JPH0115482Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0115482Y2 JPH0115482Y2 JP17131083U JP17131083U JPH0115482Y2 JP H0115482 Y2 JPH0115482 Y2 JP H0115482Y2 JP 17131083 U JP17131083 U JP 17131083U JP 17131083 U JP17131083 U JP 17131083U JP H0115482 Y2 JPH0115482 Y2 JP H0115482Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- feed screw
- piston
- workpiece
- piston body
- cylinder chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 3
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 3
- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 description 7
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 2
- 238000012966 insertion method Methods 0.000 description 2
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 2
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 239000000945 filler Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Jigs For Machine Tools (AREA)
- Gripping On Spindles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はロボツト等による取付けに使用して好
適なリング加工用取付装置に関する。
適なリング加工用取付装置に関する。
従来、リング形状の加工物を芯出し位置決めす
る方法として内径基準凸部挿入方法や外径基準凹
部挿入方法あるいはチヤツクによる方法等が採用
されている。
る方法として内径基準凸部挿入方法や外径基準凹
部挿入方法あるいはチヤツクによる方法等が採用
されている。
内径基準凸部ないし外径基準凹部に挿入する方
法では、凸部ないし凹部を寸法公差内に仕上げた
取付具を予め製作しておき、これら取付具に加工
物を挿入してボルト等で締付け固定している。こ
のためボルト等が加工物より上に飛び出すことお
よび取付具と加工物との間にわずかな公差しかな
いことからロボツトによるハンドリングが出来な
い。また、取付具と加工物との間に寸法公差が必
ず存在するためこの公差分だけ位置決め誤差が発
生し加工物の寸法統一が困難である。
法では、凸部ないし凹部を寸法公差内に仕上げた
取付具を予め製作しておき、これら取付具に加工
物を挿入してボルト等で締付け固定している。こ
のためボルト等が加工物より上に飛び出すことお
よび取付具と加工物との間にわずかな公差しかな
いことからロボツトによるハンドリングが出来な
い。また、取付具と加工物との間に寸法公差が必
ず存在するためこの公差分だけ位置決め誤差が発
生し加工物の寸法統一が困難である。
一方、チヤツクを用いる方法にあつては、チヤ
ツクが取付面より突き出ていることが多くチヤツ
クにロボツトの把手部等が当りロボツトの使用が
出来なかつたり、仮にチヤツクに取付けることが
できたとしても締付けクランプ機構が複雑となつ
たり、他種混載が不可能である。
ツクが取付面より突き出ていることが多くチヤツ
クにロボツトの把手部等が当りロボツトの使用が
出来なかつたり、仮にチヤツクに取付けることが
できたとしても締付けクランプ機構が複雑となつ
たり、他種混載が不可能である。
本考案はかかる従来の欠点を解消し、ロボツト
によるハンドリングが可能でしかも精度良く芯出
し位置決めが可能なリング加工用取付装置の提供
を目的とする。かかる目的を達成する本考案の構
成は、リング状の加工物を受ける加工物支持面が
先端部に形成され且つシリンダ室を内周側に有す
る筒状の本体と、この本体のシリンダ室に緊密に
嵌合するピストン部が外周の一部に形成されると
共に当該本体の中央部に摺動可能に装着されたピ
ストン本体と、このピストン本体の先端部に放射
状をなしてそれぞれ回転自在に配設された少なく
とも三本の送りねじ軸と、これら送りねじ軸にそ
れぞれ螺合して前記ピストン本体に対し摺動し得
