JPH06186640A - 写真プリンタ - Google Patents

写真プリンタ

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Publication number
JPH06186640A
JPH06186640A JP34012692A JP34012692A JPH06186640A JP H06186640 A JPH06186640 A JP H06186640A JP 34012692 A JP34012692 A JP 34012692A JP 34012692 A JP34012692 A JP 34012692A JP H06186640 A JPH06186640 A JP H06186640A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exposure
mask
printing
photographic
negative film
Prior art date
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Pending
Application number
JP34012692A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Koizumi
孝 小泉
Shinobu Ono
忍 小野
Shizuo Sekino
静雄 関野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujinon Corp
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Fuji Photo Optical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd, Fuji Photo Optical Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP34012692A priority Critical patent/JPH06186640A/ja
Publication of JPH06186640A publication Critical patent/JPH06186640A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Light Sources And Details Of Projection-Printing Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 可変マスクに副露光部を取り付けて、焼付処
理の能率化を図ると共にメンテナンス性の向上を図る。 【構成】 巻取ロール112、114の両端部には、プ
ーリ116、118が取り付けられ、プーリ116、1
18間には、歯付きベルト120がそれぞれ巻掛けられ
ている。歯付きベルト120と平行に、ガイド軸122
が枠体102に取り付けられて固定されている。ガイド
軸122には、歯付きベルト120と連結された文字焼
きマスク支持体124及びマスク体154が、スリーブ
126、156を介して取り付けられている。従って、
歯付きベルト120がプーリ116、118間で回され
ると、歯付きベルト120の動きに伴って文字焼きマス
ク支持体124及びマスク体154がガイド軸122に
案内されつつ往復動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ネガフィルム上の画像
を感光材料に焼付露光する写真プリンタに関し、例えば
写真プリンタとプロセッサとを組み合わせたプリンタプ
ロセッサとしても用いられるものである。
【0002】
【従来の技術】プリンタプロセッサは所謂ミニラボと称
されDPE店等に設置されている。このプリンタプロセ
ッサは、ネガフィルムに記録された画像を印画紙へ焼付
露光するプリンタ部と、焼付露光された印画紙を現像処
理するプロセッサ部とが一体となっており、長尺状の印
画紙をプリンタプロセッサにセットするのみで、自動的
にプリンタ部及びプロセッサ部内を搬送し処理できる。
このプリンタプロセッサのプリンタ部では、ネガフィル
ムの画像を一定の大きさに拡大して印画紙に焼付けるよ
うになっており、ネガフィルムの画像が焼付けられた印
