JPH06189491A - スピンドルモータ - Google Patents

スピンドルモータ

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JPH06189491A
JPH06189491A JP33717392A JP33717392A JPH06189491A JP H06189491 A JPH06189491 A JP H06189491A JP 33717392 A JP33717392 A JP 33717392A JP 33717392 A JP33717392 A JP 33717392A JP H06189491 A JPH06189491 A JP H06189491A
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JP
Japan
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rotor
spindle motor
stator coil
shaft
coil
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JP33717392A
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Yoshito Oku
義人 奥
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Nidec Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロータを長期間回転自在に支持できるととも
に、コイルで発生する電流磁界を有効に活用することが
できるスピンドルモータの提供。 【構成】 モータは、励磁状態で電流磁界を発生するス
テータコイル20を備えたブラケット10と、コイルの電流
磁界との電磁相互作用により回転力を得るロータマグネ
ット28を備えたロータハブ21とを有している。外壁部24
の段部25には、ロータヨーク27を介してロータマグネ
ット28が、コイル20と空間を隔てて固定されている。外
壁部24の段部26には、コイル20を挟んで、空間を隔てて
磁性板29固定されている。シャフト31の外周面, スリー
ブ17の内周面のいずれか一方に、ヘリングボーン状の溝
に潤滑剤を充填することでラジアル方向の動圧軸受け部
Aが形成される。シャフト31に圧入されたスラストプレ
ート32の上下面には、スパイラル状の溝に潤滑剤を充填
することにより、スラスト方向の動圧軸受け部Bが形成
されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、スピンドルモータに
関し、特に、ステータコイルとロータマグネットとを対
面配置したスピンドルモータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータなどの電子機器
の一層の小型化,薄型化により、これらの機器に組み込
まれる記録媒体、例えば、磁気ディスク装置の駆動用ス
ピンドルモータについても、一層の小型化,薄型化が要
請されている。このような要請に応える技術として、ス
テータコイルとロータマグネットとを対面配置したスピ
ンドルモータが提案されており、その一例が、例えば、
実開平2−129177号公報に開示されている。
【0003】この公報に示されているモータでは、ステ
ータとロータとの間に玉軸受け部を設け、ロータをこの
軸受け部を介して回転自在に支持している。一方、ステ
ータコイルとロータマグネットとを対面配置した構造の
スピンドルモータには、上記公報に示されているもの以
外に、従来から、図5に示すような構造のものも知られ
ている。
【0004】図5に示したモータは、シャフト回転型の
ものであって、偏平な形状に形成されたブラケット(ス
テータ)1と、偏平な逆カップ状に形成されたロータハ
ブ(ロータ)2とを有している。ブラケット1の外周に
は、フランジ部1aが形成され、フランジ部1aの内側
には、環状の外周壁部1bと、底部1cおよび筒部1d
がそれぞれ設けられている。
【0005】ブラケット1の底部1c上には、ドーナツ
状の磁性板3が固着され、この磁性板3上に基板4に支
持された偏平な空心状のステータコイル5が配置されて
いる。一方、ロータハブ2は、その基部2aの中心に貫
