JP2001309605A - モータ - Google Patents

モータ

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JP2001309605A
JP2001309605A JP2000119230A JP2000119230A JP2001309605A JP 2001309605 A JP2001309605 A JP 2001309605A JP 2000119230 A JP2000119230 A JP 2000119230A JP 2000119230 A JP2000119230 A JP 2000119230A JP 2001309605 A JP2001309605 A JP 2001309605A
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JP
Japan
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magnetic ring
rotor
magnetic
drive magnet
fixed
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Withdrawn
Application number
JP2000119230A
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English (en)
Inventor
Hiromasa Fujii
浩雅 藤井
Eiji Koyakata
栄次 古館
Norio Kachi
則夫 加知
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Nidec Corp
Original Assignee
Nidec Corp
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Publication date
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  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
  • Sliding-Contact Bearings (AREA)
  • Rotational Drive Of Disk (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単な構成により、渦電流損失を低減し、トル
ク定数の低下を防止して高性能のモータを提供できるよ
うにする。 【解決手段】固定部材21に回転自在にロータ24を支
持し、固定部材21とロータ24との間にロータ24を
回転自在に支持する動圧軸受26を介在し、固定部材2
1にステータ40を固定し、ステータ40に対して径方
向に対向して駆動マグネット41をロータ24に取り付
け、固定部材21に磁性体リング42を取り付け、この
磁性体リング42の上面44を駆動マグネット41の下
端面に対向する位置に配設すると共に、この上面44を
外周側から内周側への下り傾斜面としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばCDやC
D−ROM、ハードディスク等の記録ディスク、レーザ
プリンタの多面鏡、或いはビデオテープレコーダの磁気
ヘッド等の回転駆動用に使用されるすべり軸受を備える
モータに関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、すべり軸受の一種である動圧
軸受を用いたモータは、CD、CD−ROMやハードデ
ィスク等の記録ディスク、レーザプリンタの多面鏡、或
いはビデオテープレコーダの磁気ヘッド等、種々の駆動
用モータとして適用されている。
【0003】例えば、ハードディスク駆動用モータの例
として、本件出願人にかかる特願平11−350878
号の出願明細書及び図面に記載のものがあり、その概略
構成は図10に示すとおりである。
【0004】即ち、装置のベース部材を構成するアルミ
ニウム製の固定部材1にロータ2が回転自在に支持さ
れ、固定部材1とロータ2との間に、ロータ2を回転自
在に支持する動圧軸受3が介在され、固定部材1にステ
ータ4が固定され、円筒状の駆動マグネット5がロータ
2に取り付けられてステータ4に対し半径方向に対向し
て配設され、磁性体リング6が固定部材1に取り付けら
れ、この磁性体リング6の上面が駆動マグネット5の下
