JPH0618723Y2 - 旋盤用チャック - Google Patents

旋盤用チャック

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JPH0618723Y2
JPH0618723Y2 JP1988045929U JP4592988U JPH0618723Y2 JP H0618723 Y2 JPH0618723 Y2 JP H0618723Y2 JP 1988045929 U JP1988045929 U JP 1988045929U JP 4592988 U JP4592988 U JP 4592988U JP H0618723 Y2 JPH0618723 Y2 JP H0618723Y2
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JP
Japan
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work
clamp
chuck
guide
work guide
Prior art date
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Application number
JP1988045929U
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JPH01149209U (ja
Inventor
宗樹 平岡
Original Assignee
寺坂 哲一
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は旋盤の上方または後方などの側方からワーク
が供給される場合に適する旋盤チャックに関するもので
ある。
〔従来の技術〕
一般の旋盤用チャックのうち、フェースクランプチャッ
クはチャック本体の前面の外周寄りに複数のクランプ爪
を回動および進退自在に取付けるとともに、チャック本
体内には上記クランプ爪の駆動手段を設け、同じくチャ
ック本体の前面には上記クランプ爪で締付けられたワー
クの後面を受けるワークストッパを設けたものである。
このようなチャックはクランプ爪を横向き、すなわちチ
ャックの軸芯を中心とする円周に対してクランプ爪を接
線方向に向けたアンクランプ状態で、チャック本体の前
方からワークを供給し、ワークの後面をワークストッパ
に接触させた状態で各クランプ爪を90°内方または外方
に回転させて各クランプ爪をワークの外側からワークの
前面に臨ませるか、あるいはワークがリング状の場合、
ワークの内側からクランプ爪をワークの前面に臨ませ、
ついでクランプ爪を後退させて同爪によりワークをワー
クストッパに押し付けて固定する。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記のような従来のチャックはチャック本体の前方から
ワークを供給する場合に適するものであり、ワークの後
面をワークストッパで受けるとともにワークの外周また
は内周をワークガイドで受けるようにしてもワークの供
給や加工ずみのワークの除去に支障はないが、ワークを
旋盤の上方または後方などの側方から供給する場合、ワ
ークガイドやクランプ爪が邪魔になるという問題が発生
する。
この考案は上記のように、旋盤の側方からワークが供給
される場合も、ワークの供給および排出が支障なく行え
る旋盤用チャックを供給することを目的とするものであ
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、この考案はチャック本体
の前面の外周寄りに複数のクランプ爪を回動および進退
自在に取付けるとともに、チャック本体内には上記クラ
ンプ爪の駆動手段を設け、同じくチャック本体の前面に
は上記クランプ爪で締付けられたワークの後面を受ける
ワークストッパを設けたチャックにおいて、ワークの周
囲部を受ける進退自在のワークガイドを設け、上記チャ
ック本体内に設けたエアシリンダ内のピストンの前部に
設けた突部を上記シリンダの前方に突出させてその先端
に上記ワークガイドを固定してワークガイドの駆動手段
を構成し、上記各クランプ爪が後退してこの各クランプ
爪が、側方からのワークの供給の支障にならない位置に
なった条件で、チャックの側方からワークが供給される
際に上記ワークガイドを後退させ、ワークが所定位置に
なった条件で、ワークガイドを前進させて、このワーク
ガイドで上記ワークの周囲部を支持し、そののち、クラ
ンプ爪を前進させてクランプ爪によりワークをクランプ
するように、上記ワークガイドの駆動手段とクランプ爪
の駆動手段を連動させ、チャック本体の前部には上記各
クランプ爪に対応する位置において、バネにより上記ワ
