JPH06186331A - 仮想空間スイッチ付きカーオーディオ装置 - Google Patents
仮想空間スイッチ付きカーオーディオ装置Info
- Publication number
- JPH06186331A JPH06186331A JP35564092A JP35564092A JPH06186331A JP H06186331 A JPH06186331 A JP H06186331A JP 35564092 A JP35564092 A JP 35564092A JP 35564092 A JP35564092 A JP 35564092A JP H06186331 A JPH06186331 A JP H06186331A
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- JP
- Japan
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- operation mode
- distance
- car audio
- operator
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- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
- Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 車載用のオーディオ機器において、仮想空間
スイッチを設定し、運転者等の操作を容易とする。 【構成】 超音波パルス等を発射する距離計測部１を車
室内の操作者近傍で、かつ、通常は操作者が占有しない
空間の距離が計測できる場所に設置し、操作者が掌をか
ざす等の操作で距離計測部１は自己と遮蔽物との距離を
計測し、動作モード制御部３へデータを送り、動作モー
ド制御部３は予め動作モード記憶部５に記憶設定されて
いる距離対動作モードの対照表テーブルから要求動作モ
ードを読み出しカーオーディオ装置を制御し要求する動
作モードへと切り替える。操作者は掌等で信号を遮る位
置を変えることにより種々の動作モードを得ることがで
き、さらに、距離計測部を複数にすることにより、動作
モードの数を多くすることも可能である。
スイッチを設定し、運転者等の操作を容易とする。 【構成】 超音波パルス等を発射する距離計測部１を車
室内の操作者近傍で、かつ、通常は操作者が占有しない
空間の距離が計測できる場所に設置し、操作者が掌をか
ざす等の操作で距離計測部１は自己と遮蔽物との距離を
計測し、動作モード制御部３へデータを送り、動作モー
ド制御部３は予め動作モード記憶部５に記憶設定されて
いる距離対動作モードの対照表テーブルから要求動作モ
ードを読み出しカーオーディオ装置を制御し要求する動
作モードへと切り替える。操作者は掌等で信号を遮る位
置を変えることにより種々の動作モードを得ることがで
き、さらに、距離計測部を複数にすることにより、動作
モードの数を多くすることも可能である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は車載用のオーディオ機器
に関し、さらに詳細には車両の運転者にとって操作容易
な車載用のオーディオ機器の操作装置に関する。
に関し、さらに詳細には車両の運転者にとって操作容易
な車載用のオーディオ機器の操作装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のカーオーディオ機器は、車室内の
コンソールあるいはダッシュボード付近に取り付けられ
て、その操作部と操作する者との間に、ある程度の距離
があるのが一般であった。
コンソールあるいはダッシュボード付近に取り付けられ
て、その操作部と操作する者との間に、ある程度の距離
があるのが一般であった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】そのため、とくに機器
を操作する者が車両の運転者である場合、しかも運転中
にその操作を行おうとする場合には視線が前方から外れ
てカーオーディオのスイッチに向けられたり、スイッチ
を操作するべく腕を伸ばしたりする必要があり、そのた
