JPH0618347B2 - 無線電話装置 - Google Patents

無線電話装置

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JPH0618347B2
JPH0618347B2 JP63168001A JP16800188A JPH0618347B2 JP H0618347 B2 JPH0618347 B2 JP H0618347B2 JP 63168001 A JP63168001 A JP 63168001A JP 16800188 A JP16800188 A JP 16800188A JP H0618347 B2 JPH0618347 B2 JP H0618347B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は一般加入者電話回線に接続された無線基地局
と、この無線基地局と複数の無線チヤンネルで接続され
た移動局とを備え、複数の無線チヤンネルの中から空き
チヤンネルを選び出し、当該チヤンネルに関するデータ
を制御チヤンネルを介して送出するマルチチヤンネルア
クセス方式の無線電話装置に関する。
(ロ) 従来の技術 近年、一般加入者電話回線に接続された無線基地局と、
この無線基地局と無線交信可能な移動局とを備えた無線
電話装置として10mW以下の出力で且つ20〜50m
の利用範囲を有する小電力型のものがある。
此種無線電話装置は、送受信周波数帯として253.8
625MHz〜254.9625MHzと380.2125
MHz〜381.3125MHzが与えられており、またチ
ヤンネル間隔は12.5KHzであるため、全体として8
9チヤンネル存在する。この内、254.425MHzと
254.9625MHzの2チヤンネルは制御チヤンネル
となっているため、87チヤンネルが通話チヤンネルと
して使用できる。
此種無線電話装置について第5図を参照して説明する。
第5図において、(1)は一般加入者電話回線、(2)は無線
基地局、(3)は回線インターフエイス、(4)は着信を検出
する着信検出部、(5)は音声信号を通過させるためのフ
イルタ、(6)はベースバンド部、(7)は着信検出部(4)か
らの検出信号(S1)に応答して複数の無線チヤンネル
の中から空きチヤンネルを探索し、該チヤンネルに関す
るデータをベースバンド部(6)に供給すると共に受信信
号中に含まれるベースバンド情報に基づき各種動作を制
御する制御部、(8)は制御部(7)からの制御信号(S2)
に応答して送受信チヤンネルが変更されると共に受信チ
ヤンネルのレベルに関する信号(S3)を制御部(7)へ
供給する無線部、(9)は送受信アンテナ、(10)は移動
局、(11)は送受信アンテナ、(12)は無線部、(13)はベー
スバンド部、(14)は制御部、(15)はフイルタ、(16)はダ
イヤル番号等を入力するためのキー入力部、(17)は送受
話器である。
次に、動作について説明する。
一般加入者電話回線(1)から着信があった場合には、着
信信号は回線インターフエイス(3)を介して着信検出部
(4)へ供給される。斯る着信検出部(4)において、着信が
検出されると、検出信号(S1)が制御部(7)へ供給さ
れる。
制御部(7)は、斯る検出信号(S1)に応答して空きチ
ヤンネル探索動作を実行する。具体的には、制御部(7)
からの制御信号(S2)に応答して無線部(8)を構成す
るPLL回路のプログラマプル分周器の分周比を変更す
ることによってチヤンネルスキヤンを行い、同時に各チ
ヤンネルにおける受信レベルを検出することによって空
チヤンネルか否かの判定をする。尚、空きチヤンネルの
判定は、受信レベルが2μV以下か否かにより行なわれ
る。
斯様にして空きチヤンネルが選択された後、制御部(7)
