JPH06187117A - ウィンドウ共有化方式 - Google Patents

ウィンドウ共有化方式

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JPH06187117A
JPH06187117A JP4334815A JP33481592A JPH06187117A JP H06187117 A JPH06187117 A JP H06187117A JP 4334815 A JP4334815 A JP 4334815A JP 33481592 A JP33481592 A JP 33481592A JP H06187117 A JPH06187117 A JP H06187117A
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JP4334815A
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Shinichi Hiraiwa
真一 平岩
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、ウィンドウ共有化方式に関し、共
有情報テーブルを設けてこれに共有ウィンドウの情報を
登録およびこの情報を共有し、ネットワークに接続され
たウィンドウの共有化を図り、共同利用者が必要なとき
にいつでも共有空間として共有ウィンドウを作成するこ
とを目的とする。 【構成】 ウィンドウの共有化先の共有IDおよび活性
化済IDを登録する共有情報テーブル(自→他)6と、
共有化元のウィンドウIDおよび活性化済フラグを登録
する共有情報テーブル(他→自)7とを各端末(あるい
は利用者)毎に備え、端末(あるいは利用者)のウィン
ドウへのイベントが発生したときに、ウィンドウに表示
などすると共に、共有情報テーブル(自→他)6を参照
して活性化済IDのウィンドウ(共有ウィンドウ)の端
末(あるいは利用者)にイベントを送信し、受信した端
末(あるいは利用者)の共有化したウィンドウに併せて
表示などするように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ウィンドウを共有化す
るウィンドウ共有化方式であって、コンピュータを用い
て共同作業支援を行うときなどに用いる共有ウィンドウ
を実現するウィンドウ共有化方式に関するものである。
【0002】近年、コンピュータの発達に伴い、人間と
コンピュータの間のユーザインターフェイスが大きく改
善され、さまざまな作業がコンピュータ上で行われるよ
うになった。一方、最近、グループウェアといわれる共
同作業を支援するためのコンピュータシステムの研究が
盛んに行われている。一人一台のコンピュータを持ち、
コンピュータ同士がネットワークで結ばれているといっ
た作業環境の実現は、共同作業をコンピュータ上で行う
ことを可能にしつつある。
【0003】共同作業の中でも、特にリアルタイム性の
高い共同作業を行う場合、黒板といった共同利用者が全
員アクセスできる共有スペースが必ず必要となる。コン
ピュータ上では、利用者全員が同じウィンドウを操作す
るといった共有ウィンドウがこの役目を果たしており、
共同作業空間を構築するために必ず要求されている。
【0004】
【従来の技術】従来、共有ウィンドウを生成する場合、
ユーザが共有ウィンドウを念頭において、アプリケーシ
ョンを立ち上げていた。この場合、共有ウィンドウに対
応するようにアプリケーションが作成されているか、あ
るいは複数のアプリケーションを同期して動かすような
仕組みを必要としていた。
【0005】しかし、上述したいずれの場合も、作業し
ている空間とは別に共同作業を行うために必要な共有空
間を作成する必要があった。このため、各ユーザが自分
の見ているウィンドウを他人に見せるといったような、
各個人のウィンドウの共有化を行うことが非常に困難で
あった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、作業中にウィ
ンドウを共有したいという要求があっても、容易に共有
ウィンドウを作成することができず、これがコンピュー
タ上での共同作業を妨げてしまうという問題があった。
【0007】本発明は、これらの問題を解決するため、
共有情報テーブルを設けてこれに共有ウィンドウの情報
を登録およびこの情報を共有し、ネットワークに接続さ
れたウィンドウの共有化を図り、共同利用者が必要なと
きにいつでも共有空間として共有ウィンドウを作成する
ことを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】図1を参照して課題を解
