JP3022349U - 暖房用温水循環装置 - Google Patents

暖房用温水循環装置

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JP3022349U
JP3022349U JP1995010177U JP1017795U JP3022349U JP 3022349 U JP3022349 U JP 3022349U JP 1995010177 U JP1995010177 U JP 1995010177U JP 1017795 U JP1017795 U JP 1017795U JP 3022349 U JP3022349 U JP 3022349U
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plate
casing
piping
hot water
surface plate
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JP1995010177U
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時男 座間
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ASAHI INOVEX CORP.
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  • Steam Or Hot-Water Central Heating Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 設置スペースの有効利用、設置作業の能率
化、機器の接続ミスの防止を図ることができる。 【解決手段】 ケーシング1は薄型の箱体状をなし、前
側開口2は蓋体3により施蓋可能になっている。ケーシ
ング1の各面板には配管挿通口、配管用一側開口部、配
管用他側開口部がそれぞれ形成してある。ケーシング1
内にはヘッダ13が着脱可能に設けてあり、配管用一側
開口部および配管用他側開口部に対して選択的に対面可
能になっている。ケーシング1内に設置され、ユニオン
16、17、18を介してヘッダ13と接続される温水
循環機器群19は循環ポンプ20A等の機器類と配管類
21とから構成してある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、ボイラー、ラジエターを含んで構成され、寒冷地において所謂セン トラルヒーティングと呼ばれている中央式暖房装置を構成する温水循環機器等を 効率良く収容する暖房用温水循環装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ボイラーの温水を建屋内に設置した複数のラジエターに供給して建屋 内を暖房する中央式暖房装置は、循環ポンプ、膨張タンク、空気分離器、圧力計 および安全弁等からなる温水循環機器群を配管を介してボイラーに接続し、該ボ イラーから供給される温水をラジェータとの間で循環させる構成になっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来は上述したボイラー、温水循環機器群およびこれらを接続する配管群は建 屋内の隅部に剥出しの状態で設置してあり、また温水循環機器群を構成する循環 ポンプ、膨張タンク、空気分離器等は暖房機器設置業者が適宜配置し、配管で接 続しているために空間を無駄に使用しているのが現状である。また、業者が設置 場所毎に機器の設置位置および配管の取り廻しを任意に決めているために、作業 能率が悪いし、機器の接続ミスを起こす場合も生じている。特に、設置業者と異 なる業者が補修作業などを行なう場合にこのような事故を招く危険性が高い。更 に、マンション等のように適当な設置スペースがない建物では、人目に触れる場 所に設置してあり、子供等にとって危険性があるし美観上の問題もある。
【0004】 本考案は上述した従来技術の問題点に鑑みなされたもので、温水循環機器群お よび配管をシステム化して無駄のない配置構成にすると共にケーシング内に収納 することにより、設置スペースの有効利用、設置作業の能率化、機器の接続ミス の防止等を実現することができる暖房用温水循環装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために構成された本考案は、背面板、上面板、下面板 、左側面板および右側面板によって前側が開口した薄型の箱体状に構成され、壁 掛けおよび床置きのいずれの設置も可能なケーシングと、圧力計視認窓を有し、 前記開口を開閉可能に施蓋すべく該ケーシングに取着された蓋体と、前記ケーシ ングの上面板、下面板、左側面板及び右側面板のいずれかに形成した配管挿通口 と、該配管挿通口を形成した面板を除く前記上面板、下面板、左側面板および右 側面板のいずれか1の面板に開口形成した複数個の配管用一側開口部と、該配管 用一側開口部および配管挿通口を形成した面板を除く前記上面板、下面板、左側 面板及び右側面板のいずれか1の面板に開口形成した複数個の配管用他側開口部 と、流出用及び流入用バルブを有し、該配管用一側開口部および配管用他側開口 部に対して選択的に対面するように前記ケーシング内に着脱可能かつ位置変え可 能に設置されたヘッダと、少なくとも循環ポンプ、膨張タンク、空気分離器、圧 力計、安全弁およびこれらを接続する配管を含んで構成され、前記ヘッダの流入 口および流出口に接続された状態で前記ケーシング内に収納された温水循環機器 群とからなる。
