JPH06189247A - 電子スチルカメラのマルチ画消去方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 フロッピーディスクに記録済のマルチ画面を
見ながらあるトラックの画像を消去する場合、マルチ画
面で確認できるトラックの画像を消去する操作をするこ
とにより、何ら特別の操作をすることなく同時にマルチ
画面上での消去すべき子画面を、消去を示すデータ表示
に置き換えることができる電子スチルカメラのマルチ画
消去方式を提供する。 【構成】 消去すべきトラックを指定するためキー入力
回路１０を操作する。ＣＰＵおよびシステム制御部８は
記録／消去回路６によりフロッピーディスク１５の指定
されたトラックの画像を消去する。同時にメモリコント
ロール回路１７に指示を出し、切換スイッチ２０を切換
えて消去表示データ部１９の出力をメモリ回路２１に入
力し、指定したトラック対応のアドレス空間に消去表示
データを格納する。これにより、フロッピーディスクの
画像の消去とともにマルチ画面の子画面も消去を示す表
示に置き換えられる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、フロッピーディスクの
起動に伴い記録済の各トラックをシークして各画像をメ
モリ回路に記憶することにより記録や再生動作に先立ち
フロッピーディスクの内容を２５画面（２つ作成）等で
表示する電子スチルカメラのマルチ画表示方式におい
て、特定のトラックの画像（子画面）を消去する消去回
路部分に改良を施したマルチ画消去方式に関する。

【０００２】

【従来の技術】電子スチルカメラで撮影したフロッピー
ディスク上の画像を再生，消去等する場合、どのトラッ
クにどのような被写体が撮影されているかを予め確認す
るために例えば９画面，１６画面，２５画面等のマルチ
画面を表示するための回路部分が設けられている。この
マルチ画面表示については、操作者の操作によって指定
された画像数のマルチ画面を表示する方式のものや、フ
ロッピーディスクを起動することにより自動的に所定画
像数のマルチ画面を表示するもの等がある。電子スチル
カメラシステムではこのようにして表示部上でマルチ画
面を見ることにより、撮影に失敗した画像や不要な画像
を消去し、再度消去した部分に他の画像を記録すること
が容易にできるという特長を有している。

【０００３】従来の電子スチルカメラでは、マルチ画面
を表示した状態で、フロッピーディスク上のあるトラッ
クの画像を消去する場合、マルチ画面の処理方式につぎ
のようなものがあった。 第１は記録トラックの画像を消去してもマルチ画面
の対応の子画面が消去しないもの（特開平１ー１７７２
８６）。 子画面駒詰め方式 未記録のトラックをスキップして、記録済トラックの画
像を順次記録しマルチ画面は記録トラックのみの子画面
を詰めて表示する。記録トラックの消去に伴ってマルチ
表示画面は作成されず、したがって再シーク後のマルチ
画面で消去動作が正常になされたか否かを確認するもの
（特願平４ー１１４７７）。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】上記の方式は、図７
に示すように例えばＮＯ．６のトラックを消去してもマ
ルチ画面のＮＯ．６のトラックに対応する子画面は消去
前と消去後とは変わらず、消去トラックの消去前の画像
がマルチ画面に表示された状態となるので、フロッピー
ディスクの内容とマルチ画面が一致せず、フロッピーデ
ィスクの内容を正確に把握できなくなる。また、の方
式は、あるトラックの画像を消去してマルチ画面を見よ
うとする場合、再シークを必要としているので、あるト
ラック画像消去後のマルチ画面表示は時間を要すること
となる。さらに、再シークしてマルチ画面表示した場
合、図８に示すように消去したトラック６に対応する画
面はなくなるが、消去前のＮＯ．７のトラックの画像が
ＮＯ．６のトラックに一つずつ詰められて表示され、そ
れ以降の画像も一つずつ送られて表示され、新たな駒詰
め状態のマルチ画面となるので、最初のマルチ画面状態
からどの子画面が消去されたか確認しづらいという欠点
があった。

