JPH06189080A - 画像読取り装置 - Google Patents

画像読取り装置

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JPH06189080A
JPH06189080A JP4342636A JP34263692A JPH06189080A JP H06189080 A JPH06189080 A JP H06189080A JP 4342636 A JP4342636 A JP 4342636A JP 34263692 A JP34263692 A JP 34263692A JP H06189080 A JPH06189080 A JP H06189080A
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健二 竹内
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 容量の小さな記憶装置を使用して、イメージ
センサからの画像データの並び換えを行うこと。 【構成】 複数の光電変換素子が一次元的に配列された
イメージセンサ1を配列方向に沿って所定画素数毎に複
数のイメージセンサ素子1A,1B,・・に分割し、複
数のイメージセンサ素子の各イメージセンサ素子の出力
端子を所定個数おきに共通に接続して出力端子tA,t
B,・・毎に複数のブロックに分割し、各ブロックの各
出力端子から同時に出力される画像データA,B,・・
を記憶手段に格納し、この記憶手段に格納された画像デ
ータを予め決められたアドレス順序で読み出してイメー
ジセンサの光電変換素子の配列順に記憶手段に再度書き
込むことにより、イメージセンサの配列に対応した画像
データを得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のブロックに分割
され、かつ、いくつかにグループ化されたイメージセン
サから、各グループ毎のデータを同時に読み出し、配列
順に並べ換えて出力することにより高速化を図った画像
読取り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、CCD(電荷結合素子)を使
用したイメージセンサにおいては、所定の画素数を有す
るイメージセンサ素子を複数個直線状に配置することに
より、所望の画素数、或いは、画像幅が得られるように
している。そして、複数のイメージセンサ素子を順次走
査して画像を読み取り画像信号として出力している。
【0003】しかしながら、このように複数のイメージ
センサ素子を順次走査して1ライン分の画像信号を順次
読み取る場合には、画像の読み取りに時間がかかるとい
う問題がある。
【0004】そこで、特開昭62−39961号公報に
記載されているように、イメージセンサをいくつかのブ
ロックに分割し、複数のブロックから同時に読み出した
画像データをラインバッファに交互に書き込み、非書き
込み側のラインバッファから前回の読み取りデータをシ
リアルに読み出すことにより、高速に画像読み取りが行
えるようにすることが提案されている。
【0005】しかし、上記特開昭62−39961号公
報に記載の画像読取り装置においては、ラインバッファ
の書き込み及び読み出しを交互に行っているので、二つ
のバッファメモリを必要とし、また、書き込みと読み出
しを制御するための回路も必要となる。
【0006】この問題を解決するためのものとして、特
開平3−112264号公報に記載されているように、
画像情報を複数ラインに分解して読み取る画像読み取り
装置において、イメージセンサをいくつかのブロックに
分割し、これらのブロックにそれぞれ対応した記憶部を
有する記憶手段を設け、この記憶手段にnライン目のデ
ータの書き込みを行う際に、nラインより前の書き込み
済みラインのデータを(書き込み速さ×ブロック数)以
上の速さでイメージセンサの配列順に読み出すことによ
り、1個の記憶手段のみで高速読み取りを実現するよう
にすることも提案されている。
【0007】しかしながら、上記特開平3−11226
4号公報に記載の装置においても、並び換えを行うため
の一時記憶部として、1ライン全部が格納できるメモリ
を、読み出しタイミング用と書き込みタイミング用に二
つ、もしくはそれ以上設ける必要があり、大容量のメモ
リを使用する必要がある。たとえば、並び換えを行うイ
メージセンサの総画素数が4000画素であった場合、
8Kバイト以上のメモリ容量が必要となる。このためコ
ストの上昇を招くとともに制御回路が大規模となり、装
置の大型化やそれに伴う信頼性の低下を招いている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記問題点
