JPH0618931U - パッシブセンサ - Google Patents

パッシブセンサ

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JPH0618931U
JPH0618931U JP6355292U JP6355292U JPH0618931U JP H0618931 U JPH0618931 U JP H0618931U JP 6355292 U JP6355292 U JP 6355292U JP 6355292 U JP6355292 U JP 6355292U JP H0618931 U JPH0618931 U JP H0618931U
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JP
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 装置全体を大型化せずに、高価になることな
く、容易に検知領域の一部を遮断し得るようにした、3
60度型パッシブセンサを提供する。 【構成】 天井面に取り付ける取付ベース11と、該取
付ベースの下面中央付近に配設したセンサ素子12と、
センサ素子を下方から覆うように取付ベースの下方に備
えたフレネルレンズ13とを含んでおり、センサ素子1
2の下方にて360度の検知領域を有するパッシブセン
サ10において、センサ素子12の周囲の所定の角度範
囲を遮光する遮光部材14を、取付ベース11に着脱可
能に取り付ける構成とした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はパッシブセンサに関し、特に天井面に取り付けて360度の全方向 の検知領域を有する、所謂360度型パッシブセンサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のパッシブセンサは、一般に図4に示すように構成されている。即ち、図 4において、パッシブセンサ1は、壁面,天井面等に取り付けられる取付ベース 2と、この取付ベース2の表面中央付近に配設されたセンサ素子3と、このセン サ素子3の側方に位置するようにして取付ベース2に取り付けられたミラー4と から構成されており、左右方向に関して180度以下の検知領域を有するように なっている。
【0003】 このような構成のパッシブセンサ1は、警戒すべき部屋等の隅にて部屋の壁面 または天井面等に取り付けられることにより、例えば部屋の窓,ドアの付近に検 知領域が重なるように設置されている。
【0004】 一方、例えば図5に示すように、部屋等の中央付近の天井に取り付けるように した、所謂360度型パッシブセンサも知られている。このような360度型パ ッシブセンサ5は、図5において、天井面に取り付けられる取付ベース6と、こ の取付ベース6の表面中央付近に配設されたセンサ素子7と、このセンサ素子7 を下方から覆うように該取付ベース6の下方に備えられたフレネルレンズ8とを 含んでおり、該フレネルレンズ8の作用によってセンサ素子7の下方にて360 度の検知領域を有するようになっている。
【0005】 このような構成の360度型パッシブセンサ5は、警戒すべき部屋等の天井面 の中央付近に取り付けられることにより、360度の全方向に関して検知領域を 有するようになっていて、例えば部屋の窓,ドアの付近を警戒することができる ようになっている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような構成のパッシブセンサ1,5においては、以下のよ うな問題がある。即ち、検知領域が180°以下である型のパッシブセンサ1に おいては、部屋等の全体を検知領域とするような場合には、各壁面に沿って、そ れぞれ検知領域が位置するように、複数個のパッシブセンサ1が必要になり、そ の結果設置作業が面倒になると共に、コストが高くなってしまう。
【0007】 また、検知領域が360°であるパッシブセンサ5においては、部屋等の天井 面の中央付近に設置することができず、やむを得ず、図6に示すように部屋等の 天井面の側縁部,隅部等に取り付ける場合には、360度の検知領域の一部が、 部屋等の壁面W等の警戒が不要である領域を監視してしまい、それが誤動作の原 因となることから、信頼性の点で問題があった。
