JPH069964Y2 - 複数内容物の切換注出容器 - Google Patents
複数内容物の切換注出容器Info
- Publication number
- JPH069964Y2 JPH069964Y2 JP1987149557U JP14955787U JPH069964Y2 JP H069964 Y2 JPH069964 Y2 JP H069964Y2 JP 1987149557 U JP1987149557 U JP 1987149557U JP 14955787 U JP14955787 U JP 14955787U JP H069964 Y2 JPH069964 Y2 JP H069964Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cap
- pouring
- contents
- mouth
- neck portion
- Prior art date
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、容器内に複数種の調味料や練り状食品等を区
画して収納し、これらの内容物を単品で、または複数種
のものを混合状態で同時注出するようにした複数内容物
の切換注出容器に関する。
画して収納し、これらの内容物を単品で、または複数種
のものを混合状態で同時注出するようにした複数内容物
の切換注出容器に関する。
従来、この種の注出容器としては、例えば実公昭56−
33903号公報に記載の三種類選択ふりかけ器があ
る。
33903号公報に記載の三種類選択ふりかけ器があ
る。
この器具の場合、容器の内部が三種類の振り掛け食品を
別々に収納する3つの室に区画され、この容器の上蓋に
はそれぞれの室に連通する3個のふりかけ口が穿孔して
ある。更に、円板状の部材を扇形状に数等分して、その
一部を破断除去などして間欠構造に成形した回転盤を回
転させることによって、それぞれの室に収納されたふり
かけ食品を単品で注出しまたは希望する複数のものが同
時に注出できるようにしたものである。
別々に収納する3つの室に区画され、この容器の上蓋に
はそれぞれの室に連通する3個のふりかけ口が穿孔して
ある。更に、円板状の部材を扇形状に数等分して、その
一部を破断除去などして間欠構造に成形した回転盤を回
転させることによって、それぞれの室に収納されたふり
かけ食品を単品で注出しまたは希望する複数のものが同
時に注出できるようにしたものである。
数種の内容物を選択して同時注出する場合、内容物の種
類が多くなればなるほど、所望するものを的確かつ速や
かに選択できる操作性が望まれる。また、内容物が特に
ふりかけ食品のように粉末状や顆粒状のものでは、選択
した数種のものを同時注出させる際、それらを別々の場
所に別々にふりかけるのではなく、ある程度混合させた
状態で所望する箇所にふりかけて使用するのが常識的で
ある。
類が多くなればなるほど、所望するものを的確かつ速や
かに選択できる操作性が望まれる。また、内容物が特に
ふりかけ食品のように粉末状や顆粒状のものでは、選択
した数種のものを同時注出させる際、それらを別々の場
所に別々にふりかけるのではなく、ある程度混合させた
状態で所望する箇所にふりかけて使用するのが常識的で
ある。
ところが、先の公報による三種類選択ふりかけ器の場
合、単品注出又は数種同時注出のいずれにあっても、使
用ごとに選択が混同してしまい、的確性と迅速性からみ
た操作性に欠如するものである。また、選択された数種
のものをただ無為に同時注出するにとどまっており、数
種を混合させて使用者の望む箇所へ注出できる点が考慮
されていない。
合、単品注出又は数種同時注出のいずれにあっても、使
用ごとに選択が混同してしまい、的確性と迅速性からみ
た操作性に欠如するものである。また、選択された数種
のものをただ無為に同時注出するにとどまっており、数
種を混合させて使用者の望む箇所へ注出できる点が考慮
されていない。
そこで、本考案は、こうした従来の問題点を解決すべ
く、希望する内容物の選択を的確かつ迅速に行って操作
性を高め、また選択した内容物を混合させた状態で同時
注出できる複数内容物の切換注出容器の提供を目的とし
ている。
く、希望する内容物の選択を的確かつ迅速に行って操作
性を高め、また選択した内容物を混合させた状態で同時
注出できる複数内容物の切換注出容器の提供を目的とし
ている。
この目的を達成するために、本考案による複数内容物の
切換注出容器は次なる構成とした。
切換注出容器は次なる構成とした。
即ち、容器本体10の内部を種類の異なる内容物が別々
に充填される複数の室に間仕切り、容器本体10の口頚
部11内に各室に連通する同数の注出窓を放射状に配置
した仕切り板12を設けると共に、口頚部11の外周面
