、銀イオンを含む銀または銀化合物と、畳の上に坐っ
たときの体温を熱源として微量の遠赤外線を発生すると
ともにガス及び水分を吸収する二酸化ケイ素,酸化アル
ミニウム等のセラミックと、ガス及び水分を吸収するゼ
オライト,活性炭等の吸着性物質とからなる。そして必
要に応じて酸化チタン,チタン酸カリウム等の促進剤を
添加し、これら材料を適当な配合割合で混合して生成さ
れる。
以下に脱臭殺菌剤の好適な配合割合及び該脱臭殺菌剤を
前記布地6に含有させる方法について説明する。
前記布地6に含有させる方法について説明する。
前記脱臭殺菌剤は、二酸化ケイ素3重量部に対して、酸
化アルミニウム2重量部、酸化チタン1重量部、チタン
酸カリウム0.2重量部、銀または銀化合物0.2〜
0.5重量部、ゼオライト0.2〜3重量物が好ましい
配合割合である。この配合を行った上で、結合剤として
ポリプロピレン等の熱化塑性樹脂を全量に対して5〜2
0重量部加え、これら材料をヘンシュエルミキサー等の
撹拌混合機で充分に粉砕し混合した後、該混合粉を結合
剤の溶融温度、例えば結合剤としてポリプロピレンを使
用した場合には約165℃に暖めて液状化させる。そし
て該液状物を布地に染め込ませるか、または該液状物を
布地の表面にスプレーを用いて散布したり、またはロー
ルによって塗付する。これにより、脱臭殺菌剤が適当に
分散し固定された布地が形成される。そして、前記液状
物を常温で固化した後、該布地を適宜の形状に切断し使
用する。
化アルミニウム2重量部、酸化チタン1重量部、チタン
酸カリウム0.2重量部、銀または銀化合物0.2〜
0.5重量部、ゼオライト0.2〜3重量物が好ましい
配合割合である。この配合を行った上で、結合剤として
ポリプロピレン等の熱化塑性樹脂を全量に対して5〜2
0重量部加え、これら材料をヘンシュエルミキサー等の
撹拌混合機で充分に粉砕し混合した後、該混合粉を結合
剤の溶融温度、例えば結合剤としてポリプロピレンを使
用した場合には約165℃に暖めて液状化させる。そし
て該液状物を布地に染め込ませるか、または該液状物を
布地の表面にスプレーを用いて散布したり、またはロー
ルによって塗付する。これにより、脱臭殺菌剤が適当に
分散し固定された布地が形成される。そして、前記液状
物を常温で固化した後、該布地を適宜の形状に切断し使
用する。
以下に、布地6に含有された脱臭殺菌剤の作用について
説明する。
説明する。
畳表4は布地6に対して空気の流れを可能にしていて、
室内の空気は布地6に絶えず触れている。布地6に含有
された脱臭殺菌剤は、銀イオンを触媒として、空気中の
酸素をオゾンに似た性質のガスに変換させ、該ガスによ
って室内の体臭などの臭気が分解脱臭される。また上記
の銀イオンによって畳の中の細菌が殺菌され、ダニが殺
虫される。更に、畳の上に坐ったときの体温を熱源とし
て、二酸化ケイ素及び酸化アルミニウムから微量の遠赤
外線が発生し、該遠赤外線によって、坐ったときに暖か
さを感じさせる。更にまた、二酸化ケイ素、酸化アルミ
ニウム、ゼオライト等の多孔質体によって臭気が吸収さ
れるとともに、水分が吸収されて畳が乾燥される。その
上、前記多孔質体に吸収された臭気やガスの分子は銀イ
オンにより分解されるので長期間の使用に耐えられる。
室内の空気は布地6に絶えず触れている。布地6に含有
された脱臭殺菌剤は、銀イオンを触媒として、空気中の
酸素をオゾンに似た性質のガスに変換させ、該ガスによ
って室内の体臭などの臭気が分解脱臭される。また上記
の銀イオンによって畳の中の細菌が殺菌され、ダニが殺
虫される。更に、畳の上に坐ったときの体温を熱源とし
て、二酸化ケイ素及び酸化アルミニウムから微量の遠赤
外線が発生し、該遠赤外線によって、坐ったときに暖か
さを感じさせる。更にまた、二酸化ケイ素、酸化アルミ
ニウム、ゼオライト等の多孔質体によって臭気が吸収さ
れるとともに、水分が吸収されて畳が乾燥される。その
上、前記多孔質体に吸収された臭気やガスの分子は銀イ
オンにより分解されるので長期間の使用に耐えられる。
(考案の効果) 以上説明したように本考案によれば、脱臭及び殺菌効果
のある材料を含有した布地が通気性を有する畳表の下に
配置されているので、畳の中の細菌が殺菌されて繁殖が
抑制され、畳の周辺の臭気が脱臭されて、衛生的であ
り、且つ使い心地が良好なものとなる。
のある材料を含有した布地が通気性を有する畳表の下に
配置されているので、畳の中の細菌が殺菌されて繁殖が
抑制され、畳の周辺の臭気が脱臭されて、衛生的であ
り、且つ使い心地が良好なものとなる。
第1図は本考案の実施例を示す畳の部分断面図、第2図
の第1図の畳の平面図である。 1…芯材 4…畳表 6…布地
の第1図の畳の平面図である。 1…芯材 4…畳表 6…布地
Claims (1)
- 【請求項1】脱臭及び殺菌効果のある材料が布地に含有
され、該布地が畳の芯材と通気性を有する畳表との間に
敷設されてなる ことを特徴とする畳。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14752688U JPH0618964Y2 (ja) | 1988-11-14 | 1988-11-14 | 畳 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14752688U JPH0618964Y2 (ja) | 1988-11-14 | 1988-11-14 | 畳 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0268029U JPH0268029U (ja) | 1990-05-23 |
JPH0618964Y2 true JPH0618964Y2 (ja) | 1994-05-18 |
Family
ID=31418007
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14752688U Expired - Lifetime JPH0618964Y2 (ja) | 1988-11-14 | 1988-11-14 | 畳 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0618964Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-11-14 JP JP14752688U patent/JPH0618964Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0268029U (ja) | 1990-05-23 |
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