め安全な運転が防げられることがある。この種の問題の
解決策として、音声で機器を操作する音声認識リモコン
装置も開発されているが、車室内のノイズの除去方法、
あるいはリモコンの携帯の必要性等の問題があった。本
発明はこれらの欠点を解決した、車両の運転者にとって
操作容易な車載用のオーディオ機器の操作装置を提供し
ようとするものである。
を操作する者が車両の運転者である場合、しかも運転中
にその操作を行おうとする場合には視線が前方から外れ
てカーオーディオのスイッチに向けられたり、スイッチ
を操作するべく腕を伸ばしたりする必要があり、そのた
め安全な運転が防げられることがある。この種の問題の
解決策として、音声で機器を操作する音声認識リモコン
装置も開発されているが、車室内のノイズの除去方法、
あるいはリモコンの携帯の必要性等の問題があった。本
発明はこれらの欠点を解決した、車両の運転者にとって
操作容易な車載用のオーディオ機器の操作装置を提供し
ようとするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記の課題は本発明にお
いて、信号発生手段を備え、かつ、該信号発生手段から
放射される信号が遮られる点までの距離を計測する距離
計測部と、前記計測が可能な距離を複数に分割した各範
囲とオーディオ機器の動作モードとを対比させたテーブ
ルを記憶させた動作モード記憶部と、前記計測結果によ
る距離により前記動作モード記憶部から該当動作モード
を読み出してカーオーディオの動作モードを制御する動
作モード制御部とを備え、車両の車室内において掌等で
前記信号を遮ることにより前記動作モード制御部が信号
が遮られた距離に応じた動作モードを前記動作モード記
憶部から読み出してカーオーディオの動作モードを制御
することにより解決することができる。
いて、信号発生手段を備え、かつ、該信号発生手段から
放射される信号が遮られる点までの距離を計測する距離
計測部と、前記計測が可能な距離を複数に分割した各範
囲とオーディオ機器の動作モードとを対比させたテーブ
ルを記憶させた動作モード記憶部と、前記計測結果によ
る距離により前記動作モード記憶部から該当動作モード
を読み出してカーオーディオの動作モードを制御する動
作モード制御部とを備え、車両の車室内において掌等で
前記信号を遮ることにより前記動作モード制御部が信号
が遮られた距離に応じた動作モードを前記動作モード記
憶部から読み出してカーオーディオの動作モードを制御
することにより解決することができる。
【０００５】また、それぞれ信号発生手段を備え、か
つ、該信号発生手段からそれぞれ放射される信号が遮ら
れる点までの距離を計測する第一及び第二の距離計測部
と、前記計測が可能な距離を複数に分割した各範囲にお
いて第一及び第二の信号の遮られる順序及びその移行の
速度に対応したオーディオ機器の動作モードとを対比さ
せたテーブルを記憶させた動作モード記憶部と、前記計
測結果による距離と第一及び第二の信号の遮られる順序
及びその移行の速度とにより前記動作モード記憶部から
該当動作モードを読み出してカーオーディオの動作モー
ドを制御する動作モード制御部とを備え、車両の車室内
において掌等で前記第一及び第二の信号を遮ることによ
り前記動作モード制御部が信号が遮られた距離と第一及
び第ニの信号の遮られる順序及びその移行の速度に応じ
た動作モードを前記動作モード記憶部から読み出してカ
ーオーディオの動作モードを制御することによって解決
される。
つ、該信号発生手段からそれぞれ放射される信号が遮ら
れる点までの距離を計測する第一及び第二の距離計測部
と、前記計測が可能な距離を複数に分割した各範囲にお
いて第一及び第二の信号の遮られる順序及びその移行の
速度に対応したオーディオ機器の動作モードとを対比さ
せたテーブルを記憶させた動作モード記憶部と、前記計
測結果による距離と第一及び第二の信号の遮られる順序
及びその移行の速度とにより前記動作モード記憶部から
該当動作モードを読み出してカーオーディオの動作モー
ドを制御する動作モード制御部とを備え、車両の車室内
において掌等で前記第一及び第二の信号を遮ることによ
り前記動作モード制御部が信号が遮られた距離と第一及
び第ニの信号の遮られる順序及びその移行の速度に応じ