端面に対向する位置に配設され、互いの対向面にて形成
される隙間は径方向に均一である。
【0005】動圧軸受3は、ロータ2に固定された円柱
状のシャフト8と、固定部材1に固定されシャフト8を
回転自在に支持した円筒状のスリーブ9と、スリーブ9
の内周面であってシャフト8との摺接面に形成されたへ
リングボーン溝から成りラジアル荷重を支持するラジア
ル動圧軸受部3aと、スリーブ9の上端面であってロー
タ2との摺接面に形成されたスパイラル状溝から成り、
ロータ2を浮上させる方向に作用してスラスト(アキシ
ャル)荷重を支持するスラスト動圧軸受部3bとにより
構成されている。そして、両軸受部3a、3bと、これ
らが対向する被軸受部との間に形成される微小間隙に
は、潤滑油が介在されている。
【0006】このとき、ステータ4のステータコアと駆
動マグネット5との磁気センタをずらし、つまりステー
タコアに対して駆動マグネット5の軸方向相対位置が上
方にあり、軸方向の磁気吸引力が発生しないニュートラ
ル位置からずらして配置し、そのときに発生する磁気吸
引力Fにより下方へのアキシャル力Faをロータ2に作
用させている。
【0007】更に、駆動マグネット5の下端面の磁束も
利用し、駆動マグネット5とこの磁性体リング6との間
に作用する磁気吸引力により、ロータ2に下方へのアキ
シャル力Fbを作用させている。このように、ロータ2
は、ラジアル荷重は主としてラジアル動圧軸受部3aに
て支持され、スラスト荷重は主としてスラスト動圧軸受
部3b及びアキシャル力Fa、Fbとのバランスを図る
ことで支持されている。なお、ロータ2は、過大なアキ
シャル力が上方に加わったときにシャフト8がスリーブ
9から抜けないように、シャフト8の下端には抜け止め
部材10が設けられている。
【0008】その他に、上記したような磁性体リング
6、或いはこれに相当する磁性体を備える例として、特
開平6−223494号公報に記載の装置がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の構成では、磁性体リング6における渦電流損失が大き
くなり、消費電力が大きくなる問題があった。
【0010】このような渦電流損失を低減するために、
駆動マグネット5の下端面と磁性体リング6との間隔を
大きくして両部材間に発生する磁束量を減らすことも考
えられるが、駆動マグネット5の下端面の磁束量を低減
すると磁気吸引力(Fb)も低下し、ロータ2の軸方向
のバランスが崩れ安定化に作用できなくなる。更に、駆
動マグネット5の下端面からステータコアに向かう磁束
が、磁性体リング6により奪われ易いため、ロータ2を
駆動させる駆動力に寄与するトルク定数が低下するとい
う問題もある。
【0011】尚、このような問題は、動圧軸受を用いた
モータに限られるものではなく、ロータの安定化のため
に磁性体リング或いはこれに相当するものを使用するも
のであれば、含油性の多孔質材から成る含油軸受、互い
に磁気的に反発させて支持する磁気軸受等の、円筒体と
これに嵌合される円柱体との間の嵌合面にて形成される
すべり軸受を使用するすべてのモータにおいて生じ得る
問題である。
【0012】そこで、本発明は、簡単な構成により、渦
電流損失やトルク定数の低下を防止等のモータ特性を低
下させることがないモータを提供できるようにすること
を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明は、固定部材に回転自在に支持されるロ
ータと、前記固定部材と前記ロータとの間に介在され前
記ロータを回転自在に支持するすべり軸受と、前記固定
部材に固定されたステータと、前記ステータに対して径
方向に対向して前記ロータに取り付けられた駆動マグネ
ットと、前記固定部材に取り付けられ上面が前記駆動マ
グネットの下端面に対向する位置に配設された磁性体リ
ングとを備え、前記磁性体リングの上面が、傾斜してい
ることを特徴としている。
【0014】このような構成によれば、磁性体リングの
上面が傾斜しているため、この上面と駆動マグネットの
下端面との間の隙間が従来のように径方向に均一になら
ず、隙間の大きい側における磁気抵抗が小さい側よりも
大きくなり、その結果隙間が径方向に均一の場合と比較
して、磁性体リング中を通る径方向における磁束密度の
平均が小さくなり、特に隙間の大きい方において顕著と
なり、磁束密度の2乗に比例する渦電流損失を小さくす
ることができる。
【0015】尚、このときの傾斜角度の大小は非常に小
さくても或いは磁性体リングの上面が駆動マグネットの