画紙が連続してプロセッサ部へ搬送されて現像処理さ
れ、写真プリントとして仕上げられる。
【0003】すなわち、この種のプリンタプロセッサで
は、内部が遮光状態とされたマガジンに、長尺の印画紙
がロール状に巻き取られて収容されており、プリンタ部
で焼付露光を行う度にマガジンから順次引き出して使用
される。そして、マガジンから所定寸法引き出された印
画紙は、搬送ローラ等によって挟持搬送されながら画像
が焼付露光され、さらにプロセッサ部において現像処
理、漂白定着処理及び水洗処理等を行った後、乾燥処理
されることとなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
プリンタプロセッサでは、印画紙への焼付露光に際して
のプリントサイズ及びプリントの種類が種々存在してい
る為、像露光が行われる露光ステージに取り付けられた
可変マスクにより、露光幅の調整をしていた。
【0005】この一方、近年のプリンタプロセッサで
は、例えば「卒業記念」等の文字をネガフィルムの画像
と共に印画紙に焼付けることが出来るように、文字焼き
用の副露光部が、露光ステージ内あるいは露光ステージ
外に設置されるようになっていた。
【0006】従って、焼付露光を行う場合、搬送される
印画紙をネガフィルムの画像を焼き付ける位置及び文字
を焼き付ける位置にそれぞれ位置決めし、焼付露光を行
っていた。この結果として、1枚の写真プリントを得る
ためには、プリンタ部において印画紙を2回停止して位
置決めすると共に焼き付けをしなければならず、多量の
焼付露光を行う場合の作業能率の向上が求められてい
た。
【0007】他方、文字焼き用の副露光部が露光ステー
ジ外に設置されている場合、メンテナンス作業の際に、
露光ステージ及び副露光部をそれぞれ装置から外した
後、露光ステージ及び副露光部それぞれについて作業を
行わなければならず、過大な労力を要していた。
【0008】本発明は上記事実を考慮し、可変マスクに
副露光部を取り付けて、焼付露光の能率化を図ると共に
メンテナンス性の向上を図った写真プリンタを得ること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による写真プリン
タは、露光ステージでネガフィルム上の画像を感光材料
に焼付露光する写真プリンタであって、前記ネガフィル
ムからの露光光線を遮ると共に前記ネガフィルム上の画
像とは異なる像を前記感光材料に焼付露光する副露光部
と、前記露光ステージの外枠を形成する枠体に固定され
且つ前記副露光部を移動可能に支持するガイド材と、前
記枠体に取り付けられ且つ前記副露光部と接続されて前
記副露光部を前記ガイド材に案内されつつ往復動させる
駆動機構とを有することを特徴とする。
【0010】
【作用】装置内を搬送されてきた感光材料が、露光ステ
ージ内でネガフィルム上の画像に基づき焼付露光され
る。
【0011】また、副露光部が、ネガフィルムからの露
光光線を遮ると共にネガフィルム上の画像とは異なる像
を感光材料に焼付露光し、露光ステージの外枠を形成す
る枠体に固定されるガイド材が、この副露光部を移動可
能に支持する。そして、駆動機構が副露光部をガイド材
に案内しつつ往復動させる。
【0012】従って、焼付露光を行う場合には、感光材
料を1回停止するだけで、ネガフィルムによる焼付露光
及び副露光部による焼付露光が同時に行えることとな
る。また、メンテナンス作業を行う場合には、装置から
露光ステージと副露光部を一体で取り出して、作業する
こととなる。
【0013】
【実施例】本発明に係る写真プリンタをプリンタプロセ
ッサのプリンタ部に用いた一実施例を図1から図4に示
し、これらの図に基づき一実施例を説明する。
【0014】図1には本実施例に係るプリンタプロセッ
サ10が示されている。まず、このプリンタプロセッサ
10の全体構成を説明する。
【0015】プリンタプロセッサ10は外部がケーシン
グ12で覆われており、図1における左方にケーシング
12から突出する作業テーブル14を備えている。作業
テーブル14の上面にはネガフィルム16がセットされ
るネガキャリア18が載置されている。また、作業テー
ブル14の下方には光源部36が設置されている。光源
部36は光源38を備えている。光源38から照射され
た光線は、フィルタ部40、拡散筒42を介してネガキ
ャリア18にセットされたネガフィルム16へと至る。