た動作モードを前記動作モード記憶部から読み出してカ
ーオーディオの動作モードを制御することによって解決
される。
【０００６】
【作用】距離計測部は通常は車両の車室内の天井までの
距離を計測することになるが、発射される信号を操作者
が掌等で遮ると、その位置までの距離を計測し、動作モ
ード制御部へ結果を入力する。動作モード制御部は、計
測可能な距離の範囲を予め複数に分割し、それぞれの範
囲に対応したカーオーディオの動作モードを設定した動
作モード記憶部から、計測結果に対応するカーオーディ
オの動作モードを読み出してカーオーディオ装置を制御
することにより、カーオーディオのスイッチを仮想スイ
ッチとして設定し使用することができる。
距離を計測することになるが、発射される信号を操作者
が掌等で遮ると、その位置までの距離を計測し、動作モ
ード制御部へ結果を入力する。動作モード制御部は、計
測可能な距離の範囲を予め複数に分割し、それぞれの範
囲に対応したカーオーディオの動作モードを設定した動
作モード記憶部から、計測結果に対応するカーオーディ
オの動作モードを読み出してカーオーディオ装置を制御
することにより、カーオーディオのスイッチを仮想スイ
ッチとして設定し使用することができる。
【０００７】
【実施例】図はすべて本発明のものであって、図１にそ
の実施例のブロック構成図を示す。距離計測部１は、一
定方向に例えば超音波パルスを発射し、反射してくる超
音波を受信し発射から受信までの時間を計測することに
より距離を算出するもので、詳細には図７にブロック構
成図として示してある。同図によれば超音波パルス発生
部１ａにより発生した超音波信号は１ｂの超音波発射部
から発射され、対象物２により反射し１ｃの超音波受信
部で受信され時間計測部１ｄにより時間計測の結果を距
離として算出する。図８はそのタイムチャートであっ
て、時間計測部１ｄからパルス発生トリガー信号が時刻
ｔ０において発せられてから超音波受信信号が受信され
る時刻ｔ１までの時間差を距離として算出する状況を説
明している。
の実施例のブロック構成図を示す。距離計測部１は、一
定方向に例えば超音波パルスを発射し、反射してくる超
音波を受信し発射から受信までの時間を計測することに
より距離を算出するもので、詳細には図７にブロック構
成図として示してある。同図によれば超音波パルス発生
部１ａにより発生した超音波信号は１ｂの超音波発射部
から発射され、対象物２により反射し１ｃの超音波受信
部で受信され時間計測部１ｄにより時間計測の結果を距
離として算出する。図８はそのタイムチャートであっ
て、時間計測部１ｄからパルス発生トリガー信号が時刻
ｔ０において発せられてから超音波受信信号が受信され
る時刻ｔ１までの時間差を距離として算出する状況を説
明している。
【０００８】図１において３は動作モード制御部で図示
省略のカーオーディオ装置に対し、その種々の動作モー
ド、例えば音量（図示ではｖｏｌと表示）アップ、ある
いはダウン、カセットプレーヤの再生スタート、同じく
ストップ等の主要な動作モードを制御する。４は動作モ
ード制御部３を作動させるためのスイッチ、５は動作モ
ード記憶部であり前記動作モード制御部３に接続され前
記距離計測部１が計測可能な距離、本実施例では車両の
車室内に設置されているので車室の天井２までの距離を
複数に分割し、分割した各範囲それぞれについて前記の
動作モードを対応させたテーブルであって図２にそれを
例示する。
省略のカーオーディオ装置に対し、その種々の動作モー
ド、例えば音量（図示ではｖｏｌと表示）アップ、ある
いはダウン、カセットプレーヤの再生スタート、同じく
ストップ等の主要な動作モードを制御する。４は動作モ
ード制御部３を作動させるためのスイッチ、５は動作モ
ード記憶部であり前記動作モード制御部３に接続され前
記距離計測部１が計測可能な距離、本実施例では車両の
車室内に設置されているので車室の天井２までの距離を
複数に分割し、分割した各範囲それぞれについて前記の
動作モードを対応させたテーブルであって図２にそれを
例示する。
【０００９】図３は本発明の装置を自動車の車室内に設
置した説明図である。本図を中心に本発明の動作を説明
する。距離計測部１は車室１１内の適当な場所、操作者
の近傍であり、かつ、通常は操作者が占有することのな
