JPH06184053A - ポリエステルからモノマーテレフタル酸ジエステル及びモノマーテレフタル酸ジオールを調製する方法 - Google Patents
ポリエステルからモノマーテレフタル酸ジエステル及びモノマーテレフタル酸ジオールを調製する方法Info
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- JPH06184053A JPH06184053A JP5204199A JP20419993A JPH06184053A JP H06184053 A JPH06184053 A JP H06184053A JP 5204199 A JP5204199 A JP 5204199A JP 20419993 A JP20419993 A JP 20419993A JP H06184053 A JPH06184053 A JP H06184053A
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- C08G63/183—Terephthalic acids
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 ポリエステルからテレフタル酸ジエステル及
びテレフタル酸ジオールを調製する方法を提供する。 【構成】 ポリエステルのためのエステル交換触媒の存
在下、且つエステルの存在下、ポリエステルを解重合さ
せ、次にその反応混合物を、一価アルコールと反応させ
ることによってエステル交換させて、テレフタル酸ジエ
ステルを得る。 【効果】 ポリエステルの出発成分を、穏やかな条件下
で且つ迅速に回収することができる。
びテレフタル酸ジオールを調製する方法を提供する。 【構成】 ポリエステルのためのエステル交換触媒の存
在下、且つエステルの存在下、ポリエステルを解重合さ
せ、次にその反応混合物を、一価アルコールと反応させ
ることによってエステル交換させて、テレフタル酸ジエ
ステルを得る。 【効果】 ポリエステルの出発成分を、穏やかな条件下
で且つ迅速に回収することができる。
Description
【0001】本発明は、ポリエステル廃棄物から、テレ
フタル酸ジエステル及びテレフタル酸ジオールを調製す
る新規な方法に関するものである。ポリエチレンテレフ
タレート(以下、PET)に加えて、他のポリエステル
も市販されている。本明細書においては、「ポリエステ
ル」という用語は、その酸成分が少なくとも幾つかのテ
レフタル酸単位を含むポリエステルを指している。
フタル酸ジエステル及びテレフタル酸ジオールを調製す
る新規な方法に関するものである。ポリエチレンテレフ
タレート(以下、PET)に加えて、他のポリエステル
も市販されている。本明細書においては、「ポリエステ
ル」という用語は、その酸成分が少なくとも幾つかのテ
レフタル酸単位を含むポリエステルを指している。
【0002】現在、年間に全世界で製造される PET
約1600万トンの内、化学的に再利用されているの
は、ほんのわずかである。それに反して、ポリエステル
は、廃棄物処理において、その大部分を占めている。使
用後に、ポリエステルをポリマーとして再利用すること
は、限定された程度までは可能であり、低品質用途に比
較的少量を用いることができる(「下降サイクリン
グ」)。
約1600万トンの内、化学的に再利用されているの
は、ほんのわずかである。それに反して、ポリエステル
は、廃棄物処理において、その大部分を占めている。使
用後に、ポリエステルをポリマーとして再利用すること
は、限定された程度までは可能であり、低品質用途に比
較的少量を用いることができる(「下降サイクリン
グ」)。
【0003】ポリエステルから単離されたモノマーを、
精製後に、従来の原料と同じ様式で用いることができる
ように、ポリエステルを化学的に分解する適当な方法に
対する需要が存在している(「上昇サイクリング」)。
精製後に、従来の原料と同じ様式で用いることができる
ように、ポリエステルを化学的に分解する適当な方法に
対する需要が存在している(「上昇サイクリング」)。
【0004】原則的には、ポリエステルを転化させて、
テレフタル酸、又はテレフタル酸のジエステル、例えば
テレフタル酸ジメチル(以下、DMT)にすることがで
きる。テレフタル酸に関しては、その全溶液を濾過する
ことは、処理量が多量であることからして極めて技術的
に複雑となるので、再結晶及び/又は吸着によってのみ
精製することができる。従って、低溶解性不純物を、テ
レフタル酸から必要な程度まで除去することは不可能な
