JPH06183602A - 媒体搬送装置 - Google Patents

媒体搬送装置

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JPH06183602A
JPH06183602A JP34197892A JP34197892A JPH06183602A JP H06183602 A JPH06183602 A JP H06183602A JP 34197892 A JP34197892 A JP 34197892A JP 34197892 A JP34197892 A JP 34197892A JP H06183602 A JPH06183602 A JP H06183602A
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JP
Japan
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envelope
conveyance
medium
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recorded
Prior art date
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Pending
Application number
JP34197892A
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English (en)
Inventor
Takeshi Kanekawa
武史 金川
Yasuyuki Wakasa
靖之 若狭
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 媒体搬送に関する事故防止に好適な媒体搬送
装置。 【構成】 封筒検知センサ7、8、9、10、11、1
2および信号処理部13を用いて封筒2の搬送速度、ス
キュ−量等、搬送状態に関するデ−タを測定し、搬送状
態記録部14内の搬送状態記録テ−ブル15に蓄積し、
取引ごとに蓄積されたデ−タに基づいて、搬送デ−タ処
理部16は、過去100取引分の平均値を求め搬送性能
記録テ−ブル17に記録し、記録されたデ−タは、係員
からの要求により表示部18に表示または伝票20への
印字を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、媒体を介して処理を行
なう装置に付随する媒体搬送装置に係り、特に前記搬送
装置または媒体の異常の検知と処理制御を行なうに好適
な媒体搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記従来の技術、例えば現金を収納した
封筒を取り扱う例としては、特開昭57-106998号公報及
び特開昭62-109188号公報に開示されているが、預入さ
れた封筒の形状や搬送状態に関する情報を記録・保管
し、その情報をもとに装置の搬送不良の発生を抑えるこ
とについては考慮されていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の媒体搬送装置
は、装置の搬送性能の低下や搬送不良を起こしうる可能
性等を分析する手段を備えておらず、このため、搬送性
能の低下によって媒体の搬送事故が発生するのを、未然
に防ぐことができないという問題があった。
【0004】本発明の目的は、搬送状態の変動を分析・
記録して、媒体搬送装置または媒体の異常の検知と処理
制御を行ない、係員・保守員に情報を提供する機能を備
えた媒体搬送装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの手段は、特許請求の範囲に記載されているが、例え
ば、搬送路上に前記媒体の寸法及び媒体搬送中の搬送速
度、スキュ−量、搬送の周期等、媒体搬送装置の搬送状
態に関する情報を取引ごとに検知測定し、これを記録・
分析して係員・保守員等に提供する機能を有するもので
あって、本発明の目的は、媒体を介して処理を行なう装
置に付随する媒体搬送装置において、媒体搬送路上で前
記媒体の通過を検知する手段と、前記検知手段からの検
知情報から媒体搬送状態に係る情報を計測する手段と、
前記計測情報を記録し表示する記録手段と、前記記録情
報を媒体搬送標準値と比較することにより搬送制御を行
なう制御部を有することを特徴とする媒体搬送装置によ
って達成される。
【0006】
【作用】前記搬送情報の記録手段は、蓄積した搬送速
度、スキュー量、搬送の周期等の搬送デ−タについて、
平均値の算出等の統計的処理を行ない、搬送機能の変動
を分析して係員・保守員に提供し、または、前記情報を
もとに性能の低下を判断して警告を発することにより、
搬送事故が発生するのを未然に防止することができる。
【0007】また、外部から媒体が投入された場合、前
記搬送情報の記録手段は、取引ごとに媒体の搬送状態の
良否を分析し、搬送の遅れなど、不安定な搬送データを
検知した時は、搬送を中断し取引客に媒体を返却するこ
とにより、取扱媒体の形状異常等に起因する搬送事故を
防ぐことができる。
【0008】