には複数の位置決め突起14を等間隔に設けている。
に充填される複数の室に間仕切り、容器本体10の口頚
部11内に各室に連通する同数の注出窓を放射状に配置
した仕切り板12を設けると共に、口頚部11の外周面
には複数の位置決め突起14を等間隔に設けている。
また、口頚部11を閉塞する注出キャップCには、回転
キャップ20、ノズルキャップ30及び蓋キャップ40
が備わっている。
キャップ20、ノズルキャップ30及び蓋キャップ40
が備わっている。
このうち、回転キャップ20は、口頚部11の外周に回
転自在に冠着され、その内周面に位置決め突起14に係
脱して内容物表示マークに基づく間欠的な回転位置決め
のための複数の位置決め凹部23を有し、かつ間欠回転
で扇形部26aが移動して注出窓の少なくとも1つを内
容物の注出が可能に開放し、他の注出窓は扇形部26a
を重ねて閉塞する選択板26を有している。
転自在に冠着され、その内周面に位置決め突起14に係
脱して内容物表示マークに基づく間欠的な回転位置決め
のための複数の位置決め凹部23を有し、かつ間欠回転
で扇形部26aが移動して注出窓の少なくとも1つを内
容物の注出が可能に開放し、他の注出窓は扇形部26a
を重ねて閉塞する選択板26を有している。
また、回転キャップ20に冠着されるノズルキャップ3
0は、注出窓を通して容器本体10から回転キャップ2
0内に出た一種または数種の内容物を集合させて外部注
出するノズル状注出口31を有している。
0は、注出窓を通して容器本体10から回転キャップ2
0内に出た一種または数種の内容物を集合させて外部注
出するノズル状注出口31を有している。
使用に際して、蓋キャップ40を取り外し、所望する内
容物の単品もしくは数品を選択すべく表示マークに基づ
いて回転キャップ20を回転させる。このとき、回転キ
ャップ20は内周面の位置決め凹部23が容器口頚部1
1側のに位置決め突起14に間欠的に係脱することで、
内容物の選択が的確に、迅速に良好な操作感をもって回
転位置の位置決めがなされる。
容物の単品もしくは数品を選択すべく表示マークに基づ
いて回転キャップ20を回転させる。このとき、回転キ
ャップ20は内周面の位置決め凹部23が容器口頚部1
1側のに位置決め突起14に間欠的に係脱することで、
内容物の選択が的確に、迅速に良好な操作感をもって回
転位置の位置決めがなされる。
単品を選択して注出する場合、回転キャップ20の間欠
回転により、選択板26の扇形部26aが移動して口頚
部11内の仕切り板12に放射状配置された目標の注出
窓の1つを内容物の注出が可能に開放する。他の注出窓
には扇形部26aが重なって注出不可に閉塞されてい
る。
回転により、選択板26の扇形部26aが移動して口頚
部11内の仕切り板12に放射状配置された目標の注出
窓の1つを内容物の注出が可能に開放する。他の注出窓
には扇形部26aが重なって注出不可に閉塞されてい
る。
また、単品を同時注出を望む場合、回転キャップ20の
間欠的に回転させて、選択板26の扇形部26aを選択
された注出窓のいずれにも重なることがない位置まで移
動させ、各注出窓を注出可能に開放する。各注出窓から
回転キャップ20内に出された数種の内容物は、ノズル
・キャップ30のノズル状注出口31に集められ、絞ら
れて混合した状態で注出口31から同時注出される。
間欠的に回転させて、選択板26の扇形部26aを選択
された注出窓のいずれにも重なることがない位置まで移
動させ、各注出窓を注出可能に開放する。各注出窓から
回転キャップ20内に出された数種の内容物は、ノズル
・キャップ30のノズル状注出口31に集められ、絞ら
れて混合した状態で注出口31から同時注出される。
以下、本考案による複数物の切換注出容器の一実施例に
ついて図面を参照しつつ説明する。
ついて図面を参照しつつ説明する。
第1図〜第3図において、チューブ状の容器本体10の内
部は複数の収容室(図示せず)に区画され、これらの各
収容室に例えば二種類の食品や調味料などの内容物が別
々に充填収納されている。
部は複数の収容室(図示せず)に区画され、これらの各
収容室に例えば二種類の食品や調味料などの内容物が別
々に充填収納されている。
この容器本体10の口頸部11においては、第1図(b)で明
らかなように、口を塞ぐ恰好で仕切り板12が設けられ、
この仕切り板12には2つの収容室に通ずる2つの扇形状
の注出窓12A,12Bが設定された位置で向かい合って開口
され、これらの注出窓12A,12Bからそれぞれの内容物が
通過できるようになっている。
らかなように、口を塞ぐ恰好で仕切り板12が設けられ、
この仕切り板12には2つの収容室に通ずる2つの扇形状
の注出窓12A,12Bが設定された位置で向かい合って開口
され、これらの注出窓12A,12Bからそれぞれの内容物が