通孔2bが穿設されるとともに、基部2aの外周に段部
2cと、この段部2cに連続する略L字形のフランジ部
2dが形成されている。なお、磁性板3は、マグネット
6とステータコイル5との間に作用する磁気特性を改善
するために配置されている。
【0006】そして、フランジ部2cの内面側には、組
立状態でステータコイル5と対面するロータマグネット
6が接着固定されている。また、ロータハブ2の貫通孔
2bには、シャフト7が嵌合固定され、シャフト7とブ
ラケット1の筒部1dとの間に玉軸受け8を介装するこ
とにより、ロータハブ2がブラケット1に対して回転自
在に支持されている。
【0007】このように構成されたモータでは、磁気デ
ィスクがロータハブ2の基部2a外周に嵌合固定され
る。しかしながら、このような従来のスピンドルモータ
には、以下に説明する技術的課題があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、上述したス
テータコイルとロータマグネットとを対面配置したスピ
ンドルモータでは、ステータコイルに通電した時に発生
する磁気力は、軸方向に作用することになるが、上記公
報および図5に示したモータでは、いずれも玉軸受け構
造を採用していたので、繰り返し作用するこのような磁
気力に対抗してロータを長期間支持する上で不安があっ
た。
【0009】また、図5に示したモータでは、ステータ
コイル5の下方に磁性板3が基板4と接触した状態に配
置されているので、ステータコイル5に励磁電流を供給
すると、磁性板3に渦電流が発生し、この渦電流により
磁界が発生する。ところが、このような渦電流による磁
界は、ステータコイル5により発生する電流磁界に悪影
響を及ぼし、モータに本来予定しているトルクが発生し
ないという問題があった。
【0010】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは、ロータを長
期間回転自在に支持できるとともに、ステータコイルで
発生する電流磁界を有効に活用することができるスピン
ドルモータを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、励磁状態で電流磁界を発生するステータ
コイルを備えたステータと、このステータコイルの電流
磁界との電磁相互作用により回転力を得るロータマグネ
ットを備えたロータとを有するスピンドルモータにおい
て、前記ステータとロータとの間に動圧軸受け部または
磁性流体軸受け部を設け、前記ステータコイルの一方側
に空間部を設けて前記ロータマグネットを対面配置する
とともに、前記ステータコイルの他方側に空間部を設け
て磁性板を対面配置したことを特徴とする。
【0012】
【作用】上記構成のスピンドルモータによれば、ロータ
を動圧軸受け部または磁性流体軸受け部で支持している
ので、軸方向に繰り返し作用する磁気力に長期間安定し
た状態で対抗することができる。また、ステータコイル
の他方側に空間部を設けて磁性板を対面配置しているの
で、ステータコイルに励磁電流を供給した時に、励磁電
流による電流磁界が空間部で減衰され、磁性板に発生す
る渦電流を低減できるとともに、渦電流が発生したとし
ても、渦電流による磁界は空間部で減衰され、ステータ
コイルの電流磁界に及ぼす影響が非常に少なくなる。
【0013】
【実施例】以下本発明の好適な実施例について添附図面
を参照して詳細に説明する。図1は、本発明にかかるス
ピンドルモータの第1実施例を示している。同図に示す
スピンドルモータは、シャフト回転型のものであり、そ
の半断面図であるが、左右が対称に構成されている。ス
ピンドルモータは、断面が偏平な概略凹形に形成された
ブラケット(ステータ)10を有し、ブラケット10
は、最外周に設けられたリング状のフランジ部11と、
このフランジ部11の内側に位置する外周壁部12と、
その外周壁部12の内方下部に形成された環状の底部1
3と、底部13の内周側に設けられた円筒状の内周筒部
14とを有している。
【0014】そして外周壁部12と底部13と内周筒部
14とにより、内周筒部14と外周壁部12との間に上
方に開口した環状凹部15が形成されている。ブラケッ
ト10の内周筒部14の中心には、上下に貫通する孔部
16が形成されている。孔部16内には、両端が開口し
た中空円筒状のスリーブ17が、その上端側を内周筒部
