JPH0618926Y2 - 計量室付き振出キヤツプ - Google Patents

計量室付き振出キヤツプ

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JPH0618926Y2
JPH0618926Y2 JP1987038121U JP3812187U JPH0618926Y2 JP H0618926 Y2 JPH0618926 Y2 JP H0618926Y2 JP 1987038121 U JP1987038121 U JP 1987038121U JP 3812187 U JP3812187 U JP 3812187U JP H0618926 Y2 JPH0618926 Y2 JP H0618926Y2
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JP
Japan
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outlet
cap
measuring chamber
discharge port
peripheral wall
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JP1987038121U
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JPS63147462U (ja
Inventor
善明 高倉
哲三 中村
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は粉末を収容した容器の計量室付き振出キャップ
に関する。
〔従来の技術〕
従来,粉末を収容した容器の排出キャップとして実開昭
58−33470号公報・実公昭53−27643号公
報などがある。
実開昭58−33470号公報に記載されたものは、第
7図・第8図に示すように、キャップ本体7に振出小孔
25を設け、このキャップ本体7に回動キャップ33を外嵌
し、回動キャップ33の排出口36をキャップ本体7の振出
小孔25に合致させて容器内の粉末を振出すようにしたも
のである。
実公昭53−27643号公報に記載されたものは、第
9図・第10図に示すように、キャップ本体7に計量室19
を設け、この計量室19に入口21と排出用の出口20を設
け、そして、キャップ本体7には回動キャップ33を外嵌
し、回動キャップ33には閉塞板37と排出口36を設けたも
のであり、第9図に示すように、回動キャップ33の頂板
35で計量室19の出口20を閉鎖し、入口21が開いている状
態で容器1を傾けて、入口21より計量室19内に粉末を充
満させ、次に回動キャップ33を回動させて第10図に示す
ように、入口21を閉塞板37で閉塞し、計量室19の出口20
に、回動キャップ33の排出口36を合致させ、計量室19内
の粉末を排出口36より排出させるものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
第7図・第8図に示す従来のものは、粉末を連続して小
孔から散布することができて便利であるが、粉末を一定
量まとめて取り出すことができない。また、第9図・第
10図に示す従来のものは、粉末を一定量ずつまとめて取
り出すことができて便利であるが、粉末を小孔から少量
ずつ連続して散布することが困難である。
本考案は前記事項に鑑みなされたものであり、粉末を小
孔から連続して散布することができるとともに、粉末を
一定量ずつまとめて取り出すことのできるキャップとす
ることを技術的課題とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、容器1の口筒部2に嵌着できる円形のキャッ
プ本体7を設け、キャップ本体7の一側部の外周壁10と
内周壁12との間に中底板13を設け、この中底板13の上部
に仕切によって仕切られた計量室19と振出口24を設け、
前記計量室19の上部に排出用の出口20を設けるととも
に、計量室19の内周壁12に容器1内と連通する入口21を
設け、前記振出口24の中底板13に、容器1内と連通する
複数個の振出小孔25を設け、前記キャップ本体7の他側
部に閉塞部26を設け、このキャップ本体7には、排出口
36を設けた回動キャップ33を嵌着し、この回動キャップ
33は、前記排出口36が、キャップ本体7の計量室19の出
口20、又は振出口24と合致して前記出口20、又は振出口
24を別々に開放する二つの位置、及び前記排出口36が前
記閉塞部26と合致して排出口36が閉塞されるとともに、
回動キャップ33によって前記出口20と振出口24が閉塞さ
れる位置に回動できるように形成するとともに、排出口
36が計量室19の出口20と合致した位置で計量室19の入口
21を閉塞できる閉塞板37を頂板35から垂下して設けて計
量室付き振出キャップとした。
〔作用〕
本考案は第5図に示すように、回動キャップ33の排出口
36が、キャップ本体7の閉塞部26に合致する位置に回動
キャップ33を回動させると、キャップ本体7の計量室19
の出口20と振出口24は共に閉ざされる。そして、この状
態では計量室19の入口21は開かれているので、容器1を
傾けると容器1内の粉末は計量室19の入口21から入り、
計量室19内に充満する。次に第1図に示すように回動キ
ャップ33を回動させ、計量室19の出口20に回動キャップ
33の排出口36を合致させると入口21は閉塞板37で閉塞せ
れ、計量室19内の粉末のみを取り出すことができる。
また、第6図に示すように、キャップ本体7の振出口24
に回動キャップ33の排出口36を合致させると、容器1内
の粉末は振出小孔25より少量ずつ連続して排出させ散布
することができる。
〔実施例〕
第1図乃至第6図は本考案の一実施例の計量室付き振出
キャップを示すものであり、円形に形成されたキャップ
本体7には嵌着用筒部8とそれに続く外周壁10が形成し
てあり、嵌着用筒部8に形成したねじ9により、容器1
の口筒部2に形成したねじ3に螺合至手嵌着できるよう
に形成してあり、外周壁10の外部には凸部11が形成して
ある。
そして、キャップ本体7には外周壁10の内側に一部が欠
けた環状の内周壁12が設けてあり、このキャップ本体7
の一側部の外周壁10と内周壁12の下端部の間に中底板13
を設け、この中底板13の上部の前記外周壁10と内周壁12
の間を、仕切16・17・18によって仕切って計量室19と振出
口24を設けてある。
そして、前記計量室19の上部に排出用の出口20を設ける