ので、製造されるテレフタル酸の実用性は制限される。
DMT に関しては、再結晶も蒸留もすることができる
ので、たとえ PET から製造されたとしても、高品質
な重縮合方法に必要な純度まで調節することができる。
DMT を経由するポリエステルの再利用は、精製がよ
り有利に実行され、テレフタル酸を経由する再利用に比
べて優っているので、連続的に稼働し、可能な限り最も
穏やかな条件下で大量のポリエステルを転化させること
ができる経済的方法が求められて来た。
テレフタル酸、又はテレフタル酸のジエステル、例えば
テレフタル酸ジメチル(以下、DMT)にすることがで
きる。テレフタル酸に関しては、その全溶液を濾過する
ことは、処理量が多量であることからして極めて技術的
に複雑となるので、再結晶及び/又は吸着によってのみ
精製することができる。従って、低溶解性不純物を、テ
レフタル酸から必要な程度まで除去することは不可能な
ので、製造されるテレフタル酸の実用性は制限される。
DMT に関しては、再結晶も蒸留もすることができる
ので、たとえ PET から製造されたとしても、高品質
な重縮合方法に必要な純度まで調節することができる。
DMT を経由するポリエステルの再利用は、精製がよ
り有利に実行され、テレフタル酸を経由する再利用に比
べて優っているので、連続的に稼働し、可能な限り最も
穏やかな条件下で大量のポリエステルを転化させること
ができる経済的方法が求められて来た。
【0005】温度100 − 300℃、圧力 150 at
m 以下で、メタノールを用いてポリエステルを分解し、
DMT にすることができる、ことは知られている(米
国特許第3,776,945号)。この方法には、反応
時間が長く、高い圧力を用いなければならない、という
短所がある。前記の問題は、蒸気(米国特許第3,32
1,510号)及びエステル交換触媒の双方を用いるこ
とによって(米国特許第3,037,050号)多少と
も克服することができる。
m 以下で、メタノールを用いてポリエステルを分解し、
DMT にすることができる、ことは知られている(米
国特許第3,776,945号)。この方法には、反応
時間が長く、高い圧力を用いなければならない、という
短所がある。前記の問題は、蒸気(米国特許第3,32
1,510号)及びエステル交換触媒の双方を用いるこ
とによって(米国特許第3,037,050号)多少と
も克服することができる。
【0006】独国特許公開第1,003,714号に
は、メタノール及びエステル交換触媒を用いてポリエス
テルを分解して DMT にする反応は、DMT が存在
することによって大きく加速される、ことが記載されて
いる。同様に、米国特許第5,051,528号には、
エステル交換触媒の存在下、メタノールによってPET
を DMT へと転化させる反応は、PET をオリゴマ
ーに加え且つ同時に該混合物を臨界超過メタノール蒸気
で処理することによって加速される、ことが記載されて
いる。反応は、蒸留によって DMT、グリコール、及
び過剰のメタノールを除去するような様式で行われる。
従って、PET 中の不揮発性成分は、反応器中に蓄積
する。反応を連続して行う場合、大量のパージ流は不可
欠である。
は、メタノール及びエステル交換触媒を用いてポリエス
テルを分解して DMT にする反応は、DMT が存在
することによって大きく加速される、ことが記載されて
いる。同様に、米国特許第5,051,528号には、
エステル交換触媒の存在下、メタノールによってPET
を DMT へと転化させる反応は、PET をオリゴマ
ーに加え且つ同時に該混合物を臨界超過メタノール蒸気
で処理することによって加速される、ことが記載されて
いる。反応は、蒸留によって DMT、グリコール、及
び過剰のメタノールを除去するような様式で行われる。
従って、PET 中の不揮発性成分は、反応器中に蓄積
する。反応を連続して行う場合、大量のパージ流は不可
欠である。
【0007】従って、ポリエステルから酸成分及びアル
コール成分を回収するための従来方法には、複雑なプロ
セス処置を利用することが含まれている。故に、米国特
許第5,051,528号は、反応を連続的に行わなけ
ればならない場合は、固体PET を臨界超過メタノー
ルを含む加圧反応器の中に投入しなければならない、こ
とを記載している。独国特許公開第1,003,714
号に従うと、連続手順は不可能である。
コール成分を回収するための従来方法には、複雑なプロ
セス処置を利用することが含まれている。故に、米国特
許第5,051,528号は、反応を連続的に行わなけ
ればならない場合は、固体PET を臨界超過メタノー