14の上端よりも若干上方に突出するように、かつ、下
端側が孔部16の下端開口縁から上方に位置するように
して嵌合固定されている。
【0015】一方、ブラケット10の外周壁部12の上
端面には、リング状の基板18がブラケット10の凹部
15上に位置するようにしてビス19で固定支持されて
おり、基板18の下面側には、偏平な空心状のステータ
コイル20が設けられている。ステータコイル20は、
図示は省略しているが、所定の極数に対応した数量の空
心状ステータコイルが、基板18上を周方向へ等間隔に
配置されて接着固定されたものである。図1において、
符号21は、略椀形状に形成されたロータハブ(ロー
タ)である。
【0016】ロータハブ21は、中央部に嵌合孔22が
貫通する基部23と、基部23の外周に垂下形成された
外壁部24とを有している。外壁部24の外周面には、
第1および第2段部25,26が連続して形成されてい
る。基部23の外周面にあって、外壁部24の上方に
は、複数枚の磁気ディスクがスペーサを介在させて外嵌
固定されることになる。
【0017】また、外壁部24の第1段部25には、磁
性材で断面が略L字型に形成されたロータヨーク27
が、組立状態において、ブラケット10の環状凹部15
内に位置するようにして、その内端が固定支持されてい
る。このロータヨーク27の上面側には、組立状態にお
いて、ステータコイル20と対面するロータマグネット
28が、コイル20と所定の空間を隔てるようにして接
着固定されている。ロータマグネット28は、N極とS
極とが交互に所定極数分、環状に配置されて着磁されて
いる。
【0018】さらに、外壁部24の第2段部26には、
組立状態において、ステータコイル20を挟んでロータ
マグネット28と反対側に位置し、ステータコイル20
から所定の空間を隔てるようにして、ドーナツ状の磁性
板29の内端が固定支持されている。そして、ロータハ
ブ21の嵌合孔22には、下端側に小径部30が形成さ
れたシャフト31が、ロータハブ21と同軸上に嵌合固
定されている。
【0019】このシャフト31の上端側を嵌合孔22に
嵌合固定する際には、ロータハブ21を加熱した状態
で、シャフト31を嵌合孔22内に挿入する焼き嵌め方
式が採用される。そして、シャフト31をロータハブ2
1に嵌合固定した状態で、シャフト31をスリーブ17
内に挿入するとロータハブ21は、ブラケット10に対
して回転自在に支持される。
【0020】このとき、シャフト31の外周面またはス
リーブ17の内周面のいずれか一方に、ヘリングボーン
状の溝を形成しておき、シャフト31をスリーブ17に
挿入する際に潤滑剤を充填すると、ラジアル方向の動圧
軸受け部Aがシャフト31とスリーブ17との間に形成
される。一方、シャフト31の小径部30には、環状の
スラストプレート32が圧入固定されており、このスラ
ストプレート32の上下面には、スパイラル状またはヘ
リングボーン状の溝(図示省略)が刻設されており、こ
の溝に潤滑剤を充填することにより、スラスト方向の動
圧軸受け部Bを構成している。
【0021】そして、シャフト31の小径部30にスラ
ストプレート32が圧入固定された状態で、ブラケット
10の孔部16の開口端にスラスト押さえ板33が圧入
固定されることにより、潤滑剤が充填された動圧軸受け
部(スラストおよびラジアル)の下方が閉塞されてい
る。これにより、ロータハブ21は、ブラケット10に
対して(軸方向における)高さの位置決めがなされた状
態で回転支持される。しかも、ロータハブ21は、スピ
ンドルモータの姿勢が変わっても(例えば、逆向きにな
っても)抜け落ちることなく安定して回転支持される。
【0022】さて、以上のように構成されたスピンドル
モータでは、ロータハブ21を動圧軸受け部A,Bで支
持しているので、軸方向に繰り返し作用する磁気力に長
期間安定した状態で対抗することができる。また、ステ
ータコイル20の上方側に空間部を設けて磁性板29を
対面配置しているので、ステータコイル20に励磁電流
を供給した時に、励磁電流による電流磁界が空間部で減
衰され、磁性板29に発生する渦電流を低減できるとと
もに、磁性板29に渦電流が発生したとしても、渦電流
による磁界は空間部で減衰され、ステータコイル20の
電流磁界に及ぼす影響が非常に少なくなる。
【0023】さらに、この実施例では、ロータマグネッ
ト28と磁性板29とをロータハブ21側に設けている