決するための手段を説明する。図1において、共有情報
テーブル(自→他)6は、ウィンドウの共有化先の共有
IDおよび活性化済IDを登録するものである。
【0009】共有情報テーブル(他→自)7は、共有化
元のウィンドウIDおよび活性化済フラグなどを登録す
るものである。
【0010】
【作用】本発明は、図1に示すように、ある端末(ある
いは利用者)のウィンドウへのイベントが発生したとき
に、このウィンドウに表示などすると共に、共有情報テ
ーブル(自→他)6を参照して活性化済IDのウィンド
ウ(共有ウィンドウ)の端末(あるいは利用者)にイベ
ントを送信し、受信した端末(あるいは利用者)の共有
化したウィンドウに併せて表示などするようにしてい
る。
【0011】また、ある端末(あるいは利用者)のウィ
ンドウへのイベントが発生したときに、このウィンドウ
に表示などすると共に、共有情報テーブル(他→自)7
を参照して活性化済フラグがONのウィンドウ(共有ウ
ィンドウ)の端末(あるいは利用者)にイベントを送信
し、受信した端末(あるいは利用者)の共有化したウィ
ンドウに併せて表示などするようにしている。
【0012】この際、利用者からウィンドウの共有化指
示があったときに、共有情報テーブル(自→他)6に当
該共有化指示のあったウィンドウの共有化先の共有ID
を登録すると共に、その共有IDの端末(あるいは利用
者)に送信して共有情報テーブル(他→自)7に共有化
元のウィンドウIDを登録するようにしている。
【0013】この際、利用者からのウィンドウの共有の
活性化指示があったときに、共有情報テーブル(自→
他)6から活性化指示のあった共有IDを取り出して活
性化済IDとして登録すると共に、この共有IDの端末
(あるいは利用者)に対して共有化したいウィンドウI
Dのデータを送信し、受信した端末(あるいは利用者)
が共有情報テーブル(他→自)7のウィンドウIDの活
性化済フラグをONにし、活性化するようにしている。
【0014】この際、利用者からのウィンドウの共有の
活性化指示があったときに、共有情報テーブル(他→
自)7の活性化済フラグをONにすると共に、当該ウィ
ンドウの管理元に送信して共有情報テーブル(自→他)
6の活性化済IDに登録し、活性化するようにしてい
る。
【0015】従って、共有情報テーブル(自→他)6お
よび共有情報テーブル(他→自)7を設けてこれらに共
有ウィンドウの情報を登録して共有し、ネットワークに
接続されたウィンドウの共有化を図ると共に、共同利用
者が必要なときにいつでも共有空間として共有ウィンド
ウを作成することが可能となる。
【0016】
【実施例】次に、図1から図8を用いて本発明の実施例
の構成および動作を順次詳細に説明する。
【0017】図1は、本発明の1実施例構成図を示す。
図1において、端末A、端末B、端末Cは、ネットワー
クに接続して相互に通信し、業務処理を行うものであっ
て、ここでは、端末Aに示すような構成をそれぞれ持
ち、ウィンドウを共有するものである。各端末は、ウィ
ンドウ共有化装置1、入力デバイス2、および応用プロ
グラム3などから構成されるものである。
【0018】ウィンドウ共有化装置1は、ウィンドウを
共有するための各種制御を行うものであって、イベント
監視部4、データ管理部5、ウィンドウ管理部8、およ
びデータ送受信部9などから構成されるものである。
【0019】インベント監視部4は、入力デバイス2か
らのイベントを監視し、入力があったときにイベントを
データ管理部5に渡すものである。データ管理部5は、
ウィンドウの共有化のために必要な情報を管理したり、
送受信に必要な情報を管理したりなどするものであっ
て、ここでは、共有情報テーブル(自→他)6および共
有情報テーブル(他→自)7などによってウィンドウの
共有化を管理するものである。
【0020】共有情報テーブル(自→他)6は、端末
(あるいは利用者)が共有化したウィンドウ、共有先の
共有ID、および活性化して共有済か否かを表す活性化
済IDを登録するものである。
【0021】共有情報テーブル(他→自)7は、共有化
元のウィンドウID、活性化済フラグ、および活性化済
IDを登録するものである。ウィンドウ管理部8は、イ
ベントに対するウィンドウへの処理を行ったりなどする
ものである。
【0022】データ送受信部9は、ネットワークを介し
て他の端末との間でデータの送受信を行うものである。
ディスプレイ10は、各端末A、B、Cに設けたもので
あって、共有ウィンドウ、ウィンドウを表示するもので
ある。
【0023】入力デバイス2は、キーボードやマウスな
どの入力装置である。応用プログラム3は、各種処理を