フィルタ部40はC、M、Yの3枚のフィルタから構成
され、各フィルタは前記光線の光軸上を出没可能とされ
ている。
【0016】作業テーブル14の上方に位置するアーム
44には光学系46が取り付けられている。光学系46
はレンズ48、シャッタ50及び反射ミラー51を備
え、レンズ48及びシャッタ50は前記光線の光軸上に
配置されている。ネガフィルム16を透過した光線は露
光光線となってレンズ48及びシャッタ50を通過し、
反射ミラー51によって(光軸が略90度)偏向され、
露光室52にセットされた印画紙54上にネガフィルム
16の画像を結像させる。
【0017】また、光学系46はネガフィルム16の濃
度を測定する例えばCCD等の濃度測定器56を備えて
いる。この濃度測定器56は、図示しないコントローラ
に接続されており、濃度測定器56によって測定された
データ及び、作業者によりキー入力されたデータに基づ
いて、露光時の露光補正値が設定される。
【0018】この光源部36と光学系46と露光室52
とにより焼付処理が可能となり、焼付露光部(プリンタ
部)58が形成される。
【0019】露光室52の上方右側部分の角部には、マ
ガジン装着部60が設けられている。マガジン装着部6
0は長尺状の印画紙54をリール62にロール状に巻き
取って収容するペーパマガジン64が装着されるように
なっている。
【0020】マガジン装着部60の近傍には一対の搬送
ローラであるローラ66が配置されており、印画紙54
を挟持して水平状態で露光室52へ搬送する。印画紙5
4はアーム44の手前でローラ67に巻掛られ、90度
方向転換されて垂下される。なお、ローラ66とローラ
67との間には印画紙54を略U字状に案内してストッ
クしておく第1のストック部69が設けられている。
【0021】ローラ67による印画紙54の案内方向下
流側には、露光ステージ94が設けられている。この露
光ステージ94には、図示しない制御装置に接続されて
開閉される可変マスク(図1上、図示せず)が設けられ
ている。この為、制御装置により、プリントサイズ及び
プリントの種類(例えば白枠の有無)に応じて可変マス
クのマスク範囲の長さ寸法及び幅寸法が変更されるよう
になっている。
【0022】露光室52の露光位置の下方にはローラ6
8A、68B、68Cが配置され、露光室52において
ネガフィルム16の画像が焼付けられた印画紙54が略
90度毎方向転換されて、露光室52と隣接するプロセ
ッサ部72の発色現像部74へ搬送される。
【0023】このローラ68Aの下流側には、カッタ7
1が配設されている。このカッタ71は、焼付処理が終
了した印画紙54の後端を切断する役目を有しており、
このため、露光室52内に残った印画紙54を再度ペー
パマガジン64へ巻き戻すことができる。
【0024】なお、ローラ68Aとローラ68Bとの間
には焼付処理された印画紙54を略U字状に案内してス
トックしておく第2のストック部73が設けられてい
る。第2のストック部73では、印画紙54をストック
し、焼付処理を行う焼付露光部58と現像、漂白定着、
水洗の各処理を行うプロセッサ部72との処理時間の差
を吸収する。
【0025】発色現像部74は印画紙54を現像液に浸
して現像処理を行う。現像処理された印画紙54は発色
現像部74と隣接する漂白定着部76へ搬送される。漂
白定着部76は印画紙54を漂白定着液に浸して漂白処
理と定着処理とを行う。定着処理された印画紙54は漂
白定着部76に隣接するリンス部78へ搬送される。リ
ンス部78は印画紙54を洗浄水に浸して水洗処理を行
う。
【0026】水洗処理された印画紙54はリンス部78
と隣接する乾燥部80へ搬送される。乾燥部80は印画
紙54をローラに巻付け高温の空気にさらして乾燥させ
る。乾燥処理が終了した印画紙54は、図示しない一対
のローラによって挟持されて乾燥部80から排出され
る。乾燥部80の下流側にはカッタ部84が配設されて
いる。カッタ部84は、印画紙54に付与されたカット
マークを検知するカットマークセンサ86と印画紙54
を切断するカッタ88とで構成され、印画紙54を画像
コマ毎にカットし、プリンタプロセッサ10のケーシン
グ12外部へ排出する。
【0027】カットされた印画紙54は、ソータ部10
8によって仕分けられる。ここで、露光ステージ94を
拡大して示す図2及び図3に示すように、露光ステージ