い空間の距離が測定できるように設置する。この場合、
距離計測部１は自己と車両の天井２との距離を計測する
ことになる。
置した説明図である。本図を中心に本発明の動作を説明
する。距離計測部１は車室１１内の適当な場所、操作者
の近傍であり、かつ、通常は操作者が占有することのな
い空間の距離が測定できるように設置する。この場合、
距離計測部１は自己と車両の天井２との距離を計測する
ことになる。
【００１０】例えばダッシュボード上に設置した距離計
測部１の超音波発射部１ｂ（図７参照）から発射された
超音波パルス信号は、通常は車室天井２までの距離を計
測しているが、操作者１２がオーディオ機器を操作しよ
うとして、その掌１２ａをかざす動作によって遮られる
ことにより反射し、図３においては図の複雑化を避ける
ために省略した超音波受信部１ｃ及び時間計測部１ｄに
より受信、時間計測されて距離を算出され、その距離の
データは距離計測部１から動作モード制御部３へ送られ
る。
測部１の超音波発射部１ｂ（図７参照）から発射された
超音波パルス信号は、通常は車室天井２までの距離を計
測しているが、操作者１２がオーディオ機器を操作しよ
うとして、その掌１２ａをかざす動作によって遮られる
ことにより反射し、図３においては図の複雑化を避ける
ために省略した超音波受信部１ｃ及び時間計測部１ｄに
より受信、時間計測されて距離を算出され、その距離の
データは距離計測部１から動作モード制御部３へ送られ
る。
【００１１】動作モード制御部３は動作モード記憶部５
に記憶されている図２に例示するようなテーブルからそ
の距離に該当する動作モードを読み出す。図２のテーブ
ルによれば例えばその距離が距離範囲２に該当する場合
であれば”ボリュームダウン”となる。この動作モード
は図示省略のカーオーディオ装置に指示通知されて音量
が所定レベルだけダウンされる。
に記憶されている図２に例示するようなテーブルからそ
の距離に該当する動作モードを読み出す。図２のテーブ
ルによれば例えばその距離が距離範囲２に該当する場合
であれば”ボリュームダウン”となる。この動作モード
は図示省略のカーオーディオ装置に指示通知されて音量
が所定レベルだけダウンされる。
【００１２】次に操作者１２が、例えばカセットプレー
ヤをスタートさせようとするのであれば、その掌を図２
のテーブルの距離範囲３に該当する位置１２ｂにかざせ
ばよい。距離計測部１はその距離を計測し距離のデータ
は距離計測部１から動作モード制御部３へ送られ、オー
ディオ機器のカセットプレーヤに対しスタート指示が通
知させその動作が開始される。
ヤをスタートさせようとするのであれば、その掌を図２
のテーブルの距離範囲３に該当する位置１２ｂにかざせ
ばよい。距離計測部１はその距離を計測し距離のデータ
は距離計測部１から動作モード制御部３へ送られ、オー
ディオ機器のカセットプレーヤに対しスタート指示が通
知させその動作が開始される。
【００１３】図４、５、６に、上記のものよりも動作モ
ード数を多く設定することができる、本発明の別の構成
の実施例を示す。図４はその実施例のブロック構成図で
ある。第一の距離計測部２１は、一定方向に例えば超音
波パルスを発射し、反射して来る超音波を受信し発射か
ら受信までの時間を計測することにより距離を算出する
もので、詳細には前述の図７にブロック構成図として示
してあるものと同様の構成である。超音波パルス発生部
により発生した超音波信号は超音波発射部２１ｂから発
射され、対象物２により反射し超音波受信部で受信され
時間計測部により時間計測の結果を距離として算出す
る。第二の距離計測部２２も、その構成は第一のものと
同様であるが、超音波パルスの発射方向は第一のものと
重複しないように一定の間隔を設けて設置する。
ード数を多く設定することができる、本発明の別の構成
の実施例を示す。図４はその実施例のブロック構成図で
ある。第一の距離計測部２１は、一定方向に例えば超音
波パルスを発射し、反射して来る超音波を受信し発射か
ら受信までの時間を計測することにより距離を算出する
もので、詳細には前述の図７にブロック構成図として示
してあるものと同様の構成である。超音波パルス発生部
により発生した超音波信号は超音波発射部２１ｂから発