ルを含む加圧反応器の中に投入しなければならない、こ
とを記載している。独国特許公開第1,003,714
号に従うと、連続手順は不可能である。
【0008】前記二方法の共通点は、PET の分解
を、DMT 又はオリゴマーの存在下で、メタノールを
用いて行う、という点である。
を、DMT 又はオリゴマーの存在下で、メタノールを
用いて行う、という点である。
【0009】前述の従来方法を基礎として、上記方法の
問題を回避しながら、可能な限り穏やかな条件下で、大
量のポリエステルを、テレフタル酸ジエステル及びテレ
フタル酸ジオールへと、特に DMT 及びエチレニング
リコールへと迅速に転化させることができ、且つ特に都
合良く連続して稼働させることができる方法を開発する
ことは本発明の目的であった。
問題を回避しながら、可能な限り穏やかな条件下で、大
量のポリエステルを、テレフタル酸ジエステル及びテレ
フタル酸ジオールへと、特に DMT 及びエチレニング
リコールへと迅速に転化させることができ、且つ特に都
合良く連続して稼働させることができる方法を開発する
ことは本発明の目的であった。
【0010】驚くべきことに、エステル交換触媒の存在
下で、一価アルコールのエステルを用いて、ポリエステ
ルを解重合させることができる、ことを見出した。該解
重合は、好ましくは、大気圧で行う。例えば、芳香族化
合物を基準として、1:1の化学量論で DMT と P
ET を用いた場合、本方法によって、ジテレフタル酸
ジメチルエチレン(以下、DMEDT)が得られる。例
えば、PET に比べて化学量論量未満の DMT を用
いる場合は、メトキシカルボニル末端基を含むオリゴマ
ーが得られる。オリゴマー及び DMEDT は、メタノ
ールとのエステル交換平衡においてエステル交換され
て、DMT を与えることができる。又、解重合工程
は、エステル交換触媒の存在によって、大きく促進され
る、ことを見出した。ポリマーとエステルとの間の反応
をエステル交換触媒の存在下で行う場合は、該反応は、
大気圧下でも行うことができ、且つ予定反応温度に従っ
て、該反応は、数分で完了することができる。ポリマー
分解とエステル交換の2つの反応を分離させることによ
って、簡便な技術を用いる連続法を開発することができ
る。
下で、一価アルコールのエステルを用いて、ポリエステ
ルを解重合させることができる、ことを見出した。該解
重合は、好ましくは、大気圧で行う。例えば、芳香族化
合物を基準として、1:1の化学量論で DMT と P
ET を用いた場合、本方法によって、ジテレフタル酸
ジメチルエチレン(以下、DMEDT)が得られる。例
えば、PET に比べて化学量論量未満の DMT を用
いる場合は、メトキシカルボニル末端基を含むオリゴマ
ーが得られる。オリゴマー及び DMEDT は、メタノ
ールとのエステル交換平衡においてエステル交換され
て、DMT を与えることができる。又、解重合工程
は、エステル交換触媒の存在によって、大きく促進され
る、ことを見出した。ポリマーとエステルとの間の反応
をエステル交換触媒の存在下で行う場合は、該反応は、
大気圧下でも行うことができ、且つ予定反応温度に従っ
て、該反応は、数分で完了することができる。ポリマー
分解とエステル交換の2つの反応を分離させることによ
って、簡便な技術を用いる連続法を開発することができ
る。
【0011】従って、本発明は、エステル交換触媒の存
在下で一価アルコールのエステルを用いてポリエステル
を解重合させ、次に一価アルコールを用いてデポリマー
(depolymer)をエステル交換させることによって、モ
ノマーテレフタル酸ジエステル及びモノマーテレフタル
酸ジオールを調製する二段法に関するものである。
在下で一価アルコールのエステルを用いてポリエステル
を解重合させ、次に一価アルコールを用いてデポリマー
(depolymer)をエステル交換させることによって、モ
ノマーテレフタル酸ジエステル及びモノマーテレフタル
酸ジオールを調製する二段法に関するものである。
【0012】本発明に従う方法を実行するためには、エ
ステル交換触媒の存在下で、好ましくは大気圧におい
て、PET グラニュールを、例えば DMT 溶融液中
に投入し;付着水(adhering water)の大部分を蒸発さ
せる。エステル交換触媒は、PET グラニュールから
生成させることができ、及び/又はそこに加えることが
できる。該グラニュールは、分解しながら溶解して、ポ
ンプ可能な溶融液を与える。該溶融液をエステル交換反
応器に供給し、該容器の底部にメタノールガスを導入す
る。過剰のメタノール及び生成したエチレンを反応器の
