JPH06185874A - 熱処理ケース - Google Patents
熱処理ケースInfo
- Publication number
- JPH06185874A JPH06185874A JP33878492A JP33878492A JPH06185874A JP H06185874 A JPH06185874 A JP H06185874A JP 33878492 A JP33878492 A JP 33878492A JP 33878492 A JP33878492 A JP 33878492A JP H06185874 A JPH06185874 A JP H06185874A
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- JP
- Japan
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- heat treatment
- discharge port
- gas discharge
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Abstract
(57)【要約】
【目的】処理空間に均一なガスの雰囲気を形成すること
ができ、これにより各種熱処理の均一化を図る。 【構成】排気口13を通じて処理空間Sを排気すると同
時に、ガス放出口12aを通じて処理空間Sにガスを導
入し得るように構成する。そして、そのガス放出口12
aを末広ノズル状に成形し、ガスをそのガス放出口12
aにより加速して超音速流として処理空間Sに放出させ
る。
ができ、これにより各種熱処理の均一化を図る。 【構成】排気口13を通じて処理空間Sを排気すると同
時に、ガス放出口12aを通じて処理空間Sにガスを導
入し得るように構成する。そして、そのガス放出口12
aを末広ノズル状に成形し、ガスをそのガス放出口12
aにより加速して超音速流として処理空間Sに放出させ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、処理物にガスを接触さ
せながら熱処理を行う工程、例えば金属、セラミックス
の脱脂、焼結工程などに好適に利用される熱処理ケース
に関するものである。
せながら熱処理を行う工程、例えば金属、セラミックス
の脱脂、焼結工程などに好適に利用される熱処理ケース
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、処理物にガスを接触させながら
熱処理を行う工程の一つとして、粉末の射出成形体の脱
脂・焼結工程がある。このものは、金属、セラミック
ス、サーメット等の粉末に有機バインダーを混合し所要
形状に射出成形した所謂グリーン体と称される処理物を
炉内に配置し、その処理物を先ず加熱してバインダーを
揮散させるとともに、揮散したバインダーをキャリヤガ
スによって炉外に排出する脱脂工程を実施する。この脱
脂工程では多量のワックスベーパが発生し、単に処理物
を炉内に配置しただけでは炉内汚染を惹起するので、炉
内に処理ケースを配置し、その処理ケース内に前記処理
物を収容して処理を行うようにしているのが通例であ
る。すなわち、この処理ケースは、内部に閉成される処
理空間と、この処理空間に開口する排気口およびガス放
出口とを具備してなり、排気口を通じて処理空間を排気
するとともに、ガス放出口を通じて処理空間にキャリヤ
ガスを導入することで、処理物の外側から内側への定常
的なキャリヤガスの流れを生ぜしめ、これによりワック
スベーパの漏出を防止するようにしている。また、処理
物には比較的小物のものが多いため、炉内に配置する際
には熱処理ケース内に形成した複数の棚板上にそれらの
処理物を多数並べて配置する手法が採用されている。
熱処理を行う工程の一つとして、粉末の射出成形体の脱
脂・焼結工程がある。このものは、金属、セラミック
ス、サーメット等の粉末に有機バインダーを混合し所要
形状に射出成形した所謂グリーン体と称される処理物を
炉内に配置し、その処理物を先ず加熱してバインダーを
揮散させるとともに、揮散したバインダーをキャリヤガ
スによって炉外に排出する脱脂工程を実施する。この脱
脂工程では多量のワックスベーパが発生し、単に処理物
を炉内に配置しただけでは炉内汚染を惹起するので、炉
内に処理ケースを配置し、その処理ケース内に前記処理
物を収容して処理を行うようにしているのが通例であ
る。すなわち、この処理ケースは、内部に閉成される処
理空間と、この処理空間に開口する排気口およびガス放