射され、対象物２により反射し超音波受信部で受信され
時間計測部により時間計測の結果を距離として算出す
る。第二の距離計測部２２も、その構成は第一のものと
同様であるが、超音波パルスの発射方向は第一のものと
重複しないように一定の間隔を設けて設置する。
【００１４】図４において２５は動作モード制御部で図
示省略のカーオーディオ装置に対し、その種々の動作モ
ード、例えば音量アップ、あるいはダウン、カセットプ
レーヤの再生スタート、同じくストップ等の主要な動作
モードを制御する。２３は動作モード制御部２５を作動
させるためのスイッチ、２４は動作モード記憶部であり
前記動作モード制御部２５に接続され前記第一及び第二
の距離計測部２１及び２２が計測可能な距離、本実施例
では車両の車室内に設置されているので車室の天井２ま
での距離を複数に分割し、分割した各範囲それぞれにつ
いて、第一及び第二の距離計測部２１及び２２の計測結
果の入力順序及び先のデータが入力されてから次のデー
タが入力されるまでの速さに前記の動作モードを対応さ
せたテーブルであって図５にそれを例示する。
示省略のカーオーディオ装置に対し、その種々の動作モ
ード、例えば音量アップ、あるいはダウン、カセットプ
レーヤの再生スタート、同じくストップ等の主要な動作
モードを制御する。２３は動作モード制御部２５を作動
させるためのスイッチ、２４は動作モード記憶部であり
前記動作モード制御部２５に接続され前記第一及び第二
の距離計測部２１及び２２が計測可能な距離、本実施例
では車両の車室内に設置されているので車室の天井２ま
での距離を複数に分割し、分割した各範囲それぞれにつ
いて、第一及び第二の距離計測部２１及び２２の計測結
果の入力順序及び先のデータが入力されてから次のデー
タが入力されるまでの速さに前記の動作モードを対応さ
せたテーブルであって図５にそれを例示する。
【００１５】図６は本発明の装置を自動車の車室内に設
置した説明図である。本図を中心に本発明の動作を説明
する。第一及び第二の距離計測部２１及び２２は車室１
１内の適当な場所、操作者の近傍であり、かつ、通常は
操作者が占有することのない空間の距離が測定できるよ
うに、さらに、前述のように発射方向が互いに重複しな
いように設置する。この場合、第一及び第二の距離計測
部２１及び２２はそれぞれ自己と車両の天井との距離を
計測することになる。
置した説明図である。本図を中心に本発明の動作を説明
する。第一及び第二の距離計測部２１及び２２は車室１
１内の適当な場所、操作者の近傍であり、かつ、通常は
操作者が占有することのない空間の距離が測定できるよ
うに、さらに、前述のように発射方向が互いに重複しな
いように設置する。この場合、第一及び第二の距離計測
部２１及び２２はそれぞれ自己と車両の天井との距離を
計測することになる。
【００１６】例えばダッシュボード上に設置した第一の
距離計測部２１の超音波発射部２１ｂから発射された超
音波パルス信号は、通常は車室天井２までの距離を計測
しているが、操作者１２がオーディオ機器を操作しよう
として、その掌１２ｃをかざす動作によって遮られるこ
とにより反射し、図６においては図の複雑化を避けるた
めに省略した超音波受信部及び時間計測部により受信、
時間計測されて距離を算出され、その距離のデータは第
一の距離計測部２１から動作モード制御部２５へ送られ
る。
距離計測部２１の超音波発射部２１ｂから発射された超
音波パルス信号は、通常は車室天井２までの距離を計測
しているが、操作者１２がオーディオ機器を操作しよう
として、その掌１２ｃをかざす動作によって遮られるこ
とにより反射し、図６においては図の複雑化を避けるた
めに省略した超音波受信部及び時間計測部により受信、
時間計測されて距離を算出され、その距離のデータは第
一の距離計測部２１から動作モード制御部２５へ送られ
る。
【００１７】続いて操作者１２は第二の距離計測部２２
の超音波発射部２２ｂからのパルス信号を遮る位置に掌
１２ｄを置く。その距離のデータは第二の距離計測部２
２から動作モード制御部２５へ送られる。動作モード制
御部２５は動作モード記憶部２４に予め記憶させた図５
に例示するようなテーブルからその距離と距離変化速度
と変化順序とに該当する動作モードを読み出す。図５の
テーブルによれば例えばその距離が距離範囲２、距離変
