JPH0318860Y2 - - Google Patents

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JPH0318860Y2
JPH0318860Y2 JP1983188795U JP18879583U JPH0318860Y2 JP H0318860 Y2 JPH0318860 Y2 JP H0318860Y2 JP 1983188795 U JP1983188795 U JP 1983188795U JP 18879583 U JP18879583 U JP 18879583U JP H0318860 Y2 JPH0318860 Y2 JP H0318860Y2
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hot water
flat tubes
radiator
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heat
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  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は複数のフラツトチユーブの1つある
いは2つを温水通路とし他の多数のフラツトチユ
ーブへは前記温水通路となるフラツトチユーブか
らバルブを介して温水が入るようにした放熱器に
関する。
[従来の技術] この種の放熱器としては従来例えば実開昭53−
138260号公報に記載されているものがある。
この従来の技術は、熱交換用のコイルを小負荷
および大負荷用の複数本で構成し、両コイルの一
端を共通に接続して給水あるいは給湯口とし、前
記小負荷用のコイルの他端を流体制御弁を介して
大負荷用コイルの他端と共通に接続し、前記の弁
の切換により両コイルの全部あるいは小負荷用の
コイルのみに給水あるいは給湯を行ない得るよう
にしたことを特徴とする熱交換器である。
またこれとは別に実開昭54−70162号公報に記
載されているものがある。
この従来技術は複数の水管と放熱フインとで構
成した熱交換部の両端に水タンクを配置し、該入
口側水タンクに接続する温水入口部と、出口側水
タンクに接続する温水出口とをほぼ同一軸線上に
配置し、これにより車室内での温水管への接続を
エルボーなしで可能ならしめたことを特徴とする
温水ヒーター用熱交換器である。
[考案が解決しようとする課題] ところが前記従来技術のうち実開昭53−138260
号公報に示されるものは、給湯および排湯用のヘ
ツダを用いない型式の熱交換器であり、温水コイ
ル1,2の給湯側と排湯側とにそれぞれ管継手
3,5を取付けて給・排湯する型式のもので、温
水コイル1,2に温水を振り分けたり、同時に流
すための二方弁6をT形の管継手7を介して上記
管継手5と排湯管8との間に外付けしたものであ
るから、外付け部材として管継手5,7および二
方弁6および管継手5,7間のパイプの合計5つ
の部材が必要であり、これらの配管作業は現場作
業となるし、作業自体が繁雑で狭所では作業性が
悪く、しかも複数の熱交換器同志を直列配管する
場合長尺の断熱パイプを必要としコスト高になる
と共に見栄えも悪いという多くの問題点がある。
さらに前記従来技術の実開昭54−70162号公報
に示されるものは、フラツトチユーブ型式の放熱
器ではあるが、複数のフラツトチユーブ(水管3
1)の全部に一律に温水を流すだけの放熱器であ
り、上記複数のフラツトチユーブ(水管31)の
うちの1つにだけ温水を流すための弁が全くない
ので、この引例2のものでは複数の放熱器を直列
に接続して用いた場合、各放熱器が一律に加熱さ
れるだけであるから、不要場所に設置した放熱器
からも無駄に放熱されてしまい、エネルギ放散損
失が大きく不経済であるという大きな問題点があ
つた。
この考案は前記した各問題点を除去するため
に、2本のヘツダ間に設けた多数のフラツトチユ
ーブのうちの1つを温水(冷水)導管として兼用
できるように上記2本のヘツダのうちの1つに温
水(冷水)バルブを設け、外付部品点数を削減す
ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記したこの考案の目的は、筒状の2本のヘツ
ダ間に並列的に配設した複数のフラツトチユーブ
と、これら各フラツトチユーブのうちの少くとも
1つのフラツトチユーブの両側取付け部における
ヘツダに設けた接続ソケツトと、前記ヘツダのう
ちの一方のヘツダに設けられ、かつ接続ソケツト
から入る温水を前記複数のフラツトチユーブの全
部あるいは1つだけのフラツトチユーブに選択的
に流す温水バルブとをそれぞれ具備してなり、前
記複数のフラツトチユーブの1つを温水導管とし
て兼用することで達成される。
[作用] 放熱器の複数を直列に接続して使用した場合、
不要場所に設置した放熱器の複数のフラツトチユ
ーブのうちの1つだけのフラツトチユーブにヘツ
ダに設けた温水バルブの操作により温水を通過さ
せて上記1つのフラツトチユーブを必要放熱器へ