【０００５】本発明の目的は上記各問題を解決するもの
で、マルチ画面で確認するトラックの画像を消去する操
作をすることにより、何ら特別の操作をすることなく同
時にマルチ画面上での消去すべき子画面を、消去を示す
データ表示に置き換えることができる電子スチルカメラ
のマルチ画消去方式を提供することにある。

【０００６】

【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明による電子スチルカメラのマルチ画消去方式
は、フロッピーディスクの起動に伴い記録済の各トラッ
クをシークして各画像をメモリ回路に記憶することによ
りマルチ画面を表示する電子スチルカメラのマルチ画表
示方式において、画像消去のトラックを指定するための
消去トラック指定手段と、前記メモリ回路に消去表示デ
ータを供給するための消去表示データ部と、前記消去表
示データ部の出力と再生画像とを前記メモリ回路の入力
に切換接続するスイッチ手段と、指定されたトラックを
消去するための消去回路と、前記消去トラック指定手段
により消去トラックが指定されたとき、前記消去回路を
動作させてディスク上の指定トラックの画像データを消
去するとともに前記スイッチ手段により前記消去表示デ
ータ部出力をメモリ回路入力に接続して指定トラック対
応のアドレスに消去表示データを書き込むように制御す
る制御手段とを備えて構成されている。

【０００７】さらに本発明は、上記構成に加え、消去表
示データ部が出力する消去表示データとは異なる表示デ
ータを出力する空きトラック表示データ部を設け、空き
トラックに対しては前記スイッチ手段により前記空きト
ラック表示データ部出力を前記メモリ回路入力に接続し
て空きトラック対応のアドレス空間に前記空きトラック
表示データを書込み、マルチ画面での空きトラックと消
去トラックの表示を相違させるように構成されている。

【０００８】

【作用】前記構成によれば、再度、フロッピーディスク
の全トラックをシークしなくてもマルチ表示画面の対応
の画像が同時に消去される。特に空きトラックと消去ト
ラックの表示データを例えば空きトラックの場合はブル
ーバックに、消去トラックはブラックバックというよう
に異なる表示にすれば、マルチ画面上で元々画像が記憶
されていなかったのか、自らの意思で画像を消去したか
を容易に判断できる。

【０００９】

【実施例】以下、図面を参照して本発明をさらに詳しく
説明する。図１は本発明によるマルチ画消去方式により
ある画像を消去した場合のマルチ画面の例を示す図であ
る。９画面表示をした場合、（ａ）のように表示されて
おり、この状態で例えばＮＯ．６のトラックの家の画像
を選んで消去操作をしたとき、フロッピーディスク上の
ＮＯ．６のトラックの画像が消去されるとともに、マル
チ画面のＮＯ．６のトラックに対応する子画面も（ｂ）
に示すように消去される。

【００１０】図２は本発明によるマルチ画消去方式によ
りある画像を消去した場合の他のマルチ画面の例を示す
図である。これは（ａ）に示すように２５画面表示で１
ページ目には１〜２５トラック対応の画像が、２ページ
目には２６〜５０トラック対応の画像が表示されてい
る。例えば、ＮＯ．１のトラックを指定して消去操作を
すると、フロッピーディスク上のＮＯ．１のトラックの
画像が消去され、同時に（ｂ）に示すようにＮＯ．１の
トラック対応のアドレス（0000 0001)の子画面が消去さ
れる。

【００１１】図３は、本発明によるマルチ画消去方式を
適用した電子スチルカメラの回路の実施例を示す回路図
である。まず、記録側回路について説明する。図示され
ていない被写体からの光は、レンズ１，絞り２を通って
ＣＣＤ３上に結像される。ＣＣＤ３上に結像された光学
像は、電気信号に変換され信号処理回路５で色差信号と
輝度信号が作成される。絞り／ＣＣＤ制御回路４は、信
号処理回路５からの輝度信号に基づいて絞り２の絞りを
制御することにより適正露出にする。また、キー入力回
路１０からの指示の基づきＣＣＤ３の蓄積時間を調整し
てシャッタ速度を数段階に変えることができる。信号処
理回路５からの輝度信号および色差信号は、ＣＰＵおよ
びシステム制御部８ならびに記録／消去回路６にそれぞ
れ送られる。ＣＰＵおよびシステム制御部８は、各回路
部からの信号を受けることにより本カメラ全体の制御を
行うとともにＡＦ制御および表示駆動制御の機能を兼ね
備えている。ＣＰＵおよびシステム制御部８は、輝度信
号より高周波成分を抽出し積分処理する等によりＡＦ制
御信号をレンズ駆動部１２に送出し、レンズ１の合焦制
御を行う。また、輝度信号および色差信号を表示できる
信号に変換して被写体像を表示部９に表示する。

