JPH06185577A - ベルト歯数測定器具 - Google Patents

ベルト歯数測定器具

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JPH06185577A
JPH06185577A JP33774292A JP33774292A JPH06185577A JP H06185577 A JPH06185577 A JP H06185577A JP 33774292 A JP33774292 A JP 33774292A JP 33774292 A JP33774292 A JP 33774292A JP H06185577 A JPH06185577 A JP H06185577A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
belt
teeth
measured
pair
master
Prior art date
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Pending
Application number
JP33774292A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Bashiyou
豊 芭蕉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH06185577A publication Critical patent/JPH06185577A/ja
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  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 被測定ベルトの歯数を容易且つ正確に測定す
る。 【構成】 被測定ベルト10の歯数を測定するベルト歯
数測定器具1を、把手2と、この把手2の一端面2aに
一対の軸3,3を介して回転自在に支持された一対のロ
ーラ4,4と、一対の軸3,3の端部に取付けられたス
トッパ板と、被測定ベルト10の歯10aに歯7aを噛
み合わせた状態で一対のローラ4,4の間を通す測定基
準用のマスターベルト7とで構成してある。このマスタ
ーベルト7の歯面と反対側の面に、歯数を文字で表示す
る目盛りを接着してある。これにより、マスターベルト
7と被測定ベルト10の歯面を噛み合わせて一対のロー
ラ4,4の間を通していくことで、マスターベルト7の
目盛りと比較測定して被測定ベルト10の歯数を±0の
高精度で測定できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ベルト歯数測定器具
に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、伝動用ベルトとして歯付きベル
トが知られている。この歯付きベルトを使用する場合に
は、その歯数を測定して目的の歯数を有する長さに切断
したベルトを使用している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来、
エンドレスタイプのベルトでない歯付きベルトを使用す
る場合には、作業者がベルトの歯数を目的に合った歯数
だけ数えて所定長さに切断して使用していたため、作業
性が悪かった。また、歯数を数えずにベルトの長さを測
定してベルトの長さより歯数を算出する方法が考えられ
るが、温度条件の違いにより誤差が出やすいし、ベルト
の長さが長い場合には測定方法も難しい。さらに、カウ
ンタ等でベルトの歯数を正確に数える方法も考えられる
が、高価で複雑な器具が必要である。
【0004】そこで、この発明は、容易且つ正確に被測
定ベルトの歯数を測定することができるベルト歯数測定
器具を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】被測定ベルトの歯数を測
定するベルト歯数測定器具であって、把手と、この把手
の一端面に一対の軸を介して回転自在に支持された一対
のローラと、上記一対の軸の端部に取付けられたストッ
パ部材と、上記被測定ベルトの歯に歯を噛み合わせた状
態で上記一対のローラの間を通す測定基準用のマスター
ベルトとを備えている。また、上記マスターベルトに歯
数を表示する目盛りを施したり、或は、マスターベルト
に歯数を表示する目盛りを切欠きで形成してある。
【0006】
【作用】被測定ベルトの歯数を測定する場合に、マスタ
ーベルトと被測定ベルトとの端を合わせて一対のローラ
の間を通すと、マスターベルトの歯と被測定ベルトの歯
が噛み合った状態が保たれ、マスターベルトの目盛りを
見れば被測定ベルトの歯数が簡単且つ正確に判る。
【0007】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面と共に詳述
する。
【0008】図1,2において、1はベルト歯数測定器
具であり、例えば伝動用に使用される被測定ベルト10
の歯10aの数を測定するものである。このベルト歯数
測定器具1は、金属製で丸棒状の把手(ハンドル)2
と、この把手2の一端面2aに所定間隔おいて圧入され
た一対の軸3,3と、この一対の軸3,3に回転自在に
支持された一対のローラ4,4と、上記一対の軸3,3
の各端部3aに各ネジ5により固定されたローラ抜け止
め用のストッパ板(ストッパ部材)6と、上記被測定ベ
ルト10の歯10aに歯7aを噛み合わせた状態で上記
一対のローラ4,4の間を通す測定基準用のマスターベ
ルト7とを備えている。
【0009】このマスターベルト7の歯面と反対の面に
は、歯7aの歯数を5歯毎に数字で表示する接着ラベル
状の目盛り8をそれぞれ接着してある。このマスターベ
ルト7の長さは被測定ベルト10の長さより長く形成し
てある。また、これら両ベルト7,10は同じ材質でそ
れぞれ形成してあり、温度条件の違いにより誤差を生じ
ないようになっている。さらに、上記一対のローラ4,
4の間隔は、両ベルト7,10を組み合わせた厚さより
少し広い間隔で設けられている。即ち、この一対のロー
ラ4,4の各外周面の隙間Hは、H′<H<H′+H″
の関係にあり、マスターベルト7の歯7aと被測定ベル
ト10の歯10aの噛み合いはズレ無いようになってい
る。尚、H′はマスターベルト7の歯7aと被測定ベル
ト10の歯10aを噛み合わせた状態の両ベルト7,1
0の厚みであり、H″はマスターベルト7の歯7aの高
さである。
【0010】以上実施例のベルト歯数測定器具1により
被測定ベルト10の歯10aの数を測定する場合に、ま
ず、マスターベルト7と被測定ベルト10の一端同士を
合わせてマスターベルト7の始めの歯7aと被測定ベル
ト10の始めの歯10aとを噛み合わせる。この状態で
マスターベルト7と被測定ベルト10とを一対のローラ
4,4の間に同時に通してやると、マスターベルト7の
歯7aと被測定ベルト10の歯10aとが被測定ベルト
10の終わりの歯10aまで噛み合った状態が保たれ
る。そして、この被測定ベルト10の終わりの歯10a
に対応するマスターベルト7の歯7aの目盛り8を読み
取ることにより、被測定ベルト10の歯数を容易且つ正
確に測定することができる。
【0011】このように、マスターベルト7の歯7aの
数と被測定ベルト10の歯10aの数との比較測定によ
り被測定ベルト10の歯数を計数するようにしたので、
精度が±0で被測定ベルト10の歯数を正確に測定する
ことができる。また、ベルト歯数測定器具1の構造が極
めて簡単であるので、安価に作ることができる。さら
に、マスターベルト7の端と被測定ベルト10の端を合
わせて一対のローラ4,4の間を通すだけでよいので、
被測定ベルト10の歯数の測定作業を極めて容易且つ短
時間で行うことができる。
【0012】尚、前記実施例によれば、接着ラベル状の
目盛り8をマスターベルト7の歯7a(山)に対向する
部分に接着することによりマスターベルト7の歯数を表
示したが、図4に示す他の態様のマスターベルト7′の
ように5歯毎に三角形状の切欠き9によりそれぞれ表示
するようにしてもよい。また、マスターベルト7及び
7′において歯数を5歯毎でなく1から順にそれぞれ表
示するようにしたり、歯と歯の谷に目盛りを施して歯の
谷で歯数を測定するようにしてもよい。
【0013】さらに、一対のローラ4,4の各外周面間
の隙間Hは、H′<H<H′+H″の関係があり、マス
ターベルト7の歯7aと被測定ベルト10の歯10aの
噛み合いはズレ無いようになっているが、一対のローラ
4,4の隙間Hの間隔を調整自在に構成して前記実施例
とは厚みの違う2種類以上の被測定ベルトの歯数をそれ
ぞれ測定できるようにしてもよい。また、マスターベル
ト7と被測定ベルト10を通す隙間Hは、H′<H<
H′+H″の関係であれば、一対のローラ4,4に限ら
れず、一対の軸などの間にマスターベルトと被測定ベル
トを通して被測定ベルトの歯数を測定するようにしても
よい。
【0014】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、被測
定ベルトの歯数を測定するベルト歯数測定器具であっ
て、把手と、この把手の一端面に一対の軸を介して回転
自在に支持された一対のローラと、上記一対の軸の端部
に取付けられたストッパ部材と、上記被測定ベルトの歯
に歯を噛み合わせた状態で上記一対のローラの間を通す
測定基準用のマスターベルトとを備えたので、被測定ベ
ルトの歯数を測定する場合に、マスターベルトの歯と被
測定ベルトの歯とを噛み合わせた状態で一対のローラの
間を通すだけの簡単な作業により、被測定ベルトの歯数
を正確に測定することができる。また、マスターベルト
に歯数を表示する目盛りを施したり、或は、マスターベ
ルトの歯数を表示する目盛りを切欠きで形成したので、
上記一対のローラの間にマスターベルトと被測定ベルト
を通していくことにより、該被測定ベルトの歯数を上記
マスターベルトの目盛りや切欠きと比較して容易に測定
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すベルト歯数測定器具
の測定状態を示す説明図。
【図2】上記ベルト歯数測定器具の一部を断面で示す正
面図。
【図3】(a)は上記ベルト歯数測定器具のマスターベ
ルトを歯面側から見た平面図、(b)は同マスターベル
トの側面図。
【図4】他の態様のマスターベルトを歯面側から見た平
面図。
【符号の説明】
1…ベルト歯数測定器具 2…把手 2a…一端面 3,3…一対の軸 4,4…一対のローラ 6…ストッパ板(ストッパ部材) 7,7′…マスターベルト 7a…歯 8…目盛り 9…切欠き 10…被測定ベルト 10a…歯