【0008】 このため、従来は、設置作業の際に、現場で、センサ素子7に入射する光路の 一部をマスキングテープ等で遮ったり、図7に示すように、センサ素子7への光 路中にシャッタ9を挿脱したり、またフレネルレンズ及びセンサ素子7の位置を 移動させることにより、センサ素子7の指向性を変更して、警戒が不要である領 域に検知領域が掛からないようにしていた。なお、図中、Mは凹面鏡である。
【0009】 しかしながら、このような光学系へのマスキング作業は、正確に行なう必要が あるため、現場での作業が煩雑なものとなり、且つ時間がかかってしまうという 問題があった。また、シャッタ9を挿脱する構成においては、シャッタ機構を組 み込む必要があるため、全体の構成が大型化してしまうという問題があった。さ らに、フレネルレンズ及びセンサ素子等の光学系の位置を移動させる構成の場合 には、現場での作業は簡単であるものの、機構が複雑になってしまうため、装置 全体の小型化が困難になってしまうと共に、高価になってしまうという問題があ った。
【0010】 この考案は、以上の点に鑑み、装置全体を大型化せずに、高価になることなく 容易に検知領域の一部を遮断し得るようにした、360度型パッシブセンサを提 供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、この考案は、天井面に取り付ける取付ベースと、こ の取付ベースの下面中央付近に配設するセンサ素子と、このセンサ素子を下方か ら覆うように取付ベースの下方に配設したフレネルレンズとを含んでおり、セン サ素子の下方にて360度の検知領域を有するパッシブセンサにおいて、上記セ ンサ素子の周囲の所定の角度範囲を遮光する遮光部材を、取付ベースに着脱可能 に取り付けることを特徴としている。
【0012】 この考案によるパッシブセンサは、好ましくは、上記遮光部材が、取付ベース に対して中心軸の周りに回動可能に取り付けられ得るリング状の取付部と、この 取付部の周縁の一部から下方に延びている遮光部とから構成されている。
【0013】
【作用】
上記構成によれば、パッシブセンサを部屋等の天井面の側縁部または隅部に取 り付ける場合、部屋等の壁面側にて、本パッシブセンサのセンサ素子の検知領域 が除かれ得るように、取付ベースに対して遮光部材を取り付けるだけの簡単な作 業によって、該壁面に対して検知領域が掛からなくすることができる。従って、 壁面からの警戒に不要な領域からの光等の検知エネルギーが、フレネルレンズを 通ってセンサ素子に向かった場合、この検知エネルギーは、上記遮光部材によっ て遮断され得ることになる。その結果、本パッシブセンサにおいては、壁面等に 検知領域が重なって誤動作の原因となるようなことが、確実に排除される。
【0014】 さらに、遮光部材が、取付ベースに対して中心軸の周りに回動可能に取り付け 得るリング状の取付部と、この取付部の周縁の一部から下方に延びている遮光部 とから構成されている場合には、リング状の取付部が取付ベースに対して回動可 能であることから、センサ素子の検知領域を遮断する範囲を容易に調整すること ができる。
【0015】
【実施例】
以下、図面に示した一実施例に基づいてこの考案を詳細に説明する。 図1はこの考案によるパッシブセンサの一実施例を示しており、このパッシブ センサ10は、天井面に取り付けられる取付ベース11と、この取付ベース11 の下面中央付近に配設されたセンサ素子12と、このセンサ素子12を下方から 覆うように上記取付ベース11の下方に備えられたフレネルレンズ13とを含ん でおり、このフレネルレンズ13の作用によって、該センサ素子12の下方にて 360度の検知領域を有するようになっている。
【0016】 以上の構成は、図5に示した従来の360度型パッシブセンサ5と同様の構成 であるが、本考案によるパッシブセンサ10においては、取付ベース11の下面 にて、センサ素子12の周りに、環状の溝11aが設けられていると共に、この 溝11aに対して、遮光部材14が嵌合せしめられ得るようになっている。
【0017】 この遮光部材14は、上記溝11a内に回動可能に挿入され且つ固定され得る リング状の取付部14aと、この取付部14aの周縁の一部から下方に延びてい る遮光部14bとから構成されている。
【0018】 また、この遮光部14bは、図2及び図3に示すように、センサ素子12の視 野角を制限するように形成されており、これによって、センサ素子12の一側の 検知領域が遮断され得るようになっている。
【0019】 この考案によるパッシブセンサ10は、以上のように構成されており、遮光部 材14を使用しない場合には、図5に示した従来型の360度型パッシブセンサ 5と同様に動作することにより、全方向の検知領域が得られることになる。