る加工物位置決め把持用のチヤツク爪と、前記ピ
ストン本体に取付けられて動力伝達機構を介し前
記送りねじ軸を駆動させるモータとを具えたもの
である。
によるハンドリングが可能でしかも精度良く芯出
し位置決めが可能なリング加工用取付装置の提供
を目的とする。かかる目的を達成する本考案の構
成は、リング状の加工物を受ける加工物支持面が
先端部に形成され且つシリンダ室を内周側に有す
る筒状の本体と、この本体のシリンダ室に緊密に
嵌合するピストン部が外周の一部に形成されると
共に当該本体の中央部に摺動可能に装着されたピ
ストン本体と、このピストン本体の先端部に放射
状をなしてそれぞれ回転自在に配設された少なく
とも三本の送りねじ軸と、これら送りねじ軸にそ
れぞれ螺合して前記ピストン本体に対し摺動し得
る加工物位置決め把持用のチヤツク爪と、前記ピ
ストン本体に取付けられて動力伝達機構を介し前
記送りねじ軸を駆動させるモータとを具えたもの
である。
以下、本考案の一実施例を図面に基づき詳細に
説明する。
説明する。
円筒状の本体1はその上端部にリング状の加工
物Wを支持する加工物支持面1aが形成される一
方、下端部にシリンダ室1bが形成されており、
この本体1の内側に中空のピストン本体2が軸方
向(上下方向)に摺動可能に装着され、ピストン
本体2の下端部に形成されたピストン部2aが本
体1のシリンダ室1b内に遊嵌されており、シリ
ンダ室1bの上下の給油孔A,Bに作動油を給排
することでピストン本体2が上下駆動される。
物Wを支持する加工物支持面1aが形成される一
方、下端部にシリンダ室1bが形成されており、
この本体1の内側に中空のピストン本体2が軸方
向(上下方向)に摺動可能に装着され、ピストン
本体2の下端部に形成されたピストン部2aが本
体1のシリンダ室1b内に遊嵌されており、シリ
ンダ室1bの上下の給油孔A,Bに作動油を給排
することでピストン本体2が上下駆動される。
このピストン本体2の上端部には、円周方向等
配に3個の支持部2bが一体に形成され、各支持
部2bには、径方向にそれぞれ送りねじ軸3が放
射状をなして配置され両端部が軸受4を介して回
転可能に支持されると共に各送りねじ軸3の本体
1の中心側の端部に同一仕様の傘歯車5が嵌着し
てある。それぞれの送りねじ軸3にはチヤツク爪
6が螺合されると共にチヤツク爪6の下端部がピ
ストン本体2の支持部2bに形成した案内溝2c
に遊嵌されて案内され、受板7により加工物Wを
加工物支持面1aに押し付ける際の反力を受ける
ようになつている。これら送りねじ軸3を回転す
ることでチヤツク爪6を接近離反移動するためピ
ストン本体2の中空部に油圧モータ8が取付けて
あり、油圧モータ8の軸端に嵌着された駆動傘歯
車9が3本の送りねじ軸3の傘歯車5と噛み合
い、これら傘歯車5と駆動傘歯車9とで動力伝達
機構を構成している。したがつて、油圧モータ8
の給油口C,Dに作動油を給排することで駆動傘
歯車9を介して送りねじ軸3が回転され3個のチ
ヤツク爪6が同時に径方向に接近離反駆動され
る。
配に3個の支持部2bが一体に形成され、各支持
部2bには、径方向にそれぞれ送りねじ軸3が放
射状をなして配置され両端部が軸受4を介して回
転可能に支持されると共に各送りねじ軸3の本体
1の中心側の端部に同一仕様の傘歯車5が嵌着し
てある。それぞれの送りねじ軸3にはチヤツク爪
6が螺合されると共にチヤツク爪6の下端部がピ
ストン本体2の支持部2bに形成した案内溝2c
に遊嵌されて案内され、受板7により加工物Wを
加工物支持面1aに押し付ける際の反力を受ける
ようになつている。これら送りねじ軸3を回転す
ることでチヤツク爪6を接近離反移動するためピ
ストン本体2の中空部に油圧モータ8が取付けて
あり、油圧モータ8の軸端に嵌着された駆動傘歯
車9が3本の送りねじ軸3の傘歯車5と噛み合
い、これら傘歯車5と駆動傘歯車9とで動力伝達
機構を構成している。したがつて、油圧モータ8
の給油口C,Dに作動油を給排することで駆動傘
歯車9を介して送りねじ軸3が回転され3個のチ
ヤツク爪6が同時に径方向に接近離反駆動され
る。
かように構成したリング加工用取付装置による
芯出し位置決め作業は、まず油圧モータ8に図示
しない油圧源から、例えば給油口Dに作動油を供
給してこれを回転し駆動傘歯車9およびこれと噛
み合う3個の傘歯車5を介して送りねじ軸3を回
転することでチヤツク爪6を中心側に後退させ、
ストローク端に設置した圧力スイツチで油圧モー
タ8を停止する。この後、本体1のシリンダ室1
bの給油孔Aから作動油を供給してピストン本体
2を下降しチヤツク爪6の上端が本体1の加工物
支持面1aと同一もしくは下降した状態とする。
芯出し位置決め作業は、まず油圧モータ8に図示
しない油圧源から、例えば給油口Dに作動油を供
給してこれを回転し駆動傘歯車9およびこれと噛
