JPH04237546A - 双ベルト式連続鋳造装置 - Google Patents

双ベルト式連続鋳造装置

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JPH04237546A
JPH04237546A JP326691A JP326691A JPH04237546A JP H04237546 A JPH04237546 A JP H04237546A JP 326691 A JP326691 A JP 326691A JP 326691 A JP326691 A JP 326691A JP H04237546 A JPH04237546 A JP H04237546A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pulley
pair
belt
continuous casting
belts
Prior art date
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Pending
Application number
JP326691A
Other languages
English (en)
Inventor
Junkichi Yoneda
米田 順吉
Kanji Shozen
少前 寛治
Tetsuo Imi
伊美 哲生
Hiroyuki Yoshida
裕之 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Nippon Steel Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd, Nippon Steel Corp filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication of JPH04237546A publication Critical patent/JPH04237546A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鋳片の厚さ精度を向上
させるようにした双ベルト式連続鋳造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の双ベルト式連続鋳造装置の
一例の自由側(反駆動側)の概要を示す側面図である。 図3において、01は1対のテンションプーリであり、
軸受箱04によって支持されていて、この軸受箱04は
ガイド05に嵌装され、油圧シリンダ06が装着されて
いる。02は1対のドライブプーリであり、軸受ブロッ
ク07によって支持され、その固定側(駆動側)は、駆
動装置(図示せず)に連結されている。03はアーム0
9をもつステアリングプーリであり、軸受箱08によっ
て支持されていて、自由側及び図示しない固定側の軸受
箱08はアーム09を介してピン011に枢着され、油
圧シリンダ012がそれぞれアーム09に装着されてい
る。アーム09とピン011との枢着部は球面軸受にな
っていて、双方の軸受箱08の異った方向への回動(上
下動)による傾きに対応できるようになっている。02
1は1対のベルトであり、各々のプーリ01,02,0
3にエンドレスに巻回されている。1対のベルト021
は、プーリ01,02の間で互いに平行をなして対向し
て下降するようになっている。
【0003】各々のプーリ01,02,03の位置を調
整して双方のベルト021の平行をなして下降する部分
の間隔Tを設定し、このベルト021の下降する部分の
両端部でサイド堰022を挟持し、テンションプーリ0
1の軸受箱04を油圧シリンダ06によって上方に押圧
してベルト021に所定の張力を付与する。
【0004】そして、ドライブプーリ02によって双方
のベルト021を回転させると共に、双方のサイド堰0
22をベルト021に同調して回転させ、背面から冷却
装置(図示せず)によって水冷されて下降するベルト0
21の部分とサイド堰022の下降する部分とで鋳型を
形成し、この鋳型に注湯ノズル025から溶鋼Lを連続
して供給し、凝固させた帯状の鋳片Sをガイドロールエ
プロン027によって下方へ案内し、ピンチロール(図
示せず)により引出す。
【0005】前記連続鋳造中に、ベルト021がテンシ
ョンプーリ01及びドライブプーリ02の自由側端部に
片寄ると、ステアリングプーリ03の自由側の軸受箱0
8を油圧シリンダ012によってピン011を中心に上
方に回動させると共に固定側の軸受箱08を油圧シリン
ダ012によってピン011を中心に下方に回動し、ま
た、ベルト021がテンションプーリ01及びドライブ
プーリ02の固定側端部に片寄ると、自由側の軸受箱0
8を下方に回動すると共に固定側の軸受箱08を上方に
回動してステアリングプーリ03の軸心を傾斜させ、ベ
ルト021のテンションプーリ01及びドライブプーリ
02への巻回位置を修正する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の装置では、
テンションプーリ01の軸受箱04は、双方のガイド0
5に案内されて上下方向に移動するので、軸受箱04と
ガイド05のクリアランスが必要であり、このクリアラ
ンスにより横方向のがたつきが発生する。このため、鋳
片Sの板厚tを設定するための、軸受箱04の横方向の
位置決めが困難になり、双方のベルト021の間隔すな
わち鋳型の厚さTの寸法精度が低下し、したがって鋳片
Sの板厚tの精度も低下する。
【0007】また、ベルト021の幅方向のテンション
プーリ01及びドライブプーリ02への巻回位置修正に
際し、ステアリングプーリ03の自由側と固定側の両方
の軸受箱08を各々の油圧シリンダ021によってそれ
ぞれ逆方向へ回動させるので、その構造及び制御が複雑
になる。
【0008】本発明は、前記従来の双ベルト式連続鋳造
装置における以上の問題点を解決しようとするものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、トッププーリ
とボトムプーリと少なくとも1個以上のサイドプーリに