を解決するために案出されたものであって、容量の小さ
な記憶装置を使用して、イメージセンサからの画像デー
タの並び換えを行うことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の画像読取り装置
は、前記目的を達成するため、直線状に配列された複数
個の光電変換素子と該光電変換素子を比較的少数画素を
1ブロックとして駆動する複数個の集積回路とを有し、
所定ブロック数間隔で画像データを並列出力することが
できるようにカスケード接続されているイメージセンサ
と、該イメージセンサからの前記各ブロックの画像デー
タを格納する記憶手段と、該記憶手段に格納された画像
データを、前記イメージセンサの光電変換素子の配列順
に前記記憶手段に対して読出と書き込みを行うためのア
ドレス制御手段とからなることを特徴とする。
【0010】前記複数個の光電変換素子がBブロックに
分割され、その各ブロックにA画素が含まれ、前記画素
がCバイト表現であるとき、前記記憶手段として容量が
A×B×Cバイトのものを使用することができる。
【0011】
【作用】イメージセンサからは複数ブロックからの画像
データが同時に出力され、順次直列画像データに変換さ
れ、メモリに書き込まれる。メモリへの書き込みは、前
回書き込まれた画像データを配列順に読み出すのと同時
に行われ、前回のデータを読み出したアドレスに今回の
データを書き込むという手順で行われる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照しながら実施例に基づいて
本発明の特徴を具体的に説明する。
【0013】図1は、本発明の画像読み取り装置の実施
例の全体回路を示す概略ブロック図である。
【0014】図1において、1はイメージセンサを示
し、本実施例では、図2に示すように複数の光電変換素
子が一次元的に配列され、複数の光電変換素子が配列方
向に沿って、たとえば、64画素毎に複数のイメージセ
ンサ素子1A,1B,1C,1D,2A,2B,2C,
2D,・・・に分割されている。そして矢印で示される
ように、各イメージセンサ素子は同じ方向にスキャンさ
れる。これをスキャン方向と称する。なお、イメージ
センサの形式としては、後述するようにエッジタイプ、
センタータイプ及びエッジ・センター兼用タイプがある
が、図2はエッジタイプのイメージセンサを示してい
る。また、後述するようにスキャン方向以外のスキャ
ン方向も存在する。
【0015】図2において符号A1〜A64は、イメー
ジセンサ素子1Aから得られる64画素分の画素データ
を模式的に示している。他の符号B1,・・・,C1,
・・・,D1,・・・,A65,・・・等についても同
様である。これらの複数のイメージセンサ素子は、イメ
ージセンサ1の端部から四つずつ一つのグループG1,
G2,・・・に纏められる。
【0016】また、各グループの対応する位置にあるイ
メージセンサ素子の出力、すなわち、三つおきのイメー
ジセンサ素子の出力が纏められて共通の出力端子に出力
される。すなわち、イメージセンサ素子1A,2A,・
・・の出力が纏められて出力端子tAから出力Aとして
出力され、イメージセンサ素子1B,2B,・・・の出
力が纏められて出力端子tBから出力Bとして出力さ
れ、イメージセンサ素子1C,2C,・・・の出力が纏
められて出力端子tCから出力Cとして出力され、イメ
ージセンサ素子1D,2D,・・・の出力が纏められて
出力端子tDから出力Dとして出力される。同じ出力端
子に接続された複数のイメージセンサ素子が一つのブロ
ックを構成しており、本実施例においては、イメージセ
ンサ1は四つのブロックに分割されている。四つのブロ
ックに分割されたイメージセンサ1の各ブロックの出力
端子tA,tB,tC,tDからは、画像データの出力
A,B,C,Dが同時に出力される。
【0017】イメージセンサ1から同時に得られる四つ
の出力A,B,C,Dは、図1に示すセレクタ2に供給
され、A,B,C,Dの順に順次選択され、直列画像信
号に変換される。この直列画像信号は、A/D変換器3
に供給されてディジタル信号に変換された後、メモリ4
に書き込まれる。このメモリ4のアドレス制御を行うた
めに、現在の画素位置を管理するロケーションカウンタ
5及び後述する並び換えを行った回数を管理するループ
カウンタ6で駆動されるアドレス制御回路7が設けられ
ている。ロケーションカウンタ5からは、イメージセン
サ1の基準クロックの4倍の周波数で変化する8ビット
の画素位置データが出力される。画素位置データの下位
2ビットはセレクタ2に供給され、セレクタ2はイメー
ジセンサ1の基準クロックの4倍の周波数で順次切り替
えられる。