は無線部(8)に制御チヤンネルの分周比データを送出す
ると共に選択された空きチヤンネルに関するデータをベ
ースバンド部(6)に供給し、以って制御チヤンネルを介
して移動局(10)に空きチヤンネルに関するデータを送出
する。
尚、上記データに無線電話装置固有の識別番号(IDコ
ード)を付すことによって、他の無線電話装置との混信
を防止している。
一方、移動局(10)は受信された信号からベースバンド情
報を導出して制御部(14)に供給すると共に制御部(14)か
ら前記データに該当するチヤンネルの分周比を無線部(1
2)に供給することによって、前記チヤンネルで通話し得
る状態に設定される。
然る後、選択された通話チヤンネルを介して無線基地局
(2)より呼出信号が送出され、移動局(10)をオフフツク
することにより一般加入者回線(1)と移動局(10)との間
の通話路が形成される。
移動局(10)から発呼する場合には、移動局(10)のオフフ
ツクに応答して、先ず制御チヤンネルを介して無線基地
(2)にオフフツク信号を送出する。
一方、無線基地局(2)は、前記オフフツク信号を検出す
ると、前述の場合と同様に空きチヤンネルを探索する。
そして、空きチヤンネルがあれば、当該チヤンネルに関
するデータを移動局(10)に返送する。移動局(10)は、こ
の返送されたデータに基づいて通話チヤンネルを設定し
た後、ダイヤル信号を該通話チヤンネルを介して無線基
地局(2)へ送出する。
(ハ) 発明が解決しようとする課題 ところで、無線電話装置は、移動局からの発呼若しくは
無線基地局を介した一般加入者電話回線からの着呼時、
制御チヤンネルを介して種々の信号(例えば、通話チヤ
ンネルに関する情報信号)を伝送するようになされてい
る。
従来、斯る制御チヤンネルとしては通常1チヤンネルし
か用いていないため、或る無線電話装置が該制御チヤン
ネルを介して発着呼時の制御を行なっていた場合、該無
線電話装置と近接する他の無線電話装置では発着呼制御
が出来ないという問題を有していた。
近年の法改正により制御チヤンネルを2チヤンネルと
し、上述した問題を改善しようとしているが、依然とし
て1チヤンネルしか使用しておらず、該2つの制御チヤ
ンネルを有効に活用したものは提案されていない。
例えば、特開昭60−70835号公報には、制御チヤ
ンネルが複数チヤンネルの場合にも適用できると記載さ
れているだけで、制御チヤンネルが複数チヤンネルの場
合に、具体的にどのような制御を行ない、どのように複
数の制御チヤンネルを有効活用するのかについては、何
等記載されていない。
(ニ) 課題を解決するための手段 上記課題に鑑み、本発明は一般加入者電話回線に接続さ
れた無線基地局と、この無線基地局と複数の無線チヤン
ネルで接続された移動局とを備え、複数の無線チヤンネ
ルの中から空きチヤンネルを選び出し、当該チヤンネル
に関するデータを制御チヤンネルを介して送出するマル
チチヤンネルアクセス方式の無線電話装置であって、待
受時に第1制御チヤンネルと第2制御チヤンネルとを交
互に受信して移動局からの発呼若しくは無線基地局を介
した一般加入者電話回線からの着呼を検出すると共に移
動局からの発呼若しくは一般加入者電話回線からの着呼
時、先ず第1制御チヤンネルの使用状態を検出し、第1
制御チヤンネルが使用中のとき、第2制御チヤンネルを
介して発呼若しくは着呼制御を行なう制御部を設けたこ
とを特徴とする無線電話装置を提供せんとするものであ
る。
(ホ) 作 用 本発明に依れば、待受時に第1制御チヤンネルと第2制
御チヤンネルとを交互に受信して移動局からの発呼若し
くは無線基地局を介した一般加入者電話回線からの着呼
を検出し、上記発呼若しくは着呼時には、先ず第1制御
チヤンネルの使用状態を検出する。そして、第1制御チ