【００１２】さらに、サーボ制御および駆動回路１４に
対し制御信号を送り、フロッピーディスク１５を所定の
回転数に駆動制御する。撮影モードではヘッド駆動回路
１３に対し駆動信号を送出しフロッピーディスク１５の
空きトラックにヘッド１６をシークさせる。記録／消去
回路６は、レリーズボタン２６の操作により、ＣＰＵお
よびシステム制御部８から送られる情報に基づき信号処
理回路５の輝度信号および色差信号をＦＭ変調し、ＦＭ
変調波が適正レベルで記録されるように記録電流の調整
を行う。ヘッド１６は記録電流によりシークされている
フロッピーディスク１５の空きトラックに撮影画像を記
録する。フロッピーディスク１５はフィールド記録では
１〜５０トラックに５０枚の画像が記録できる。メイン
スイッチ１１は記録したフロッピーディスクより再生，
消去等するモードにカメラを切り換えて立ち上げるスイ
ッチであり、キー入力回路１０は再生または消去を行う
トラックを選択するためのトラック選択キー，消去モー
ドを選択する消去モードキー，選択したトラックの画像
を消去する消去キー，再生キー，停止キー等を備えてい
る。

【００１３】つぎに再生側の回路を説明する。再生側は
再生回路７とマルチ画面回路ブロックとから構成されて
いる。再生回路７は、ヘッド１６によりフロッピーディ
スク１５から読み出されるＦＭ変調波を復調し、輝度信
号と色差信号に戻し、さらに図示しないモニタに表示す
るためにＮＴＳＣ方式の信号等に変換して映像信号を出
力する。マルチ画面ブロックは、ＣＰＵおよびシステム
制御部８からの制御信号に基づき再生回路７からの復調
信号を受けて予め設定されている、または指定された画
面数のマルチ画面を作成して再生回路に送出する回路で
あり、再生回路７の復調信号をＡ／Ｄ変換するＡ／Ｄ変
換器１８，消去を示す信号を格納する消去表示データ部
１９，Ａ／Ｄ変換器１８と消去表示データ部１９の出力
を切換える切換スイッチ２０，切換スイッチ２０の出力
を格納データとし、一画面が指定された画面数のアドレ
ス空間に分割され、各アドレス空間には入力順にデータ
を格納したり、指定されたアドレス空間に所定のデータ
を格納したりするメモリ回路２１，メモリ回路２１の読
み出しデータを元のアナログ信号に戻すＤ／Ａ変換器２
２ならびにＣＰＵおよびシステム制御部８からの制御信
号により切換スイッチ２０，Ａ／Ｄ変換器１８，メモリ
回路２１，Ｄ／Ａ変換器２２を制御するメモリコントロ
ール回路１７より構成されている。消去表示データ部１
９は消去表示データとしてブルーバックデータを持って
いる。

【００１４】図４は、図３の回路の記録画消去動作を説
明するためのフローチャートである。メインスイッチ１
１をオン操作する（ステップ（以下、「Ｓ」という）
１）と、ＣＰＵおよびシステム制御部８はディスクドラ
イブにフロッピーディスク１５が装着されているか否か
を判断し（Ｓ２）、フロッピーディスク１５が未だ装着
されていない場合は表示部９にその旨の警告を表示す
る。フロッピーディスク１５の装着が確認されると、ツ
メ折れ無しを確認しヘッド１６をＮＯ．１トラックから
ＮＯ．５０トラックまでシークして各トラックの画像の
有無の判断，マルチ画面の取り込みを行う（Ｓ３）。マ
ルチ画面の取り込みは次のようにして行う。全トラック
を確認するということから２５マルチ画面を２頁作るよ
うにＣＰＵおよびシステム制御部８からメモリコントロ
ール回路１７に指示が出されている。メモリ回路２１の
アドレス空間は２５分割された状態すなわちアドレス
（0000 0001 〜0000 0025 ）まであり、各アドレス空間
に順番にデータが格納される。ＮＯ．１トラックから順
番に読み出された画像データは再生回路７で再生され、
Ａ／Ｄ変換器１８でディジタル信号に変換され切換スイ
ッチ２０を介してアドレス（0000 0001 〜0000 0025 ）
に順番に格納される。なお、途中に記録されていないト
ラックが存在した場合には、切換スイッチ２０は消去表
示データ部１９側に切り換わりブルーバックデータが対
応のアドレスに格納される。