とともに、計量室19の内周壁12には容器1内と連通する
入口21が設けてある。そして、前記振出口24の下部の中
底板13に、容器1内と連通する複数個の振出小孔25を設
け、前記キャップ本体7の他側部の上端部で計量室19と
振出口24を設けた部分を除いた部分に、閉塞部26が形成
してある。
さらに、キャップ本体7の閉塞部26には、振出口24を設
けた部分に続いて内周壁12に沿い、かつ、深さが中底板
13に達する内側嵌合溝28と、外周壁10に沿う浅い外側嵌
合溝29が形成してあり、また、中央部には摩擦防止用の
環状突出部27が形成してある。
キャップ本体7には回動キャップ33が嵌着してあり、回
動キャップ33はその内側に形成された凸部34がキャップ
本体7の凸部11に係合させてある。そして、回動きゃっ
ぷ33の頂板35には排出口36を形成するとともに、周縁部
に嵌着用内筒38が突設してあり、排出口36の内側には弧
状の閉塞板37が頂板35から垂下して設けてある。そし
て、回動キャップ33の嵌着用内筒38は、キャップ本体7
の外側嵌合溝29に嵌入し、閉塞板37は内側嵌合溝28に嵌
入するように形成してある。
このようにして、回動キャップ33の排出口36がキャップ
本体7の計量室19の出口20、又は振出口24と合致して前
記出口20、又は振出口24を別々に開放する二つの位置に
回動できるように形成してあり、また、前記排出口36が
前記閉塞部26と合致して、排出口36が閉塞されるととも
に、回動キャップ33の頂板35によって、前記出口20と振
出口24が閉塞される位置に回動できるように形成してあ
り、排出口36が計量室19の出口20と合致した位置で計量
室19の入口21を閉塞板37で閉塞できるように形成してあ
る。
そして、この実施例は粉末殺虫剤に適するものである。
また、計量室19の出口20と振出口24は外周壁10に形成す
ることも可能であり、この場合は当然のこととして、回
動キャップ33の排出口36も回動キャップ33の側壁部に形
成する。
〔考案の効果〕
本考案は回動キャップ33を回動して、回動キャップ33の
排出口36をキャップ本体7の閉塞部26に合致させると、
計量室19の出口20と振出口24は共に閉ざされ、計量室19
の入口21が開かれる。そこで、容器1を傾けると容器1
内の粉末などは計量室19内に充満する。次に回動キャッ
プ33を回動させ、計量室19の出口20に回動キャップ33の
排出口36を合致させると計量室19内の一定量の粉末など
を取り出すことができる。
また、回動キャップ33の排出口36を、キャップ本体7の
振出口24に合致させると、複数個の振出小孔25から粉末
などを小量ずつ連続して取り出すことができる。
したがって、本考案は、一つの計量室付き振出キャップ
で、内容物の定量取り出しと、内容物の小量ずつの連続
取り出しの2種類の取り出しができて便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の断面図で計量室を開放した
状態の第3図I・V−I・V線の位置の断面図、第2図
はその分解斜視図、第3図はキャップ本体の平面図、第
4図は回動キャップの平面図、第5図はその出口と振出
口を閉鎖し、計量室の入口を開いた状態の第3図I・V
−I・V線の位置の断面図、第6図はその振り出し口を
開放した状態の第3図VI−VI線の位置の半裁断面図、第
7図・第8図は従来例の分解斜視図、第9図は他の従来
例の計量室の入口を開いた状態の断面図、第10図はその
計量室の出口を開放した状態の断面図である。 1……容器、2……口筒部、 7……キャップ本体、10……外周壁、 12……内周壁、13……中底板 19……計量室、20……出口、 21……入口、24……振出口 25……振出小孔、26……閉塞部、 33……回動キャップ、35……頂板、 36……排出口、37……閉塞板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器1の口筒部2に嵌着できる円形のキャ
    ップ本体7を設け、キャップ本体7の一側部の外周壁10
    と内周壁12との間に中底板13を設け、この中底板13の上
    部に仕切によって仕切られた計量室19と振出口24を設
    け、前記計量室19の上部に排出用の出口20を設けるとと
    もに、計量室19の内周壁12に容器1内と連通する入口21
    を設け、前記振出口24の中底板13に、容器1内と連通す
    る複数個の振出小孔25を設け、前記キャップ本体7の他
    側部に閉塞部26を設け、このキャップ本体7には、排出
    口36を設けた回動キャップ33を嵌着し、この回動キャッ
    プ33は、前記排出口36が、キャップ本体7の計量室19の
    出口20、又は振出口24と合致して前記出口20、又は振出
    口24を別々に開放する二つの位置、及び前記排出口36が
    前記閉塞部26と合致して排出口36が閉塞されるととも
    に、回動キャップ33によって前記出口20と振出口24が閉
    塞される位置に回動できるように形成するとともに、排
    出口36が計量室19の出口20と合致した位置で計量室19の
    入口21を閉塞できる閉塞板37を頂板35から垂下して設け
    た計量室付き振出キャップ。
JP1987038121U 1987-03-16 1987-03-16 計量室付き振出キヤツプ Expired - Lifetime JPH0618926Y2 (ja)

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JPS63147462U JPS63147462U (ja) 1988-09-28
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020019541A (ja) * 2018-08-01 2020-02-06 凸版印刷株式会社 計量機能付きキャップ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4514716Y1 (ja) * 1968-12-27 1970-06-20

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JP2020019541A (ja) * 2018-08-01 2020-02-06 凸版印刷株式会社 計量機能付きキャップ

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