JPH0618814U - 暖房用放熱器 - Google Patents

暖房用放熱器

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Publication number
JPH0618814U
JPH0618814U JP058534U JP5853492U JPH0618814U JP H0618814 U JPH0618814 U JP H0618814U JP 058534 U JP058534 U JP 058534U JP 5853492 U JP5853492 U JP 5853492U JP H0618814 U JPH0618814 U JP H0618814U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
casing
hot water
radiation
wall
convection
Prior art date
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Pending
Application number
JP058534U
Other languages
English (en)
Inventor
茂 小原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP058534U priority Critical patent/JPH0618814U/ja
Publication of JPH0618814U publication Critical patent/JPH0618814U/ja
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  • Domestic Hot-Water Supply Systems And Details Of Heating Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 床面の穴位置の寸法出しが容易に行えるよう
にして、設置の際の工事性の改善を図るとともに、輻射
と対流による良好な暖房が行えるようにする。 【構成】 壁の前方に設置されるケーシング10と、こ
のケーシング10内の前後に配置され、かつ、温水の循
環によって加熱される複数の熱交換器15,16と、こ
れら複数の熱交換器15,16に温水を循環供給する温
水配管14とを備えている。そして、温水配管14の入
口側と出口側の接続部14A,14Bは、ケーシング1
0内の一側に、かつ、ケーシング10の背壁10Aに対
して平行な直線上に並べて設けられている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、輻射用や対流用の複数の熱交換器を備え、温水の循環によって両熱 交換器を加熱することにより、輻射や対流で室内を暖房する暖房用放熱器に関す る。
【0002】
【従来の技術】
図5は、輻射用と対流用の複数の熱交換器を備えた従来の暖房用放熱器を示す ものであり、この従来の暖房用放熱器は、室壁1の前方に設置するケーシング2 内の下部に温水配管3を配し、この温水配管3の途中に輻射用熱交換器4と対流 用熱交換器5を設け、この対流用熱交換器5を後ろにして輻射用熱交換器4と対 流用熱交換器5をケーシング1内に前後関係に配置するとともに、温水配管3の 入口側と出口側の接続部3A,3Bをケーシング2内の一側に設けていた。そし て、前記両接続部3A,3Bを、床面を貫通した往き配管5と戻り配管6に連結 することにより、輻射による暖房と自然対流による暖房が行えるようになってい る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上述した従来の暖房用放熱器では、入口側接続部3Aの中心からケ ーシング2の背壁2Aまでの距離イと、出口側接続部3Bの中心からケーシング 2の背壁2Aまでの距離ロが大きく異なるため、設置工事の際に、往き配管5と 戻り配管6を貫通させる床面の穴位置の寸法出しが難しく、穴位置に誤差が生じ ると両接続部3A,3Bの接続作業がスムーズに行えないものであった。
【0004】 本考案は上述の実情に鑑みてなされたものであり、床面の穴位置の寸法出しを 容易に行えるようにして、設置の際の工事性の改善を図るとともに、輻射と対流 による良好な暖房が行えるようにすることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案では、室壁などの壁の前方に設置されるケーシングと、このケーシング 内の前後に配置され、かつ、温水の循環によって加熱される複数の熱交換器と、 これら複数の熱交換器に温水を循環供給する温水配管とを備え、この温水配管の 入口側と出口側の接続部は、前記ケーシング内の一側に、かつ、ケーシングの背 壁に対して平行な直線上に並べて設けられている構成である。
【0006】
【作用】
このように構成すると、輻射用の熱交換器による輻射暖房や対流用の熱交換器 による対流暖房が行えるとともに、ケーシング内の一側にそれぞれ設けられた温 水配管の入口側と出口側の接続部は、ケーシングの背壁に対して平行な直線上に 並べて設けられているため、両接続部にそれぞれ接続する配管を貫通するための 複数の穴は、それぞれ壁から略同寸法、隔てた位置でよく、穴位置の寸法出しが 簡単となる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図1ないし図4の図面に基づき説明する。図におい て、10は箱体状に形成されたパネルラジエータ等の暖房用放熱器のケーシング であり、このケーシング10は上面後部に放出口(図示せず)を有するとともに 、下面に室内空気が流入する流入口11を有し、室壁12に固定金具(図示せず )を用いてその背壁10Aを固定させるか、或いは固定脚(図示せず)を用いて 、その背壁10Aを室壁12に略当接させた状態で室壁12の前方に設置してお り、また、このケーシング10の下端は床面13から約100mm離れた状態と なっている。
【0008】 前記ケーシング10内の下部には温水が循環供給される温水配管14が配され るとともに、この温水配管14の途中には、ヒートパイプからなる輻射用熱交換 器15と、プレートフィン型の対流用熱交換器16が介設されており、この対流 用熱交換器16を後ろにして、輻射用熱交換器15と対流用熱交換器16とをケ ーシング1内に前後関係に配置してある。また、前記輻射用熱交換器15は作動 液が封入された複数の放熱パイプ15A,15Aを有し、これら放熱パイプ15 A,15Aの熱は、放熱フィン17,17を介してケーシング10の前面放熱壁 10Bに伝導するように構成されている。
【0009】 前記温水配管14の入口側接続部14Aと出口側接続部14Bは、共に前記ケ ーシング10内の下部の一側に設けられ、これら両接続部14A,14Bは、ケ ーシング10の背壁10Aに対して平行な直線上に並べて設けられている(図1 参照)。即ち、両接続部14A,14Bのそれぞれの中心からケーシング10の 背壁10Aまでの距離L1,L2は略等しく設定されている。
【0010】 前記入口側接続部14Aは、図4に示すように、温水配管14に連結され、か つ、一端にバルブ装着部18Aを有する接続金具18の他端部に形成されており 、また、この接続金具18のバルブ装着部18Aには、温水流量の調整や流路の 開閉を行う開閉バルブVが取り付けられ、さらに、前記バルブ装着部18Aには 空気抜き孔19が設けられ、この空気抜き孔19は通常、ネジ20にて閉塞され ている。21はシール用のOリングである。
【0011】 22は前記入口側接続部14Aに接続される温水回路の往き配管、23は前記 出口側接続部14Bに接続される戻り配管であり、これら往き配管22と戻り配 管23は、床面13を貫通して床面13上に突出している。
【0012】 上述の構成において、往き配管22から接続金具18を介して温水配管14に 供給された温水は、輻射用熱交換器15を加熱するとともに対流用熱交換器16 を加熱した後、戻り配管23を通り、熱源機(図示せず)に戻される。この時、 輻射用熱交換器15の熱は、放熱フィン17,17を介してケーシング10の前 面放熱壁10Bに伝導し、輻射熱が前面放熱壁10Bから放射される。一方、対 流用熱交換器16によって温められた空気は、上昇気流によってケーシング10 内を上昇し、自然対流により室内を暖房する。
【0013】 ここで、温水配管14の入口側接続部14Aと出口側接続部14Bは、図1に 示すように、前記ケーシング10内の下部の一側に設けられるとともに、ケーシ ング10の背壁10Aに対して平行な直線上に並べて設けられているため、両接 続部14A,14Bにそれぞれ接続する往き配管22と戻り配管23を貫通させ るための複数の穴は、それぞれ室壁12から略同寸法S1,S2、隔てた位置の 床面13に、所定寸法Tだけ間隔を存してあければ良いため、穴位置の寸法出し が簡単となり、穴位置の寸法誤差を生じる心配が少なくなる。従って、両接続部 14A,14Bと往き配管22と戻り配管23の位置ずれを防止でき、両接続部 14A,14Bの接続作業をスムーズに行うことができる。
【0014】 また、両接続部14A,14Bが室壁12に対して平行になるため、接続部の 外観性も良好である。
【0015】
【考案の効果】
以上のように本考案の暖房用放熱器によれば、輻射と対流による効果的で快適 な暖房が行えるとともに、両接続部にそれぞれ接続する配管の貫通用の複数の穴 を、壁に対して平行にあければ良いため、穴位置の寸法出しが容易となり、設置 の際の工事性が向上し、施工の簡易化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す暖房用放熱器の設置状
態を説明するための説明図である。
【図2】同じく設置状態を示す斜視図である。
【図3】同じく一部を切欠した暖房用放熱器の設置前の
状態を示す斜視図である。
【図4】同じく要部の分解斜視図である。
【図5】従来の暖房用放熱器の設置状態を説明するため
の説明図である。
【符号の説明】
10 ケーシング 10A ケーシングの背壁 12 室壁(壁) 14 温水配管 14A 入口側接続部 14B 出口側接続部 15 輻射用熱交換器 16 対流用熱交換器