【0006】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を図面に基づき詳述する。図1ないし図4において 、1は壁掛けおよび床置き兼用のケーシングを示す。該ケーシング1は矩形状の 背面板1Aと、上面板1B及び下面板1Cと、左側面板1D及び右側面板1Eと によって奥行の浅い薄型の箱体に形成してあり、背面板1Aには壁掛け用の係止 片1F、1F(但し、図示せず。)が設けてある。そして、ケーシング1の前側 は全面が開口2になっている。3は前記ケーシング1に蝶着され、前記開口2を 開閉可能に施蓋する蓋体を示す。該蓋体3は観音開きに構成された一対の蓋板3 A、3Aからなっており、ロック装置4、4によってケーシング1に掛止される ようになっている。そして、一の蓋板3Aには後述する圧力計20Eの位置に対 応して圧力計視認窓5が形成してある。
【0007】 6、6、・・はケーシング1の右側面板1Eに開口形成した4個の配管挿通口 で、該配管挿通口6、6、・・は安全弁排水口接続管7、ボイラーサプライ接続 用管8、ボイラーリターン接続用管9およびシステム供給口接続管10が挿設さ れるものである。11、11、・・・はケーシング1の左側面板1Dに開口形成 した複数個の配管用一側開口部を示し、該配管用一側開口部11、11、・・・ は本実施の形態では10個設けてある。他方、12、12、・・・は前記下面板 1Cに開口形成した複数個の配管用他側開口部を示し、該配管用他側開口部12 、12、・・・も本実施の形態では10個設けてある。
【0008】 13はケーシング1内に設置されたヘッダを示し、該ヘッダ13は長手方向両 端側に流入口14Aおよび流出口14Bを有し、その間に5個の流出用ゲートバ ルブ14C、14C、・・および5個の流入用ゲートバルブ14D、14D、・ ・を備えたヘッダ本体14と、該ヘッダ本体14の両端側に設けた一対の取付ブ ラケット15、15とから構成してある。そして、ヘッダ13は前記配管用一側 開口部11、11、・・・に対面した状態(図1参照)、または前記配管用他側 開口部12、12、・・・に対面した状態(図5参照)のいずれの状態にも選択 的に設置することができるように、ケーシング1の背面板1Aにボルトにより着 脱可能に取着してある。16ないし18はヘッダ13の流入口14Aまたは流出 口14Bと接続される3個のユニオンを示し、上側ユニオン16は左側面板1D の上部寄りに、下側ユニオン17は左側面板1Dと下面板1C寄りに、右側ユニ オン18が下面板1Cの右寄りに位置して背面板1Aに設置してある。
【0009】 次に、19はケーシング1内に設置された温水循環機器群を示し、該温水循環 機器群19は、循環ポンプ20A、空気分離器20B、安全弁20C、密閉膨張 タンク20D、圧力計20Eと、減圧逆止弁20Fからなる機器類を含んで構成 されている。21は前記温水循環機器群19を構成し、前記機器類20A〜20 Fを接続するための配管群を示す。21Aは温水流入管で、該温水流入管21A は一端側が後述する温水供給管23と、他端が上側ユニオン16とそれぞれ接続 されており、途中には循環ポンプ20Aおよび空気分離器20Bが接続され、循 環ポンプ20Aの上流側に位置して安全弁20Cが設けてある。
【0010】 他方、21Bは温水戻り管を示し、該温水戻り管21Bの途中には密閉膨張タ ンク20D、圧力計20Eが接続されており、他端側は配管挿通口6を介してボ イラリターン口に接続されている。また、温水戻り管21Bから分岐した分岐流 出管21Cはシステム供給口に接続されており、途中には減圧逆止弁20Fが設 けてある。更に、21Dは下ユニオン17および右ユニオン18を介してヘッダ 13と温水戻り管21Bとの間に接続された連結管を示す。該連結管21Dはヘ ッダ13の位置変えに応じて下ユオン17と右ユニオン18との間、および上ユ ニオン16と下ユニオン17との間に選択的に接続できるようになっている。
【0011】 図4は暖房用温水循環装置を用いた中央式暖房装置の要部構成を示す。温水循 環機器群19を収容したケーシング1はボイラ22ーの近傍に設置され、温水循 環機器群19はボイラーサプライ接続用管8、ボイラーリターン接続用管9を介 してボイラ22と接続されている。図中23はオイルタンクである。
【0012】 本実施の形態は上述した如くであり、図3は暖房用温水循環装置を床置きの状 態で設置した場合を示す。この場合、各流出用ゲートバルブ14Cおよび流入用 ゲートバルブ14Dが配管用一側開口部11に対面した状態になるようにヘッダ 13はケーシング1内に縦方向に取着してあり、連結管21Dは下ユニオン17 および右ユニオン18を介してヘッダ13と温水戻り管21Bとの間に接続して ある。この場合、使用しない配管用他側開口部12の各々はゴムキャップ等の栓 で閉塞しておく。