通過できるようになっている。
また、口頸部11の外周面には、次に述べる注出キャップ
Cを係合保持するための係止突起条13が環状に設けられ
ている。更に、この係止突起条13の下部には、口頸部11
周りで注出キャップCを回転させた時に、間欠的に位置
決めするための複数の位置決め突起14が等間隔に突設さ
れている。
Cを係合保持するための係止突起条13が環状に設けられ
ている。更に、この係止突起条13の下部には、口頸部11
周りで注出キャップCを回転させた時に、間欠的に位置
決めするための複数の位置決め突起14が等間隔に突設さ
れている。
次に、注出キャップCの構造は、容器本体10の口頸部11
の外周において回転自在な回転キャップ20と、この回転
キャップ20の回転によって任意に選択された内容物を注
出するノズル・キャップ30と、そしてこのノズル・キャ
ップ30に冠着して内容物の不用意な注出を防止する蓋キ
ャップ40とから構成されている。
の外周において回転自在な回転キャップ20と、この回転
キャップ20の回転によって任意に選択された内容物を注
出するノズル・キャップ30と、そしてこのノズル・キャ
ップ30に冠着して内容物の不用意な注出を防止する蓋キ
ャップ40とから構成されている。
まず、回転キャップ20は、筒状本体21の内周面に係合凹
溝22が環状に設けられ、この係合凹溝22が口頸部11側の
係止突起条13にいわゆるアンダーカット嵌合で係合し
(第1図a参照)、注出キャップC全体を口頸部11に係
合保持せしめるようになっている。また、同じく内周面
には口頸部11側の位置決め突起14に相当数の位置決め突
起23が断続的に設けられ、回転によって双方が間欠的に
係合するようになっている。更に、本体21の上部には、
外周径を一回り小さくした段付部24が設けられ、この段
付部23の外周面には締込ネジ25が刻設されている。
溝22が環状に設けられ、この係合凹溝22が口頸部11側の
係止突起条13にいわゆるアンダーカット嵌合で係合し
(第1図a参照)、注出キャップC全体を口頸部11に係
合保持せしめるようになっている。また、同じく内周面
には口頸部11側の位置決め突起14に相当数の位置決め突
起23が断続的に設けられ、回転によって双方が間欠的に
係合するようになっている。更に、本体21の上部には、
外周径を一回り小さくした段付部24が設けられ、この段
付部23の外周面には締込ネジ25が刻設されている。
そして、この段付部24の内部には、第3図に示す選択板
26が一体成形され、この選択板26には前述の口頸部11側
の仕切り板12に重なって閉塞する大きさの扇形部26aが
設けられ、回転による扇形部26aとの重なり仕切り板12
の2つの注出窓12A,12Bのいずれか一方の1つを開口し
て他方の1つを閉塞するか、または両方を同時に開口で
きるように設定されている。即ち、回転キャップ20が口
頸部11側の位置決め突起14によって間欠回転動作し、こ
の位置にて所望する注出窓12A,12Bの任意のものを選択
板26で選択して、希望する内容物が選択板26を通過でき
るようになっている。この意味からして、口頸部11側に
は各位置決め突起14の箇所に内容物に応じた表示マーク
などを明記しておくことが好ましい。
26が一体成形され、この選択板26には前述の口頸部11側
の仕切り板12に重なって閉塞する大きさの扇形部26aが
設けられ、回転による扇形部26aとの重なり仕切り板12
の2つの注出窓12A,12Bのいずれか一方の1つを開口し
て他方の1つを閉塞するか、または両方を同時に開口で
きるように設定されている。即ち、回転キャップ20が口
頸部11側の位置決め突起14によって間欠回転動作し、こ
の位置にて所望する注出窓12A,12Bの任意のものを選択
板26で選択して、希望する内容物が選択板26を通過でき
るようになっている。この意味からして、口頸部11側に
は各位置決め突起14の箇所に内容物に応じた表示マーク
などを明記しておくことが好ましい。
一方、回転キャップ20の締込ネジ25にはノズル・キャッ
プ30が螺着される。蓋状に成形されたこのノズル・キャ
ップ30にはこの中心位置にてノズル状の注出口31が突設
されており、この注出口31に内側から前記選択板26の上
端に突設したガイド片部26bが係合して覗くようになっ
ている。即ち、二種類の内容物の同時注出時は、これら
の内容物がガイド片部26bを介してその両側から注出口3
1にて外部に同時通過できるようになっている。
プ30が螺着される。蓋状に成形されたこのノズル・キャ
ップ30にはこの中心位置にてノズル状の注出口31が突設
されており、この注出口31に内側から前記選択板26の上
端に突設したガイド片部26bが係合して覗くようになっ
ている。即ち、二種類の内容物の同時注出時は、これら