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室壁などの壁の前方に設置されるケーシ
    ングと、このケーシング内の前後に配置され、かつ、温
    水の循環によって加熱される複数の熱交換器と、これら
    複数の熱交換器に温水を循環供給する温水配管とを備
    え、この温水配管の入口側と出口側の接続部は、前記ケ
    ーシング内の一側に、かつ、ケーシングの背壁に対して
    平行な直線上に並べて設けられていることを特徴とする
    暖房用放熱器。
JP058534U 1992-08-20 1992-08-20 暖房用放熱器 Pending JPH0618814U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP058534U JPH0618814U (ja) 1992-08-20 1992-08-20 暖房用放熱器

Applications Claiming Priority (1)

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JP058534U JPH0618814U (ja) 1992-08-20 1992-08-20 暖房用放熱器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0618814U true JPH0618814U (ja) 1994-03-11

Family

ID=13087107

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP058534U Pending JPH0618814U (ja) 1992-08-20 1992-08-20 暖房用放熱器

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JP (1) JPH0618814U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011083519A1 (ja) * 2010-01-08 2011-07-14 ダイキン工業株式会社 空気抜き装置、熱交換ユニット及び固定具

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5446145A (en) * 1977-09-20 1979-04-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd Hot plate
JPS5872888A (ja) * 1981-10-23 1983-04-30 Asahi Tekkosho:Kk 放熱器

Patent Citations (2)

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