【実施例】以下、封筒預入装置における本発明の媒体搬
送装置の実施例を説明する。図1は前記本発明の一実施
例を示す概要図である。図1において外部から預入口1
を介して預入された封筒2は、搬送ベルト3、4、搬送
ロ−ラ5、6によって搬送され、搬送路上に配置した複
数の封筒検知センサ7、8、9、10、11、12の設
置点を通過する。これらの封筒検知センサ7、8、9、
10、11、12からの検知信号は、信号処理部13に
おいて処理され封筒の寸法、搬送速度、スキュ−の大き
さなど搬送状態に関する測定データが得られる。
【0009】測定されたデ−タは各取引ごとに、搬送状
態記録部14内の搬送状態記録テ−ブル15に記録・蓄
積される。搬送デ−タ処理部16は、搬送状態記録テ−
ブル15に蓄積されたデ−タに基づいて、搬送速度、ス
キュ−量など各項目別に過去100取引分の平均値を求
め、搬送性能記録テ−ブル17に記録する。搬送性能記
録テ−ブル17に記録されたデ−タは、係員や保守員か
らの要求により、表示部18によって画面26に表示さ
れたり、あるいは印字部19によって伝票20に印字さ
れる。係員や保守員は、これらの記録デ−タから搬送性
能の変動などを読み取ることができる。
【0010】また封筒2の搬送動作中、搬送デ−タ処理
部16において、測定した搬送速度をあらかじめ設定し
た基準値と比較し、搬送速度が基準値を下回る場合、す
なわち搬送に遅れが生じている場合には、預入された封
筒2に折れぐせなどの形状異常が発生し、搬送事故を招
くおそれがあると判断し、制御部21が駆動部22に制
御指令を発し、取引客に対する封筒の返却を行なう。
【0011】図2は本発明の媒体搬送装置の封筒預入装
置に対する実装状態を示す一実施例の斜視図である。取
引客によって預入口1から預入された封筒2は、搬送ベ
ルト3、4及び搬送ロ−ラ5、6を介して搬送され、封
筒収納カセット23内に収納される。図3は媒体搬送装
置のセンサ配置の一実施例を示す斜視図である。以下封
筒預入装置のセンサ情報の処理方法と、異常検知時の制
御について説明する。取引客によって預入口1から挿入
された封筒2は、預入口1の後方で搬送路に対して垂直
方向に配列した1対の封筒検知センサ7、8の位置に到
達する。ここで、搬送ベルト3、4および搬送ロ−ラ
5、6は、1対の封筒検知センサ7、8のそれぞれが同
時に封筒2を検知したときに駆動を開始し、搬送方向に
対する封筒2の幅方向の寸法L1と、封筒検知センサ7
と封筒検知センサ8の間隔L2との間にL1<L2の関
係が成立する場合、すなわち対向する封筒検知センサ
7、8の相互間隔より封筒2の幅が小さいときには、搬
送ベルト3、4および搬送ロ−ラ5、6は駆動されない
から、寸法L2を取扱の可能な封筒2の寸法に合わせて
設定することにより、折り曲げられた封筒2や指定幅寸
法L1以下の封筒2は預入取引をリジェクトされる。
【0012】搬送ベルト3、4および搬送ロ−ラ5、6
が駆動し封筒2の搬送が開始されると、封筒2の厚さに
応じて搬送ベルト3は、揺動軸27を中心として矢印A
に示す方向に揺動する。揺動軸27に付設した封筒厚計
測センサ24により、前記揺動角の変化から封筒2の厚
さが計測される。次に搬送路と垂直の方向に配列した1
対の封筒検知センサ9、10に対して封筒2の先頭の左
右端が到達する時間に差が生じたとき、この時間差を測
定することにより、搬送方向に対する封筒2のスキュー
量、すなわち、搬送方向に対するぶれの大きさを求める
ことができる。封筒検知センサ9、10から封筒検知セ
ンサ11までの距離と、封筒2の先端が封筒検知センサ
9、10の位置を通過してから封筒検知センサ11に到
達するまでの時間を計測し、前記距離を前記時間で除す
ことにより封筒2の搬送速度が求められる。また、封筒
2の先端が封筒検知センサ12の位置に到達したとき、
封筒検知センサ7または8が封筒2の後端を検知してい
ない場合、封筒2の搬送方向に沿った寸法L3、封筒検
知センサ7、8から封筒検知センサ12までの距離をL
4とすると、L3とL4の関係はL3<L4である。こ
れにより、取り扱い可能な封筒の下限長をL4と定める
ことにより、規定より長さの短い封筒を排除することが
できる。一方、封筒2の前端が封筒検知センサ11の位
置に到達してから後端が通過するまでの時間を測定し、
この値を基準値と比較することにより、規定より長さの
長い封筒を検知することができる。上記による測定の結
果、封筒2の寸法の異常を検知した場合、封筒預入装置
は搬送を中止し取引客に封筒2を返却する。ただし、異
常を検知した回数および異常の内容等を記録し、その内
容を検討した結果により預入動作を続行することが可能
である。さらに、封筒2の返却を行なうか、預入動作を
続行するかの設定について、切り換え可能のように構成
したり、異常の程度、内容に応じて封筒預入装置が自動
的に判断を行なうように制御部21に設定条件を入力さ
せることも可能である。
【0013】また、封筒の搬送速度やスキュ−量、封筒
寸法等の良否を比較判断する基準値を、規定値の±5
%、±10%、±15%、のように変更して設定し、預
入される封筒に許容する異常レベルを適宜に選択するこ
とが可能となる。あるいは、搬送性能の変動に応じてス