ークガイドの後面に圧着する複数の押圧部材を設けたも
のである。
〔作用〕
この考案は上記の構成であり、最初に各締付部材を横向
きのアンクランプ状にするとともに後退させ、同時にワ
ークガイドも後退させておく。
ついで、旋盤の上方または後方に設けたワークストッカ
から適宜のワーク供給手段のローダ爪などにより保持さ
れたワークが後退位置のワークガイドおよびクランプ爪
の前方へ供給される。
つぎに、ワークガイドを前進させてワークをガイドして
正しい位置とし、ついでクランプ爪を前進させてワーク
の前方に進出させる。
その後クランプ爪を後退させるとともに回転させてクラ
ンプ爪をワークの前面に当てがってワークを後退させ、
固定ワークストッパに押し付けてワークをチャック本体
に固定する。
〔実施例〕
第1図ないし第4図に示す実施例において、1はチャッ
ク本体で、この本体1の外周寄りには複数の回転軸2を
取付け、この各軸2の先端にクランプ爪3を固定する。
5は本体1の中央に設けた管状のドローバーで、このド
ローバー5を図示省略してある油圧シリンダにより進退
させるようになっている。
6は本体1内の空間4内の前方に回動自在に取付けた進
退部材でこの進退部材6の中央の孔に前記ドローバー5
内に進退自在に嵌装した管状軸7の前端に固定した鍔8
が回動自在に嵌入し、この鍔8の後部外周と進退部材6
の内周の間にはリード角45°で進退運動を回転運動に変
えるチャンジナット10を設ける。
また上記管状軸7の外周にはスライドキー11を固定
し、このキー11を前記ドローバー5の内周のキー溝に
係合させ、同ドローバー5の前端に大径部12を一体に
設け、この大径部12に設けた前後方向の孔に、本体1
の後壁に固定したガイド棒13を摺動自在に挿入して回
動不可とする。
上記進退部材6の外周の後部には環状の進退板15を回
動および進退自在に装着し、前記大径部12の前部に固
定した複数のピン16を前記進退板15の孔に摺動自在
に挿入してその前端の大径頭部17を進退板15の前部
に位置させる。
上記進退板15に設けた他の複数の孔には前記各回転軸
2の後端の周溝18を回転自在に係合させて進退板15
とともに進退するようにし、さらに、前記大径部12と
進退板15の間には同進退板15を前に押す複数のバネ
(図示省略)を設ける。
また、前記進退部材6の外周には前記各軸2の後部に形
成したピニオンギヤ20に噛合するギヤ21を一定の間
隔で形成してクランプ爪の駆動手段19とする。
本体1の前部にはワークガイド22と、その駆動手段2
3を設ける。この駆動手段23はエアシリンダ24とそ
の内部のピストン25とで構成され、ピストン25の前
部に一体に形成した突部26がシリンダ24の前方に突
出してその先端にワークガイド22を固定してある。
また、上記ピストン25の後部には、給排気管兼用の中
空ドローバー28の前端を摺動自在に嵌装し、突部26
に設けた連通孔29によってシリンダ24の前部への吸
排気を行なうようにし、かつ、同ドローバー28は前記
管状軸7内を貫通させ、その途中に大径部30を設け
て、これを前記鍔8の前部の凹所に嵌合させる。
31は本体1の前部において、各クランプ爪3に対応す
る位置に固定した複数のワークストッパ、32は複数の
押圧部材で、第1図のように本体1の前部の複数の凹孔
にそれぞれ進退自在に嵌装してバネ33によりワークガ
イド22の後面に押し付けられている。
また、上記ワークガイド22は、実施例では第2図のよ
うに三つ叉状で、その各端部にワーク35を受ける凹所
36を形成したもので、第1図のように、その一部のガ
イド孔37に、本体1の前部に固定したガイドピン38
が摺動自在に嵌合して回り止めが施されている。
上記実施例の作用を説明すれば、第1図において、ドロ
ーバ28内からピストン25内を経て連通孔29からシ
リンダ24の前部に圧縮空気を送り込むとピストン25
がワークガイド22および押圧部材32とともにバネ3
3を圧縮して第3図の位置に後退する。
また、このとき、ドローバー5は第3図のように後退し
ているから、これと一体の大径部12や、ピン16を介
して連結されている進退板15およびこれに連結されて
いる各回転軸2も進退し、また、ドローバー28も後退
しているチェンジナット10の作用で、各クランプ爪3
は第2図の鎖線のように横向きのアンクランプ状態にな
っている。
上記の状態で、図示省略してあるローダ爪により保持さ
れたリング状のワーク35が第3図のように上方から供
給される。
ワーク35が大略の位置まで下降するとローダ爪はワー
ク35を保持したまま停止し、ついでドローバー28を
大気に通じると、シリンダ24の前部内の圧縮空気が排
気され、バネ33で押されている押圧部材32の作用で
ワークガイド22が前進してワークガイド22の凹所3
6でワーク35をガイドする。
つぎに、ドローバー5を前進させると、第4図のように
