JPH0618682Y2 - 連続鋳造設備における鋳片サイドスキンパス装置 - Google Patents

連続鋳造設備における鋳片サイドスキンパス装置

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JPH0618682Y2
JPH0618682Y2 JP239290U JP239290U JPH0618682Y2 JP H0618682 Y2 JPH0618682 Y2 JP H0618682Y2 JP 239290 U JP239290 U JP 239290U JP 239290 U JP239290 U JP 239290U JP H0618682 Y2 JPH0618682 Y2 JP H0618682Y2
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JP
Japan
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slab
lever
continuous casting
side skin
skin pass
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JP239290U
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孝義 竹広
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Nippon Steel Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、連続鋳造設備で鋳造される鋳片を、サイド圧
下することにより、鋳片のサイドの表面を平滑にし、か
つ、表面スケールを除去するための連続鋳造設備におけ
る鋳片のサイドスキンパス装置に関する。
(従来の技術) 従来、例えば、第6図(a)、(b)に示す、実公昭54−8
085号公報のごとき、鋳片を直接圧下成形する装置が
ある。
この装置は、ロールを備えた2個のロールハウジング
を、固定台に固定された固定バーに回転自在に取り付
け、ロール開閉用液圧シリンダと同調歯車により、上記
ロールを夫々同量開閉するようにした圧下ロールユニッ
トを形成している。
そして、その圧下ロールユニットは、連続鋳造機ライン
内の架台上に設置された、ロール駆動装置と係合させて
設置されたベースに、取り外し可能に取り付けられてい
る。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、従来技術では、下記の問題点がある。
複数のラインを有する連続鋳造設備のように、ストラ
ンド間隔の狭い場合は、圧下ロールユニットは、スペー
スが狭く、設置できない。
一方、ガス切断機でよく使われている、鋳片クランプ
装置のような機構では、単一サイズの鋳片しか圧下でき
ない。何故ならば、鋳片と圧下ロールの接触面が平行に
なる必要があるのに、鋳片の幅が変更になると、平行に
ならない。
そのため、圧下ローラのエッジ部分でしか鋳片と接触で
きない。
また、前記の機構では、クランプレバー開閉の同調
機構がないので、鋳造ストランド中心に、鋳片を挟持で
きない。
(課題を解決するための手段) かかる課題を解決するため、本考案は、レバーの中間を
偏芯ピンで揺動自在に支持し、該レバーを一対、対向し
て垂直に設け、該レバーの一端の各々に鋳片を挟持して
圧下するローラを設け、該レバーの他端にレバー開閉用
駆動シリンダを設け、該シリンダの近傍にレバー開閉同
調機構を設け、前記偏芯ピンを回転自在に設けてなるこ
とを特徴とする連続鋳造設備における鋳片のサイドスキ
ンパス装置である。
(作用) 本考案は、前記構成としているので、鋳片の幅が変わっ
ても、偏芯ピンを回転させ、レバーの揺動中心の間隔
を、鋳片幅に見合った間隔に調整することにより、鋳片
サイド面と平行に、圧下ローラを押しつけることができ
る。
また、圧下ローラ付レバーを垂直に設けているので、幅
方向の装置寸法が小さくてすみ、鋳造ストランド間隔の
狭い連続鋳造設備でも十分に設置できる。
さらに、レバー開閉同調機構があるので、圧下ローラに
より、鋳造ストランド中心で、常に鋳片を挟持し、圧下
できる。
(実施例) 本考案の実施例を以下第1〜5図に基づいて説明する。
架台10上部に、レバー3を偏芯ピン6を介して軸受5
