JPH06185260A - 出入口扉取付のための間仕切り開口補強装置 - Google Patents

出入口扉取付のための間仕切り開口補強装置

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JPH06185260A
JPH06185260A JP4354421A JP35442192A JPH06185260A JP H06185260 A JPH06185260 A JP H06185260A JP 4354421 A JP4354421 A JP 4354421A JP 35442192 A JP35442192 A JP 35442192A JP H06185260 A JPH06185260 A JP H06185260A
Authority
JP
Japan
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reinforcing
lintel
upper lintel
stud
horizontal
Prior art date
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Pending
Application number
JP4354421A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Suzuki
敏明 鈴木
Ryoichi Hatakeyama
良一 畠山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HATAKEYAMA KOGYO KK
Original Assignee
HATAKEYAMA KOGYO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 間仕切りにおける出入口扉の開口部の補強の
ために、補強用柱と補強用上部まぐさを溶接せずに精度
良く接続して成る補強装置を簡単に組付けることを目的
とする。 【構成】 上部ランナー4と下部ランナー5との間に設
けられた間柱6と、2つの補強用柱6a,10aと、水
平方向の補強用上部まぐさ11と、前補強用柱と水平方
向の補強用上部まぐさとを連結し、直角を出す接続手段
と、前記補強用柱と間柱を結合する結合手段とより構成
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、建築物に設けられた
部屋をしきる間仕切りの開口の補強装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】間仕切り等に扉を取付けるには、扉枠を
支える扉枠補強部材を間仕切りの扉の装着のための開口
に設けている。この扉枠補強部材は、現況では溶接して
組み立てて現場まで運ぶか、又は垂直の柱部材と、水平
の柱部材とを現場で溶接して組み立てていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】現場での溶接を行なう
場合には、溶接機などを運搬しなければならなかった
り、また溶接時に火花などが出ることから火災の危険も
あり、現場が可燃性部材がある場合や、塗装作業などの
時には特に危険であった。また溶接による直角出しの精
度もあまり良くなかった。
【0004】そこで、この発明は、間仕切りの扉の装着
のための開口の補強を確実に精度良く、且つ溶接なくし
て組立することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の出入口扉取付
のための間仕切り開口補強装置は、上部ランナーと下部
ランナーとの間に設けられた間柱と、2つの補強用柱
と、水平方向の補強用上部まぐさと、前記補強用柱と水
平方向の補強用上部まぐさとを連結し、直角を出す接続
手段と、前記補強用柱と間柱を結合する結合手段とより
成ることにある。
【0006】また接続手段としては、補強用柱に形成の
穴に挿入され且つねじ用の孔を有する垂直片と、この垂
直片に接続され、補強用上部まぐさに端部から挿入さ
れ、且つ該補強用上部まぐさに係合されると共に、該補
強用上部まぐさを挾む挾持板をねじにより固着する水平
片を持つ接続金具とより成ることにある。
【0007】また同じく、接続手段として、補強用柱と
補強用上部まぐさの両端部に挿入可能な水平部と垂直部
とを有する直角状の接続金具とより成ることにある。
【0008】
【作用】したがって、2つの補強用柱間に補強用上部ま
ぐさが接続手段で直角に接続することができ、しかも溶