ヤンネルが使用中でなければ、第1制御チヤンネルを介
して発呼若しくは着呼制御を行ない、また使用中であれ
ば、第2制御チヤンネルを介して発呼若しくは着呼制御
を行なう。
(ヘ) 実施例 第1図は本発明に係る無線電話装置の無線基地局に設け
られた制御部(A)の機能ブロツク図である。尚、第5図
と同一部分には同一符号を付すと共にその説明を省略す
る。
第1図において、(20)は中央処理装置(CPU)で、R
OM(21)に格納されたプログラムに基づき各種動作を実
行する。(22)は空きチヤンネのチヤンネルデータ等を格
納するRAM、(23)は無線部(8)のPLLを構成するプ
ログラマブル分周器の分周比を設定する分周比設定部、
(24)は2μV以上の電波が受信されたか否かを検出する
キヤリアセンス部、(25)は1秒を計時する第1カウン
タ、(26)は4秒を計時する第2カウンタ、(27)は10秒
を計時する第3カウンタ、(28)は各種制御信号を発生す
る信号発生部、(29)はオンフツク検出部、(30)はオフフ
ツク検出部、(31)は着信検出部(4)からの信号に基づい
て着呼を検出する着呼検出部、(32)はベースバンド部
(6)からの情報に応じて移動局からの発呼要求の有無を
検出する発呼検出部、(33)は移動局からの着呼応答信号
を検出する着呼応答信号検出部、(34)は移動局からの終
話信号を検出する終話信号検出部、(35)は移動局からの
チヤンネル切換完了信号を検出するチヤンネル切換完了
信号検出部である。
第2図は本発明に係る無線電話装置の移動局に設けられ
た制御部(B)の機能ブロツク図である。尚、第5図と同
一部分には同一符号を付すと共にその説明を省略する。
第2図において、(40)は中央処理装置(CPU)で、R
OM(41)に格納されたプログラムに基づき各種動作を実
行する。(42)は各種データ等を格納するRAM、(43)は
無線部(12)のPLLを構成するプログラマブル分周器の
分周比を設定する分周比設定部、(44)は2μV以上の電
波が受信されたか否かを検出するキヤリアセンス部、(4
5)は1秒を計時するカウンタ、(46)は10秒を計時する
カウンタ、(47)は信号発生部で、オフフツク信号を発生
するオフフツク信号発生部(48)、オンフツク信号を発生
するオンフツク信号発生部(49)、発呼信号を発生する発
呼信号発生部(50)、着呼応答信号を発生する着呼応答信
号発生部(51)終話信号を発生する終話信号発生部(52)及
びチヤンネル切換完了信号を発生するチヤンネル切換完
了信号発生部(53)とより構成される。(54)は無線基地局
からの着呼信号を検出する着呼信号検出部である。
次に、動作について第3図及び第4図のフローチヤート
を参照して説明する。尚、第3図は無線基地局のフロー
チヤート、第4図は移動局のフローチヤートである。
さて、無線基地局を商用交流電源に接続すると、該交流
電源が直流電源に交換された後、制御部(A)に供給さ
れ、プログラムが初期化される。然る後、無線基地局は
待受動作状態に設定される(ステツプ1)。
斯る待受動作状態において、CPU(20)は分周比設定部
(23)に第1制御チヤンネルに対応する分周比を設定し
(ステツプ2)、無線部(8)を第1制御チヤンネル受信
状態とすると共に第1カウンタ(25)を計時動作状態に設
定する。そして、該第1制御チヤンネルを介して移動局
から発呼信号が出力されているか否かを発呼検出部(32)
の出力に基づき判定し(ステツプ3)、発呼信号が出力
されていなければ、次いで着呼検出部(31)の出力に基づ
き一般加入者電話回線から着呼があったか否かを判定す
る(ステツプ4)。
着呼がなければ、CPU(20)は分周比設定部(23)に第2
制御チヤンネルに対応する分周比を設定し(ステツプ