の内容物がガイド片部26bを介してその両側から注出口3
1にて外部に同時通過できるようになっている。
また、以上の回転キャップ20およびノズル・キャップ30
と共に注出キャップCを構成する蓋キャップ40として
は、回転キャップ20およびノズル・キャップ30の両部材
を内部に被覆収納できる大きさで成形されたものであ
る。
と共に注出キャップCを構成する蓋キャップ40として
は、回転キャップ20およびノズル・キャップ30の両部材
を内部に被覆収納できる大きさで成形されたものであ
る。
次に、実施例の作用および動作態様について第3図(a)
〜(c)を中心に説明する。
〜(c)を中心に説明する。
まず、第3図(a)のごとくに、例えば内容物Bの注出を
希望する場合、回転キャップ20を容器本体10の口頸部11
に表示したマークを目安にして矢印の方向に回転させる
と、選択板の扇形部26aが口頸部11側の仕切り板12の一
方の注出窓12Aを閉じ、他方の注出窓12Bが開口される。
この時、口頸部11側の位置決め突起14の1つと回転キャ
ップ20側の位置決め突起23の1つとが係合して、この位
置で回転キャップ20を位置決めしている。この状態で容
器本体10から内容物Bが注出窓12Bを通過してノズル・
キャップ30の注出口31から絞り出されるようにして吐出
される。
希望する場合、回転キャップ20を容器本体10の口頸部11
に表示したマークを目安にして矢印の方向に回転させる
と、選択板の扇形部26aが口頸部11側の仕切り板12の一
方の注出窓12Aを閉じ、他方の注出窓12Bが開口される。
この時、口頸部11側の位置決め突起14の1つと回転キャ
ップ20側の位置決め突起23の1つとが係合して、この位
置で回転キャップ20を位置決めしている。この状態で容
器本体10から内容物Bが注出窓12Bを通過してノズル・
キャップ30の注出口31から絞り出されるようにして吐出
される。
また、同図(c)のごとくに、内容物Aの注出を希望する
場合は、回転キャップ20を矢印の方向に回転させると、
今度は選択板26の扇形部26aによって仕切り板12の一方
の注出窓12Bが閉じられ、他方の注出窓12Aが開口され
る。これにて、内容物Aが注出窓12Aを通過して注出口3
1より吐出される。
場合は、回転キャップ20を矢印の方向に回転させると、
今度は選択板26の扇形部26aによって仕切り板12の一方
の注出窓12Bが閉じられ、他方の注出窓12Aが開口され
る。これにて、内容物Aが注出窓12Aを通過して注出口3
1より吐出される。
これに対して、内容物A,Bの双方の同時注出を望む場
合は、同図(b)のごとくに、回転キャップ20の選択板26
を所定の位置に位置決めすると、扇形部26aが仕切り板1
2の2つの注出窓12A,12Bのいずれにも合致しない位置に
セットされ、これらの注出窓12A,12Bからそれぞれの内
容物A,Bが同時に通過し、ガイド片部26bの両側より
注出口31から同時に吐出される。この時、2つの内容物
A,Bはガイド片部26bと注出口31の作用で絞られる恰
好となり、ある程度混在して注出口31から吐出されるも
のである。
合は、同図(b)のごとくに、回転キャップ20の選択板26
を所定の位置に位置決めすると、扇形部26aが仕切り板1
2の2つの注出窓12A,12Bのいずれにも合致しない位置に
セットされ、これらの注出窓12A,12Bからそれぞれの内
容物A,Bが同時に通過し、ガイド片部26bの両側より
注出口31から同時に吐出される。この時、2つの内容物
A,Bはガイド片部26bと注出口31の作用で絞られる恰
好となり、ある程度混在して注出口31から吐出されるも
のである。
なお、以上の実施例では2つの内容物A,Bの場合につ
いて述べたが、容器本体10の内部を2つ以上に区画し、
これに対応して仕切り板12および選択板26の形状にも形
状的な変化を加えることにより、三種類以上の内容物の
単独注出または同時注出が可能である。
いて述べたが、容器本体10の内部を2つ以上に区画し、
これに対応して仕切り板12および選択板26の形状にも形
状的な変化を加えることにより、三種類以上の内容物の
単独注出または同時注出が可能である。
以上説明したように、本考案による複数内容物の切換注
出容器は、仕切り板12と回転する選択板26との重なり具
合で複数種の内容物を希望するもの単独で、または同時
注出が可能であり、同時注出の際は各内容物がある程度
混在した状態で注出するために、内容物が液状または固
形を問わず特に調味料や練り状食品などに好適であり、
従来例のごときふりかけ食品にあっても混合した状態で
好適に注出できるなど、多くの種類の内容物に対して適
用範囲が広いという実用的効果がある。
出容器は、仕切り板12と回転する選択板26との重なり具