【0018】以下、画像読み取り装置の動作について説
明する。
【0019】先に述べたように、四つのブロックに分か
れたイメージセンサ1の各ブロックからは、画像データ
の出力A,B,C,Dが同時に出力される。図3(a)
は、エッジタイプ,4ブロック分割,スキャン方向イ
メージセンサ1から読み出された画像データの出力A,
B,C,Dを模式的に示すもので、最初に第1のグルー
プG1の各イメージセンサ素子1A,1B,1C,1D
のスキャン開始端側の画素データA1,B1,C1,D
1が同時に読み出される。次に、隣の画素データA2,
B2,C2,D2が同時に読み出される。以下同様に、
画素データA3,B3,C3,D3、・・・、画素デー
タA64,B64,C64,D64、画素データA6
5,B65,C65,D65、・・・の順番で読み出さ
れる。
【0020】イメージセンサ1からは、図4(a)に示
す基準クロックに同期して、同図(b)に示すように四
つの出力A1,B1,C1,D1が同時に出力され、各
出力はセレクタ2に供給される。セレクタ2内では、ロ
ケーションカウンタ5からの画素位置データの中の下位
2ビットの出力に基づき、同図(c)に示すような基準
クロックの4倍の周波数を有する選択信号が生成され、
出力A1,B1,C1,D1がこの順序で順次選択さ
れ、同図(d)に示すような直列信号に変換されれる。
この変換処理はイメージセンサ1の基準クロックの1ク
ロック内で終了する。各画素位置毎に、この並列・直列
変換処理が繰り返され、図3(b)に示すように画素デ
ータA1,B1,C1,D1,A2,B2,C2,D
2,・・・・,A64,B64,C64,D64,A6
5,B65,C65,D65,・・・の順に直列画像信
号に変換される。この直列画像信号はA/D変換器3に
供給されてディジタル信号に変換された後、メモリ4に
書き込まれる。A/D変換器3から得られた直列画像デ
ータは、前回書き込まれたデータを配列順に読み出すの
と同時に行い、前回のデータを読み出したアドレスに、
今回のデータを書き込むという手順により行う。
【0021】メモリ4からの読み出しクロック及び読み
出しデータのラッチイネーブルクロックのタイミングを
図4(e)に示し、メモリ4に対する書き込みクロック
のタイミングを同図(f)に示す。図4(e),(f)
から判るように、メモリ4はイメージセンサ1の基準ク
ロックの8倍の周波数でアクセスされる。同図(g)は
メモリ内容の変化を示し、同図(h)はアクセスアドレ
スの変化を示し、同図(i)はメモリ4からの読み出し
データをラッチイネーブルにより保持したインターフェ
ース出力の変化を示している。
【0022】以下、メモリ4内の画像データの並び換え
の詳細について説明する。図5は、エッジタイプ,4ブ
ロック分割,スキャン方向のイメージセンサを例に、
並べ換えが行われる様子を示したものであり、図5中の
80,81,82,83,84は、読み出し・書き込み
毎に変化する並び換え用のメモリ4の内容を模式的に示
している。なお、メモリ80,81,82,83,84
の左側に付された符号は、これからメモリに書き込まれ
るイメージセンサからの画像データを示し、右側の数字
は読み出しと書き込みの順番、すなわち、アクセスの順
序を示している。また、メモリのアドレスは上から下に
向かって0番地から255番地まで連続的に割り当てら
れているものとする。
【0023】1回目の書き込みの際には、メモリの先頭
から順次書き込みが行われ、図5(a)に示すように、
メモリ4の0番地から255番地に順番に、A1,B
1,C1,D1,A2,・・・,D64,A64,B6
4,C64,D64の順で256ビットの画素データが
書き込まれる(メモリ80参照)。
【0024】次に、同図(b)に示すように、メモリ4
に対して1回目の読み出しが行われるとともに、2回目
の書き込みが行われる。すなわち、メモリは0番地,4
番地,8番地,・・・というように4番地のオフセット
でアクセスされ、メモリからは画素データA1,A2,
A3,・・・が順次読み出されるとともに、同じ0番
地,4番地,8番地,・・・に今回イメージセンサから
の読み出しで得られた画素データA65,B65,C6
5,・・・が順次書き込まれる(メモリ81参照)。
【0025】2回目の読み出し且つ3回目の書き込みの
場合には、同図(c)に示すように、メモリは0番地,
16番地,32番地,・・・というように16番地のオ
フセットでアクセスされ、メモリからは画素データA6
5,A66,A67,・・・が順次読み出されるととも
に、同じ0番地,16番地,32番地,・・・に画素デ
ータA129,B129,C129,・・・が順次書き
込まれる(メモリ82参照)。