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定ベルトの歯数を測定するベルト歯
    数測定器具であって、把手と、この把手の一端面に一対
    の軸を介して回転自在に支持された一対のローラと、上
    記一対の軸の端部に取付けられたストッパ部材と、上記
    被測定ベルトの歯に歯を噛み合わせた状態で上記一対の
    ローラの間を通す測定基準用のマスターベルトとを備え
    たことを特徴とするベルト歯数測定器具。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のベルト歯数測定器具にお
    いて、上記マスターベルトに歯数を表示する目盛りを施
    したことを特徴とするベルト歯数測定器具。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のベルト歯数測定器具にお
    いて、上記マスターベルトに歯数を表示する目盛りを切
    欠きで形成したことを特徴とするベルト歯数測定器具。
JP33774292A 1992-12-18 1992-12-18 ベルト歯数測定器具 Pending JPH06185577A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33774292A JPH06185577A (ja) 1992-12-18 1992-12-18 ベルト歯数測定器具

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JP33774292A JPH06185577A (ja) 1992-12-18 1992-12-18 ベルト歯数測定器具

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JPH06185577A true JPH06185577A (ja) 1994-07-05

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ID=18311535

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JP33774292A Pending JPH06185577A (ja) 1992-12-18 1992-12-18 ベルト歯数測定器具

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JP (1) JPH06185577A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002166482A (ja) * 2000-11-30 2002-06-11 Mitsuboshi Belting Ltd 長尺無端歯付ベルトの製造装置及び歯数計数方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002166482A (ja) * 2000-11-30 2002-06-11 Mitsuboshi Belting Ltd 長尺無端歯付ベルトの製造装置及び歯数計数方法
JP4583585B2 (ja) * 2000-11-30 2010-11-17 三ツ星ベルト株式会社 長尺無端歯付ベルトの製造装置及び歯数計数方法

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