み合う3個の傘歯車5を介して送りねじ軸3を回
転することでチヤツク爪6を中心側に後退させ、
ストローク端に設置した圧力スイツチで油圧モー
タ8を停止する。この後、本体1のシリンダ室1
bの給油孔Aから作動油を供給してピストン本体
2を下降しチヤツク爪6の上端が本体1の加工物
支持面1aと同一もしくは下降した状態とする。
こうして加工物支持面1aが平担となつた状態
でリング状の加工物Wをロボツト等により載置す
る。こののち、上述とは逆に本体1のシリンダ室
1bの給油孔Bから作動油を供給してピストン本
体2を上昇させた上端位置とする。次に、油圧モ
ータ8の給油口Cから作動油を供給してこれを回
転し、送りねじ軸3を上述とは逆方向に回転して
チヤツク爪6を同時に径方向外側に前進させ加工
物Wに当接させてこれを同芯に位置決めしたの
ち、圧力スイツチにより油圧モータ8を停止す
る。こののち、本体1のシリンダ室1bの給油孔
Aから作動油を送給してピストン本体2を下降
し、チヤツク爪6で加工物Wを本体1の加工物支
持面1aに押えつけて固定保持する。この結果、
本体1に対し同芯状態でしかも確実に固定位置決
めされる。
でリング状の加工物Wをロボツト等により載置す
る。こののち、上述とは逆に本体1のシリンダ室
1bの給油孔Bから作動油を供給してピストン本
体2を上昇させた上端位置とする。次に、油圧モ
ータ8の給油口Cから作動油を供給してこれを回
転し、送りねじ軸3を上述とは逆方向に回転して
チヤツク爪6を同時に径方向外側に前進させ加工
物Wに当接させてこれを同芯に位置決めしたの
ち、圧力スイツチにより油圧モータ8を停止す
る。こののち、本体1のシリンダ室1bの給油孔
Aから作動油を送給してピストン本体2を下降
し、チヤツク爪6で加工物Wを本体1の加工物支
持面1aに押えつけて固定保持する。この結果、
本体1に対し同芯状態でしかも確実に固定位置決
めされる。
尚、上記実施例では、ピストン本体の駆動およ
び油圧モータを油圧作動とするもので説明した
が、他の作動状態で駆動するものでも良く、モー
タは電動機としても良い。また、加工物の取付位
置は上端面に限らず横向きとすることもできる。
び油圧モータを油圧作動とするもので説明した
が、他の作動状態で駆動するものでも良く、モー
タは電動機としても良い。また、加工物の取付位
置は上端面に限らず横向きとすることもできる。
以上、実施例とともに具体的に説明したように
本考案によれば、複数のチヤツク爪を同時に径方
向に移動するので常に同芯に位置決めできると共
にチヤツク爪がピストン本体により移動可能であ
り、チヤツク爪で加工物を押え込むことができ
る。また、加工物装着時には、チヤツク爪を退避
させることができロボツトによるハンドリングも
何んら干渉することなく容易に行なえると共に切
削粉等が上面に付着することがあつても簡単にこ
れを取り除くことができる。
本考案によれば、複数のチヤツク爪を同時に径方
向に移動するので常に同芯に位置決めできると共
にチヤツク爪がピストン本体により移動可能であ
り、チヤツク爪で加工物を押え込むことができ
る。また、加工物装着時には、チヤツク爪を退避
させることができロボツトによるハンドリングも
何んら干渉することなく容易に行なえると共に切
削粉等が上面に付着することがあつても簡単にこ
れを取り除くことができる。
第1図〜第3図は本考案のリング加工用取付装
置の一実施例にかかり、第1図は一部を切り欠い
た全体斜視図、第2図はピストン本体の平面図、
第3図は第2図の−断面図である。 図面中、1は本体、1aは加工物支持面、1b
はシリンダ室、2はピストン本体、2aはピスト
ン部、3は送りねじ軸、5は傘歯車、6はチヤツ
ク爪、8は油圧モータ、9は駆動傘歯車、Wはリ
ング状の加工物である。
置の一実施例にかかり、第1図は一部を切り欠い
た全体斜視図、第2図はピストン本体の平面図、
第3図は第2図の−断面図である。 図面中、1は本体、1aは加工物支持面、1b
はシリンダ室、2はピストン本体、2aはピスト
ン部、3は送りねじ軸、5は傘歯車、6はチヤツ
ク爪、8は油圧モータ、9は駆動傘歯車、Wはリ
ング状の加工物である。
Claims (1)
- リング状の加工物を受ける加工物支持面が先端
部に形成され且つシリンダ室を内周側に有する筒
状の本体と、この本体のシリンダ室に緊密に嵌合
するピストン部が外周の一部に形成されると共に
当該本体の中央部に摺動可能に装着されたピスト
ン本体と、このピストン本体の先端部に放射状を
なしてそれぞれ回転自在に配設された少なくとも
三本の送りねじ軸と、これら送りねじ軸にそれぞ
れ螺合して前記ピストン本体に対し摺動し得る加
工物位置決め把持用のチヤツク爪と、前記ピスト
ン本体に取付けられて動力伝達機構を介し前記送
りねじ軸を駆動させるモータとを具えたリング加