下端面に接触する位大きくても構わない。
【0016】また、磁性体リングの周方向における磁束
密度は、径方向と違って均一性が保たれているため、磁
性体リングの上面が傾斜していない場合と比べて、磁性
体リングと駆動マグネットとの間の磁気吸引力はほとん
ど変わらず、ロータの安定化を図ることができる。
【0017】このとき、前記磁性体リングの上面と前記
駆動マグネットの下端面との間の隙間が、前記駆動マグ
ネットの前記ステータに近い側において広くなるよう
に、前記磁性体リングの上面が傾斜しているのが望まし
い。
【0018】このようにすれば、駆動マグネットの下端
面からステータコアに向かう磁束が磁性体リングにより
奪われにくくなるため、トルク定数の低下を防止するこ
とができる。
【0019】尚、すべり軸受は、動圧軸受のほか、含油
軸受、互いに磁気的に反発させて支持する磁気軸受等
の、円筒体とこれに嵌合される円柱体との間の嵌合面に
て形成されるものが望ましい。
【0020】また、本発明は、前記駆動マグネットに、
ニッケルメッキが施されていることを特徴としている。
このような構成によれば、駆動マグネットの下端面にお
ける起磁力損失を低減することができ、磁性体リングの
周方向における磁束密度を増加することが可能になり、
磁性体リングと駆動マグネットとの間の磁気吸引力を確
保或いは向上することができる。
【0021】更に、ニッケルメッキによって、駆動マグ
ネットとステータコアとの対向面での起磁力損失を低減
できると同時に、駆動マグネットとステータコアの対向
部における径方向における磁束密度を増加できるため、
トルク定数を維持することができる。しかも、ニッケル
メッキによりパーミアンスが大きくなり、外部磁界や温
度上昇に対する減磁を抑制することができ、高温雰囲気
で使用されるモータに好適である。
【0022】また、本発明は、前記磁性体リングの上面
が、複数に分割形成されていることを特徴としている。
このときの分割は、磁性体リングの径方向或いは周方向
のいずれでも構わない。
【0023】このような構成によれば、磁性体リングの
上面が複数に分割されているため、渦電流の流路が断た
れて電気抵抗が大きくなり、渦電流損失を低減すること
ができる。
【0024】また、本発明は、前記磁性体リングが、こ
の磁性体リング側の凸、及び前記固定部材側の凹による
ダボ加締めにより前記固定部材に固定されていることを
特徴としている。
【0025】このような構成によれば、ダボ加締めの個
所では歪が大きくなり、磁束の通過による鉄損も大きく
なる。それ故に、この加締め部分を通る磁束量を減らせ
るので、鉄損を小さくでき、モータ損失の低減を図るこ
とができる。一方、磁性体リングの周方向における磁束
量は低減されることがないため、磁性体リングと駆動マ
グネットとの間の磁気吸引力を十分に確保することがで
きる。
【0026】また、本発明は、前記ダボ加締めの位置
が、前記駆動マグネットの下方位置からずれていること
を特徴としている。このような構成によれば、磁性体リ
ングの上方からプレスしてダボ加締めすることで、簡単
に固定することができ、磁性体リングの位置決めも容易
で、磁性体リングが浮き上がることなく強固に固定する
ことができる。尚、このようなダボ加締めに加えて接着
剤を併用して磁性体リングを固定すると、いっそう強固
に磁性体リングを固定することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)この発明を、動
圧軸受を用いたハードディスク駆動装置用モータに適用
した場合を例に第1実施形態として図1ないし図4を参
照して説明する。但し、図1はハードディスク駆動用モ
ータの切断正面図、図2及び図3は動作説明図、図4は
本実施形態の変形例の説明図である。
【0028】図1に示すように、装置のベース部材を構
成するアルミニウム製の固定部材21に形成された円筒
状収容部に円筒状のスリーブ22が固定され、このスリ
ーブ22に円柱状のシャフト23が回転可能に内挿さ
れ、ロータ24を構成する円板状の基部24aの中央の
透孔に、シャフト23の上部が嵌入されてロータ24が
シャフト23に固着され、ロータ24が回転自在に支持
されている。このロータ24の基部24aの周縁には、
筒状部24bが下方に垂下して一体的に形成され、この
筒状部24bの外周にハードディスクが搭載される。
【0029】そして、固定部材21とロータ24との間
には、ロータ24を回転自在に支持する動圧軸受26が
介在されている。この動圧軸受26は、スリーブ22の
シャフト23との摺接面の上下2箇所に形成されラジア