94の外枠を構成する枠体102の上下端には、遮光性
のある布製であって弾性を有するマスク布110の基端
側を相互に逆方向に巻き取る巻取ロール112、114
が、枠体102から内側に突出したガイド板132によ
り回転自在に支持されて、それぞれ位置している。尚、
マスク布110は、それぞれガイドピン134に案内さ
れて図上、上下方向に伸びている。
【0028】この上下の巻取ロール112、114のそ
れぞれ両端部には、それぞれ一対のプーリ116、11
8が取り付けられており、上側の巻取ロール112に取
り付けられた一対のプーリ116と下側の巻取ロール1
14に取り付けられた一対のプーリ118との間には、
一対の歯付きベルト120がそれぞれ巻掛けられてい
る。そして、上側の巻取ロール112の軸端部には、図
4に示すように、さらにプーリ140が取り付けられて
おり、このプーリ140に隣合って回転軸144を持つ
モータ146が位置しており、回転軸144に、プーリ
140との間で歯付きベルト150が巻掛けられるプー
リ142が固定されている。そして、この回転軸144
を有したモータ146は、制御装置に接続されており、
制御装置によりモータ146の駆動時における回転軸1
44の回転角度が制御される。
【0029】また、一対の歯付きベルト120と平行に
伸びるように、ガイド材である一対のガイド軸122が
枠体102に取り付けられて固定されている。このガイ
ド軸122の上部寄りには、直方体状の副露光部である
文字焼きマスク支持体124がスリーブ126を介して
上下動可能に取り付けられており、文字焼きマスク支持
体124の内部に光源(図示せず)が設置されると共に
文字焼きマスク支持体124の印画紙54に対向する側
に文字が付されたリスフィルム136が張り付けられて
いて、印画紙54にリスフィルム136上の文字等が焼
き付けられることとなる。さらに、文字焼きマスク支持
体124内の光源は、制御装置に接続されており、制御
装置により、焼き付けのタイミングが調整される。
【0030】一方、文字焼きマスク支持体124の上部
側には、巻取ロール112から伸びるマスク布110の
先端部が例えば接着などで固定されており、また、スリ
ーブ126にねじ止められるブラケット130が、一対
の歯付きベルト120の図3上、右側の部分をスリーブ
126とで挟み付けて固定している(図上手前側の歯付
きベルト120のみ示す)。
【0031】他方、ガイド軸122の下部寄りには、文
字焼きマスク支持体124と同じく直方体状であって文
字焼きマスク支持体124と同一の大きさのマスク体1
54がスリーブ156を介して上下動可能に取り付けら
れており、マスク体154の下部側には、巻取ロール1
14から伸びるマスク布110の先端部が例えば接着な
どで固定されている。また、スリーブ156にねじ止め
られるブラケット160が、ボルト162のねじ止めに
より、歯付きベルト120の図3上、左側の部分に連結
されている(図上手前側のみ示す)。
【0032】従って、一対の歯付きベルト120がプー
リ116とプーリ118との間で回されると、一対の歯
付きベルト120の動きに伴ってスリーブ126が取り
付けられた文字焼きマスク支持体124が、ガイド軸1
22に案内されつつ上下方向に往復動する。また、同じ
く歯付きベルト120の動きに伴って、文字焼きマスク
支持体124の移動方向と逆方向にスリーブ156が取
り付けられたマスク体154が、ガイド軸122に案内
されつつ上下方向に往復動する。つまり、これらマスク
布110、文字焼きマスク支持体124及びマスク体1
54等で可変マスクが構成されることとなる。
【0033】この一方、図3に示すように、枠体102
の右側上下部分には、着脱自在のマスクプレート170
を露光ステージ94内に案内して支持するガイド板17
2、174がそれぞれ固定されており、さらに、ガイド
板172、174の右側には、支持板176がガイド板
172、174間を架け渡すように、ガイド板172、
174にねじ止め等の手段によって固定されている。こ
の支持板176には、制御装置に接続されて作動が制御
されるソレノイド178が取り付けられて固定されてい
て、印画紙54を文字焼きマスク支持体124及びマス
ク体154側に押圧する圧板182が、ソレノイド17
8のソレノイドピン180に取り付けられている。この
為、制御装置がソレノイド178を作動することによ
