JPH0618628U - ラジエータ吹返し防止装置 - Google Patents

ラジエータ吹返し防止装置

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JPH0618628U
JPH0618628U JP5959192U JP5959192U JPH0618628U JP H0618628 U JPH0618628 U JP H0618628U JP 5959192 U JP5959192 U JP 5959192U JP 5959192 U JP5959192 U JP 5959192U JP H0618628 U JPH0618628 U JP H0618628U
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JP
Japan
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radiator
clip
wirings
pipes
blowback
Prior art date
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Pending
Application number
JP5959192U
Other languages
English (en)
Inventor
敬博 吉原
Original Assignee
日野自動車工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日野自動車工業株式会社 filed Critical 日野自動車工業株式会社
Priority to JP5959192U priority Critical patent/JPH0618628U/ja
Publication of JPH0618628U publication Critical patent/JPH0618628U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 配管類や配線類の損傷を防止すると同時に、
配管類や配線類を支持する部分からの吹返しを完全に防
止させる。 【構成】 クリップ15の凹部11,12で配管類7や
配線類8を隙間なく保持させ、クリップ15をラジエー
タ2の側部に対して固定させ、ラジエータ2の側部に配
置されるラジエータ吹返し防止板18に形成した切欠部
19でクリップ15の外周を隙間なく包囲させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ラジエータ吹返し防止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図3に示すように、トラックなどの車両1には、前部にエンジンの冷却水を冷 却するためのラジエータ2が設けられており、図示しないファンによって外部の 空気をラジエータ2を通してエンジンルーム内部へ吸込ませることにより、ラジ エータ2内部を流れる冷却水と空気を熱交換させるようになっている。
【0003】 そして、ラジエータ2を通過して熱交換により暖められた空気(熱風)が、再 びラジエータ2へ通されてラジエータ2の冷却効果を低下させること(いわゆる 吹返し)を防止するため、図4に示すように、ラジエータ2の両側部には、エン ジンルームを画成している下方のフレーム3や上方のキャブ4や左右の騒音カバ ー5などとの間を塞ぐように、ゴム製のラジエータ吹返し防止板6が設けられて いる。
【0004】 又、エンジンルーム内に設けられる各種の配管類7や配線類8は、ラジエータ 吹返し防止板6に形成された大きめの貫通孔9を通され、これによって、ラジエ ータ吹返し防止板6と干渉を起して配管類7や配線類8が損傷を受けるのを防止 している。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のラジエータ吹返し防止装置には、以下のような問題 があった。
【0006】 即ち、ラジエータ吹返し防止板6の貫通孔9は、配管類7や配線類8との干渉 を避けるために、配管類7や配線類8に対して間隙10を有するよう設けられて いたので、エンジンルーム内の熱風が間隙10から外部へ洩れて再びラジエータ 2前面に回り、部分的に吹返しを引起していた。
【0007】 本考案は、上述の実情に鑑み、配管類や配線類の損傷を防止すると同時に、配 管類や配線類を支持する部分からの吹返しを完全に防止し得るようにしたラジエ ータ吹返し防止装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は、配管類7や配線類8を隙間なく保持可能な凹部11,12を有する クリップ15をラジエータ2の側部に対し装着固定し、且つ前記クリップ15の 外周を隙間なく包囲可能な切欠部19を形成したラジエータ吹返し防止板18を 備えたことを特徴とするラジエータ吹返し防止装置にかかるものである。
【0009】
【作用】
本考案の作用は以下の通りである。
【0010】 配管類7や配線類8をクリップ15で隙間なく挟持し、該クリップ15をボル ト17を用いてラジエータ2の側部に固定し、クリップ15をラジエータ吹返し 防止板18の切欠部19によって包囲させることにより、配管類7や配線類8を 支持する部分に間隙が生じなくなるので、部分的な吹返しが完全に防止される。