【0026】3回目の読み出し且つ4回目の書き込みの
場合には、同図(d)に示すように、メモリは0番地,
64番地,128番地,・・・というように64番地の
オフセットでアクセスされ、メモリからは画素データA
129,A130,A131,・・・が順次読み出され
るとともに、同じ0番地,64番地,128番地,・・
・に画素データA193,B193,C193,・・・
が順次書き込まれる(メモリ83参照)。
【0027】4回目の読み出し且つ5回目の書き込みの
場合には、同図(e)に示すように、メモリは0番地,
1番地,2番地,・・・というように1番地のオフセッ
トでアクセスされ、メモリからは画素データA193,
A194,A195,・・・が順次読み出されるととも
に、同じ0番地,1番地,2番地,・・・に画素データ
A257,B257,C257,・・・が順次書き込ま
れる(メモリ84参照)。この4回の読み出しでメモリ
から読み出される画素データは、A1,A2,・・・A
64,B1,・・・,B64,C1,・・・,C64,
D1,・・・,D64,A65,・・・,A128,B
65,・・・,B128,C65,・・・,C128,
D65,・・・,D128,A129,・・・・・・,
D256,A257,A258,・・・,A319,A
320,B257,B258,・・・,D319,D3
20というように、図2に示すイメージセンサ1上の画
素の配列と対応した画像データを順次得ることができ
る。すなわち、図2に示す構造を有するエッジタイプの
イメージセンサ1を使用する場合には、ループ毎にアド
レスのオフセット量を1,4,16,64番地と順次変
えながら読み出し,書き込みを行うことにより、イメー
ジセンサ1の配列に対応した画像データを得ることがで
きる。
【0028】上述したように、イメージセンサ1を64
画素毎に複数のイメージセンサ素子に分割し、これらの
複数のイメージセンサ素子を四つのブロックに分ける場
合には、画像データの並び替えは、256画素毎に行わ
れるので、1画素が1バイトで表現されている場合に
は、メモリ4の容量としては256バイトあればよいこ
とになる。したがって、画像データの並び替えを行うた
めのメモリとして非常に小容量のものを使用することが
できる。
【0029】メモリ4内のこの256画素分の画像デー
タは、インターフェース8を介してラインバッファ等に
その先頭から順次書き込まれる。5回目の書き込みを行
う時のメモリアクセス順は1回目と同じになり、これ以
降は、図5(b)〜(e)に示されるような読み出し及
び書き込みが画像データの256画素分ずつ繰り返され
て、イメージセンサの1ライン分、たとえば、4096
画素の画像データがラインバッファ等に書き込まれる。
【0030】上述したように、メモリ内の画像データを
アクセスするアドレスは、読み出し及び書き込みの回を
重ねる毎に変化するが、図2に示したエッジタイプのイ
メージセンサの場合、4回のループで元に戻るので、4
回のループで同じアドレスがアクセスされるようにアド
レス制御回路7を制御する必要がある。
【0031】図2に示される構造を有するイメージセン
サを使用する場合、アドレス制御回路7によりアクセス
されるアドレスは、次式で表すことができる。但し、A
E :エッジタイプスキャン方向のアクセスアドレス、
Lはループ回数(0≦L<4)、Nはロケーション値
(0≦N<256)、Bはブロック数(B=4)。計算
は小数点以下切り捨ての整数計算である。Nの最大値は
メモリ容量すなわちブロック数B(=4)×ブロック内
画素数A(=64)に等しい。
【0032】
【数1】 この式に基づきアドレスを決定することにより、アクセ
スされるアドレスは、1回目のループでは、0,1,
2,3,・・・番地となり、2回目のループでは、0,
4,8,12,・・・番地となり、3回目のループで
は、0,16,32,・・・番地となり、4回目のルー
プでは、0,64,128,・・・番地となる。
【0033】なお、イメージセンサのセンサタイプやス
キャン方向が異なると、元の状態に戻るまでに必要なル
ープ回数が異なってくるが、これらの相違に拘わらず4
回〜20回のループで元の状態に戻るという性質があ
る。このループの回数を計数するためにループカウンタ
6が設けられており、メモリ4に対するアクセスが1ル
ープ分終了するごとに、アドレス制御回路7からループ
カウンタ6にインクリメント信号が供給され、1回のル
ープ毎にループカウンタ6の値がインクリメントされ、
ループカウンタ6がアドレス制御回路7に供給される。
本実施例では、ループカウンタ6は20回のループが計
数できるように5ビットとされている。また、使用する
イメージセンサ1のセンサタイプやスキャン方向に応じ
てアドレスのオフセット量等を変更する必要があるの