上部から取出し、PET からの DMT 及び不純物を
底部から取出す。その底部生成物(bottomproduct)を
蒸留して更に精製する。上部生成物(top product)
は、蒸留して成分に分離させる。
ステル交換触媒の存在下で、好ましくは大気圧におい
て、PET グラニュールを、例えば DMT 溶融液中
に投入し;付着水(adhering water)の大部分を蒸発さ
せる。エステル交換触媒は、PET グラニュールから
生成させることができ、及び/又はそこに加えることが
できる。該グラニュールは、分解しながら溶解して、ポ
ンプ可能な溶融液を与える。該溶融液をエステル交換反
応器に供給し、該容器の底部にメタノールガスを導入す
る。過剰のメタノール及び生成したエチレンを反応器の
上部から取出し、PET からの DMT 及び不純物を
底部から取出す。その底部生成物(bottomproduct)を
蒸留して更に精製する。上部生成物(top product)
は、蒸留して成分に分離させる。
【0013】本方法の実質的な利点は、解重合中に投入
した水の大部分を蒸発させる、という点にある。部分的
加水分解は、メタノールの遊離と共に起こる。生成した
酸は、水の生成を伴うエステル交換工程において、再エ
ステル化させる。対照的に、米国特許第5,051,5
28号の一段法においては、PET グラニュールと共
に投入された全ての水は、メタノール/グリコール混合
物を形成するので、蒸留によって除去しなければならな
い。出発原料として、任意のテレフタル酸含有ポリエス
テル、即ち酸成分としてテレフタル酸を含むホモポリエ
ステル又はコポリエステルを用いることができる。好ま
しい例としては、ポリブチレンテレフタレートがあり、
特に好ましい例としては、ポリエチレンテレフタレート
がある。コポリエステルの例としては、テレフタル酸及
びエチレングリコールに加えて酸成分として例えばアジ
ピン酸又はセバシン酸のような脂肪族ジカルボン酸を含
む、及び/又はアルコール成分として例えばジエチレン
グリコール又はブチレングリコールのような脂肪族ジオ
ールを含むコポリエチレンテレフタレートがある。
した水の大部分を蒸発させる、という点にある。部分的
加水分解は、メタノールの遊離と共に起こる。生成した
酸は、水の生成を伴うエステル交換工程において、再エ
ステル化させる。対照的に、米国特許第5,051,5
28号の一段法においては、PET グラニュールと共
に投入された全ての水は、メタノール/グリコール混合
物を形成するので、蒸留によって除去しなければならな
い。出発原料として、任意のテレフタル酸含有ポリエス
テル、即ち酸成分としてテレフタル酸を含むホモポリエ
ステル又はコポリエステルを用いることができる。好ま
しい例としては、ポリブチレンテレフタレートがあり、
特に好ましい例としては、ポリエチレンテレフタレート
がある。コポリエステルの例としては、テレフタル酸及
びエチレングリコールに加えて酸成分として例えばアジ
ピン酸又はセバシン酸のような脂肪族ジカルボン酸を含
む、及び/又はアルコール成分として例えばジエチレン
グリコール又はブチレングリコールのような脂肪族ジオ
ールを含むコポリエチレンテレフタレートがある。
【0014】解重合工程で用いられるエステルは、芳香
族ジカルボン酸の、好ましくはアルキルエステルであ
り、特に好ましくはジアルキルエステルである。
族ジカルボン酸の、好ましくはアルキルエステルであ
り、特に好ましくはジアルキルエステルである。
【0015】アルキルエステルの例としては、脂肪酸、
脂環式酸(cycloaliphatic acids)、芳香脂肪酸(aral
iphatic acids)、又は特に芳香族酸又はジカルボン酸
のアルキルエステルがある。好ましくは、1 − 6個の
炭素原子を有するアルキル基を含むエステルであり、特
に好ましくはエチルエステルであり、極めて好ましくは
メチルエステルである。
脂環式酸(cycloaliphatic acids)、芳香脂肪酸(aral
iphatic acids)、又は特に芳香族酸又はジカルボン酸
のアルキルエステルがある。好ましくは、1 − 6個の
炭素原子を有するアルキル基を含むエステルであり、特
に好ましくはエチルエステルであり、極めて好ましくは
メチルエステルである。
【0016】アルキルエステルに対して適当な酸成分の
例としては、ギ酸、酢酸、プロピオン酸、酪酸、アジピ
ン酸、セバシン酸、及びシクロヘキサンカルボン酸があ
る。アルキルエステルに対して特に適当な酸成分は、例
えばイソフタル酸、フタル酸、特にテレフタル酸のよう