【0011】 しかも、配管類7や配線類8は、クリップ15により確実に挟持固定されてい るので、配管類7や配線類8が振動してラジエータ吹返し防止板18などと干渉 し、損傷を受けることが防止される。
【0012】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基いて説明する。
【0013】 図1・図2は、本考案の一実施例である。
【0014】 又、図中、図3・図4に示すものと同一の構成部分については同一の符号を付 すことによって説明を省略するものとし、以下、本考案に特有の構成についての み説明して行く。
【0015】 相対向面に配管類7や配線類8の形状に応じた凹部11,12を有する2個1 組の樹脂製のブロック片13,14を設け、該1組のブロック片13,14を組 合せて配管類7や配線類8を隙間なく挟持可能なクリップ15を形成する。
【0016】 該クリップ15に両ブロック片13,14を貫通するボルト孔16を形成し、 ボルト17などによりクリップ15をラジエータ2の側部に対して固定可能とす る(図1参照)。
【0017】 そして、ラジエータ2の側部に設けられるラジエータ吹返し防止板18に、ク リップ15の外周を隙間なく包囲可能な切欠部19を形成する。
【0018】 次に、作動について説明する。
【0019】 ラジエータ吹返し防止板18がラジエータ2を通って暖められた空気の吹返し を防止する過程については図3・図4と同様なので説明を省略する。
【0020】 本考案では、配管類7や配線類8をクリップ15で隙間なく挟持し、該クリッ プ15をボルト17を用いてラジエータ2の側部に固定し、クリップ15をラジ エータ吹返し防止板18の切欠部19によって包囲させることにより、配管類7 や配線類8を支持する部分に間隙が生じなくなるので、部分的な吹返しを完全に 防止することができる。
【0021】 しかも、配管類7や配線類8は、クリップ15により確実に挟持固定されてい るので、配管類7や配線類8が移動してラジエータ吹返し防止板18などと干渉 し、損傷を受けることが防止される。
【0022】 尚、本考案は、上述の実施例にのみ限定されるものではなく、本考案の要旨を 逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0023】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案のラジエータ吹返し防止装置によれば、配管類7 や配線類8を隙間なく保持可能な凹部11,12を有するクリップ15をラジエ ータ2の側部に対して固定し、ラジエータ2の側部に配置されるラジエータ吹返 し防止板18に形成した切欠部19で、クリップ15の外周を隙間なく包囲させ たので、配管類や配線類を支持する部分からの吹返しを完全に防止することがで きるという優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の概略正面断面図である。
【図2】図1に用いられるクリップの概略分解斜視図で
ある。
【図3】車両におけるラジエータの設置状態を示す概略
斜視図である。
【図4】従来例の概略正面断面図である。
【符号の説明】
2 ラジエータ 7 配管類 8 配線類 11,12 凹部 15 クリップ 18 ラジエータ吹返し防止板 19 切欠部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配管類7や配線類8を隙間なく保持可能
    な凹部11,12を有するクリップ15をラジエータ2
    の側部に対し装着固定し、且つ前記クリップ15の外周
    を隙間なく包囲可能な切欠部19を形成したラジエータ
    吹返し防止板18を備えたことを特徴とするラジエータ
    吹返し防止装置。
JP5959192U 1992-07-31 1992-07-31 ラジエータ吹返し防止装置 Pending JPH0618628U (ja)

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JP5959192U JPH0618628U (ja) 1992-07-31 1992-07-31 ラジエータ吹返し防止装置

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JPH0618628U true JPH0618628U (ja) 1994-03-11

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008044387A (ja) * 2006-08-10 2008-02-28 Nissan Diesel Motor Co Ltd ラジエータ温風巻込防止構造
JP2017087751A (ja) * 2015-11-02 2017-05-25 トヨタ自動車株式会社 車両のラジエータのシール構造
JP2021030924A (ja) * 2019-08-26 2021-03-01 三菱自動車工業株式会社 車両の前部構造

Cited By (3)

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