の温水導管として使用することができるので、不
要場所には無駄な放熱が行なわれず、必要場所の
放熱器だけの温水バルブの操作で、この放熱器の
複数のフラツトチユーブ全部で必要場所だけを暖
房でき、無用な熱エネルギの浪費を防ぐことがで
きる。
[実施例] 実施例について図面を参照して説明する。
この考案は概略的に次のように構成されてい
る。
すなわち第1図a〜cに示すように、筒状の2
本のヘツダ2a,2b間に並列的に配設した複数
のフラツトチユーブ3a〜3hと、これら各フラ
ツトチユーブ3a〜3hのうちの少くとも1つの
フラツトチユーブの両側取付け部におけるヘツダ
2a,2bに設けた接続ソケツト4a,4bと、
前記ヘツダ2a,2bのうちの一方のヘツダ2a
に設けられ、かつ接続ソケツト4aから入る温水
を前記複数のフラツトチユーブ3a〜3hの全部
あるいは1つだけのフラツトチユーブに選択的に
流す温水バルブ5とをそれぞれ第2図a〜cに示
すように具備してなり、前記複数のフラツトチユ
ーブの1つを温水導管として兼用したものであ
る。
次にこの考案の具体例を詳述する。
第1図a,bは放熱器1の基本形態を示すもの
で、円または角筒状の2つのヘツダー(温水集合
部)2a,2b間に第2図a,bに示すように断
面が矩形の中空体で構成された複数個の温水が内
部を通過するフラツトチユーブ3a〜3hを並列
的に取付け、前記両ヘツダー2a,2bのフラツ
トチユーブ3aの取付端にそれぞれ接続ソケツト
4a,4bと、一方のヘツダー2aに接続ソケツ
ト4aから入る温水をフラツトチユーブ3aのみ
に流すかあるいはヘツダー2aを通して全てのフ
ラツトチユーブ3a〜3hに流すかを選択するた
めの玉置形の温水バルブ5が第2図a〜cに示す
ように設けてある。
他方のヘツダー2bの端面には空気抜きバルブ
6と、ヘツダー2b内には各フラツトチユーブ3
b〜3hの開口部には破線で示すように逆止機能
をもつた邪魔板7がそれぞれ取付けられている。
また、前記したフラツトチユーブ3a〜3hの
一面には第1図cに示すように波形状に折曲げら
れた放熱フイン8が取付けられている。
第3図a,bはこの考案による放熱器の他の例
で、この放熱器11はフラツトチユーブ3a,3
bの取付端に接続ソケツト4a,4bと9a,9
bを、他方のヘツダー2bの端面には空気抜きバ
ルブ6と前記ヘツダー2a,2bにソケツト9b
から入る温水をフラツトチユーブ3bのみを通し
てソケツト9aに出すか、ソケツト4aからの温
水あるいはソケツト9bからの温水をフラツトチ
ユーブ3c〜3hにも通すかの選択するための玉
置形の温水バルブ5がそれぞれ取付けられ、また
フラツトチユーブ3a〜3hの一面には第3図c
に示すように波形状に折曲げられた放熱フイン8
が取付けられている。なお、フラツトチユーブ3
aと3bとの間におけるヘツダー2a,2bの所
要部分には仕切板10が設けられている。
この考案の放熱器1,11は以上のように構成
されており、以下この放熱器の使用例について述
べる。
第4図a,bは第1図a〜cに示す構成の放熱
器1の使用例を示すもので、この放熱器を壁13
a〜13cで仕切られた部屋14a〜14cの床
15a〜15c上に連結管12a〜12dで直列
に接続して設置した状態を示し、第4図aは温水
バルブ5を第2図bで示すように閉じた状態を示
すもので、この場合矢印で示すように連結管12
aから入る温水は各放熱器1a〜1cのフラツト
チユーブ3aの内部のみを通つて連結管12dか
ら出て行き、放熱量は極く少量で壁面やガラス面
からの冷輻射熱(ドラフト)を防止するに止ま
る。
第4図bは放熱器1a,1cの温水バルブ5を
第2図bのように閉じ、放熱器1bの温水バルブ
5を第2図cで示すように開いた状態を示すもの
で、中央の部屋14bのみに設置した放熱器の全
てのフラツトチユーブに温水が流れフル暖房状態
にあり、両側の部屋14a,14cは前述の冷輻
射熱(ドラフト)を防止するに止まり極く少量の
放熱量である。
第5図a,bは第3図a〜cに示す構成の放熱
器11の使用例を示すもので、3台の放熱器11
a〜11cの各ソケツト4a,4b,9a,9b
間を連結管12a〜12c,16a〜16cで連
結し、温水の往路を連結管12a〜12cとフラ
ツトチユーブ3aで、復路を連結管16a〜16
cとフラツトチユーブ3bでそれぞれ構成でき、
温水バルブ5を第2図bのように閉じることによ
り第5図aに示すように2本ずつのフラツトチユ
ーブ3a,3b内を通る温水により壁面やガラス
面からの冷輻射熱(ドラフト)を防止するに止ま
り極小の放熱量となつている。
第5図bは放熱器11bの温水バルブ5を第2
図cで示すように開くことにより、部屋14bの
放熱器11bのみをフル放熱状態にし他の放熱器
11a,11eは前述のように部屋の冷輻射(ド
ラフト)を防止し得る程度の少量の極く放熱のみ
となる。
なお、第3図a,b、第5図a,bに示すフラ
ツトチユーブ3aと3b間は前述の通りヘツダー
2a,2b内に設けられた仕切板10で完全に分
離し、フラツトチユーブ3a,3bを温水通路と
して独立させることができるように構成されてい
る。