な芳香族ジカルボン酸である。
例としては、ギ酸、酢酸、プロピオン酸、酪酸、アジピ
ン酸、セバシン酸、及びシクロヘキサンカルボン酸があ
る。アルキルエステルに対して特に適当な酸成分は、例
えばイソフタル酸、フタル酸、特にテレフタル酸のよう
な芳香族ジカルボン酸である。
【0017】特に好ましいエステルの例としては、イソ
フタル酸ジメチルであり、極めて好ましくはテレフタル
酸ジメチルである。
フタル酸ジメチルであり、極めて好ましくはテレフタル
酸ジメチルである。
【0018】該エステルは、ポリエステル1モルに対し
て、好ましくは0.5 − 10モル、好ましくは1 −
5モルの量で用いる。
て、好ましくは0.5 − 10モル、好ましくは1 −
5モルの量で用いる。
【0019】又、エステルの混合物を用いることもでき
る。
る。
【0020】解重合に用いられるエステル交換触媒は、
目的に適する任意の化合物か、又は前記化合物の混合物
である。
目的に適する任意の化合物か、又は前記化合物の混合物
である。
【0021】好ましいエステル交換触媒の例としては、
酢酸マンガン、酸化亜鉛、酢酸亜鉛、塩化亜鉛、及び酸
化マグネシウム、又は前記化合物の混合物があり、又他
の酸性エステル交換触媒がある。
酢酸マンガン、酸化亜鉛、酢酸亜鉛、塩化亜鉛、及び酸
化マグネシウム、又は前記化合物の混合物があり、又他
の酸性エステル交換触媒がある。
【0022】触媒は、ポリエステルを基準として、10
− 500 ppm の量で用いるのが良い。
− 500 ppm の量で用いるのが良い。
【0023】解重合は、用いたエステルの融点から有意
の速度で進行する、ことを見出した。従って、DMT
の場合、選択される解重合温度は、少なくとも140℃
である。反応速度は、温度と共に増加する。DMT 中
における水の溶解度は、温度と共に減少する。
の速度で進行する、ことを見出した。従って、DMT
の場合、選択される解重合温度は、少なくとも140℃
である。反応速度は、温度と共に増加する。DMT 中
における水の溶解度は、温度と共に減少する。
【0024】DMT の場合、解重合において選択され
る温度は、好ましくは140 − 300℃であり、特に
140 − 250℃である。反応は、大気圧下で行うと
きでも、数分以内で完了する。他の反応体と共に投入さ
れた水の大部分は、蒸留によって除去する。
る温度は、好ましくは140 − 300℃であり、特に
140 − 250℃である。反応は、大気圧下で行うと
きでも、数分以内で完了する。他の反応体と共に投入さ
れた水の大部分は、蒸留によって除去する。
【0025】解重合は、溶液で、好ましくは溶融状態で
行うことができ;好ましくは、大気圧下で、又は例えば
1 − 30バール、好ましくは1 − 5バールの圧力下
で行うことができる。
行うことができ;好ましくは、大気圧下で、又は例えば
1 − 30バール、好ましくは1 − 5バールの圧力下
で行うことができる。
【0026】用いられる溶媒の例としては、DMSO、
DMF,N−メチルピロリドン、ヘキサメチレンリン酸
トリアミド、又は他の溶媒があり、前記溶媒中において
は、ポリエステルは少なくとも部分的に可溶性である。
DMF,N−メチルピロリドン、ヘキサメチレンリン酸
トリアミド、又は他の溶媒があり、前記溶媒中において
は、ポリエステルは少なくとも部分的に可溶性である。
【0027】反応の進行は、反応混合物の溶融粘度又は
溶液粘度をモニターすることによって、都合良く知るこ
とができる。
溶液粘度をモニターすることによって、都合良く知るこ
とができる。
【0028】PET を完全に分解することができるよ
うな化学量論を選択している場合でも、即ち DMT:
PET 化学量論が >1:1 であっても、溶融液にお
ける平衡は、通常、粘度が、用いたエステルに関する値
の範囲内に入れば直ちに達成される。又、第一工程にお
ける、特に連続稼働の場合における分解も、より高い粘
度において勿論維持することができる。
うな化学量論を選択している場合でも、即ち DMT:
PET 化学量論が >1:1 であっても、溶融液にお
ける平衡は、通常、粘度が、用いたエステルに関する値
の範囲内に入れば直ちに達成される。又、第一工程にお
ける、特に連続稼働の場合における分解も、より高い粘
度において勿論維持することができる。
【0029】本発明に従う方法においては、エステル交
換を実行するために、実質的に任意の一価アルコール、
又は一価アルコールの混合物、即ち一価の脂環式アルコ
ール、アル脂肪族アルコール、芳香族アルコール、又は
特に一価脂肪族アルコールを原則的に用いることができ