ル荷重を支持するラジアル動圧軸受部27a、27b
と、スリーブ22の上端面であってロータ24の基部2
4aとの摺接面に形成されロータ24を浮上させる方向
に作用してスラスト(アキシャル)荷重を支持するスラ
スト動圧軸受部28とにより構成されている。尚、シャ
フト23の下端部には、抜け止め部材30が設けられて
いる。
【0030】ここで、スリーブ22の軸線方向略中央部
であって両ラジアル動圧軸受部27a、27bの中間位
置には、環状凹部29が形成され、この環状凹部29を
境にして、その上側ではラジアル動圧軸受部27aから
スラスト動圧軸受部28にわたって潤滑油が充填される
一方、環状凹部29の下側では、ラジアル動圧軸受部2
7bに潤滑油が充填されている。
【0031】更に、ラジアル動圧軸受部27aの動圧発
生溝は、屈曲点を幅方向中央より上側に偏倚させたへリ
ングボーン溝から成る。また、スラスト動圧軸受部28
の動圧発生溝は、内周方向に圧力が高くなるスパイラル
溝から成る。従って、これら動圧軸受部27a、28の
動圧発生時、ラジアル動圧軸受部27aの中央より上側
に偏倚した部分の流体圧力が最も高くなり、ラジアル動
圧軸受部27aの下側、及びスラスト動圧軸受部28の
外周側の流体圧力が最も低くなる。
【0032】一方、ラジアル動圧軸受部27bの動圧発
生溝もヘリングボーン溝から成り、その中央部で流体圧
力が最も高くなり、その両端部で流体圧力が最も低くな
る。
【0033】更に、ロータ24の基部24aの下面中央
寄りに一体形成された垂下部35と、スリーブ22の上
部外周部との間に、環状の連通空間36が形成されてい
る。この連通空間36の少なくとも一方の面には、下方
に拡開するように連通空間36を形成するテーパ面が形
成され、これによって潤滑油のシール部が形成されてい
る。尚、固定部材21の底面にはネームプレート等のプ
レート37が接着されて、固定部材21のスリーブ22
を収容した円筒状収容部の下面開口が密封されている。
【0034】また、ステータコア40a及びこのコア4
0aに巻回されたステータコイル40bとから成るステ
ータ40が固定部材21に固着され、円筒状の駆動マグ
ネット41がロータ24の筒状部24bに嵌入されてス
テータ40の外周面に対し径方向に対向して配設され、
磁性体リング42が固定部材21に例えば接着剤により
固着され、この磁性体リング42の上面が駆動マグネッ
ト41の下端面に対向する位置に配設されている。この
ように、ステータ40の径方向外方にて駆動マグネット
41が対向して回転するタイプをアウタロータ型モータ
という。なお、この駆動マグネット41の磁極は、内周
方向にN極、S極、外周方向にS極、N極が交互に着磁
されることで、径方向にN極とS極、または、S極とN
極に配列されている。
【0035】ここで、ステータ40のステータコア40
aと駆動マグネット41との磁気センタをずらし、つま
りステータコア40aに対して駆動マグネット41の軸
方向相対位置が上方にあり、軸方向に磁気吸引力を発生
しないニュートラル位置からずれて配置され、そのとき
に発生する磁気吸引力fによりアキシャル力faをロー
タ24に作用させている。
【0036】更に、駆動マグネット41の下端面の磁束
も利用し、駆動マグネット41とこの磁性体リング42
との間に作用する磁気吸引力により、ロータ24に下方
へのアキシャル力fbを作用させている。このように、
ロータ24は、ラジアル荷重は主としてラジアル動圧軸
受部27a、27bにより支持され、スラスト荷重は主
としてスラスト動圧軸受部28及びアキシャル力fa、
fbとのバランスを図ることで支持されている。
【0037】ところで、図2に示すように、磁性体リン
グ42の上面44は、その外周側から内周側に向かって
下り傾斜となっており、駆動マグネット41のステータ
コア40aに近い側において、磁性体リング42の上面
44と駆動マグネット41の下端面との間の隙間が広く
なるように傾斜している。
【0038】このように、磁性体リング42の上面を傾
斜させることにより、駆動マグネット41のN極、S極
が、図2に示すように径方向に配列されており、磁性体
リング42の上面44と駆動マグネット41の下端面と
の間の隙間の大きい内周側(図2の左側)において、隙
間の小さい外周側(図2の右側)よりも磁気抵抗が大き
くなり、磁束密度が顕著に小さくなる。
【0039】その結果、磁性体リング42における磁束
密度も小さくなり、磁性体リング42の上面44と駆動
マグネット41の下端面との間の隙間が均一の場合(磁
性体リング42の上面44を駆動マグネット41の下端