ので、ステータコイル20に励磁電流を流した時に、作
用する磁性力は軸方向になるが、ロータマグネット28
と磁性板29とに着目すると、相互に逆方向に作用する
ことになり、これにより磁性力が相殺され、ロータハブ
21に発生する軸方向の振動が非常に少なくなる。
【0024】さらにまた、上記実施例では、磁気ディス
クが装着される側に磁性板29を配置しているので、ロ
ータマグネット28が磁気ディスクに及ぼす磁気的な影
響も少なくできる。図2は、本発明にかかるスピンドル
モータの第2実施例を示しており、上記実施例と同一若
しくは相当する部分に同一符号を付し、以下にその特徴
点についてのみ説明する。同図に示すスピンドルモータ
は、シャフト固定型のものであって、かつ、シャフトの
両端が支持される形式のものである。ブラケット10a
は、フランジ部11と、外周壁部12と、底部13とを
有し、第1実施例の内周筒部14に代えて肉厚の内周壁
部34が中心に設けられている。
【0025】内周壁部34の中心には、孔部16が穿設
され、この孔部16内にシャフト35の下部側が嵌合固
定されている。一方、ロータハブ21aの基部23に
は、その中心に嵌合孔22が形成され、この嵌合孔22
内には、中空円筒状のスリーブ36が嵌合固定されてい
る。そして、シャフト35の外周面またはスリーブ36
の内周面のいずれか一方に、ヘリングボーン状の溝を形
成しておき、シャフト35をスリーブ36に挿入する際
に潤滑剤を充填して、ラジアル方向の動圧軸受け部Aが
形成される。
【0026】また、シャフト35の上端側には、環状の
スラストプレート32が圧入固定されており、このスラ
ストプレート32の上下面には、スパイラル状の溝(図
示省略)が刻設されており、この溝に潤滑剤を充填する
ことにより、スラスト方向の動圧軸受け部Bを構成して
いる。さらに、ロータハブ21の嵌合孔22の上端開口
部に、スラストプレート32が圧入固定された状態で、
スラスト押さえ板37を圧入固定することにより、潤滑
剤が充填された動圧軸受け部(スラストおよびラジア
ル)の上方が閉塞されている。このように構成されたス
ピンドルモータにおいても上記第1実施例と同等の作用
効果が得られる。
【0027】図3は、本発明にかかるスピンドルモータ
の第3実施例を示しており、上記実施例と同一若しくは
相当する部分に同一符号を付し、以下にその特徴点につ
いてのみ説明する。同図に示すスピンドルモータは、シ
ャフト固定型のものであって、かつ、シャフトの一端が
支持される形式のものである。ブラケット10bは、フ
ランジ部11と、外周壁部12と、底部13とを有し、
第1実施例の内周筒部14の内方に肉厚の内周壁部34
が設けられている。
【0028】内周壁部34の中心には、孔部16が穿設
され、この孔部16内にシャフト38の下部側が嵌合固
定されている。一方、ロータハブ21bの基部23に
は、その中心に嵌合孔22が形成され、この嵌合孔22
内には、中空円筒状のスリーブ39の上部側が嵌合固定
され、スリーブ39の下部側は、ブラケット10bの内
周筒部14の内面に沿って、所定の間隔をおいて対向す
るようにして下方に延びている。
【0029】そして、シャフト38の外周面またはスリ
ーブ39の内周面のいずれか一方に、ヘリングボーン状
の溝が形成され、上記実施例と同様にこれらの間にラジ
アル方向の動圧軸受け部Aが形成されている。また、シ
ャフト38の上端側には、環状のスラストプレート32
が圧入固定されており、このスラストプレート32の上
下面には、上記実施例と同様にスラスト方向の動圧軸受
け部Bが形成されている。
【0030】さらに、ロータハブ21bの嵌合孔22の
上端開口部に、スラストプレート32が圧入固定された
状態で、スラスト押さえ板40を圧入固定することによ
り、潤滑剤が充填された動圧軸受け部(スラストおよび
ラジアル)の上方が閉塞されている。このように構成さ
れたスピンドルモータにおいても上記第1実施例と同等
の作用効果が得られるとともに、この実施例では、ブラ
ケット10bの内周筒部14とロータハブ21b側のス
リーブ39,外壁部24とで、迷路状のラビリンスシー
ル部が形成されているので、動圧軸受け部A,Bからの
潤滑剤の漏出がこの部分で効果的に阻止される。
【0031】図4は、この発明にかかるスピンドルモー
タの第4実施例を示しており、上記実施例と同一若しく
は相当する部分に同一符号を付し、以下にその特徴点に