る。
換を実行するために、実質的に任意の一価アルコール、
又は一価アルコールの混合物、即ち一価の脂環式アルコ
ール、アル脂肪族アルコール、芳香族アルコール、又は
特に一価脂肪族アルコールを原則的に用いることができ
る。
【0030】上記アルコールの例としては、シクロヘキ
サノール、メチロールシクロヘキサン、フェノール、メ
タノール、エタノール、プロパノール、ブタノール、ペ
ンタノール、及びヘキサノールがある。
サノール、メチロールシクロヘキサン、フェノール、メ
タノール、エタノール、プロパノール、ブタノール、ペ
ンタノール、及びヘキサノールがある。
【0031】エステル交換工程は、好ましくは、1 −
6個の炭素原子を有するアルキルアルコール、特にメタ
ノールを用いて行う。
6個の炭素原子を有するアルキルアルコール、特にメタ
ノールを用いて行う。
【0032】一価アルコールは、ポリエステル1モルに
対して、一般的に、2 − 20モル、好ましくは5 −
10モルの量で用いる。生成したジオールから分離させ
た後、一価アルコールを、好ましくはエステル化工程で
循環させる。
対して、一般的に、2 − 20モル、好ましくは5 −
10モルの量で用いる。生成したジオールから分離させ
た後、一価アルコールを、好ましくはエステル化工程で
循環させる。
【0033】エステル交換工程は、温度140 − 30
0℃で、大気圧又は過圧下において、例えば圧力1 −
20バールにおいて行うことができる。
0℃で、大気圧又は過圧下において、例えば圧力1 −
20バールにおいて行うことができる。
【0034】上記2つのプロセス工程は、極めて特に好
ましくは、連続して行う。
ましくは、連続して行う。
【0035】本発明に従う方法の特に好ましい変法にお
いては、得られたテレフタル酸ジエステルのうちの幾ら
かを、解重合工程にフィードバックする。
いては、得られたテレフタル酸ジエステルのうちの幾ら
かを、解重合工程にフィードバックする。
【0036】以下、実施例を掲げて、本方法を詳述す
る。
る。
【0037】実施例1:液体DMT 3モル、PETグ
ラニュール 1モル、酢酸マンガン 300 ppmから成る
流れを計量しながら、スルーフロー反応器(through-fl
ow reactor)の中に供給する。反応温度は、200℃で
あり、平均滞留時間は40分である。
ラニュール 1モル、酢酸マンガン 300 ppmから成る
流れを計量しながら、スルーフロー反応器(through-fl
ow reactor)の中に供給する。反応温度は、200℃で
あり、平均滞留時間は40分である。
【0038】生じた DMT 中 DMEDT の生成物混
合物を、メタノール蒸気を供給するエステル交換塔の底
部に連続的に供給する。塔の上部からメタノール/グリ
コール混合物を連続的に取出し、その一部を還流として
利用し、その一部は、第二塔において、その成分へと分
離させる。グリコールは分離して取出し;メタノールは
エステル交換塔へフィードバックさせる。DMT は、
エステル交換塔の底部から連続的に取出し;その幾らか
をスルーフロー反応器中にフィードバックさせ、もう一
方の部分は精留塔に供給する。
合物を、メタノール蒸気を供給するエステル交換塔の底
部に連続的に供給する。塔の上部からメタノール/グリ
コール混合物を連続的に取出し、その一部を還流として
利用し、その一部は、第二塔において、その成分へと分
離させる。グリコールは分離して取出し;メタノールは
エステル交換塔へフィードバックさせる。DMT は、
エステル交換塔の底部から連続的に取出し;その幾らか
をスルーフロー反応器中にフィードバックさせ、もう一
方の部分は精留塔に供給する。
【0039】実施例2:DMT 1.5モル、PETグ
ラニュール 1モル、固体酢酸マンガン 400ppm から
成る流れを計量しながら、スルーフロー反応器の中に連
続的に供給する。反応温度は180℃、反応圧力は5バ
ールである。平均滞留時間は30分である。生じた生成
物混合物を、実施例1で記載したように、更に連続的に
加工する。
ラニュール 1モル、固体酢酸マンガン 400ppm から
成る流れを計量しながら、スルーフロー反応器の中に連
続的に供給する。反応温度は180℃、反応圧力は5バ
ールである。平均滞留時間は30分である。生じた生成
物混合物を、実施例1で記載したように、更に連続的に
加工する。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // C07B 61/00 300
Claims (12)