[考案の効果] この考案は以上説明したように構成されている
ので、以下に記載する効果を奏する。
すなわち筒状の2本のヘツダ2a,2b間に並
列的に配設した複数のフラツトチユーブ3a〜3
hと、これら各フラツトチユーブ3a〜3hのう
ちの少くとも1つのフラツトチユーブの両側取付
け部におけるヘツダ2a,2bに設けた接続ソケ
ツト4a,4bと、前記ヘツダ2a,2bのうち
の一方のヘツダ2aに設けられ、かつ接続ソケツ
ト4aから入る温水を前記複数のフラツトチユー
ブ3a〜3hの全部あるいは1つだけのフラツト
チユーブに選択的に流す温水バルブ5とをそれぞ
れ具備してなり、前記複数のフラツトチユーブの
1つを温水導管として兼用したので、この考案に
よる放熱器の複数を直列に接続して使用した場
合、不要場所に設置した放熱器の複数のフラツト
チユーブのうちの1つだけのフラツトチユーブに
ヘツダに設けた温水バルブ5の操作により温水を
通過させて上記1つのフラツトチユーブを必要放
熱器への温水導管として使用することができるの
で、不要場所には無駄な放熱が行なわれず、必要
場所の放熱器だけの温水バルブ5の操作で、この
放熱器の複数のフラツトチユーブ全部で必要場所
だけを暖房でき、無用な熱エネルギの浪費を防ぐ
ことができるから経済的であるという第1の効果
を有する。
またこの考案における温水バルブ5はヘツダ自
体に設置して複数のフラツトチユーブまたは1つ
だけのフラツトチユーブに選択的に温水を流すこ
とができるから管継手や温水バルブを外付けしな
いでよく、したがつて設置現場での配管作業が簡
素化されるとともに、外力で管継手等配管材が折
損する等の危険が少なくしかも複数の放熱器間の
断熱配管を短くでき、全体としてスマートに美し
く配設できるという第2の効果がある。
【図面の簡単な説明】
図はいずれもこの考案の一実施例を示すもの
で、第1図a〜cは放熱器の構成および機能を示
す図、第2図aはヘツダー要部の側面図、第2図
bは第2図aのA−A断線における断面図、第2
図cは第2図bと状態を異にした断面図、第3図
a〜cは放熱器の他の変形例の構成および機能を
示す図、第4図a,bおよび第5図a,bはいず
れも使用状態を示す説明図である。 1,11……放熱器、4a,4b,9a,9b
……ソケツト、2a,2b……ヘツダー、5……
温水バルブ、3a〜3h……フラツトチユーブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 筒状の2本のヘツダ2a,2b間に並列的に配
    設した複数のフラツトチユーブ3a〜3hと、こ
    れら各フラツトチユーブ3a〜3hのうちの少く
    とも1つのフラツトチユーブの両側取付け部にお
    けるヘツダ2a,2bに設けた接続ソケツト4
    a,4bと、前記ヘツダ2a,2bのうちの一方
    のヘツダ2aに設けられ、かつ接続ソケツト4a
    から入る温水を前記複数のフラツトチユーブ3a
    〜3hの全部あるいは1つだけのフラツトチユー
    ブに選択的に流す温水バルブ5とをそれぞれ具備
    してなり、前記複数のフラツトチユーブの1つを
    温水導管として兼用した放熱器。
JP18879583U 1983-12-07 1983-12-07 放熱器 Granted JPS6095477U (ja)

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JP18879583U JPS6095477U (ja) 1983-12-07 1983-12-07 放熱器

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JP18879583U JPS6095477U (ja) 1983-12-07 1983-12-07 放熱器

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JPS6095477U JPS6095477U (ja) 1985-06-29
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JP18879583U Granted JPS6095477U (ja) 1983-12-07 1983-12-07 放熱器

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5720903U (ja) * 1980-07-12 1982-02-03

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6137998Y2 (ja) * 1977-04-07 1986-11-04
JPS5470162U (ja) * 1977-10-28 1979-05-18

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JPS6095477U (ja) 1985-06-29

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