【００１５】１頁の作成が終わると２頁に移り同様に読
み出した画像がメモリ回路２１に格納される。このよう
にしてメモリ回路２１で作成された２５マルチ画面デー
タはＤ／Ａ変換器２２でアナログ信号に変換され、再生
回路７を介して図示しないモニタに表示される。１頁
目，または２頁目の２５マルチ画面かはキー入力回路１
０からのキー操作により指定できる。つぎのＳ４で操作
者がキー入力回路１０の消去モードキーを操作したか否
かを判断し、消去モードキーが操作されない場合は他の
モードに移行する。消去モードに設定された場合には、
つぎにフロッピーディスク１５が書込禁止，すべてのト
ラックが空きトラックになっているか否かを判断し（Ｓ
５）、書込禁止またはすべて空きトラックになっている
場合には警告処理を行う。トラック消去可能である場合
には、その旨の表示がなされる。操作者はキー入力回路
１０のトラック選択キーで消去したいトラックを指定す
ることができる。ここで、図２に示すようにＮＯ．１の
トラックの画像を消去する場合を説明する。操作者は数
字１のキーを押し（Ｓ６）、つづいて消去キーを押す
（Ｓ７）。

【００１６】ＣＰＵおよびシステム制御部８は上記キー
操作がなされると、ヘッド駆動回路１３を制御してＮ
Ｏ．１のトラックにヘッド１６を位置付けるとともに記
録／消去回路６を起動して消去電流をヘッド１６に流し
ＮＯ．１のトラックの内容を消去する。同時にメモリコ
ントロール回路１７に対し切換スイッチ２０を消去表示
データ部１９に切り換えるべき制御信号およびＮＯ．１
のトラック情報を送出する。メモリコントロール回路１
７は、ＮＯ．１のトラック情報に対応のアドレス（0000
0001 ）をメモリ回路２１に送出し、切換スイッチ２０
を切り換える。これにより、メモリ回路２１のアドレス
（0000 0001 ）空間にはブルーバックデータが書き込ま
れ、モニタ上での２５マルチ画面は、図２（ｂ）のよう
にＮＯ．１のトラック子画面がブルーバックになったマ
ルチ画像となる。さらに、引き続き消去したい画像があ
るか否かを判断し（Ｓ８）、消去画像があるならば、Ｓ
５に戻る。

【００１７】図５は本発明によるマルチ画消去方式の他
の実施例によりある画像を消去した場合のマルチ画面の
例を示す図である。これは、最初から空きトラックであ
ったのか、消去して空きトラックになったかを区別可能
にしたものである。消去前は（ａ）に示すように当初、
ＮＯ．９のトラックは空きトラックであることを示すブ
ルーバック表示がなされており、ＮＯ．６のトラックが
消去された場合、（ｂ）に示すようにそのトラックはブ
ラックバック表示になっている。

【００１８】図６は本発明によるマルチ画消去方式を適
用した電子スチルカメラの回路の他の実施例を示すブロ
ック図である。図３の各回路と同じ符号部分は同一の回
路部分である。マルチ画ブロックに空きトラック表示デ
ータ部２３が加えられており、空きトラックを表示する
場合、切換スイッチ２５は空きトラック表示データ部２
３をメモリ回路２１に切換接続する。これにより空きト
ラック対応のアドレス空間にはブルーバックデータが書
き込まれる。そして、マルチ画面が表示されて再生画を
消去する場合、ヘッド１６が消去トラックに位置付けら
れ消去電流が流され画像が消去されるとともに切換スイ
ッチ２５は消去表示データ部１９出力をメモリ回路２１
に切換接続する。これにより消去トラックに対応のアド
レス空間にはブラックバックデータが格納され、消去さ
れた子画面にはブラックバックが表示される。