合で複数種の内容物を希望するもの単独で、または同時
注出が可能であり、同時注出の際は各内容物がある程度
混在した状態で注出するために、内容物が液状または固
形を問わず特に調味料や練り状食品などに好適であり、
従来例のごときふりかけ食品にあっても混合した状態で
好適に注出できるなど、多くの種類の内容物に対して適
用範囲が広いという実用的効果がある。
第1図〜第3図は本考案による複数内容物の切換注出容
器の一実施例を示し、第1図(a)、(b)は組立断面図およ
び容器本体側から覗いた仕切り板の底面図、第2図(a)、
(b)は分解斜視図および回転キャップの斜視図、そして
第3図(a)〜(b)は2つの内容物の単独注出および同時注
出の態様を示す選択板部位の平面図である。 10……容器本体、11……口頸部、12……仕切り板、12A,
12B……注出窓、14……位置決め突起、20……回転キャ
ップ、23……位置決め突起、26……選択板、26a……扇
形部、26b……ガイド片部、30……ノズル・キャップ、3
1……注出口、40……蓋キャップ。
器の一実施例を示し、第1図(a)、(b)は組立断面図およ
び容器本体側から覗いた仕切り板の底面図、第2図(a)、
(b)は分解斜視図および回転キャップの斜視図、そして
第3図(a)〜(b)は2つの内容物の単独注出および同時注
出の態様を示す選択板部位の平面図である。 10……容器本体、11……口頸部、12……仕切り板、12A,
12B……注出窓、14……位置決め突起、20……回転キャ
ップ、23……位置決め突起、26……選択板、26a……扇
形部、26b……ガイド片部、30……ノズル・キャップ、3
1……注出口、40……蓋キャップ。
Claims (1)
- 【請求項1】容器本体10の内部を種類の異なる内容物
が別々に充填される複数の室に間仕切り、 容器本体10の口頚部11内に各室に連通する同数の注
出窓を放射状に配置した仕切り板12を設けると共に、
口頚部11の外周面には複数の位置決め突起14を等間
隔に設け、 口頚部11を閉蓋する注出キャップCが回転キャップ2
0、ノズルキャップ30及び蓋キャップ40を備え、 口頚部11の外周に回転自在に冠着される回転キャップ
20は、その内周面に位置決め突起14に係脱して内容
物表示マークに基づく間欠的な回転位置決めのための複
数の位置決め凹部23を有し、かつ間欠回転で扇形部2
6aが移動して注出窓の少なくとも1つを内容物の注出
が可能に開放し、他の注出窓は扇形部26aを重ねて閉
塞する選択板26を有し、 回転キャップ20に冠着されるノズルキャップ30は、
注出窓を通して容器本体10から回転キャップ20内に
出た一種または数種の内容物を集合させて外部注出する
ノズル状注出口31を有する、 ことを特徴とする複数内容物の切換注出容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987149557U JPH069964Y2 (ja) | 1987-09-30 | 1987-09-30 | 複数内容物の切換注出容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987149557U JPH069964Y2 (ja) | 1987-09-30 | 1987-09-30 | 複数内容物の切換注出容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6455257U JPS6455257U (ja) | 1989-04-05 |
JPH069964Y2 true JPH069964Y2 (ja) | 1994-03-16 |
Family
ID=31421896
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987149557U Expired - Lifetime JPH069964Y2 (ja) | 1987-09-30 | 1987-09-30 | 複数内容物の切換注出容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH069964Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5633903Y2 (ja) * | 1975-05-26 | 1981-08-11 |
-
1987
- 1987-09-30 JP JP1987149557U patent/JPH069964Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6455257U (ja) | 1989-04-05 |
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