JPH06186297A - プローブ移動方式基板検査装置 - Google Patents

プローブ移動方式基板検査装置

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JPH06186297A
JPH06186297A JP4275033A JP27503392A JPH06186297A JP H06186297 A JPH06186297 A JP H06186297A JP 4275033 A JP4275033 A JP 4275033A JP 27503392 A JP27503392 A JP 27503392A JP H06186297 A JPH06186297 A JP H06186297A
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JP
Japan
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probe
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board
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axis
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JP4275033A
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Isao Okano
勲 岡野
Takashi Horii
隆 堀井
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OKANO DENKI KK
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OKANO DENKI KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 基板上の所望の接触点に対して位置ずれを起
こすことなく常に安定した接触を図ることのできるプロ
ーブ移動方式基板検査装置を提供する。 【構成】 基板と電機的に接触するプローブを先端に備
える4つのヘッドを同一の高さレベルに設け、各々のヘ
ッドがX−Y軸に対して45°の角度に配向して等角度
間隔に設けられる。各ヘッドはX軸及びY軸について独
立して移動することができ、予め設定された座標データ
に基づいて駆動制御され、その先端プローブを検査基板
上の任意の接触点と接触させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプローブ移動方式基板検
査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】実装基板、ベアーボード、ハイブリッド
IC等を含む各種のプリント基板において、その配線状
態及び実装状態を検査するための検査装置として、近
年、プローブ移動方式による基板検査装置が開発されて
いる。
【0003】このプローブ移動方式基板検査装置は、複
数本のプローブを、装置上のX−Y軸に沿って移動可能
であると共に昇降可能に設け、検査すべきプリント基板
における点座標データに基づいて移動させることによ
り、プローブ先端を基板上の所望の接触点と電気的に接
触させて必要な検査を行うものである。
【0004】このような構成のプローブ移動方式基板検
査装置は、これまで一般に用いられてきたインサーキッ
トテスターと異なり、検査すべき基板の機種ごとに治具
を作成する必要がないため、インサーキットテスターに
代わって急速に普及してきている。
【0005】現在実用化されているプローブ移動方式基
板検査装置の一例が図5及び図6に概略的に示されてい
る。この装置は、X−Y軸に沿って各々独立して移動可
能な4つのプローブa〜dを配したものであるが、それ
ぞれのプローブ同士の干渉を防ぎながら、プローブによ
る接触点の死角領域を極小化するために、対向するそれ
ぞれ一対のプローブaとc及びbとdが高さ位置を変え
て設けられ、且つ、平面的にも隣接するプローブ間に所
定の角度が配され、更に、高さ位置の異なるプローブの
傾斜角度が互いに異なるものとされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来技
術による場合、プローブb、dに比べてより高い位置に
プローブa、cが設けられ、プローブの固定部と基板面
までの距離が長くなるため、これら高い位置のプローブ
a、cにおいて位置ずれを起こしやすかった。
【0007】また、座標データとして入力設定される接
触点は基板面上における点であるが、プローブが実際に
接触する点は表面実装部品の周囲のハンダ上となるた
め、高さ位置に若干の相違がある。この高さずれは、プ
ローブの傾斜角度が垂直に近い場合には殆ど問題となら
ないが、上記従来技術では、低い位置に設けられるプロ
ーブb、dの傾斜角度はかなり大きく設定されているた
め、基板上の座標データを正確に入力設定しても、プロ
ーブが実際に接触する点が所望の接触点から大きくずれ
てしまうことがあり、これら低い位置のプローブb、d
においても位置ずれを起こしやすいものであった。
【0008】更に、一般に基板上に部品を実装する場合
は横長状態(X軸と平行)に配置する場合と縦長状態
(Y軸と平行)に配置する場合とがあるが、縦長状態に
配置された実装部品を検査する場合、上記従来技術では
平面的に見た各プローブの傾斜角度がX軸を中心として
わずかに傾斜しているだけであるため、図7に示すよう
にスリップしてしまい、正確な検査が困難となる欠点も
あった。
【0009】このような位置ずれを伴う場合、その後の
位置修正作業が必要となり、検査効率を著しく低減させ
ていた。
【0010】
【課題を解決するための手段】従って、本発明は、上記
従来技術の問題点を解消し、常に安定した接触を図るこ
とができ、位置ずれを起こすことのない新規な構成のプ
ローブ移動方式基板検査装置を提供することを目的とす
る。
【0011】すなわち、本発明によるプローブ移動方式
基板検査装置は、検査基板との電気的接触を図るプロー
ブと、各プローブをそれぞれ昇降可能に保持するヘッド
と、各ヘッドをそれぞれX軸及びY軸について独立して
駆動する駆動手段と、各プローブが接触すべき検査基板
上の接触点の座標データに基づいて各駆動手段を制御す
る制御手段とからなるものにおいて、上記複数のヘッド
がすべて同一平面上を移動するように設けられ、しか
も、これらのヘッドがそれぞれ等角度間隔に設けられて
なることを特徴とする。
【0012】好ましくは、それぞれプローブを先端に備
える4つのヘッドがX−Y軸に対して45°の角度に配
向して設けられる。
【0013】
【作用】各ヘッドが同一高さレベルに設けられ、しかも
等角度間隔に設けられるため、いずれのプローブも同一
条件で基板と接触する。
【0014】
【実施例】図1は本発明によるプローブ移動方式基板検
査装置の一実施例を示す平面図であり、検査すべき基板
を載置する基板載置台30上において、4つのヘッド
1、2、3、4が、同一平面上をそれぞれX軸及びY軸
について独立して移動可能に、設けられている。
【0015】モータ5、6、7、8はそれぞれヘッド
1、2、3、4をX軸方向に移動させるためのものであ
り、モータ9、10、11、12はそれぞれヘッド1、
2、3、4をY軸方向に移動させるためのものである。
これらのヘッド移動機構は従来技術におけるものと同様
であり、本発明に固有のものでないので、その詳細の説
明は省略する。
【0016】各ヘッド1、2、3、4は、これらヘッド
移動機構により、他のヘッドを追い越さない限りにおい
て、自由にX−Y方向に移動することができる。
【0017】更に図2を参照して、各ヘッドは、X軸方
向に延長するアーム(ヘッド1についてのアーム13及
びヘッド2についてのアーム14のみが図示されてい
る)の先端に、45°の配向角度をもって取り付けられ
ている。
【0018】各ヘッドには上下機構を有するプローブが
取り付けられる。図3はヘッド1に対するプローブ15
の取付構造を示すが、他のヘッド2、3、4にも同様に
プローブが取り付けられている。
【0019】アーム13の先端に三角柱状の連結部材1
6が固着され、その先端に取付板17が常時は鉛直方向
に対して10°の傾斜をなすように枢支されている。取
付板17には、モータ18により上下方向に摺動可能な
プローブ取付体19が取り付けられ、その先端のプロー
ブ取付棒20に一対のベアリング21、21を介してプ
ローブ15が保持されている。
【0020】実際の使用に際しては、検査すべき基板上
のプローブとの接触点をカメラ等で確認しながら、その
座標データを定め、各接触点の座標データをプログラミ
ングして制御装置(図示せず)に入力設定し、この座標
データに基づいてヘッド移動機構(X軸モータ5、6、
7、8及びY軸モータ9、10、11、12)を駆動し
てヘッド1、2、3、4を移動させ、所定位置に到達し
た後にモータ18によりプローブ15を下降させて基板
上の接触点に接触させることによって検査を行う。
【0021】本実施例では、各ヘッドがX−Y軸に対し
て45°をなして配向し、その配向方向前方に更に10
°傾斜してプローブが取り付けられているため、プロー
ブ同士の干渉が極力排除され、基板上の死角領域も殆ど
存在しない。
【0022】このような構造の検査装置によれば、各ヘ
ッドの高さ位置が同一レベルであり、しかもX−Y軸に
対して45°の配向角度を持つため、どのプローブを用
いても同一条件の電気的接触を得ることができる。例え
ば、従来技術に関して図7を参照して既述した横長状態
の実装部品を検査する場合にも、図4に示されるように
スリップを生じさせない良好な接触を実現することがで
きる。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、各ヘッドの配置条件が
全く同一であって、いずれのプローブを使用しても完全
に同一条件での電気的接触を得ることができる。
【0024】従って、いかなる実装部品に対しても均一
な条件の下に安定した接触が得られ、位置ずれを起こす
ことがないので、従来必要とされていた位置修正作業も
不要となり、検査効率を大幅に向上させることが可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるプローブ移動方式基板検査装置の
一実施例を示す平面図である。
【図2】図1の装置に設けられる4つのヘッドのうちの
隣接する2つのヘッドを拡大して示す平面図である。
【図3】ヘッドとプローブとの取付構造を示すIII−III
方向矢視図である。
【図4】本発明によるプローブ移動方式基板検査装置を
用いた検査要領の一例を概念的に示す平面図である。
【図5】プローブ移動方式基板検査装置の従来例を概念
的に示す正面図である。
【図6】図5の従来例を概念的に示す平面図である。
【図7】図5及び図6の従来例による検査要領の一例を
概念的に示す図4と同様の平面図である。
【符号の説明】
1〜4 ヘッド 5〜8 X軸駆動モータ 9〜12 Y軸駆動モータ 13〜14 アーム 15 プローブ 16 連結部材 17 取付板 18 モータ 19 プローブ取付体 20 プローブ取付棒 21 ベアリング 30 基板載置台