接せずに精度良くだせ、しかも端と端とで接続する場合
でも、また補強用柱の中間と補強用上部まぐさの端とで
の接続する場合での接続も簡単である。
【0009】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面にもとずいて
説明する。
【0010】図1は、この発明に係る間仕切り開口補強
装置例が示され、建築物に設けられた部屋を仕切る間仕
切り1に設けられた開口2に取付られた補強装置3は、
次のように組付けられる。即ち、天井及び床面に描かれ
た間仕切真墨上に添って、上下部のランナー4,5が固
定され、このランナー4,5に多数の間柱6が鉛直に取
付られる。この間柱6の固定方法は図2に示すように、
間柱固定クリップ7を用い、各間柱6の両端からクリッ
プ7の突部を嵌入すると共に、取付片を上下部ランナー
4,5に建設用鋲打鉄砲によって鋲8で固定し、もって
間柱6を固定する。間仕切り1の所定の位置の出入口が
設けられる場合には、図1,図2にも示すように、補強
用間柱6a,6bが所定置に描かれた出入口位置墨の所
に合せて一方を固定し他方を仮固定する。固定は前述の
間柱固定クリップ7による。
【0011】補強柱10a,10bは、扉枠がその内側
に配されるもので、Cチャンネル状の部材で、前記間柱
6a,6bに添って配され、下記する結合手段で結合さ
れる。この両補強用柱10a,10b間には、下記する
ように補強用上部まぐさ11が取付られている。この補
強用柱10a,10bと補強用上部まぐさ11との具体
的取付例が図3、図4、図5に示されている。即ち、補
強用柱10a,10bの適所(扉の寸法はほぼ定まって
いるのでその位置も特定できる。)には、横方向に広が
る長方形の穴12が開口されると共に、その下方にねじ
挿通用の孔13が穿たれている。また、該補強用柱10
a,10bの適宜で複数個の前記間柱6a,6bに固着
するためのねじ挿通用の孔14が、特に図5、図6に示
すように、縦方向2ケ所を切り欠いた上に、その部分を
裏面方向へ押圧してへこました部位15に形成されてい
る。
【0012】補強用上部まぐさ11は、特に図3、図5
に示すごとく、Cチャンネル状の部材で、開口側を上方
に向けて配され、この補強用上部まぐさ11の端から適
宜な距離を持って短手方向に係合溝16,16が形成さ
れている。
【0013】接続金具18は、特に図3、図5に示すよ
うに、ほぼL形をなし、垂直部19と水平部20とを具
備し、垂直部19には、その上方が図3、図5に示すよ
うに、水平に曲げられて、前記補強用柱に形成の穴12
に挿入する挿入部19aが形成され、また垂直部19に
ねじ22が挿入されるねじ用の孔21が穿たれている。
23は、ねじ22に螺合するナットである。
【0014】また、水平部20は、その横巾laが前記
補強用上部まぐさ11の横方向巾lbよりも厚み分短く
構成され、従って、該補強用上部まぐさ11の端から挿
入出来るようになっており、その端に上方に向けて折曲
された係止部20aが形成されている。また、水平部2
0の中心にねじ24が挿入されるねじ用の孔25が穿た
れている。26はねじ24に螺合するナットである。
【0015】挾持板27は、前記補強用上部まぐさ11
の横巾lbの巾を有する長方形の板で、中心に孔28を
有している。
【0016】上述の構成において、間仕切り開口補強装
置を組立るには、まず工事現場まで部品として運び、そ
れから、補強用上部まぐさ11の両端に接合金具18の
水平部20を挿入する。そしてその先端の係止部20a
を補強用上部まぐさ11の係合溝16,16に係合させ
る。その後に、挾持板27を補強用上部まぐさ11上に
載置する。そして、更にねじ24を孔28を介して孔2
5に入れ、その先端にナット26を螺合させる。このね
じ24を回すことで挾持板27により、接続金具18は
補強用上部まぐさ11に固着される。
【0017】この補強用上部まぐさ11は、接続金具1
8の垂直部19の挿入部19aを補強用柱10a,10
bの穴12内に入れる。そしてねじ22を孔21を介し
て孔13に入れその先端をナット23に螺合させる。こ
のナット23を回すことで接続金具18を補強用柱10
a,10bに固着され、補強用上部まぐさ11と補強用
柱10a,10bとは、確実に且つ直角に結合されるこ
とになる。
【0018】その後に、補強用柱10a,10bを補強
用間柱6a,6bに固着するために、ボルト30を孔1
4を介して間柱10a,10bにねじ込む。これにより
補強用柱10a,10bと共に補強用上部まぐさ11を