出口とを具備してなり、排気口を通じて処理空間を排気
するとともに、ガス放出口を通じて処理空間にキャリヤ
ガスを導入することで、処理物の外側から内側への定常
的なキャリヤガスの流れを生ぜしめ、これによりワック
スベーパの漏出を防止するようにしている。また、処理
物には比較的小物のものが多いため、炉内に配置する際
には熱処理ケース内に形成した複数の棚板上にそれらの
処理物を多数並べて配置する手法が採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図4は従来
の処理ケースのガス放出口aを示しており、このものは
単にドリル加工により処理ケースの蓋Aに孔を穿孔した
だけの任意位置において孔径がほぼ等しい言わば直孔形
状をなしている。この場合、ガスはその放出口aにおい
て閉塞状態になり、流速が制限され、しかも加熱空間H
から処理空間S内に流入した以降、該処理空間S内を直
進するだけで流域の狭い流れとなる。そのため、処理空
間S内に均一なガスの雰囲気が形成され難く、処理空間
S内に配置される処理物に対する脱脂処理が不均一にな
り易いという問題がある。
の処理ケースのガス放出口aを示しており、このものは
単にドリル加工により処理ケースの蓋Aに孔を穿孔した
だけの任意位置において孔径がほぼ等しい言わば直孔形
状をなしている。この場合、ガスはその放出口aにおい
て閉塞状態になり、流速が制限され、しかも加熱空間H
から処理空間S内に流入した以降、該処理空間S内を直
進するだけで流域の狭い流れとなる。そのため、処理空
間S内に均一なガスの雰囲気が形成され難く、処理空間
S内に配置される処理物に対する脱脂処理が不均一にな
り易いという問題がある。
【0004】本発明は、このような課題に着目してなさ
れたものであって、処理空間に均一なガスの雰囲気を形
成することができ、これにより各種熱処理の均一化を図
った熱処理ケースを提供することを目的としている。
れたものであって、処理空間に均一なガスの雰囲気を形
成することができ、これにより各種熱処理の均一化を図
った熱処理ケースを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる目的を
達成するために、次のような構成を採用したものであ
る。
達成するために、次のような構成を採用したものであ
る。
【0006】すなわち、本発明に係る熱処理ケースは、
内部に閉成される処理空間と、この処理空間に開口する
排気口およびガス放出口とを具備してなり、排気口を通
じて処理空間を排気するとともに、ガス放出口を通じて
処理空間にガスを導入するようにしたものにおいて、前
記ガス放出口を末広ノズル状に成形し、ガスをそのガス
放出口により加速して超音速流として処理空間に放出し
得るようにしたことを特徴とする。
内部に閉成される処理空間と、この処理空間に開口する
排気口およびガス放出口とを具備してなり、排気口を通
じて処理空間を排気するとともに、ガス放出口を通じて
処理空間にガスを導入するようにしたものにおいて、前
記ガス放出口を末広ノズル状に成形し、ガスをそのガス
放出口により加速して超音速流として処理空間に放出し
得るようにしたことを特徴とする。
【0007】
【作用】このような構成により、熱処理ケースの内外に
適当な差圧を与えると、ガスがガス放出口を通過すると
きにその末広ノズル部において加速され、そのガスが超
音速流となって処理空間内に放出される。しかもそのと
きの流域はノズル形状に対応した広角なものとなる。そ
のため、この熱処理ケースは、処理空間内に高速で広範
囲なガスの雰囲気を形成することができ、その結果、熱
処理の均一化を図ることが可能になる。
適当な差圧を与えると、ガスがガス放出口を通過すると
きにその末広ノズル部において加速され、そのガスが超
音速流となって処理空間内に放出される。しかもそのと
きの流域はノズル形状に対応した広角なものとなる。そ
のため、この熱処理ケースは、処理空間内に高速で広範
囲なガスの雰囲気を形成することができ、その結果、熱
処理の均一化を図ることが可能になる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図1および図2
を参照して説明する。
を参照して説明する。
【0009】この熱処理ケース1が収容される炉2は、
例えば脱脂・焼結用のもので、本体部21aと蓋21b
とから成る炉胴21の内部に環状の断熱材22および円
盤状の断熱材23を配設し、それらの断熱材22、23
によって囲繞される内側の加熱空間Hに炉床24および