り、ソレノイドピン180の往復動に伴って、圧板18
2が左右方向に往復動する。
【0034】従って、露光時には、露光ステージ94内
に搬送される印画紙54が圧板182によりマスクプレ
ート170側に押圧されて位置決めされ、ネガフィルム
16及びリスフィルム136上の画像及び文字がこの印
画紙54に焼き付けられる。
【0035】次に本実施例の作用を説明する。まず、通
常のプリンタプロセッサ10による焼付処理手順につい
て説明する。
【0036】予め印画紙54を露光室52へ搬送し位置
決めを行う。処理が開始されると、ネガキャリア18を
駆動してネガフィルム16の位置決めを行い、光源38
を点灯する。濃度測定器56によりネガフィルム16の
LATD(平均透過濃度)を測定し、この測定データ及
び手動によりキー入力されたデータから露光補正値を設
定し、露光量(露光時間)を演算して、最適な露光条件
を得る。露光条件に従って光軸上に位置しているC、
M、Yの各フィルタを移動させる。
【0037】次に、シャッタ50を開放する。これによ
り、光源38が照射する光線はフィルタ部40、ネガフ
ィルム16を透過して露光室52へ到達し、露光室52
に位置決めされた印画紙54にネガフィルム16上の画
像の焼付けが開始され、所定の露光時間が経過した後
で、シャッタ50を閉止する。最後に、印画紙54にカ
ットマークをつけて、画像1コマ分の搬送を行う。以上
でネガフィルム16の画像1コマ分の焼付処理が終了す
る。これを繰り返すことにより、印画紙54の焼付処理
された部分を順次プロセッサ部72へ搬送する。
【0038】この際、プリントサイズ等に合わせるため
印画紙54の露光幅を調整する必要が有り、以下のよう
に調整される。
【0039】つまり、所定の位置に文字焼きマスク支持
体124及びマスク体154を移動するべく、モータ1
46の回転軸144が制御装置により駆動回転される
と、プーリ142の回転に伴って歯付きベルト150が
回されてプーリ140を介して巻取ロール112が回転
される。そして、巻取ロール112に取り付けられた一
対のプーリ116の回転によって、一対の歯付きベルト
120が回され、下側に位置する一対のプーリ118が
回転すると共に、文字焼きマスク支持体124及びマス
ク体154がガイド軸122に案内されて、上下方向で
あって相互に逆方向に往復動する。また、下側のプーリ
118の回転に合わせて、上側の巻取ロール112と共
に下側の巻取ロール114が回転されて、巻取ロール1
12、114からマスク布110が送り出され、あるい
は巻取ロール112、114にマスク布110が巻き込
まれる。
【0040】この時、巻取ロール112と巻取ロール1
14とは相互に逆方向にマスク布110を巻付けている
為、回転されて巻取ロール112からマスク布110が
送り出されると、これに合わせて巻取ロール114から
マスク布110が送り出されることとなり、巻取ロール
112にマスク布110が巻き取られると、巻取ロール
114にマスク布110が巻き取られることとなる。
【0041】従って、文字焼きマスク支持体124及び
マスク体154の往復動に伴ってそれぞれマスク布11
0が追従するように、送り出されあるいは巻き込まれる
こととなる。
【0042】露光幅を狭める場合、具体的には以下のよ
うになる。モータ146により巻取ロール112が図3
上、時計回転方向に回転され、この回転に合わせて、巻
取ロール112からマスク布110が送り出されると共
に、歯付きベルト120の右側に接続された文字焼きマ
スク支持体124が図3上、下側に移動する。これに伴
い歯付きベルト120の左側に接続されたマスク体15
4が上側に移動する。この結果、文字焼きマスク支持体
124及びマスク体154が相互に近づき露光幅が狭め
られる。
【0043】また、露光幅を広げる場合には、上記と逆
に動作することとなる。以上により、プリンタプロセッ
サ10内を搬送されてきた印画紙54に、ネガフィルム
16上の画像に基づき焼付露光されるが、この際、文字
焼きマスク支持体124とマスク体154とが、図3に
示すように、ネガフィルム16からの露光光線Aの内の
不要の部分を遮り、本来必要な部分の光線Bのみ通過さ
せる。そして、文字焼きマスク支持体124が露光光線
Aと異なる像であるリスフィルム136上の文字を印画
紙54に焼き付ける。
【0044】従って、焼付処理を行う場合には、印画紙