工用取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17131083U JPS6080804U (ja) | 1983-11-07 | 1983-11-07 | リング加工用取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17131083U JPS6080804U (ja) | 1983-11-07 | 1983-11-07 | リング加工用取付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6080804U JPS6080804U (ja) | 1985-06-05 |
JPH0115482Y2 true JPH0115482Y2 (ja) | 1989-05-09 |
Family
ID=30373737
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17131083U Granted JPS6080804U (ja) | 1983-11-07 | 1983-11-07 | リング加工用取付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6080804U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20210090347A (ko) * | 2020-01-10 | 2021-07-20 | 태광엠앤에스 주식회사 | 게이트 밸브 시트가공용 척 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0531707Y2 (ja) * | 1986-08-05 | 1993-08-16 | ||
JPH0639304B2 (ja) * | 1988-10-14 | 1994-05-25 | 日立電線株式会社 | シャフトレスボビン巻取装置および巻取方法 |
-
1983
- 1983-11-07 JP JP17131083U patent/JPS6080804U/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20210090347A (ko) * | 2020-01-10 | 2021-07-20 | 태광엠앤에스 주식회사 | 게이트 밸브 시트가공용 척 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6080804U (ja) | 1985-06-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5013015A (en) | Mechanically actuated swing clamp | |
US7331585B2 (en) | Machining adapter having a collet and positive axial stop | |
CN2461684Y (zh) | 小孔距可调多轴钻床 | |
JPH0115482Y2 (ja) | ||
CN219188662U (zh) | 钢管车镗机的工装夹具 | |
JPH0137850Y2 (ja) | ||
US4272088A (en) | Mechanical concentric support | |
CN212704547U (zh) | 一种保持架兜孔加工装置 | |
CN220260299U (zh) | 一种变速箱双向输入轴总成的可变径定位装置 | |
CN219358167U (zh) | 一种行星齿轮加工用快捷工装 | |
CN219901130U (zh) | 一种薄壁筒状工件用夹具 | |
JPS62181849A (ja) | 回転工具用ホルダ装置 | |
JPH0226593Y2 (ja) | ||
JPH0413069Y2 (ja) | ||
CN117428226B (zh) | 一种机械加工用的钻孔定位装置 | |
CN218341550U (zh) | 一种螺母加工定位装置 | |
CN217801282U (zh) | 一种用于加工圆形工件的定位装夹工装 | |
CN218696364U (zh) | 法兰锯切辅助夹具 | |
CN221389975U (zh) | 一种棒料机械加工的轴向夹持定位装置 | |
CN219924592U (zh) | 一种三爪卡盘的修爪装置 | |
CN218194766U (zh) | 一种自动定位夹具 | |
CN111730082B (zh) | 气动自动锁紧卡盘 | |
CN111570834B (zh) | 应用于数控加工的自定心夹持方法 | |
CN213794423U (zh) | 一种铣削设备 | |
CN221755740U (zh) | 一种锥形件固定机构 |