ヒータ25を配置している。一方、熱処理ケース1は、
両端が開口し前記炉床24上に載置されるケース本体1
1と、このケース本体11の両端に蓋着される扉12と
からなっており、この蓋12を前記円盤状の断熱材23
の内面に固着し、該断熱材23を炉外の扉開閉機構26
において進退ロッド26aを通じて進退可能に保持して
いる。すなわち、扉開閉機構26を作動させることによ
り、処理ケース1の扉12を断熱材23とともに進退付
勢し、前進位置において扉12をケース本体11に蓋着
し、内部に処理空間Sを閉成し得るようになっている。
また、前記処理ケース1の底板部に排気口13を開設
し、この排気口13を炉床24内に設けた流路24aを
介して炉外の排気手段3に接続するとともに、前記処理
ケース1の扉12に厚み方向に貫通する複数のガス放出
口12aを穿設し、さらに炉胴21の内側空間に給気手
段4を接続している。すなわち、排気手段3を作動させ
て処理ケース1内を排気するとともに、給気手段から例
えばN2 やArなどのキャリヤガスを供給したときに、
キャリヤガスを通気性のある断熱材22、23の肉厚内
や接合隙間を通じて加熱空間Hに流入させ、しかる後、
処理ケースS内の負圧によりガス放出口12aを介して
該処理空間S内に放出させ得るようになっている。
例えば脱脂・焼結用のもので、本体部21aと蓋21b
とから成る炉胴21の内部に環状の断熱材22および円
盤状の断熱材23を配設し、それらの断熱材22、23
によって囲繞される内側の加熱空間Hに炉床24および
ヒータ25を配置している。一方、熱処理ケース1は、
両端が開口し前記炉床24上に載置されるケース本体1
1と、このケース本体11の両端に蓋着される扉12と
からなっており、この蓋12を前記円盤状の断熱材23
の内面に固着し、該断熱材23を炉外の扉開閉機構26
において進退ロッド26aを通じて進退可能に保持して
いる。すなわち、扉開閉機構26を作動させることによ
り、処理ケース1の扉12を断熱材23とともに進退付
勢し、前進位置において扉12をケース本体11に蓋着
し、内部に処理空間Sを閉成し得るようになっている。
また、前記処理ケース1の底板部に排気口13を開設
し、この排気口13を炉床24内に設けた流路24aを
介して炉外の排気手段3に接続するとともに、前記処理
ケース1の扉12に厚み方向に貫通する複数のガス放出
口12aを穿設し、さらに炉胴21の内側空間に給気手
段4を接続している。すなわち、排気手段3を作動させ
て処理ケース1内を排気するとともに、給気手段から例
えばN2 やArなどのキャリヤガスを供給したときに、
キャリヤガスを通気性のある断熱材22、23の肉厚内
や接合隙間を通じて加熱空間Hに流入させ、しかる後、
処理ケースS内の負圧によりガス放出口12aを介して
該処理空間S内に放出させ得るようになっている。
【0010】このような構成において、本実施例は、前
記ガス放出口12aを図2に示すような末広ノズル状に
成形するとともに、炉を稼動させたときに熱処理ケース
1の内外に所定の差圧を与えるようにしている。具体的
には、ガス放出部12aののど部12a1 と末広部12
a2 の断面形状をガスの加速に適した所定の形状に成形
するとともに、前記排気手段3における排気量および前
記給気手段4における給気量を調節し、前記処理ケース
12の内側の処理空間Sの圧力が外側の加熱空間Hの圧
力に対して例えば1/10程度となるように保持するこ
とで、ガスをノズルののど部12a1 で臨界状態にし、
末広部12a2 で超音速にまで加速するようにしてい
る。
記ガス放出口12aを図2に示すような末広ノズル状に
成形するとともに、炉を稼動させたときに熱処理ケース
1の内外に所定の差圧を与えるようにしている。具体的
には、ガス放出部12aののど部12a1 と末広部12
a2 の断面形状をガスの加速に適した所定の形状に成形
するとともに、前記排気手段3における排気量および前
記給気手段4における給気量を調節し、前記処理ケース
12の内側の処理空間Sの圧力が外側の加熱空間Hの圧
力に対して例えば1/10程度となるように保持するこ
とで、ガスをノズルののど部12a1 で臨界状態にし、
末広部12a2 で超音速にまで加速するようにしてい
る。
【0011】次に、本実施例の一使用態様を作用効果と
ともに説明する。図1に示すような棚板4aおよび支柱
4bのみからなる自立性および開放性を有した棚4に複
数の処理物W(すなわちグリーン体)を配置し、その棚
4を熱処理ケース1内に収容する。このとき、各棚板4
a間の隙間がガス放出口12aに臨む部位に配設される