化速度”速い”、変化順序”１→２”に該当する場合で
あれば”ボリュームを高速でアップ”となる。この動作
モードは図示省略のカーオーディオ装置に指示通知され
て音量が所定レベルだけ高速にアップされる。
の超音波発射部２２ｂからのパルス信号を遮る位置に掌
１２ｄを置く。その距離のデータは第二の距離計測部２
２から動作モード制御部２５へ送られる。動作モード制
御部２５は動作モード記憶部２４に予め記憶させた図５
に例示するようなテーブルからその距離と距離変化速度
と変化順序とに該当する動作モードを読み出す。図５の
テーブルによれば例えばその距離が距離範囲２、距離変
化速度”速い”、変化順序”１→２”に該当する場合で
あれば”ボリュームを高速でアップ”となる。この動作
モードは図示省略のカーオーディオ装置に指示通知され
て音量が所定レベルだけ高速にアップされる。
【００１８】次に操作者１２が、例えばカセットプレー
ヤを停止させようとするのであれば、その掌を図５のテ
ーブルの距離範囲１、かつ、第二の距離計測部２２の超
音波発射部２２ｂに該当する位置１２ｅにかざし、引き
続いて第一の距離計測部２１の超音波発射部２１ｂに該
当する位置１２ｆに”ゆっくりと”置けばよい。第一及
び第二の距離計測部２１及び２２はその距離を計測し距
離のデータと、変化の順序（２→１）と、その速さ（遅
い）とは動作モード制御部２５へ送られ、動作モード記
憶部２４の図５のテーブルから所定の動作指示が読み出
されて、この場合は“ストップ”がオーディオ機器のカ
セットプレーヤに対し指示通知されその動作が実行され
る。
ヤを停止させようとするのであれば、その掌を図５のテ
ーブルの距離範囲１、かつ、第二の距離計測部２２の超
音波発射部２２ｂに該当する位置１２ｅにかざし、引き
続いて第一の距離計測部２１の超音波発射部２１ｂに該
当する位置１２ｆに”ゆっくりと”置けばよい。第一及
び第二の距離計測部２１及び２２はその距離を計測し距
離のデータと、変化の順序（２→１）と、その速さ（遅
い）とは動作モード制御部２５へ送られ、動作モード記
憶部２４の図５のテーブルから所定の動作指示が読み出
されて、この場合は“ストップ”がオーディオ機器のカ
セットプレーヤに対し指示通知されその動作が実行され
る。
【００１９】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、車両の車
室内において、運転者を含めた操作者が空間に掌のひら
等をかざすだけでカーオーディオ装置の操作が可能とな
り、カーオーディオのスイッチを仮想スイッチとして設
定し使用できるので車の安全運転にも大きく貢献するこ
とのできるものである。
室内において、運転者を含めた操作者が空間に掌のひら
等をかざすだけでカーオーディオ装置の操作が可能とな
り、カーオーディオのスイッチを仮想スイッチとして設
定し使用できるので車の安全運転にも大きく貢献するこ
とのできるものである。
【図１】本発明の実施例のブロック構成図である。
【図２】上記実施例の動作モード記憶部のテーブルであ
る。
る。
【図３】上記実施例の動作説明のための構成図である。
【図４】本発明の別の構成のブロック構成図である。
【図５】上記実施例の動作モード記憶部のテーブルであ
る。
る。
【図６】上記実施例の動作説明のための構成図。
【図７】距離計測部のブロック構成図である。
【図８】距離計測部の動作のタイムチャートである。
１ 距離計測部 ３ 動作モード制御部 ５ 動作モード記憶部 １１ 車両の車室 １２ 操作者 １２ａ 〜ｆ 掌のひら等の遮蔽物 ２１ 第一の距離計測部 ２２ 第二の距離計測部 ２４ 動作モード記憶部 ２５ 動作モード制御部
Claims (2)
- 【請求項１】 信号発生手段を備え、かつ、該信号発生
手段から発射される信号が遮られる点までの距離を計測
する距離計測部と、前記計測が可能な距離を複数に分割
した各範囲とオーディオ機器の動作モードとを対比させ
たテーブルを記憶した動作モード記憶部と、前記計測結
果による距離により前記動作モード記憶部から該当動作
モードを読み出してカーオーディオの動作モードを制御
する動作モード制御部とを備え、車両の車室内において
掌等で前記信号を遮ることにより前記動作モード制御部