ついてのみ説明する。同図に示すスピンドルモータは、
第2,3実施例と同様にシャフト固定型のものであっ
て、特に、その軸受け部に特徴があり、ロータハブ21
cの基部23の嵌合孔22に嵌合固定されたスリーブ4
1とブラケット10側に固定されたシャフト42との間
に磁性流体軸受け部Cを介在させている。
【0032】磁性流体軸受け部Cは、シャフト42の外
周面に支持された磁石44と、磁石44の外周に設けら
れた外輪45と、磁性粉が混入された流体46とから構
成されている。流体46による動圧発生溝は、外輪45
の外周面またはスリーブ41の内周面にヘリングボーン
状の溝が形成されている。これによりラジアル方向の動
圧軸受け部が形成される。外輪45は、鉄材などの強磁
性体の材料が用いられ、磁石44により帯磁される。
【0033】帯磁された外輪45により磁気ループが生
成され、流体46は、外輪45の上下端部および外輪外
周面に付着して保持される。第4実施例では、スリーブ
41およびストッパリング47にステンレス鋼やアルミ
ニウム鋼などの非磁性材料を用いることが望ましく、こ
れにより流体46の保持力が高められる。なお、この実
施例では、スリーブ41は、断面がほぼL字型のもので
あって、その上部側には、ストッパリング47が設けら
れている。
【0034】このように構成された第4実施例では、ス
リーブ41とストッパリング47とにより、外輪45の
上下端部が軸方向に位置規制された状態で支持される。
従って、ロータハブ21cは、ブラケット10に対して
所定の軸方向高さに維持されて回転支持される。また、
このように構成された実施例によっても上記第1および
第2実施例と同等の作用効果が得られる。
【0035】なお、上記実施例では、ステータコイル2
0の上方側に磁性板29を対面配置したものを例示した
が、磁気ディスクに影響を及ぼさない場合には、磁性板
29とロータマグネット28との位置関係を逆にしても
よい。
【0036】
【発明の効果】以上、実施例で詳細に説明したように、
本発明にかかるスピンドルモータによれば、軸圧軸受け
部または磁性流体軸受け部を用いているので、その寿命
が長くなるとともに、渦電流の影響が非常に少なくなる
ので、モータのトルクなどの特性を改善することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるスピンドルモータの第1実施例
を示す半断面図である。
【図2】本発明にかかるスピンドルモータの第2実施例
を示す半断面図である。
【図3】本発明にかかるスピンドルモータの第3実施例
を示す半断面図である。
【図4】本発明にかかるスピンドルモータの第4実施例
を示す要部断面図である。
【図5】従来のスピンドルモータの一例を示す半断面図
である。
【符号の説明】
10 ブラケット(ステータ) 20 ステータコイル 21 ロータハブ(ロータ) 28 ロータマグネット 29 磁性板 A ラジアル動圧軸受け部 B スラスト動圧軸受け部 C 磁性流体軸受け部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 励磁状態で電流磁界を発生するステータ
    コイルを備えたステータと、このステータコイルの電流
    磁界との電磁相互作用により回転力を得るロータマグネ
    ットを備えたロータとを有するスピンドルモータにおい
    て、 前記ステータとロータとの間に動圧軸受け部または磁性
    流体軸受け部を設け、 前記ステータコイルの一方側に空間部を設けて前記ロー
    タマグネットを対面配置するとともに、前記ステータコ
    イルの他方側に空間部を設けて磁性板を対面配置したこ
    とを特徴とするスピンドルモータ。
JP33717392A 1992-12-17 1992-12-17 スピンドルモータ Withdrawn JPH06189491A (ja)

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JP33717392A JPH06189491A (ja) 1992-12-17 1992-12-17 スピンドルモータ

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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