行うプログラムである。図2は、本発明の共有情報テー
ブル例を示す。
【0024】図2の(a)は、Aの共有情報テーブル
(自→他)の例を示す。これは、端末A(あるいは利用
者A)の共有情報テーブル(自→他)6の例であって、
図示のように、 ウィンドウID 共有ID 活性化済ID A B、C B と登録されている。ここで、ウィンドウID“A”は、
端末(あるいは利用者)Aが所有する複数のウィンドウ
のうちのウィンドウID“A”である。共有ID“B、
C”は、ウィンドウID“A”の共有先の共有ID(端
末(あるいは利用者のID)である。活性化済ID
“B”は、共有ID“B、C”として登録したうちの、
共有を活性化したもののIDである。この活性化済ID
に“B”を登録すると、ウィンドウID“A”にイベン
トが発生したときに自動的にシステムが当該イベントを
“B”(端末あるいは利用者)に送信して共有化したウ
ィンドウAとして併せて表示する。
【0025】図2の(b)は、Bの共有情報テーブル
(他→自)の例を示す。これは、端末B(あるいは利用
者B)の共有情報テーブル(他→自)7の例であって、
図示のように、 ウィンドウID 活性化済フラグ 活性化済ID A ON − と登録されている。ここで、ウィンドウID“A”は、
端末(あるいは利用者)Aが所有する複数のウィンドウ
のうちのウィンドウID“A”である。活性化済フラグ
“ON”は、ウィンドウの共有が活性化されている旨を
表す(図5参照)。活性化済ID“−”には、ウィンド
ウID“A”について、共有する端末あるいは利用者を
登録する。
【0026】図2の(c)は、Cの共有情報テーブル
(他→自)の例を示す。これは、端末C(あるいは利用
者C)の共有情報テーブル(他→自)7の例であって、
図示のように、 ウィンドウID 活性化済フラグ 活性化済ID A ON − と登録されている。ここで、ウィンドウID“A”は、
端末(あるいは利用者)Aが所有する複数のウィンドウ
のうちのウィンドウID“A”である。活性化済フラグ
“ON”は、ウィンドウの共有が活性化されている旨を
表す(図5参照)。活性化済ID“−”には、ウィンド
ウID“A”について、共有する端末あるいは利用者を
登録する。
【0027】次に、図3を用いて図2の(a)、
(b)、(c)のウィンドウAの共有化を登録する手順
を詳細に説明する。図3において、S1は、利用者がウ
ィンドウの共有化を指示する。例えば図2の(a)に示
すように、利用者A(あるいは端末A)がウィンドウA
について、B、C(利用者B、Cあるいは端末B、C)
との共有化を指示する。
【0028】S2は、Aの共有情報テーブル(自→他)
6へ登録する。これは、図2の(a)に示すように、 ウィンドウID 共有ID 活性化済ID A B、C − と登録する。
【0029】S3は、BとCの共有情報テーブル(他→
自)7へ登録する。これは、図2の(b)に示すよう
に、Bの共有情報テーブル(他→自)7に、 ウィンドウID 活性化済フラグ 活性化済ID A OFF − と登録、および図2の(c)に示すように、Cの共有情
報テーブル(他→自)7に、 ウィンドウID 活性化済フラグ 活性化済ID A OFF − と登録する。
【0030】以上によって、AのウィンドウID“A”
について、B、Cにウィンドウ“A”として共有ウィン
ドウが登録されたこととなる。この状態では、共有ウィ
ンドウへの活性化が行われていないため、例えばAのウ
ィンドウAにイベントが発生して描画されても、B、C
に転送してウィンドウAには表示されない。
【0031】次に、図4を用いて共有化情報の収集につ
いて説明する。図4において、S11は、相手に接続要
求を放送する。これは、図1のネットワークに接続、例
えば新たに接続した端末(あるいは利用者)が、相手と
なる他の端末(あるいは利用者)に接続要求を放送す
る。
【0032】S12は、共有情報テーブル(自→他)
6、共有情報テーブル(他→自)7の交換を行う。S1
3は、お互いに共有情報テーブル(自→他)6、共有情
報テーブル(他→自)7に登録する。
【0033】S14は、終わりか判別する。YESの場
合には、ネットワークに接続されている全ての端末(あ
るいは利用者)との間で共有情報テーブル(自→他)
6、共有情報テーブル(他→自)7の交換を行い、共有
情報の収集を終了したので終わる。一方、NOの場合に
は、他の端末(あるいは利用者)との間についてS11
以降を繰り返す。
【0034】以上によって、図1のネットワークに接続
された端末(あるいは利用者)がそれぞれ他の端末(あ
るいは利用者)の共有情報(共有情報テーブル(自→