間柱6a,6bに固着される。このように取付が完了し
たら、間柱6bを固定用クリップ7に鋲8を打ち込むこ
とで固定する。
【0019】そして、まぐさ上部間柱32は、まぐさ上
部間柱用クリップ33とクリップ7にて補強用まぐさ1
1と上部ランナー4間に設けられるものである。
【0020】そして、床面の施行の完了や間仕切り1に
ボードやクロスが張られて完了後に、補強装置3内に扉
枠が取付られ、そして扉枠に額ぶちが取付られ、更に扉
が装着されるものである。
【0021】図7、図8、図9にあって、この発明の他
の実施例が示されている。この実施例では補強装置3の
補強用柱10a,10bが所定の寸法で切断されている
場合にあって、端にて補強用上部まぐさ11と接続する
例が示されている。即ち、垂直挿入部35と水平挿入部
36とが90度の角度を持って接続された接続金具37
は、金属性板をコ字形に折り曲げて製造されており、水
平挿入部36の一部を切り起こして垂直挿入部35に平
行にした取付部38を有し、この取付部には取付孔39
を設けて、ねじ40にて補強用間柱6a,6bに取付ら
れる。
【0022】上述の構成において、組立てるには、補強
用柱10a,10bの端と補強用上部まぐさ11との端
にそれぞれ前記接続金具37の垂直挿入部35と水平挿
入部36を挿入する。これにより補強用柱10a,10
bと補強用上部まぐさ11とは直角に接続され、門型の
構成となる。その後補強用柱10a,10bをねじ30
で補強用間柱6a,6bに固定すると同時に、取付部3
8とねじ40をねじ込んで固定する。これにより補強装
置3が固定される。この実施例では、補強用柱10aと
補強用上部まぐさ11との端部同志の接続の際に利用さ
れるものである。その他は前記実施例と同一であるの
で、同一部分には同一の番号を付して説明を省略した。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、2つの補強用柱間に補強用上部まぐさとが接続手段
で直角に接続することができ、しかも溶接せずに精度良
くだせ、しかも、補強用柱の端と補強用上部まぐさの端
とで接続する場合でも、また補強用柱の中間と補強用上
部まぐさの端とで接続する場合での接続も簡単である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す正面図である。
【図2】同上の分解斜視図である。
【図3】補強用柱と補強用上部まぐさとの接続状態を表
わす斜視図である。
【図4】同上A−A線断面図である。
【図5】補強用柱と補強用上部まぐさと接続金具との関
係を示す分解斜視図である。
【図6】補強用柱と補強用間柱との接合を示す図であ
る。
【図7】この発明の他の実施例を示す正面図である。
【図8】補強用柱と補強用上部まぐさとの接続状態を表
わす斜視図である。
【図9】接続金具の斜視図である。
【符号の説明】
1 間仕切り 4 上部ランナー 5 下部ランナー 6 間柱 6a,6b 補強用間柱 10a,10b 補強用柱 11 補強用上部まぐさ 12 長方形の穴 16 係合溝 18 接続金具 19 垂直部 20 水平部 19a 挿入部 20a 係止部 22 ねじ 24 ねじ 27 挾持板 35 垂直挿入部 36 水平挿入部 37 接続金具 38 取付部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部ランナーと下部ランナーとの間に設
    けられた間柱と、 2つの補強用柱と、 水平方向の補強用上部まぐさと、 前記補強用柱と水平方向の補強用上部まぐさとを連結
    し、直角を出す接続手段と、 前記補強用柱と間柱を結合する結合手段とより成る出入
    口扉取付のための間仕切り開口補強装置。
  2. 【請求項2】 接続手段として、補強用柱に形成の穴に
    挿入され且つねじ用の孔を有する垂直片と、この垂直片
    に接続され、補強用上部まぐさに端部から挿入され、且
    つ該補強用上部まぐさに係合されると共に、該補強用上
    部まぐさを挾む挾持板をねじにより固着する水平片を持
    つ接続金具とより成る請求項1記載の出入口扉取付のた
    めの間仕切り開口補強装置。
  3. 【請求項3】 接続手段として、補強用柱と補強用上部
    まぐさの両端部に挿入可能な水平部と垂直部とを有する
    直角状の接続金具とより成る請求項1記載の出入口扉取
    付のための間仕切り開口補強装置。
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