ようにしておく。そして、炉胴21の扉21bを閉め、
扉開閉機構26を作動させて熱処理ケース1の蓋12を
閉じた後、ヒータ25、排気手段3および給気手段4を
作動させて、脱脂処理を開始する。すると、給気手段4
から導入されたキャリヤガスは図中矢印に示すように断
熱材22、23を介して加熱空間Hに流入し、その後、
ガス放出口12aを通るときにその末広部12a2 にお
いて加速され、超音速のすべり流として処理空間S内に
放出される。しかも、そのときの流域は末広部12a2
の形状に対応して広角なものとなる。そして、処理物W
が配置された棚板4a間の隙間を高速で通過した後、中
央の排気口13を介して排気手段3により炉外に排出さ
れる。こうして、キャリヤガスと処理物間の熱伝達が高
率で行なわれると共に、処理物Wから出たワックスベー
パはそのキャリヤガスの流れに乗って炉外に排出され
る。
ともに説明する。図1に示すような棚板4aおよび支柱
4bのみからなる自立性および開放性を有した棚4に複
数の処理物W(すなわちグリーン体)を配置し、その棚
4を熱処理ケース1内に収容する。このとき、各棚板4
a間の隙間がガス放出口12aに臨む部位に配設される
ようにしておく。そして、炉胴21の扉21bを閉め、
扉開閉機構26を作動させて熱処理ケース1の蓋12を
閉じた後、ヒータ25、排気手段3および給気手段4を
作動させて、脱脂処理を開始する。すると、給気手段4
から導入されたキャリヤガスは図中矢印に示すように断
熱材22、23を介して加熱空間Hに流入し、その後、
ガス放出口12aを通るときにその末広部12a2 にお
いて加速され、超音速のすべり流として処理空間S内に
放出される。しかも、そのときの流域は末広部12a2
の形状に対応して広角なものとなる。そして、処理物W
が配置された棚板4a間の隙間を高速で通過した後、中
央の排気口13を介して排気手段3により炉外に排出さ
れる。こうして、キャリヤガスと処理物間の熱伝達が高
率で行なわれると共に、処理物Wから出たワックスベー
パはそのキャリヤガスの流れに乗って炉外に排出され
る。
【0012】以上のようにして、この熱処理ケース1
は、処理空間S内に高速で広範囲なキャリヤガスの雰囲
気を形成することができ、その結果、複数の処理物Wに
対して均一な脱脂処理を行うことが可能になる。
は、処理空間S内に高速で広範囲なキャリヤガスの雰囲
気を形成することができ、その結果、複数の処理物Wに
対して均一な脱脂処理を行うことが可能になる。
【0013】なお、各部の具体的な構成は図示例に限定
されるものではない。例えば、図3に示すように、処理
ケース101の内部に複数の棚板102を千鳥状に配置
し、ガス放出口103aからのガスをその棚板102間
に放出して蛇行形のガスの流れを形成してもよい。ま
た、図1の実施例では従来炉の処理ケース蓋を断熱材か
ら取り外して新たにガス放出口12aを穿設した蓋12
を取り付ける必要があるが、図3のものは既存の処理ケ
ース蓋104に孔104aを穿設するとともに、その蓋
104の内面にガス放出口103aを有した板材103
を貼着して、キャリヤガスを一旦孔104aを介して蓋
104と板材103の間に閉成される空間に流入させた
後、ガス放出口103aを介して処理ケース101内に
放出させるようにしたものであるため、従来炉の大幅な
改造をせずとも本発明を簡単に適用することが可能にな
る。その他、ガス放出口が設けられる場所や、ノズルの
具体的な断面形状なども、本発明の趣旨を逸脱しない範
囲で種々変形が可能である。
されるものではない。例えば、図3に示すように、処理
ケース101の内部に複数の棚板102を千鳥状に配置
し、ガス放出口103aからのガスをその棚板102間
に放出して蛇行形のガスの流れを形成してもよい。ま
た、図1の実施例では従来炉の処理ケース蓋を断熱材か
ら取り外して新たにガス放出口12aを穿設した蓋12
を取り付ける必要があるが、図3のものは既存の処理ケ
ース蓋104に孔104aを穿設するとともに、その蓋
104の内面にガス放出口103aを有した板材103
を貼着して、キャリヤガスを一旦孔104aを介して蓋
104と板材103の間に閉成される空間に流入させた
後、ガス放出口103aを介して処理ケース101内に
放出させるようにしたものであるため、従来炉の大幅な
改造をせずとも本発明を簡単に適用することが可能にな
る。その他、ガス放出口が設けられる場所や、ノズルの
具体的な断面形状なども、本発明の趣旨を逸脱しない範
囲で種々変形が可能である。
【0014】
【発明の効果】本発明に係る熱処理ケースは、処理空間