他)6、共有情報テーブル(他→自)7)を収集してそ
れぞれ保持することとなる。
【0035】次に、図5を用いてウィンドウの共有の活
性化について詳細に説明する。図5において、S21
は、共有情報テーブル(自→他)6から共有IDを1つ
取り出す。これは、例えば図2の(a)のAの共有情報
テーブル(自→他)6から共有ID“B”を1つ取り出
すと共に、共有情報テーブル(自→他)6の活性化済I
D“B”として登録する。
【0036】S22は、共有IDに対して共有化したい
ウィンドウIDのデータを送る。これは、例えば図2の
(a)のAのウィンドウAのデータを、共有ID“B”
に送る。
【0037】S23は、相手側のテーブル(他→自)の
活性化済フラグをONにしてデータを保存する。これ
は、S22で送られた、例えば図2の(b)のBで、共
有情報テーブル(他→自)7の活性化済フラグをONに
して、受け取ったウィンドウAのデータを保存する。
【0038】S24は、終了か判別する。YESの場合
には、ウィンドウの共有の活性化を終了したので、終わ
る。一方、NOの場合には、次の指示された共有IDに
ついてウィンドウの共有の活性化を行う。
【0039】以上によって、図3あるいは図4によって
登録した共有情報テーブル(自→他)6から共有IDの
1つを取り出してウィンドウのデータを送り、相手側の
共有情報テーブル(他→自)7の活性化済フラグをON
にすると共にウィンドウのデータを保存し、ウィンドウ
の共有の活性化を行う。これにより、後述する図6のフ
ローチャートに従って、図2の(a)、(b)の場合に
は、AのウィンドウAにイベントが発生すると、自動的
にBのウィンドウAに送信されて同じ絵などが描画され
ると共に、BのウィンドウAにイベントが発生すると、
自動的にAのウィンドウAに送信されて同じ絵などが描
画され、ウィンドウAがA、B(端末A、Bあるいは利
用者A、B)によって共有されることとなる。
【0040】尚、ウィンドウの共有の活性化について、
図5では、ウィンドウAの管理元がウィンドウAのデー
タを共有先のBに送信したけれども、逆に共有先のBが
共有情報テーブル(他→自)7の活性化済フラグをON
にすると共に、ウィンドウAのデータをAに送信した
り、AからウィンドウAのデータを送信させて受け取る
と共に活性化済フラグをONにしてもよい。
【0041】次に、図6を用いて共有ウィンドウの操作
について詳細に説明する。図6において、S31は、ウ
ィンドウへのイベント発生か判別する。YESの場合に
は、S32に進む。NOの場合には、終了する(En
d)。
【0042】S32は、S31でウィンドウへのイベン
トが発生したと判明したので、共有情報テーブル(自→
他)6にそのウィンドウについて活性化済IDが登録さ
れているか判別する。YESの場合(例えば図2の
(a)の共有情報テーブル(自→他)6のウィンドウA
について活性化済ID”B”として登録されていた場
合)には、S33でイベントを送信し、S34で相手側
のウィンドウに表示する。具体的に言えば、例えば図2
の(a)の共有情報テーブル(自→他)6にウィンドウ
ID“A”について、活性化済ID“B”が登録されて
いたので、ウィンドウAへのイベントを、Bに送信して
ウィンドウAに当該イベントを表示する。これにより、
図2の(a)および(b)の場合には、Aのウィンドウ
Aにイベントが発生した場合、当該ウィンドウAにイベ
ントを表示すると共に、イベントをBに送信してBのウ
ィンドウAにイベントを併せて表示する。
【0043】尚、ここでは、例えば図2の(a)のウィ
ンドウ管理元のAのウィンドウAにイベントが発生した
ときに、イベントを共有先のBに送信して当該Bのウィ
ンドウAに併せて表示したが、逆に、共有先のBのウィ
ンドウAにイベントが発生した場合にはBからイベント
をウィンドウ管理元のAに送信し、当該Aのウィンドウ
Aにイベントを併せて表示するようにする。
【0044】また、図6のS35からS40の手順によ
って、イベントをネットワークを介して相手に送信する
際に、送信データ量、重要度、送信指示などに対応して
送信の可否を決定するようにしている。以下説明する。
【0045】図6において、S35は、ネットワークの
トラフィック量を監視する。S36は、送信データ量が
データ転送可能量より小か判別する。YESの場合に
は、イベントを送信する。NOの場合には、S37に進
む。
【0046】S37は、重要度が大か判別する。YES
の場合には、イベントを送信する。NOの場合には、S
38に進む。S38は、送信不可を表示して利用者に判
断を促す。
【0047】S39は、利用者から送信指示ありか判別