5)、無線部(8)を第2制御チヤンネル受信状態に設定
する。そして、該第2制御チヤンネルを介して移動局か
ら発呼信号が出力されているか否かを発呼検出部(32)の
出力に基づき判定し(ステツプ6)、発呼信号が出力さ
れていなければ、次いで着呼検出部(31)の出力に基づき
一般加入者電話回線から着呼があったか否かを判定する
(ステツプ7)。その結果、着呼がなければ、次いで第
1カウンタ(25)が1秒を計時したか否かを判定し(ステ
ツプ8)、1秒計時していなければステツプ2に戻り、
上述の手順を繰り返えし、また1秒計時していれば、C
PU(20)は分周比設定部(23)に例えば第1通話チヤンネ
ルに対応する分周比を設定して無線部(8)を第1通話チ
ヤンネル受信状態に設定する(ステツプ9)。そして、
当該第1通話チヤンネルが空きチヤンネルか否かをキヤ
リアセンス部(24)の出力に基づき判定し(ステツプ1
0)、空きチヤンネルであれば、当該通話チヤンネルに
対応する分周比若しくはチヤンネル番号をRAM(22)に
記憶する。また、当該チヤンネルが使用中であれば、ス
テツプ2に戻り、上述の手順を繰り返えす。尚、RAM
(22)には、例えば3チヤンネル分のデータが記憶される
ものとする。
ところで、ステツプ3及びステツプ6で移動局から発呼
信号が出力されていると判定された場合には、CPU(2
0)は発呼応答状態に設定される(ステツプ12)。
斯る発呼応答状態において、CPU(20)はステツプ11
でRAM(22)に記憶された分周比若しくはチヤンネル番
号を読み出し、分周比設定部(23)に設定する(ステツプ
13)。尚、RAM(22)にチヤンネル番号が記憶されて
いる場合には、該チヤンネル番号は分周比に変換された
後、分周比設定部(23)に供給される。また、当該チヤン
ネルが空きチヤンネルであることをキヤリアセンス部(2
4)の出力に基づき確認し、使用中であればRAM(22)に
記憶された他のチヤンネルの分周比を分周比設定部(23)
に設定する。
そして、空きチヤンネルの確認後、無線基地局は発呼応
答信号を制御チヤンネルを介して移動局へ送信する(ス
テツプ14)。
斯る発呼応答信号の送信後、無線基地局は前記通話チヤ
ンネルに設定され、チヤンネル切換完了信号検出部(35)
の出力に基づき通話チヤンネルを介して移動局からチヤ
ンネル切換完了信号が出力されたか否かを判定する(ス
テツプ25、26) そして、チヤンネル切換完了信号を受信すれば、無線回
線の接続が完了し、通話動作状態となる(ステツプ2
7、28、32)。
斯る通話動作状態において、不感状態となれば第3カウ
ンタ(27)を動作させ、斯る不感状態が10秒以上続いた
ことが第3カウンタ(27)の出力から判定されると(ステ
ツプ33)、無線基地局はステツプ1に戻り、待受動作
状態となる。尚、オンフツク信号検出部(30)又は終話信
号検出部(34)からの出力に基づきオンフツク又は終話動
作がなされたことが判定されたときも無線基地局は待受
動作状態となる(ステツプ34)。
一方、ステツプ4及びステツプ7で一般加入者回線から
着呼があると判定された場合には、CPU(20)は着呼動
作状態に設定される(ステツプ15)。
斯る着呼動作状態において、CPU(20)はステツプ11
でRAM(22)に記憶された空きチヤンネルデータを例え
ばレジスタ(図示せず)に一時的に格納する(ステツプ
16)。
然る後、CPU(20)は分周比設定部(23)に第1制御チヤ
ンネルの分周比を設定すると共にキヤリアセンス部(24)
からの出力に基づき当該第1制御チヤンネルが使用中か
否かを判定する(ステツプ17)。その結果、使用中で
なければ、第1制御チヤンネルを介してレジスタに格納
されたデータを含む着呼信号を送信し(ステツプ1
8)、然る後移動局から着呼応答信号が出力されたか否