で、センサタイプやスキャン方向を示す制御信号がアド
レス制御回路7に供給され、アドレスを生成する式が変
更される。或いは、アドレス制御回路7で発生するアド
レスを予めテーブルの形態で何種類が書き込んでおき、
使用するテーブルを切り替えることにより生成するアド
レスを変更することもできる。
【0034】上述した実施例においては、イメージセン
サ1として、図2に示されるような同じ方向にスキャン
されるスキャン方向のものを使用したが、図6に示さ
れるような、交互に逆方向にスキャンされるスキャン方
向のものや、図7に示されるような、二つごとに逆方
向にスキャンされるスキャン方向のものを使用するこ
ともできる。このエッジタイプ,4ブロック分割,スキ
ャン方向のイメージセンサを使用した場合の画像デー
タの流れ、及び、エッジタイプ,4ブロック分割,スキ
ャン方向のイメージセンサを使用した場合の画像デー
タの流れを、図8(a),(b),(c)及び9
(a),(b),(c)に示す。
【0035】更に、上述した実施例においては、イメー
ジセンサ1として、図2に示されるようなエッジタイプ
のものを使用したが、図10に示すようなセンタタイプ
のイメージセンサを使用することもできる。このセンタ
タイプ,4ブロック分割,スキャン方向のイメージセ
ンサにおいては、結像ラインを挟んで両側に複数のイメ
ージセンサ素子1A,1C,2A,2C,・・・,1
B,1D,2B,2D,・・・が平行に配列されてお
り、各イメージセンサ素子はそれぞれ共通の出力端子に
接続された四つのブロックに分割されている。図11は
センタタイプのイメージセンサを使用した場合の画像デ
ータの流れを示している。
【0036】四つのブロックに分かれたイメージセンサ
1の各ブロックからは、画像データの出力A,B,C,
Dが同時に出力される。図11(a)は、イメージセン
サ1から読み出された画像データの出力A,B,C,D
を模式的に示すもので、最初に第1のグループG1の各
イメージセンサ素子1A,1B,1C,1Dのスキャン
開始端側の画素データA1,B1,C1,D1が同時に
読み出される。次に、隣の画素データA2,B2,C
2,D2が同時に読み出される。以下同様に、画素デー
タA3,B3,C3,D3、・・・、画素データA6
4,B64,C64,D64、画素データA65,B6
5,C65,D65、・・・の順番で読み出される。
【0037】これらの並列の画像データは、セレクタ2
で、図11(b)に示すような画素データA1,B1,
C1,D1,A2,B2,C2,D2,・・・・,A6
4,B64,C64,D64,A65,B65,C6
5,D65,・・・の順に直列画像信号に変換される。
この直列画像信号はA/D変換器3に供給されてディジ
タル信号に変換された後、メモリ4に書き込まれる。
【0038】次に、メモリ4から画像データを並び替え
ながら読み出すことにより、メモリ4には、図11
(c)に示すように、A1,B1,A2,B2,・・
・,A64,B64,C1,D1,・・・,C64,D
64,A65,B65,A66,B66,・・・,A1
28,B128,C65,D65,C66,・・・とい
うように、図10に示すイメージセンサ上の画素の配列
に対応した画像データを得ることができる。
【0039】図10に示す構造を有するセンタータイプ
のイメージセンサを使用する場合、アドレス制御回路7
によりアクセスされるアドレスは次式で表すことができ
る。
【0040】但し、AC :センタータイプスキャン方向
のアクセスアドレス、Lはループ回数(0≦L<
7)、Nはロケーション値(0≦N<256)、Bはブ
ロック数(B=4)。
【数2】 この式に基づきアドレスを決定することにより、アクセ
スされるアドレスは、1回目のループでは、0,1,
2,3,4,5,・・・番地となり、2回目のループで
は、0,1,4,5,8,9,・・・番地となる。以
下、3回目は0,1,8,9,16,17,・・・番
地、4回目は0,1,16,17,32,33,・・・
番地、5回目は0,1,32,33,64,65,・・
・番地、6回目は0,1,64,65,128,12
9,・・・番地、7回目は0,1,128,129,
2,3,・・・番地となる。
【0041】また、図12,図13,図14に示すよう
に、複数のイメージセンサ素子1A,1B,2A,2B
・・・がそれぞれ共通の出力端子に接続された二つのブ
ロックに分割されているエッジ・センター兼用タイプの
イメージセンサにも対応している。図12は、兼用タイ
プ,2ブロック分割,スキャン方向のイメージセンサ
を示し、図13は、兼用タイプ,2ブロック分割,スキ
ャン方向のイメージセンサを示し、図14は、兼用タ
イプ,2ブロック分割,スキャン方向のイメージセン