する。YESの場合には、イベントを送信する。NOの
場合には、S40で送信を中止する。以上によって、ウ
ィンドウにイベントが発生したとき、当該ウィンドウに
イベントを表示すると共に、共有情報テーブル(自→
他)6に登録されている活性化済IDの相手(例えば図
2の(a)のときはB)にイベントを送信してウィンド
ウに表示する。また、ウィンドウにイベントが発生した
とき、当該ウィンドウにイベントを表示すると共に、共
有情報テーブル(他→自)7に登録されている活性化済
フラグがONのときの登録されている相手(図2の
(b)の場合には、AのウィンドウA)に送信して併せ
てイベントを表示する。これらにより、例えば図2の
(a)、(b)によって共有化したAとBとの間で、い
ずれかのウィンドウAにイベントが発生した場合、自身
のウィンドウAにイベントを表示すると共に相手のAあ
るいはBに送信してウィンドウAに併せてイベントを表
示し、ここでは、ウィンドウAをAとBで共有化するこ
とが可能となる。
【0048】また、図2の場合に、A、B、Cの3者で
ウィンドウAの共有を活性化した場合、下記のように共
有情報テーブルにそれぞれ登録する。 ・Aの共有情報テーブル(自→他) ウィンドウID 共有ID 活性化済ID A B、C B、C ・Bの共有情報テーブル(他→自) ウィンドウID 活性化済フラグ 活性化済ID A ON C ・Cの共有情報テーブル(他→自) ウィンドウID 活性化済フラグ 活性化済ID A ON B これらの共有情報テーブルをもとにA、B、Cでウィン
ドウAにイベントが発生した場合、下記のようにイベン
トをそれぞれ送信する。
【0049】(1) AでウィンドウAにイベント発生
した場合:AのウィンドウAにイベント表示、およびイ
ベントをB、Cにそれぞれ送信してそれぞれのウィンド
ウAにイベントを表示する。
【0050】(2) BでウィンドウAにイベント発生
した場合:BのウィンドウAにイベント表示、およびイ
ベントをA、Cにそれぞれ送信してそれぞれのウィンド
ウAにイベントを表示する。
【0051】(3) CでウィンドウAにイベント発生
した場合:CのウィンドウAにイベント表示、およびイ
ベントをA、Bにそれぞれ送信してそれぞれのウィンド
ウAにイベントを表示する。
【0052】尚、共有情報テーブル(他→自)7に活性
化済IDの欄がない場合には、BあるいはCのウィンド
ウAでイベント発生した場合、BあるいはCのウィンド
ウAにイベント表示およびイベントをAに送信してウィ
ンドウAにイベント表示、更にAからイベントをCある
いはBに送信してウィンドウAにイベントを表示する。
【0053】図7は、本発明の具体例を示す。このシス
テムは、Workstation(ワークステーショ
ン)A、B、C、D、Eの5台をネットワークで接続し
たシステムである。ここで、斜線のウィンドウが共有化
した共有ウィンドウである。このWorkstatio
nA上の ・My Desk ・B’s Desk ・C’s Desk ・D’s Desk ・E’s Desk は、それぞれ下記の→で示すWorkstation
B、C、D、Eに対応している。
【0054】・B’s Desk → Worksta
tionB ・C’s Desk → WorkstationC ・D’s Desk → WorkstationD ・E’s Desk → WorkstationE 図8は、本発明の共有ウィンドウの操作例を示す。
【0055】図8の(a)は、ウィンドウの共有化の操
作例を示す。ここでは、図7のWorkstation
AのMy Desk上のWindow1をマウスでドラ
ッグして作業者BのDisplay上に落とす。これに
より、既述した図2に示すように、共有情報テーブル
(自→他)6および相手の共有情報テーブル(他→自)
7に共有情報を登録して活性化し、共有ウィンドウを生
成する。このウィンドウの共有化により、図8の(b)
の斜線で示すウィンドウが共有化されることとなる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
共有情報テーブル(自→他)6および共有情報テーブル
(他→自)7を設けてこれらに共有ウィンドウの情報を
登録して共有する構成を採用しているため、ネットワー
クに接続されたウィンドウの共有化を図り、共同利用者
が必要なときにいつでも共有空間としての共有ウィンド
ウを作成したり、削除したりすることができる。これら
により、ウィンドウ情報を提供することで、共有空間
(共有ウィンドウ)を構築するために新たなウィンドウ
を構築するといった必要がなく、共同作業者が必要なと
きにいつでも共有空間としての共有ウィンドウを作成す