に開口するガス放出口を末広ノズル状に成形したため、
熱処理ケースの内外に適当な差圧を与えたときに、ガス
がガス放出口の末広ノズル部において加速され、超音速
流として処理空間内に放出される。しかもそのときの流
域はノズル形状に対応して広角なものとなる。そのた
め、この熱処理ケースは、処理空間内に高速で広範囲な
ガスの雰囲気を形成することができ、その結果、脱脂処
理などの熱処理の均一性を従来に比べて有効に向上させ
る効果を奏する。
に開口するガス放出口を末広ノズル状に成形したため、
熱処理ケースの内外に適当な差圧を与えたときに、ガス
がガス放出口の末広ノズル部において加速され、超音速
流として処理空間内に放出される。しかもそのときの流
域はノズル形状に対応して広角なものとなる。そのた
め、この熱処理ケースは、処理空間内に高速で広範囲な
ガスの雰囲気を形成することができ、その結果、脱脂処
理などの熱処理の均一性を従来に比べて有効に向上させ
る効果を奏する。
【図1】本発明の一実施例を示し、熱処理ケースを収容
した炉の全体縦断面図。
した炉の全体縦断面図。
【図2】図1における要部拡大図。
【図3】本発明の他の実施例を示す図1に対応した全体
縦断面図。
縦断面図。
【図4】従来例を示す図2に対応した図。
S…処理空間 1、101…熱処理ケース 12a、103a…ガス放出口 13…排気口
Claims (1)
- 【請求項1】内部に閉成される処理空間と、この処理空
間に開口する排気口およびガス放出口とを具備してな
り、排気口を通じて処理空間を排気するとともに、ガス
放出口を通じて処理空間にガスを導入するようにした熱
処理ケースにおいて、 前記ガス放出口を末広ノズル状に成形し、ガスをそのガ
ス放出口により加速して超音速流として処理空間に放出
し得るようにしたことを特徴とする熱処理ケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33878492A JPH06185874A (ja) | 1992-12-18 | 1992-12-18 | 熱処理ケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33878492A JPH06185874A (ja) | 1992-12-18 | 1992-12-18 | 熱処理ケース |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06185874A true JPH06185874A (ja) | 1994-07-08 |
Family
ID=18321441
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33878492A Pending JPH06185874A (ja) | 1992-12-18 | 1992-12-18 | 熱処理ケース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06185874A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104550970A (zh) * | 2014-12-31 | 2015-04-29 | 苏州米莫金属科技有限公司 | 气液两相脱脂炉以及脱脂工艺 |
CN106225486A (zh) * | 2016-09-21 | 2016-12-14 | 深圳市星特烁科技有限公司 | 草酸输送装置 |
CN114131017A (zh) * | 2021-12-09 | 2022-03-04 | 金川集团股份有限公司 | 一种微正压载气排蜡装置和排蜡方法 |
-
1992
- 1992-12-18 JP JP33878492A patent/JPH06185874A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104550970A (zh) * | 2014-12-31 | 2015-04-29 | 苏州米莫金属科技有限公司 | 气液两相脱脂炉以及脱脂工艺 |
CN106225486A (zh) * | 2016-09-21 | 2016-12-14 | 深圳市星特烁科技有限公司 | 草酸输送装置 |
CN114131017A (zh) * | 2021-12-09 | 2022-03-04 | 金川集团股份有限公司 | 一种微正压载气排蜡装置和排蜡方法 |
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