面が平行である場合)と比較して、磁束密度の2乗に比
例する渦電流損失が小さくなる。
【0040】また、このように磁性体リング42の上面
を傾斜させると、駆動マグネット41の下端面からステ
ータコア40aに向かう磁束が磁性体リング42により
奪われにくくなるため、トルク定数の低下を防止するこ
とができる。
【0041】このことを実験的に検証するために、図3
に示すように、磁性体リング42にステンレス鋼等の強
磁性材料を用い、その上面44と駆動マグネット41の
下端面の外周縁との隙間をA、内周縁との隙間をB、傾
斜角度をαとし、モータのトルク定数及び磁性体リング
42の鉄損を測定したところ、表1に示すような結果と
なった。但し、トルク定数は、モータを外部から回転さ
せたときの逆起電力から求め、鉄損は、モータを駆動す
るように治具を駆動し、磁性体リング42がある場合と
ない場合の電流値の差から求めた。
【0042】
【表1】
【0043】この表1から、磁性体リング42の上面4
4を傾斜させた場合、傾斜角度がゼロの場合と比べて、
明らかにトルク定数は大きくなり、磁性体リング42の
鉄損小さくなっており、傾斜面にすることでモータ特性
に与える効果が向上していることがわかる。
【0044】ここで、磁性体リング42の上面44の傾
斜について、 B/A≧1.5 0.1mm≦A、B≦1mm の条件を満足するのが実用的である。
【0045】尚、磁性体リング42の上面44の傾斜
は、図4(a)に示すように非常に小さくても、或いは
図4(b)に示すように、磁性体リング42の上面44
が駆動マグネット41の下端面に接触する位大きくても
構わない。
【0046】また、図2に示すように、駆動マグネット
41の表面にはニッケルメッキが施されてメッキ層45
が形成されている。これにより、駆動マグネット41の
下端面における起磁力損失を低減することができ、磁性
体リング42の周方向における磁束密度を増加すること
が可能になり、磁性体リング42と駆動マグネット41
との間の磁気吸引力を確保(或いは向上)することがで
きる。
【0047】更に、ニッケルメッキによって、駆動マグ
ネット41とステータコア40aとの対向面での起磁力
損失を低減できると同時に、径方向における磁束密度を
増加できるため、トルク定数を維持することができる。
しかも、ニッケルメッキによりパーミアンスが高くな
り、外部磁界や温度上昇に対する減磁を抑制することが
でき、高温雰囲気での使用にも耐え得る。
【0048】ここで、メッキ層45は駆動マグネット4
1の表面全体に形成する必要はなく、少なくとも駆動マ
グネット41のステータコア40aと対向する面に形成
されていればよい。
【0049】従って、第1実施形態によれば、磁性体リ
ング42の上面44が傾斜しているため、磁性体リング
42の径方向における磁束密度が内周側において小さく
なり、径方向の磁束密度の平均値が、上面44の傾斜が
ない場合よりも小さくなり磁束密度の2乗に比例する渦
電流損失を小さくすることができる。
【0050】また、磁性体リング42の周方向における
磁束密度は、径方向と違って均一性が保たれているた
め、磁性体リング42の上面44が傾斜していない場合
と比べて、磁性体リング42と駆動マグネット41との
間の磁気吸引力はほとんど変わらず、ロータ24の安定
化を図ることができる。
【0051】更に、磁性体リング42のステータ40に
近い内周側において駆動マグネット41との間の隙間が
大きくなるように、磁性体リング42の上面44が傾斜
しているため、駆動マグネット41の下端面からステー
タコア40aに向かう磁束が磁性体リング42により奪
われにくくなり、トルク定数の低下を防止することがで
きる。
【0052】なお、上記した例では駆動マグネット41
の表面にニッケルメッキを施した場合について説明した
が、必ずしも駆動マグネット41にニッケルメッキを施
さなくても構わない。
【0053】(第2実施形態)この発明の第2実施形態
について図5及び図6を参照して説明する。但し、図5
は磁性体リングの平面図、図6はその断面図である。
尚、本実施形態におけるモータの基本的な構成は上記し
た第1実施形態とほぼ同じであるため、以下の説明では
図1も参照し、主として第1実施形態と相違する点につ
いて説明する。
【0054】図5に示すように、図1における上面44
が傾斜した磁性体リング42に代えて、径方向に2分割
された磁性体リング50を設けた点が、上記した第1実
施形態と相違している。
【0055】この場合、大径のリングと小径のリングと
を組み合わせて磁性体リング50を形成することができ