- 【請求項1】 エステルの存在下で解重合を実行し、次
にその混合物を一価アルコールを用いてエステル交換さ
せることによってテレフタル酸ジエステル及びテレフタ
ル酸ジオールへと転化させる工程を含む、ポリエステル
のためのエステル交換触媒の存在下でポリエステルを解
重合させることによってテレフタル酸ジエステル及びテ
レフタル酸ジオールを調製する方法。 - 【請求項2】 用いられるポリエステルが、ポリエチレ
ンテレフタレートである請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 解重合工程で用いられるエステルが、芳
香族ジカルボン酸のアルキルエステル、特に芳香族ジカ
ルボン酸のジアルキルエステルである請求項1又は2記
載の方法。 - 【請求項4】 エステルが、ジメチルテレフタレートで
ある請求項3記載の方法。 - 【請求項5】 用いられるエステル交換触媒が、酢酸マ
ンガン、酸化亜鉛、酢酸亜鉛、塩化亜鉛、又は酸化マグ
ネシウム、又は前記化合物の混合物である請求項1記載
の方法。 - 【請求項6】 解重合を、請求項5記載のエステル交換
触媒の存在下、大気圧において、温度140 − 250
℃で行う請求項2記載の方法。 - 【請求項7】 反応のモニタリングを、溶融粘度を測定
することによって行う請求項1記載の方法。 - 【請求項8】 エステル交換工程における一価アルコー
ルが、1 − 6個の炭素原子を有するアルキルアルコー
ル、特にメタノールである請求項1記載の方法。 - 【請求項9】 エステル交換を、温度140 − 300
℃、圧力1 − 20バールで行う請求項1記載の方法。 - 【請求項10】 過剰の一価アルコールを、ポリエステ
ルから生じたジオールと共に、蒸留によってエステル交
換工程から除去し、次に残留物中に残っているテレフタ
ル酸ジエステルを、蒸留によって精製する請求項1記載
の方法。 - 【請求項11】 解重合工程及びエステル交換工程を、
連続して行う請求項1記載の方法。 - 【請求項12】 得られたテレフタル酸ジエステルを、
解重合工程へとフィードバックさせる請求項1記載の方
法。
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GB201009969D0 (en) * | 2010-06-15 | 2010-07-21 | Ecosynth Bvba | Transesterification process using mixed salt acetylacetonates catalysts |
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CN115244120A (zh) * | 2020-01-23 | 2022-10-25 | 普莱米尔塑料公司 | 用于解聚废塑料的方法和系统 |
CN112076790B (zh) * | 2020-08-27 | 2021-07-23 | 中国科学院青岛生物能源与过程研究所 | 一种应用聚酯材料可控解聚的锌催化剂及其催化方法 |
KR102505758B1 (ko) * | 2021-03-30 | 2023-03-06 | 김수연 | 응축수 배관의 수격 방지 장치 |
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---|---|---|---|---|
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US3037050A (en) * | 1955-08-05 | 1962-05-29 | Glanzstoff Ag | Regeneration of terephthalic acid dimethyl ester from polyethylene terephthalate |
DE1003714B (de) * | 1956-01-25 | 1957-03-07 | Glanzstoff Ag | Verfahren zum Abbau von Polyaethylenterephthalat zu Terephthalsaeuredimethylester |
BE635706A (ja) * | 1962-08-17 | |||
NL301426A (ja) * | 1962-12-06 | |||
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-
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