かを判定する(ステツプ19)。そして、4秒以上移動
局から着呼応答信号が出力されなければ、CPU(20)は
分周比設定部(23)に第2制御チヤンネルの分周比を設定
すると共にキヤリアセンス部(24)からの出力に基づき当
該第2制御チヤンネルが使用中か否かを判定する(ステ
ツプ20、21)。その結果、使用中でなければ第2制
御チヤンネルを介してレジスタに格納されたデータを含
む着呼信号を送信し(ステツプ22)、然る後移動局か
ら着呼応答信号が出力されたかを判定する(ステツプ2
3)。そして、移動局からの着呼応答信号が前記着呼信
号を送信してから4秒以上経過しても出力されなけれ
ば、無線基地局は待受動作状態となる(ステツプ2
4)。
尚、ステツプ21で第2制御チヤンネルが使用中である
ことが判定されたならば、無線基地局は直ちに待受動作
状態となる。
ステツプ19及びステツプ23で着呼応答信号が受信さ
れたことが検出されたならば、ステツプ25に進み、レ
ジスタに格納された通話チヤンネルに設定される。そし
て、当該通話チヤンネルを介して移動局からチヤンネル
切換完了信号が出力されると、一般加入者電話回線と移
動局とが接続される(ステツプ26〜29)。然る後、
リンガー信号を送信し、移動局がこれに応答してオフフ
ツク動作(例えば、通話ボタンの操作若しくは移動局の
充電電源を充電するための充電器からの移動局の離脱)
をすると、通話動作状態に設定される(ステツプ30〜
32)。
斯る通話動作状態において、不感状態が10秒以上経過
するか若しくは移動局のオンフツク(又は終話)動作が
行なわれると、無線基地局は待受動作状態に設定され
る。尚、ステツプ26で移動局からのチヤンネル切換完
了信号が受信されなかったならば、直ちに待受動作状態
に設定される。
次に、移動局の動作について説明する。
移動局の電源スイツチを操作すると、移動局の充電電源
から制御部(B)に電源が供給され、プログラムが初期化
された後、移動局は待受動作状態に設定される(ステツ
プ100)。
斯る待受動作状態において、CPU(40)は分周比設定部
(43)に第1制御チヤンネルに対応する分周比を設定し
(ステツプ101)、無線部(12)を第1制御チヤンネル
受信状態とする。但し、移動局は充電電源にて駆動され
るため、間欠受信とすることにより電源の無駄な消費が
抑制されている(ステツプ102)。そして、キー入力
部(16)の操作に基づき発呼信号発生部(50)から発呼信号
が出力されているか否かを判定し(ステツプ103)、
発呼信号が出力されていなければ、次いで無線基地局か
ら着呼信号が出力されたか否かを着呼信号検出部(54)か
らの出力に基づき判定する(ステツプ104)。
着呼信号が受信されなければ、ステツプ105に進み、
分周比設定部(43)に第2制御チヤンネルに対応する分周
比を設定し、無線部(12)を第2制御チヤンネルを間欠受
信する状態に設定する(ステツプ105、106)。そ
して、発呼信号発生部(50)から発呼信号が出力されてい
るか否かを判定し(ステツプ107)、発呼信号が出力
されていなければ、次いで着呼信号検出部(54)からの出
力に基づき着呼を判定する(ステツプ108)。その結
果、着呼がなければ、ステツプ101に戻り、上述の手
順を繰り返えす。
ステツプ103及びステツプ107で発呼信号が出力さ
れていると判定された場合には、CPU(40)は発呼動作
状態に設定される(ステツプ111)。
斯る発呼動作状態において、CPU(40)は分周比設定部
(43)に第1制御チヤンネルに対応する分周比を設定する
と共にキヤリアセンス部(44)からの出力に基づき第1制
御チヤンネルが使用中か否かを判定する(ステツプ11
2)。その結果、使用中でなければ、発呼信号を無線基