る。また、図6(a)に示すようなリング状部材51
を、同図(b)に示すように、中心から等距離の位置に
おいて屈曲してその上面を2分割し、分割部を互いに電
気的に絶縁することで磁性体リング50を形成してもよ
い。
【0056】このように、径方向に2分割した磁性体リ
ング50を設けると、磁性体リング50における電気抵
抗が大きくなり、渦電流が流れにくくなる。
【0057】従って、第2実施形態によれば、磁性体リ
ング50を径方向に2分割することで、渦電流損失を抑
制することができる。
【0058】なお、磁性体リング50の上面が、第1実
施形態と同様、外周側から内周側に向かって下り傾斜し
ていてもよく、更には駆動マグネット41にニッケルメ
ッキが施されていてもよい。
【0059】また、磁性体リング50の屈曲部分に対応
する固定部材21の位置にリング状の凹溝を形成し、こ
の凹溝に磁性体リング50の屈曲部分を嵌合して磁性体
リング50の位置決め及び固定を行うようにしてもよ
い。
【0060】(第3実施形態)この発明の第3実施形態
について図7を参照して説明する。本実施形態では、図
7に示すように、第2実施形態における径方向に2分割
された磁性体リング50(図5参照)に代えて、周方向
に複数分割された磁性体リング53を設けている。
【0061】このように、周方向に複数分割された磁性
体リング53を用いても、上記した第2実施形態と同等
の効果を得ることができる。
【0062】この場合も、磁性体リング50の上面が、
第1実施形態と同様、外周側から内周側に向かって下り
傾斜していてもよく、更には駆動マグネット41にニッ
ケルメッキが施されていてもよい。
【0063】(第4実施形態)この発明の第4実施形態
について図8及び図9を参照して説明する。但し、図8
は磁性体リングの平面図、図9は一部の断面図である。
【0064】本実施形態では、図8に示すように、磁性
材から成る薄板を複数枚積層して成る磁性体リング55
を固定部材21(図1参照)の所定位置に配設し、上か
らプレス機によって複数箇所においてダボ加締めし、磁
性体リング55側の凸部56a及び固定部材21側の凹
部56bにより、固定部材21に磁性体リング55を固
定している。
【0065】このように、ダボ加締めを採用することに
より、磁性体リング55の材料として薄板を使用するこ
とができ、薄板の使用により渦電流損失が減少する。更
に、磁性体リング55の周方向における磁束量は低減さ
れることがないため、磁性体リング55と駆動マグネッ
ト41との間の磁気吸引力は十分に確保される。
【0066】このとき、ダボ加締めの位置を、駆動マグ
ネット41の下方位置から内周寄りにずらすのが望まし
い。
【0067】従って、第4実施形態によれば、渦電流損
失及び鉄損を低減することができ、モータ損失の低減を
図ることができる一方、磁性体リング55と駆動マグネ
ット41との間の磁気吸引力を十分に確保することがで
きる。
【0068】また、ダボ加締めによって磁性体リング5
5を固定するため、磁性体リングの位置決めも容易で、
磁性体リングが浮き上がることなく強固に固定すること
ができる。
【0069】ところで、このようなダボ加締めに加えて
接着剤を併用して磁性体リング55を固定すると、いっ
そう強固に磁性体リング55を固定部材21に固定する
ことができる。
【0070】また、磁性体リング55の上面が、第1実
施形態と同様、外周側から内周側に向かって下り傾斜し
ていてもよく、更には駆動マグネット41にニッケルメ
ッキが施されていてもよい。
【0071】なお、上記した各実施形態では、すべり軸
受として動圧軸受を用いた場合について説明したが、ロ
ータ24の安定化のために磁性体リング42、50、5
5或いはこれに相当するものを使用するものであれば、
上記した動圧軸受26以外に、含油軸受、互いに磁気的
に反発させて支持する磁気軸受等の、円筒体とこれに嵌
合される円柱体との間の嵌合面にて形成されるすべり軸
受を用いたモータであっても、本発明を同様に適用する
ことができ、いずれの場合も上記した各実施形態と同等
の効果を得ることができる。
【0072】また、上記した各実施形態では、アウタロ
ータ型のモータを例として説明しているが、インナーロ
ータ型(ステータ40の径方向内方にて駆動マグネット
41が対向して回転するタイプ)であってもよいのはい
うまでもなく、この場合、磁性体リングの上面は内周側
から外周側に向かう下り傾斜面とすればよく、第4実施
形態のようにダボ加締めする位置は、駆動マグネットの
下方位置から外周寄りにずらすのが好ましい。
【0073】更に、上記した各実施形態では、本発明に