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検査基板との電気的接触を図るプロー
    ブと、各プローブをそれぞれ昇降可能に保持するヘッド
    と、各ヘッドをそれぞれX軸及びY軸について独立して
    駆動する駆動手段と、各プローブが接触すべき検査基板
    上の接触点の座標データに基づいて各駆動手段を制御す
    る制御手段とからなるものにおいて、上記複数のヘッド
    がすべて同一平面上を移動するように設けられ、しか
    も、これらのヘッドがそれぞれ等角度間隔に設けられて
    なることを特徴とするプローブ移動方式基板検査装置。
  2. 【請求項2】 それぞれプローブを先端に備える4つ
    のヘッドがX−Y軸に対して45°の角度に配向して設
    けられることを特徴とする請求項1のプローブ移動方式
    基板検査装置。
JP4275033A 1992-09-18 1992-09-18 プローブ移動方式基板検査装置 Expired - Fee Related JPH0823572B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008309601A (ja) * 2007-06-14 2008-12-25 Yamaha Fine Technologies Co Ltd プリント基板の検査装置および検査方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04143677A (ja) * 1990-10-04 1992-05-18 Hioki Ee Corp 複数のx―yユニットを備えた装置のx―y座標整合装置並びにそのx―y座標整合装置用専用基板

Patent Citations (1)

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JPH04143677A (ja) * 1990-10-04 1992-05-18 Hioki Ee Corp 複数のx―yユニットを備えた装置のx―y座標整合装置並びにそのx―y座標整合装置用専用基板

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JPH0823572B2 (ja) 1996-03-06

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