巻回されて回転する1対のエンドレスのベルトの前記ト
ッププーリとボトムプーリとの間で互いに平行をなして
下降して冷却される部分と1対のサイド堰とで形成され
た鋳型に、溶湯を供給して凝固させ、帯状の鋳片を連続
して鋳造する双ベルト式連続鋳造装置において、前記サ
イドプーリに、ベルト張力付与装置とプーリ軸心角度変
更装置とを設けたものである。
【0010】
【作用】本発明では、双方のサイドプーリをベルト張力
付与装置によって外側へ移動させ、双方のベルトに所定
の張力を付与する。次いで、前記ベルトを回転させ、ベ
ルトとサイド堰とで形成された鋳型に溶湯を供給して帯
状の鋳片を連続鋳造し、下方へ引出す。
【0011】この連続鋳造中に、前記ベルトがトッププ
ーリ及びボトムプーリのいずれか一方の端部に片寄ると
、プーリ軸心角度変更装置によってサイドプーリの軸心
角度を変更させ、前記ベルトのトッププーリ及びボトム
プーリへの幅方向巻回位置を修正する。
【0012】
【実施例】以下本発明の一実施例を、図1及び図2によ
って具体的に説明する。図1は双ベルト式連続鋳造装置
の自由側(反駆動側)の概要を示す側面図,図2は図1
のII − II 断面図である。
【0013】1は1対のトッププーリであり、フレーム
等に固定された軸受ブロック7によって支持されている
。2は1対のボトムプーリであり、フレーム等に固定さ
れた軸受ブロック7によって支持され、その固定側(駆
動側)は駆動装置(図示せず)に連結されている。 3は1対のサイドプーリであり、その自由側は軸受箱4
及び上下動可能なガイド5によって支持され、固定側は
互いの摺動面が曲面の軸受箱8及び固設されたガイド9
によって支持されている。軸受箱4,8には、ピン11
に枢着された油圧シリンダ6がそれぞれ枢着されている
。前記自由側のガイド5には、ピン15に枢着された油
圧シリンダ12が枢着されている。
【0014】軸受箱4,8と油圧シリンダ6とピン11
、及びガイド5と油圧シリンダ12とピン15の各々の
枢着部は球面軸受になっていて、自由側の軸受箱4及び
ガイド5の回動(上下動)による捻りに対応するように
なっている。
【0015】21は1対のベルトであり、各々のプーリ
1,2,3にエンドレスに巻回され、その互いに平行を
なして下降する部分の背面には冷却装置(図示せず)が
装設されている。22は多数の長方体をエンドレスに連
結された1対のサイド堰であり、ベルト21と同調して
回転するようになっていて、その下降する部分は双方の
ベルト21の下降する部分の両端部によって挟持されて
いる。25は注湯ノズル、27は双方のベルト21の下
降する部分の下方に設けられた複数のガイドロールエプ
ロンである。
【0016】以上のように構成された本実施例では、ト
ッププーリ1とボトムプーリ2の間の双方のベルト21
の互いに平行をなして下降する部分の間の間隔Tを設定
して、ベルト21の両端部でサイド堰22の下降する部
分を挟持し、サイドプーリ3の軸受箱4,8を油圧シリ
ンダ6によって外側に押圧して双方のベルト21に所定
の張力を付与する。
【0017】そして、ボトムプーリ2によって双方のベ
ルト21を回転させてその互いに平行をなして下降する
部分を冷却装置(図示せず)によって水冷すると共にサ
イド堰21を回転させ、両者の下降する部分によって鋳
型を形成し、この鋳型に注湯ノズル25から溶鋼Lを連
続して供給し、凝固させた帯状の所定の板厚tの鋳片S
をガイドロールエプロン27によって下方へ案内し、ピ
ンチロール(図示せず)により引出す。
【0018】前記連続鋳造中にベルト21がトッププー
リ1及びボトムプーリ2の自由側端部に片寄ると、サイ
ドプーリ3の自由側の軸受箱4を油圧シリンダ12によ
ってガイド5を介してピン11を中心に上方へ回動し、
またベルト21がトッププーリ1及びボトムプーリ2の
固定側端部に片寄ると、自由側の軸受箱4を下方に回動
してサイドプーリ3の軸心を傾斜させ、ベルト21のト
ッププーリ1及びボトムプーリ2への巻回位置を修正す
る。このとき、固定側の軸受箱8とガイド9はその曲面
摺動部が摺動して軸受箱8の傾きに対応する。
【0019】以上の通り、本実施例では、サイドプーリ
3を油圧シリンダ6によって押圧して双方のベルト21
に所定の張力を付与し、また同サイドプーリ3の軸心を
油圧シリンダ21によって傾斜させてベルト21のトッ
ププーリ1及びボトムプーリ2への巻回位置を修正する
。従って、従来の双ドラム式連続鋳造装置におけるよう
に、トッププーリ1の軸受ブロック7は上下に移動する
ことがない固定式となっており、双方のベルト21の下
降する部分の間隔、すなわち鋳型の厚さ寸法を正確に設
定することができ、従って鋳片Sの板厚tの精度を高め
ることができると共に、その構造及び制御を簡単にする
ことができる。
【0020】なお、本発明は上述した実施例に限定され
るものではなく、サイドプーリを2個以上配置して、ベ
ルト張力付与装置とプーリ軸心角度変更装置とを別個に
設けてもよく、また、プーリ軸心角度変更装置をサイド
プーリの固定側に設けてもよい。
【0021】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明では
、サイドプーリにベルト張力付与装置及びプーリ軸心角
度変更装置を設けたことにより、トッププーリ及びボト
ムプーリを固定式にすることができるので、その構造が
簡単になって装置のコストを低減できると共に、双方の
ベルトの互いに平行をなして下降し鋳型を形成する部分
の間隔を正確に設定することが可能になり、鋳片の厚さ
の精度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての双ベルト式連続鋳造
装置の概要を示す側面図である。
【図2】図1の II − II 断面図である。
【図3】従来の装置の1例としての双ベルト式連続鋳造
装置の概要を示す側面図である。
【符号の説明】
1    トッププーリ 2    ボトムプーリ 3    サイドプーリ 6    油圧シリンダ 12  油圧シリンダ 21  ベルト 22  サイド堰 L    溶鋼 S    鋳片