54を1回停止するだけで、ネガフィルム16による焼
き付け及び文字焼きマスク支持体124による焼き付け
が同時に行えることとなる。また、メンテナンス作業を
行う場合には、プリンタプロセッサ10から露光ステー
ジ94を取り出すことにより、文字焼きマスク支持体1
24が一体で取り出され、作業することができる。
【0045】この一方、以上のように焼付処理されてプ
ロセッサ部72へ搬送された印画紙54は発色現像部7
4へ搬送され、現像液に浸して現像処理が行われる。現
像処理された印画紙54は漂白定着部76へ搬送され漂
白処理と定着処理とがなされる。定着処理された印画紙
54はリンス部78へ搬送され水洗処理される。水洗処
理された印画紙54は乾燥部80へ搬送され乾燥処理さ
れる。
【0046】乾燥処理された印画紙54は、カッタ部8
4でカットマークが検出され、各画像毎に切断され、ソ
ータ部108によって仕分けられる。
【0047】尚、本実施例において、文字焼きマスク支
持体124側にのみリスフィルム136を取り付ける構
造としたが、マスク体154内にも光源及びリスフィル
ム136を取り付けることができ、この場合、ネガフィ
ルム16の像の上下に文字が焼き付けられることとな
る。また、文字焼きマスク支持体124内の光源を用い
ないようにすれば、ネガフィルム16の像のみが焼き付
けられることとなる。さらに、本実施例において、文字
焼きマスク支持体124に文字焼き用のリスフィルム1
36を取り付けることとしたが、文字以外の像を有する
フィルムを取り付けることとしてもよい。
【0048】
【発明の効果】以上説明した如く本発明に係る写真プリ
ンタは、可変マスクに副露光部を取り付けたため、焼付
露光の能率化を図ると共にメンテナンス性の向上を図る
ことができるという優れた効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るプリンタプロセッサを
示す概略構成図である。
【図2】本発明の一実施例に係る露光ステージの斜視図
であり、マスクプレートのない状態の図である。
【図3】本発明の一実施例に係る露光ステージの側面図
である。
【図4】本発明の一実施例に係る露光ステージの要部平
面図である。
【符号の説明】
10 プリンタプロセッサ 16 ネガフィルム 48 レンズ 46 光学系 54 印画紙(感光材料) 58 焼付露光部(プリンタ部) 94 露光ステージ 102 枠体 116 プーリ(駆動機構) 118 プーリ(駆動機構) 120 歯付きベルト(駆動機構) 122 ガイド軸(ガイド材) 124 文字焼きマスク支持体(副露光部) 136 リスフィルム 140 プーリ(駆動機構) 142 プーリ(駆動機構) 146 モータ(駆動機構)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 関野 静雄 埼玉県大宮市植竹町1丁目324番地 富士 写真光機株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 露光ステージでネガフィルム上の画像を
    感光材料に焼付露光する写真プリンタであって、 前記ネガフィルムからの露光光線を遮ると共に前記ネガ
    フィルム上の画像とは異なる像を前記感光材料に焼付露
    光する副露光部と、前記露光ステージの外枠を形成する
    枠体に固定され且つ前記副露光部を移動可能に支持する
    ガイド材と、前記枠体に取り付けられ且つ前記副露光部
    と接続されて前記副露光部を前記ガイド材に案内されつ
    つ往復動させる駆動機構とを有することを特徴とする写
    真プリンタ。
JP34012692A 1992-12-21 1992-12-21 写真プリンタ Pending JPH06186640A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34012692A JPH06186640A (ja) 1992-12-21 1992-12-21 写真プリンタ

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JP34012692A JPH06186640A (ja) 1992-12-21 1992-12-21 写真プリンタ

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