ることができ、分散環境での共同作業をスムーズに行う
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例構成図である。
【図2】本発明の共有情報テーブル例である。
【図3】本発明の共有化フローチャートである。
【図4】本発明の共有情報の収集フローチャートであ
る。
【図5】本発明のウィンドウの共有の活性化フローチャ
ートである。
【図6】本発明の共有ウィンドウの操作フローチャート
である。
【図7】本発明の具体例である。
【図8】本発明の共有ウィンドウの操作例である。
【符号の説明】
1:ウィンドウ共有化装置 2:入力デバイス 3:応用プログラム 4:イベント監視部 5:データ管理部 6:共有情報テーブル(自→他) 7:共有情報テーブル(他→他) 8:ウィンドウ管理部 9:データ送受信部 10:ディスプレイ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ウィンドウを共有化するウィンドウ共有化
    方式において、 ウィンドウの共有化先の共有IDおよび活性化済IDを
    登録する共有情報テーブル(自→他)(6)と、 共有化元のウィンドウIDおよび活性化済フラグを登録
    する共有情報テーブル(他→自)(7)とを各端末(あ
    るいは利用者)毎に備え、 ある端末(あるいは利用者)のウィンドウへのイベント
    が発生したときに、このウィンドウに表示などすると共
    に、上記共有情報テーブル(自→他)(6)を参照して
    活性化済IDのウィンドウ(共有ウィンドウ)の端末
    (あるいは利用者)にイベントを送信し、受信した端末
    (あるいは利用者)の共有化したウィンドウに併せて表
    示などするように構成したことを特徴とするウィンドウ
    共有化方式。
  2. 【請求項2】ウィンドウを共有化するウィンドウ共有化
    方式において、 ウィンドウの共有化先の共有IDおよび活性化済IDを
    登録する共有情報テーブル(自→他)(6)と、 共有化元のウィンドウIDおよび活性化済フラグを登録
    する共有情報テーブル(他→自)(7)とを各端末(あ
    るいは利用者)毎に備え、 ある端末(あるいは利用者)のウィンドウへのイベント
    が発生したときに、このウィンドウに表示などすると共
    に、上記共有情報テーブル(他→自)(7)を参照して
    活性化済フラグがONのウィンドウ(共有ウィンドウ)
    の端末(あるいは利用者)にイベントを送信し、受信し
    た端末(あるいは利用者)の共有化したウィンドウに併
    せて表示などするように構成したことを特徴とするウィ
    ンドウ共有化方式。
  3. 【請求項3】利用者からウィンドウの共有化指示があっ
    たときに、共有情報テーブル(自→他)(6)に当該共
    有化指示のあったウィンドウの共有化先の共有IDを登
    録すると共に、その共有IDの端末(あるいは利用者)
    に送信して上記共有情報テーブル(他→自)(7)に共
    有化元のウィンドウIDを登録するように構成したこと
    を特徴とする請求項1記載および請求項2記載のウィン
    ドウ共有化方式。
  4. 【請求項4】利用者からのウィンドウの共有の活性化指
    示があったときに、共有情報テーブル(自→他)(6)
    から活性化指示のあった共有IDを取り出して活性化済
    IDとして登録すると共に、この共有IDの端末(ある
    いは利用者)に対して共有化したいウィンドウIDのデ
    ータを送信し、受信した端末(あるいは利用者)が共有
    情報テーブル(他→自)(7)のウィンドウIDの活性
    化済フラグをONにし、活性化するように構成したこと
    を特徴とする請求項1記載、請求項2記載および請求項
    3記載のウィンドウ共有化方式。
  5. 【請求項5】利用者からのウィンドウの共有の活性化指
    示があったときに、共有情報テーブル(他→自)(7)
    の活性化済フラグをONにすると共に、当該ウィンドウ
    の管理元に送信して共有情報テーブル(自→他)(6)
    の活性化済IDに登録し、活性化するように構成したこ
    とを特徴とする請求項1記載、請求項2記載および請求
    項3記載のウィンドウ共有化方式。
JP4334815A 1992-12-16 1992-12-16 ウィンドウ共有化方式 Withdrawn JPH06187117A (ja)

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