かかるモータをハードディスク駆動装置に適用した場合
について説明したが、ハードディスク以外のCDやCD
−ROM等の記録ディスクの駆動装置、レーザプリンタ
の多面鏡或いはビデオテープレコーダの磁気ヘッドの駆
動装置等に使用される駆動モータに適用することが可能
である。
【0074】また、本発明は上記した実施形態に限定さ
れるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて
上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能であ
る。
【0075】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の発明に
よれば、磁性体リングの上面が傾斜しているため、この
上面と駆動マグネットの下端面との間の隙間の大きい側
における磁気抵抗が小さい側よりも大きくなり、その結
果、磁性体リングの上面が傾斜していない場合と比較し
て、磁性体リングの径方向における磁束密度が小さくな
り、磁束密度の2乗に比例する渦電流損失を小さくする
ことが可能になる。
【0076】更に、磁性体リングの周方向における磁束
密度は、径方向と違って均一性が保たれているため、磁
性体リングの上面が傾斜していない場合と比べて、磁性
体リングと駆動マグネットとの間の磁気吸引力はほとん
ど変わらず、ロータの安定化を図ることが可能になる。
【0077】このとき、請求項2に記載のように、前記
磁性体リングの上面と前記駆動マグネットの下端面との
間の隙間が、前記駆動マグネットの前記ステータに近い
側において広くなるように、前記磁性体リングの上面の
傾斜しているのが望ましい。
【0078】こうすれば、駆動マグネットの下端面から
ステータコアに向かう磁束が磁性体リングにより奪われ
にくくなるため、トルク定数の低下を防止することが可
能になる。
【0079】また、請求項3に記載の発明によれば、駆
動マグネットの下端面における起磁力損失を低減するこ
とができ、磁性体リングの周方向における磁束密度を増
加することができて、磁性体リングと駆動マグネットと
の間の磁気吸引力を確保或いは向上することが可能にな
る。
【0080】更に、ニッケルメッキによって、駆動マグ
ネットとステータコアとの対向面での起磁力損失を低減
できると同時に、径方向における磁束密度を増加できる
ため、トルク定数を維持することができる。しかも、ニ
ッケルメッキによりパーミアンスが高くなり、外部磁界
や温度上昇に対する減磁を抑制することが可能になり、
車載用モータ等、高温雰囲気で使用されるモータに好適
である。
【0081】また、請求項4、5、6、7に記載の発明
によれば、磁性体リングの上面が複数に分割されている
ため、電気抵抗が大きくなり、渦電流を流れにくくして
渦電流損失を低減することが可能になる。
【0082】尚、磁性体リングの上面が傾斜し、更に駆
動マグネットにニッケルメッキが施されていると、渦電
流損失の低減を図る上でより効果的である。
【0083】また、請求項8、9に記載の発明によれ
ば、ダボ加締めを採用することにより、磁性体リングの
材料として薄板を使用することができ、薄板の使用によ
って渦電流損失が減少する。
【0084】一方、磁性体リングの周方向における磁束
量は低減されることがないため、磁性体リングと駆動マ
グネットとの間の磁気吸引力を十分に確保することが可
能である。
【0085】尚、磁性体リングの上面が傾斜し、また駆
動マグネットにニッケルメッキが施され、更に磁性体リ
ングの上面が径方向或いは周方向に複数分割されている
と、渦電流損失の低減を図る上でいっそう効果的であ
る。
【0086】また、請求項10に記載の発明によれば、
磁性体リングの上方からプレスしてダボ加締めすること
で、簡単に磁性体リングを固定することができ、磁性体
リングの位置決めも容易で、磁性体リングが浮き上がる
ことなく強固に固定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態におけるハードディス
ク駆動用モータの切断正面図である。
【図2】この発明の第1実施形態の動作説明図である。
【図3】この発明の第1実施形態の動作説明図である。
【図4】この発明の第1実施形態の変形例の説明図であ
る。
【図5】この発明の第2実施形態の一部の平面図であ
る。
【図6】この発明の第2実施形態の一部の断面図であ
る。
【図7】この発明の第3実施形態の一部の平面図であ
る。
【図8】この発明の第4実施形態の一部の平面図であ
る。