キュ−量、封筒寸法等の良否を比較判断する基準値を封
筒預入装置が自動的に修正するようにしてもよい。
【0014】また、預入口1の先端から封筒検知センサ
11までの距離L5が、封筒2の長さL3よりも小、す
なわち、L5<L3のように封筒検知センサ11の位置
を設定することにより、封筒預入装置が搬送速度の遅れ
の異常を検知して封筒2の搬送を中止したとき、前記の
設定条件により、預入口1から封筒2の後端がとび出た
状態となるため、取引客は封筒預入装置からの指示に従
って封筒2を抜き取ることができる。
【0015】さらに、封筒検知センサ11の位置で封筒
2の前端を検知したにも拘らず、その直後に封筒2の存
在しないことを検知した時点で、封筒検知センサ7また
は8が封筒2を検知している状態のときは、取引客によ
って封筒2の抜取りが行われているものと判断すること
ができる。異常な封筒を検知したときには印字ヘッド2
5により、例えば、規定より長い封筒にはL、搬送速度
の異常にはSなどの異常の種別記号をマ−キングするこ
とができる。請求項1記載の媒体とは、実施例に示した
現金自動取引装置(ATM)、現金自動支払装置(C
D)における封筒のほか、カード、紙幣、明細書などの
取引媒体を含み、また媒体を介して処理を行なう装置と
は、上記のATM、CDに限定されず、カードを取込ん
で所定の動作を行なう各種の処理装置にも適用すること
ができる。
【0016】
【発明の効果】本発明の実施により次のような効果があ
る。
【0017】1.媒体搬送装置の搬送性能に関する情報
を、係員・保守員に提供することにより、搬送事故の発
生を未然に防止することができる。
【0018】2.外部から投入した媒体に折れぐせなど
の形状異常があり、これにより搬送事故に至るおそれが
ある場合は、搬送速度の遅れ時間を検知することによ
り、以後の搬送を停止したり、返送するなどの制御を行
なうことにより、媒体搬送装置の信頼性の向上を図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る媒体搬送装置の一実施例を示す
概要図である。
【図2】 本発明の媒体搬送装置の封筒預入装置に対す
る実装状態を示す一実施例の斜視図である。
【図3】 媒体搬送装置のセンサ配置の一実施例を示す
斜視図である。
【符号の説明】
1…預入口 2…封筒 3…
搬送ベルト 4…搬送ベルト 5、6…
搬送ロ−ラ 7、8、9、10、11…封筒検知センサ 12…
封筒検知センサ 13…信号処理部 14…搬送状態記録部 15
…搬送状態記録テ−ブル 16…搬送デ−タ処理部 17
…搬送性能記録テ−ブル 18…表示部 19…印字部 20
…伝票 21…制御部 22…駆動部 23
…封筒収納カセット 24…封筒厚センサ 25…印字ヘッド 26
…画面 27…揺動軸
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G07D 9/00 418 Z 8111−3E

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 媒体を介して処理を行なう装置に付随す
    る媒体搬送装置において、 媒体の搬送路上で前記媒体の通過を検知する手段と、 前記検知手段からの検知情報から媒体搬送状態に係る情
    報を計測する手段と、 前記計測情報を記録し表示する記録手段と、 予め設定した媒体搬送標準値と前記記録情報を比較する
    ことにより搬送制御を行なう制御部を有することを特徴
    とする媒体搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記制御部は、前記比較結果から前記媒
    体搬送装置の異常を検出したときに警告表示の指令を行
    なうことを特徴とする請求項1記載の媒体搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記制御部は、前記比較結果から前記媒
    体の異常を検知したときに前記媒体の返却若しくは前記
    処理動作機構を停止する指令を行なうことを特徴とする
    請求項1記載の媒体搬送装置。
JP34197892A 1992-12-22 1992-12-22 媒体搬送装置 Pending JPH06183602A (ja)

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JP34197892A JPH06183602A (ja) 1992-12-22 1992-12-22 媒体搬送装置

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JP34197892A JPH06183602A (ja) 1992-12-22 1992-12-22 媒体搬送装置

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ID=18350239

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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