【0020】 ここで、本パッシブセンサ10の取付ベース11の溝11a内に遮光部材14 の取付部14aを挿入して固定保持すると、図2及び図3に示したように、セン サ素子12の検知領域のうち右側の検知領域が、上記遮光部材14の遮光部14 bによって遮断され得ることから、この右側の検知領域は実際に検知領域として は利用され得ないようになっている。
【0021】 従って、本パッシブセンサ10を、例えば図6に示すように、部屋等の天井面 の側縁部や隅部に取り付けた場合、部屋等の壁面Wに向いた側に、遮光部材14 の遮光部14bが対向するように、この遮光部材14の取付部14aを溝11a 内で回動させて調整すれば、上述した壁面Wに対して、センサ素子12の検知領 域は構成されないことになる。従って、本パッシブセンサ10においては、壁面 Wからの光等の検知エネルギーによって誤動作するようなことが確実に排除され 得ることとなる。
【0022】 このため、本パッシブセンサ10においては、センサ素子12の検知領域が除 かれ得るように、取付ベース11に対して遮光部材14を取り付け、回動するだ けの簡単な作業によって、壁面に対して検知領域が掛からないようにすることが できるので、装置全体を大型化せずに済み、高価になることがない。
【0023】
【考案の効果】
以上のように、この考案によれば、装置全体を大型化せずに、高価になること なく、容易に検知領域の一部を遮断し得るようにした、360度型パッシブセン サを提供し得ることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案によるパッシブセンサの一実施例を示
す分解斜視図である。
【図2】図1のパッシブセンサの要部の断面図である。
【図3】図1のパッシブセンサの要部の底面図である。
【図4】従来の180度型パッシブセンサの一例を示す
概略断面図である。
【図5】従来の360度型パッシブセンサの一例を示す
概略図であって、(A)は概略断面図、(B)は底面図
である。
【図6】図5のパッシブセンサを壁面に接近して配設し
た場合の検知領域を示す概略図である。
【図7】図5のパッシブセンサの検知領域の一部をシャ
ッタにより遮断するようにした構成を示す概略図であ
る。
【符号の説明】
10 パッシブセンサ 11 取付ベース 11a 溝 12 センサ素子 13 フレネルレンズ 14 遮光部材 14a 取付部 14b 遮光部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井面に取り付けられる取付ベースと、
    該取付ベースの下面中央付近に配設されたセンサ素子
    と、該センサ素子を下方から覆うように取付ベースの下
    方に備えられたフレネルレンズとを含んでおり、上記セ
    ンサ素子の下方にて360度の検知領域を有するパッシ
    ブセンサにおいて、 上記センサ素子の周囲の所定の角度範囲を遮光する遮光
    部材が、取付ベースに着脱可能に取り付けられているこ
    とを特徴とする、パッシブセンサ。
  2. 【請求項2】 前記遮光部材が、取付ベースに対して中
    心軸の周りに回動可能に取り付けられ得るリング状の取
    付部と、該取付部の周縁の一部から下方に延びている遮
    光部とから構成されていることを特徴とする、請求項1
    に記載のパッシブセンサ。
JP1992063552U 1992-08-20 1992-08-20 パッシブセンサ Expired - Lifetime JP2597466Y2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011242278A (ja) * 2010-05-19 2011-12-01 Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd パッシブセンサ動作試験用カバーおよびそれを用いたパッシブセンサの動作試験方法
JP2016177937A (ja) * 2015-03-19 2016-10-06 株式会社岡村製作所 ケーブルユニット

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Publication number Publication date
JP2597466Y2 (ja) 1999-07-05

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