回転軸2なども前進し、その前端のクランプ爪3がアン
クランプ位置のままワーク35の内側を通過してワーク
35の前方へ進出する。
上記のようにクランプ爪3がワーク35の前方に突出し
たのち、ドローバー28を後退させるとチェンジナット
10の作用で進退部材6が回転し、その外周のギヤ21
によるピニオンギヤ20の回転によりクランプ爪3が90
°外方へ回り、そののち、ドローバー28と進退部材
6、進退板15、回転軸2が一体となって後退し、クラ
ンプ爪3をワーク35の前面に圧着せしめて第1図のク
ランプ状態となる。
上記のクランプ状態でワーク35に旋削加工を施したの
ち、前記の逆に各部を作用させてクランプを解き加工ず
みのワーク35を取外す。
〔考案の効果〕
この考案は上記のように、チャック本体の前面の外周寄
りに複数のクランプ爪を回動および進退自在に取付ける
とともに、チャック本体内には上記クランプ爪の駆動手
段を設け、同じくチャック本体の前面には上記クランプ
爪で締付けられたワークの後面を受けるワークストッパ
を取付けたチャックにワークの周囲部を受けるワークガ
イドを設けたものであるからワークの位置決めが確実に
行えるものである。しかし、上記ワークガイドをチャッ
ク本体に固定してしまうとワークをチャックの上方や後
方の側部から供給しようとすると、ワークガイドが邪魔
になって供給し難くなるが、この考案の場合はワークガ
イドをチャック本体に対して進退自在とし、各クランプ
爪が後退してアンクランプ状態となっている条件でチャ
ックの側方からワークが供給される際に上記ワークガイ
ドを後退させ、ワークが所定位置なった条件で、ワーク
ガイドを前進させてワークを正しい位置にガイドするも
のであるからチャックの上方から直線的にワークを供給
できるので、ワークの供給が容易であるなどの効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のチャックの実施例を示す縦断側面
図、第2図は同上の正面図、第3図、第4図は作用を説
明する各行程の縦断側面図である。 1……チャック本体、3……クランプ爪、 10……チェンジナット、 19……クランプ爪の駆動手段、 20……ピニオンギヤ、21……ギヤ、 22……ワークガイド、 23……ワークガイドの駆動手段、 31……ワークストッパ、 35……ワーク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】チャック本体の前面の外周寄りに複数のク
    ランプ爪を回動および進退自在に取付けるとともに、チ
    ャック本体内には上記クランプ爪の駆動手段を設け、同
    じくチャック本体の前面には上記クランプ爪で締付けら
    れたワークの後面を受けるワークストッパを設けたチャ
    ックにおいて、ワークの周囲部を受ける進退自在のワー
    クガイドを設け、上記チャック本体内に設けたエアシリ
    ンダ内のピストンの前部に設けた突部を上記シリンダの
    前方に突出させてその先端に上記ワークガイドを固定し
    てワークガイドの駆動手段を構成し、上記各クランプ爪
    が後退してこの各クランプ爪が、側方からのワークの供
    給の支障にならない位置になった条件で、チャックの側
    方からワークが供給される際に上記ワークガイドを後退
    させ、ワークが所定位置なった条件で、ワークガイドを
    前進させて、このワークガイドで上記ワークの周囲部を
    支持し、そののち、クランプ爪を前進させてクランプ爪
    によりワークをクランプするように、上記ワークガイド
    の駆動手段とクランプ爪の駆動手段を連動させ、チャッ
    ク本体の前部には上記各クランプ爪に対応する位置にお
    いて、バネにより上記ワークガイドの後面に圧着する複
    数の押圧部材を設けた旋盤用チャック。
JP1988045929U 1988-04-04 1988-04-04 旋盤用チャック Expired - Lifetime JPH0618723Y2 (ja)

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JPH01149209U JPH01149209U (ja) 1989-10-16
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5133015U (ja) * 1974-08-30 1976-03-11

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JPH01149209U (ja) 1989-10-16

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