【００１９】

【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
フロッピーディスクの起動に伴い記録済の各トラックを
シークして各画像をメモリ回路に記憶することによりマ
ルチ画面を表示する電子スチルカメラのマルチ画表示方
式において、マルチ画面で確認できるトラックの画像を
消去する操作をすることにより、何ら特別の操作をする
ことなく同時にマルチ画面上での消去すべき子画面を、
消去を示すデータ表示に置き換え、フロッピーディスク
の内容とマルチ画面の子画面を常に一致した状態にでき
るという効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明による電子スチルカメラのマルチ画消去
方式により消去した画像の一例を示す図である。

【図２】本発明による電子スチルカメラのマルチ画消去
方式により消去した画像の他の一例を示す図である。

【図３】本発明によるマルチ画消去方式を適用した電子
スチルカメラの回路の実施例を示すブロック図である。

【図４】図３の回路の記録画消去動作を説明するための
フローチャートである。

【図５】本発明による電子スチルカメラのマルチ画消去
方式の他の実施例により消去した画像の一例を示す図で
ある。

【図６】本発明によるマルチ画消去方式を適用した電子
スチルカメラの他の回路の実施例を示すブロック図であ
る。

【図７】従来のマルチ画消去方式の一例を示す図であ
る。

【図８】従来のマルチ画消去方式の他の例を示す図であ
る。

【符号の説明】

１ レンズ ２ 絞り ３ ＣＣＤ ４ 絞り／ＣＣＤ制御回路 ５ 信号処理回路 ６ 記録／消去回路 ７ 再生回路 ８ ＣＰＵおよびシステム制御回路 ９ 表示部 １０ キー入力回路 １１ メインスイッチ １２ レンズ駆動部 １３ ヘッド駆動回路 １４ サーボ制御および駆動回路 １５ ディスク １６ ヘッド １７ メモリ・コントロール回路 １８ Ａ／Ｄ変換器 １９ 消去表示データ部 ２０ 切換スイッチ ２１ メモリ回路 ２２ Ｄ／Ａ変換器 ２３ 空きトラック表示データ部

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁵ 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｇ１１Ｂ 27/34 Ｓ 8224−5Ｄ 31/00 Ｍ 8322−5Ｄ Ｈ０４Ｎ 5/225 Ｚ

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 フロッピーディスクの起動に伴い記録済
   の各トラックをシークして各画像をメモリ回路に記憶す
   ることによりマルチ画面を表示する電子スチルカメラの
   マルチ画表示方式において、 画像消去のトラックを指定するための消去トラック指定
   手段と、 前記メモリ回路に消去表示データを供給するための消去
   表示データ部と、 前記消去表示データ部の出力と再生画像とを前記メモリ
   回路の入力に切換接続するスイッチ手段と、 指定されたトラックを消去するための消去回路と、 前記消去トラック指定手段により消去トラックが指定さ
   れたとき、前記消去回路を動作させてディスク上の指定
   トラックの画像データを消去するとともに前記スイッチ
   手段により前記消去表示データ部出力をメモリ回路入力
   に接続して指定トラック対応のアドレスに消去表示デー
   タを書き込むように制御する制御手段とを備えたことを
   特徴とする電子スチルカメラのマルチ画消去方式。
2. 【請求項２】 前記消去表示データ部が出力する消去表
   示データとは異なる表示データを出力する空きトラック
   表示データ部を設け、 空きトラックに対しては前記スイッチ手段により前記空
   きトラック表示データ部出力を前記メモリ回路入力に接
   続して空きトラック対応のアドレス空間に前記空きトラ
   ック表示データを書込み、 マルチ画面での空きトラックと消去トラックの表示を相
   違させることを特徴とする請求項１記載の電子スチルカ
   メラのマルチ画消去方式。