サを示している。なお、図12,図13,図14ではエ
ッジタイプとして使用した配列を示している。
【0042】スキャン方向,,のそれぞれの兼用
タイプ,2ブロック分割イメージセンサにおける画像デ
ータの流れを図15,図16,図17に示す。
【0043】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明において
は、イメージセンサの光電変換素子を複数のブロックに
分割し、配列上で連続する幾つかのブロックを纏めて一
つのグループとし、このグループ毎に画像データの並び
替えを行うようにしたので、並び換え用のメモリとして
従来は数キロバイトの容量のものを必要としたのに対し
て、本発明では、僅かに数100バイトの容量のものを
使用することができる。このように、小容量のメモリを
使用できることから、LSI内に取り込むことができ省
スペース、省コスト、高信頼性が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の画像読み取り装置の実施例の全体回
路を示す概略ブロック図である。
【図2】 図1に示す画像読み取り装置において使用さ
れるエッジタイプ,4ブロック分割でスキャン方向が同
じであるイメージセンサの構造を模式的に示す説明図で
ある。
【図3】 図2に示すイメージセンサを使用した場合の
画像データ並べ換えを示す説明図である。
【図4】 イメージセンサからの並列出力を直列信号に
変換しメモリに書き込む様子を示す波形図である。
【図5】 メモリにおける画像データの並べ換えの詳細
を示す説明図である。
【図6】 図1に示す画像読み取り装置において使用さ
れるエッジタイプ,4ブロック分割で交互に逆方向にス
キャンされるイメージセンサの構造を模式的に示す説明
図である。
【図7】 図1に示す画像読み取り装置において使用さ
れるエッジタイプ,4ブロック分割で二つごとに逆方向
にスキャンされるイメージセンサの構造を模式的に示す
説明図である。
【図8】 図6に示すイメージセンサを使用した場合の
画像データ並べ換えを示す説明図である。
【図9】 図7に示すイメージセンサを使用した場合の
画像データ並べ換えを示す説明図である。
【図10】 センタタイプ,4ブロック分割でスキャン
方向が同じであるイメージセンサの構造を模式的に示す
説明図である。
【図11】 図10に示すイメージセンサを使用した場
合の画像データ並べ換えを示す説明図である。
【図12】 エッジタイプに設定されたエッジ・センタ
ー兼用タイプ,2ブロック分割でスキャン方向が同じで
あるイメージセンサの構造を模式的に示す説明図であ
る。
【図13】 エッジタイプに設定されたエッジ・センタ
ー兼用タイプ,2ブロック分割で交互に逆方向にスキャ
ンされるイメージセンサの構造を模式的に示す説明図で
ある。
【図14】 エッジタイプに設定されたエッジ・センタ
ー兼用タイプ,2ブロック分割で交互に逆方向にスキャ
ンされる別の型式のイメージセンサの構造を模式的に示
す説明図である。
【図15】 図12のイメージセンサを使用した場合の
画像データ並べ換えを示す説明図である。
【図16】 図13のイメージセンサを使用した場合の
画像データ並べ換えを示す説明図である。
【図17】 図14のイメージセンサを使用した場合の
画像データ並べ換えを示す説明図である。
【符号の説明】
1 イメージセンサ、2 セレクタ、3 A/D変換
器、4 メモリ、5 ロケーションカウンタ、6 ルー
プカウンタ、7 アドレス制御回路、8 インターフェ
ース

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直線状に配列された複数個の光電変換素
    子と該光電変換素子を比較的少数画素を1ブロックとし
    て駆動する複数個の集積回路とを有し、所定ブロック数
    間隔で画像データを並列出力することができるようにカ
    スケード接続されているイメージセンサと、 該イメージセンサからの前記各ブロックの画像データを
    格納する記憶手段と、 該記憶手段に格納された画像データを、前記イメージセ
    ンサの光電変換素子の配列順に前記記憶手段に対して読
    出と書き込みを行うためのアドレス制御手段とからなる
    ことを特徴とする画像読取り装置。
  2. 【請求項2】 前記複数個の光電変換素子がBブロック
    に分割され、その各ブロックにA画素が含まれ、前記画
    素がCバイト表現であるとき、前記記憶手段の容量が、
    A×B×Cバイトである請求項1記載の画像読取り装
    置。
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