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  トッププーリとボトムプーリと少なく
    とも1個以上のサイドプーリとに巻回されて回転する1
    対のエンドレスのベルトの前記トッププーリとボトムプ
    ーリとの間で互いに平行をなして下降して冷却される部
    分と1対のサイド堰とで形成された鋳型に溶湯を供給し
    て凝固させ、帯状の鋳片を連続して鋳造する双ベルト式
    連続鋳造装置において、前記サイドプーリに、ベルト張
    力付与装置とプーリ軸心角度変更装置とを設けて成るこ
    とを特徴とする双ベルト式連続鋳造装置。
JP326691A 1991-01-16 1991-01-16 双ベルト式連続鋳造装置 Pending JPH04237546A (ja)

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JP326691A JPH04237546A (ja) 1991-01-16 1991-01-16 双ベルト式連続鋳造装置

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JP326691A JPH04237546A (ja) 1991-01-16 1991-01-16 双ベルト式連続鋳造装置

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JPH04237546A true JPH04237546A (ja) 1992-08-26

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63101054A (ja) * 1986-10-16 1988-05-06 Hitachi Ltd ベルト式連続鋳造装置
JPH01289547A (ja) * 1988-05-16 1989-11-21 Nippon Steel Corp ベルト式連続鋳造機のテンションロール装置
JPH0251697A (ja) * 1988-03-25 1990-02-21 Derek Guest John 改良管継手
JPH0248244B2 (ja) * 1983-10-05 1990-10-24 Achilles Corp

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970304