で支持固定する。偏芯ピン6の一端にレバー7をキーを
介して嵌合し、他端をシリンダ8に係止し、シリンダ8
を架台10上の軸受9で支持固定する。
レバー3の下端にローラ2を取付け、鋳片1と対向して
これら1対を配置する。更に、軸12を架台10に固定
し軸12に沿って昇降するガイド13を軸12に取付
け、レバー3と3′をシリンダ4及び14,14′でガ
イド13を介してピンで連結する。
架台10は昇降可能な構造(図示せず)とする。本装置
の動作を以下に説明する。
シリンダ4を矢印方向に動作し、ローラ2の間を拡げ、
鋳造開始後ダミーバーがローラ2を通過後、架台10を
下降させ、矢印と反対方向に動作し、鋳片1をローラ2
で圧下する。
鋳片幅が変ると圧下するローラ面と鋳片にコーバイがつ
き平行に接触しない。
このため、シリンダ又は機械式のジャッキ用のシリンダ
8でレバー7を介して偏芯軸6を揺動後停止することに
よりレバー3,3′の揺動支点間隔を変更し、鋳片1と
ローラ2が平行に接触するようになる。
本装置は1台の架台10上に、第6図(a),(b)の如く鋳
造方向にオフセットして設ければ更に鋳片間隔が狭い連
鋳設備に適用できる。
(考案の効果) 本考案は下記の顕著な効果が有る。
(a)多ストランド連鋳設備又は、ストランド間隔の狭い
連鋳設備の鋳片圧下設備に適用できる。
(b)鋳片幅が変っても設備を交換することなく、偏芯ピ
ンを回転させ、レバー揺動中心の間隔を変更するだけ
で、鋳片サイド面全面を圧下ローラで圧下できる。
(c)ストランド中心に鋳片を位置変更矯正可能で、鋳片
の蛇行を防止することができる。
(d)既設設備の昇降機能付ガイドロール,ピンチロール
セグメントの上フレームのみを改造することにより本装
置を設置可能のため改造費が安くなる。
(e)鋳片表面疵の検査前工程に本装置を設けると鋳片側
面のスケール除去装置が不要となり、オンラインで連続
に検査可能になり省工程が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1〜第5図は本考案の図面、第6図は従来技術の図面
である。第1図は連続鋳造設備の全体図で、サイドスキ
ンパス装置の圧下ローラの設置位置の概念図、第2図は
サイドスキンパス装置の正面図、第3図は第2図の矢印
C図、第4図は第2図のA−A断面図、第5図は第2図
のB−B断面図、第6図(a)は従来技術の正面図、第6
図(b)は平面図である。 1は鋳片、2は鋳片圧下ローラ、3、3′は揺動レバ
ー、4はレバー開閉用駆動シリンダ、5は偏芯ピン軸
受、6は偏芯ピン、7は偏芯ピン回転用レバー、8は偏
芯ピン回転用シリンダ、9は偏芯ピン回転用シリンダ軸
受、10はサイドスキンパス装置昇降架台、11は鋳片
搬送ローラ、12はガイド軸、13は移動ガイド、1
4,14′は同調レバー、15は揺動レバー開閉同調機
構、16はモールド、eは偏芯ピンの偏芯量。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】レバーの中間を偏芯ピンで揺動自在に支持
    し、該レバーを一対、対向して垂直に設け、該レバーの
    一端の各々に鋳片を挟持して圧下するローラを設け、該
    レバーの他端にレバー開閉用駆動シリンダを設け、該シ
    リンダの近傍にレバー開閉同調機構を設け、前記偏芯ピ
    ンを回転自在に設けてなることを特徴とする連続鋳造設
    備における鋳片のサイドスキンパス装置。
JP239290U 1990-01-17 1990-01-17 連続鋳造設備における鋳片サイドスキンパス装置 Expired - Lifetime JPH0618682Y2 (ja)

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JP239290U JPH0618682Y2 (ja) 1990-01-17 1990-01-17 連続鋳造設備における鋳片サイドスキンパス装置

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Publication Number Publication Date
JPH0395154U JPH0395154U (ja) 1991-09-27
JPH0618682Y2 true JPH0618682Y2 (ja) 1994-05-18

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