が信号が遮られた距離に応じた動作モードを前記動作モ
ード記憶部から読み出してカーオーディオの動作モード
を制御することを特徴とする仮想空間スイッチ付きカー
オーディオ装置。 - 【請求項２】 それぞれ信号発生手段を備え、かつ、該
信号発生手段からそれぞれ発射される信号が遮られる点
までの距離を計測する第一及び第二の距離計測部と、前
記計測が可能な距離を複数に分割した各範囲において第
一及び第二の信号の遮られる順序及びその移行の速度に
対応したオーディオ機器の動作モードとを対比させたテ
ーブルを記憶した動作モード記憶部と、前記計測結果に
よる距離と第一及び第二の信号の遮られる順序及びその
移行の速度とにより前記動作モード記憶部から該当動作
モードを読み出してカーオーディオの動作モードを制御
する動作モード制御部とを備え、車両の車室内において
掌等で前記第一及び第二の信号を遮ることにより前記動
作モード制御部が信号が遮られた距離と第一及び第二の
信号の遮られる順序及びその移行の速度に応じた動作モ
ードを前記動作モード記憶部から読み出してカーオーデ
ィオの動作モードを制御することを特徴とする仮想空間
スイッチ付きカーオーディオ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35564092A JPH06186331A (ja) | 1992-12-18 | 1992-12-18 | 仮想空間スイッチ付きカーオーディオ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35564092A JPH06186331A (ja) | 1992-12-18 | 1992-12-18 | 仮想空間スイッチ付きカーオーディオ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06186331A true JPH06186331A (ja) | 1994-07-08 |
Family
ID=18445013
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35564092A Withdrawn JPH06186331A (ja) | 1992-12-18 | 1992-12-18 | 仮想空間スイッチ付きカーオーディオ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06186331A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1194942A (ja) * | 1997-09-17 | 1999-04-09 | Nissan Motor Co Ltd | 車両用追突警報装置 |
| FR2926661A1 (fr) * | 2008-01-18 | 2009-07-24 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Dispositif de controle de l'emission localisee de signaux audio dans une zone d'un habitacle de vehicule automobile |
-
1992
- 1992-12-18 JP JP35564092A patent/JPH06186331A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
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| FR2926661A1 (fr) * | 2008-01-18 | 2009-07-24 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Dispositif de controle de l'emission localisee de signaux audio dans une zone d'un habitacle de vehicule automobile |
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