【図9】この発明の第4実施形態の異なる一部の断面図
である。
【図10】従来のモータの断面図である。
【符号の説明】
21 固定部材 24 ロータ 26 動圧軸受 27a、27b ラジアル動圧軸受部 28 スラスト動圧軸受部 40 ステータ 41 駆動マグネット 42、50、53、55 磁性体リング 44 上面 45 メッキ層 56a、56b 凸部、凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加知 則夫 滋賀県愛知郡愛知川町中宿248 日本電産 株式会社滋賀技術開発センター内 Fターム(参考) 3J011 AA01 BA02 CA02 KA04 LA01 5D109 BB12 BB18 BB21 BB22 BB27 5H605 BB05 BB14 BB19 CC04 DD09 EA02 EB02 EB06 FF14 GG04 5H607 AA12 BB01 BB09 BB14 BB17 BB25 CC01 DD03 FF01 GG01 GG02 GG09 GG12 GG15 JJ02

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定部材に回転自在に支持されるロータ
    と、 前記固定部材と前記ロータとの間に介在され前記ロータ
    を回転自在に支持するすべり軸受と、 前記固定部材に固定されたステータと、 前記ステータに対して径方向に対向して前記ロータに取
    り付けられた駆動マグネットと、 前記固定部材に取り付けられ上面が前記駆動マグネット
    の下端面に対向する位置に配設された磁性体リングとを
    備え、前記磁性体リングの上面が、傾斜していることを
    特徴とするモータ。
  2. 【請求項2】 前記磁性体リングの上面と前記駆動マグ
    ネットの下端面との間の隙間が、前記駆動マグネットの
    前記ステータに近い側において広くなるように、前記磁
    性体リングの上面が傾斜していることを特徴とする請求
    項1に記載のモータ。
  3. 【請求項3】 前記駆動マグネットに、ニッケルメッキ
    が施されていることを特徴とする請求項1または2に記
    載のモータ。
  4. 【請求項4】 前記磁性体リングの上面が、複数に分割
    形成されていることを特徴とする請求項1ないし3のい
    ずれかに記載のモータ。
  5. 【請求項5】 固定部材に回転自在に支持されるロータ
    と、 前記固定部材と前記ロータとの間に介在され前記ロータ
    を回転自在に支持するすべり軸受と、 前記固定部材に固定されたステータと、 前記ステータに対して径方向に対向して前記ロータに取
    り付けられた駆動マグネットと、 前記固定部材に取り付けられ上面が前記駆動マグネット
    の下端面に対向する位置に配設された磁性体リングとを
    備え、 前記磁性体リングの上面が、複数に分割形成されている
    ことを特徴とするモータ。
  6. 【請求項6】 前記磁性体リングの上面が、径方向に複
    数に分割形成されていることを特徴とする請求項4また
    は5に記載のモータ。
  7. 【請求項7】 前記磁性体リングの上面が、周方向に複
    数に分割形成されていることを特徴とする請求項4また
    は5に記載のモータ。
  8. 【請求項8】 前記磁性体リングが、この磁性体リング
    側の凸、及び前記固定部材側の凹によるダボ加締めによ
    り前記固定部材に固定されていることを特徴とする請求
    項1ないし7のいずれかに記載のモータ。
  9. 【請求項9】 固定部材に回転自在に支持されるロータ
    と、 前記固定部材と前記ロータとの間に介在され前記ロータ
    を回転自在に支持するすべり軸受と、 前記固定部材に固定されたステータと、 前記ステータに対して径方向に対向して前記ロータに取
    り付けられた駆動マグネットと、 前記固定部材に取り付けられ上面が前記駆動マグネット
    の下端面に対向する位置に配設された磁性体リングとを
    備え、前記磁性体リングが、この磁性体リング側の凸、
    及び前記固定部材側の凹によるダボ加締めにより前記固
    定部材に固定されていることを特徴とするモータ。
  10. 【請求項10】 前記ダボ加締めの位置が、前記駆動マ
    グネットの下方位置からずれていることを特徴とする請
    求項8または9に記載のモータ。
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