【0013】 他方、暖房用温水循環装置を壁掛の状態で設置する場合は、図5に示すように 各流出用ゲートバルブ14Cおよび流入用ゲートバルブ14Dが配管用他側開口 部12に対面した状態になるようにヘッダ13はケーシング1内に横方向に取着 してあり、連結管21Dは上ユニオン16および下ユニオン17を介してヘッダ 13と温水流入管21Aとの間に接続してある。このように、本実施の形態によ ればユニット化した温水循環機器群19を収容したケーシング1は設置場所に応 じて壁掛けおよび床置きのいずれの設置も選択することができる。また、循環パ イプの立ち上げ方向もヘッダ13と連結管21Dの接続位置を変える作業だけで 容易に行うことができる。
【0014】 なお、本実施の形態では右側面板1Eに各配管挿通口6を形成し、左側面板1 Dに各配管用一側開口部11を形成し、下面板1Cに各配管用他側開口部12を 形成する構成にしたが、配管挿通口6、配管用一側開口部11および配管用他側 開口12の形成位置は本実施の形態に限られるものではなく、例えば配管挿通口 6を左側面板1Dに、配管用一側開口部11Aを右側面板1Eに形成してもよい ものである。
【0015】
【考案の効果】
本考案は以上詳述した如く構成したから、下記の諸効果を奏する。 (1)ケーシングは薄型の箱体状に構成すると共に、壁かけおよび床置きのいず れの設置も可能にしてあるから、設置場所の選定に自由度があるし、設置工事も 容易に行なうことができる。
【0016】 (2)ヘッダおよび温水循環機器群をユニット化することにより温水循環機器群 等の収容スペースを小さくしたから、ケーシングを薄型に構成することができ、 設置スペースを小さくすることができる。また、温水循環機器群等をケーシング によって完全に覆ってあるから、幼児等に対する安全性に優れている。
【0017】 (3)ケーシングには異なる位置に一対の配管用他側開口部を設け、ヘッダを各 配管用開口部に対応して選択的に位置変えできるようにすることにより、配管の 立ち上げ方向を任意に選択することができるようにしたから、作業性、配管の効 率的配置が可能である。
【0018】 (4)ヘッダおよび温水循環機器群の配置をユニット化したから、保守点検が容 易であるし、設置業者と異なる業者が補修作業を行った場合でも、配管等の接続 間違えといったミスを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の形態に係る暖房用温水循環装置
の外観斜視図である。
【図2】暖房用温水循環装置を他方から見た外観斜視図
である。
【図3】床置きした場合の暖房用温水循環装置の内部構
成説明図である。
【図4】暖房用温水循環装置を用いた中央式暖房装置の
部分構成説明図である。
【図5】壁掛けした場合の暖房用温水循環装置の内部構
成説明図である。
【符号の説明】
1 ケーシング 3 蓋体 5 圧力計視認窓 6 配管挿通口 11 配管用一側開口部 12 配管用他側開口部 13 ヘッダ 14C 流出用ゲートバルブ 14D 流入用ゲートバルブ 19 温水循環機器群 20A〜20F 機器類 21 配管類

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 背面板、上面板、下面板、左側面板およ
    び右側面板によって前側が開口した薄型の箱体状に構成
    され、壁掛けおよび床置きのいずれの設置も可能なケー
    シングと、圧力計視認窓を有し、前記開口を開閉可能に
    施蓋すべく該ケーシングに取着された蓋体と、前記ケー
    シングの上面板、下面板、左側面板及び右側面板のいず
    れかに形成した配管挿通口と、該配管挿通口を形成した
    面板を除く前記上面板、下面板、左側面板および右側面
    板のいずれか1の面板に開口形成した複数個の配管用一
    側開口部と、該配管用一側開口部および配管挿通口を形
    成した面板を除く前記上面板、下面板、左側面板及び右
    側面板のいずれか1の面板に開口形成した複数個の配管
    用他側開口部と、流出用及び流入用バルブを有し、該配
    管用一側開口部および配管用他側開口部に対して選択的
    に対面するように前記ケーシング内に着脱可能かつ位置
    変え可能に設置されたヘッダと、少なくとも循環ポン
    プ、膨張タンク、空気分離器、圧力計、安全弁およびこ
    れらを接続する配管を含んで構成され、前記ヘッダの流
    入口および流出口に接続された状態で前記ケーシング内
    に収納された温水循環機器群とから構成してなる暖房用
    温水循環装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100931080B1 (ko) * 2007-11-14 2009-12-10 삼성물산 주식회사 분배기용 커버

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