地局へ送信する(ステツプ113)。同時に、カウンタ
(45)を計時動作状態に設定する。然る後、無線基地局か
ら発呼応答信号(通話チヤンネルデータを含んでいる)
が出力されたか否かを判定しい(ステツプ114)、出
力されていなければ、カウンタ(45)が1秒以上計時した
か否かを判定する(ステツプ115)。その結果、1秒
経過していなければ、ステツプ113〜ステツプ115
を繰り返えし、1秒経過しておれば、ステツプ116に
進み、第2制御チヤンネルに対応する分周比を分周比設
定部(43)に設定すると共にキヤリアセンス部(44)からの
出力に基づき第2制御チヤンネルが使用中か否かを判定
する。その結果、使用中でなければ、第2制御チヤンネ
ルを介して発呼信号を無線基地局へ送信する(ステツプ
117)。同時に、カウンタ(45)を初期設定する。然る
後、無線基地局から発呼応答信号が出力されたか否かを
判定し(ステツプ118)、出力されていなければ、カ
ウンタ(45)が1秒以上計時したか否かを判定する(ステ
ツプ119)。その結果、1秒経過していなければ、ス
テツプ117〜ステツプ119を繰り返えし、1秒経過
しておれば、ステツプ100に戻る。
ステツプ104及びステツプ108で着呼信号を受信し
たことが検出され、ステツプ109及びステツプ110
で着呼応答信号を送信した後若しくはステツプ114及
びステツプ118で発呼応答信号を受信した後、CPU
(40)は着呼応答信号若しくは発呼応答信号に含まれてい
る通話チヤンネルデータに基づき当該通話チヤンネルに
対応する分周比を分周比設定部(43)に設定すると共にキ
ヤリアセンス部(44)からの出力に基づき当該通話チヤン
ネルが空きチヤンネルか否かを判定する(ステツプ12
0、121)。その結果、空きチヤンネルであれば、当
該通話チヤンネルを介してチヤンネル切換完了信号を送
信する(ステツプ122)。
そして、着呼時には、一般加入者電話回線と接続された
後、リンガー信号が受信されたか否かを判定し、リンガ
ー信号が受信されれば、オフフツク信号発生部(48)の出
力に基づき通話応答の有無を判定して応答があれば、オ
フフツク信号発生部(48)からのオフフツク信号を送信
し、通話動作状態となる(ステツプ123〜ステツプ1
28)。一方、発呼時には、チヤンネル切換完了信号送
信後、通話動作状態に設定される。
斯る通話動作状態において、不感状態となれば、カウン
タ(46)を動作させ、斯る不感状態が10秒以上続いたこ
とがカウンタ(46)の出力から判定されると(ステツプ1
29)、ステツプ131に進み、オンフツク信号又は終
話信号を送信した後、待受動作状態となる。
また、10秒経過していなければ、オンフツク信号発生
部(49)又は終話信号発生部(52)からの出力に基づき終話
要求の有無を判定し(ステツプ130)、終話要求があ
れば、ステツプ131に進み、オンフツク信号又は終話
信号を送信した後、待受動作状態となる。また、ステツ
プ121で空きチヤンネルでないと判定された場合に
は、直ちに待受動作状態となる。
尚、本発明は上述した実施例に限定されるものではな
く、種々の変更が可能であることは云うまでもない。
(ト) 発明の効果 本発明に依れば、待受時に第1制御チヤンネルと第2制
御チヤンネルとを交互に受信して移動局からの発呼若し
くは無線基地局を介した一般加入者電話回線からの着呼
を検出すると共に移動局からの発呼若しくは一般加入者
電話回線からの着呼時、先ず第1制御チヤンネルの使用
状態を検出し、第1制御チヤンネルが使用中のとき、第
2制御チヤンネルを介して発呼若しくは着呼制御を行な
うようにしたので、仮りに第1制御チヤンネルが近接す
る他の無線電話装置で使用されていたとしても第2制御
チヤンネルを介して発着呼制御を行なうことが出来る。
従って、発着呼の動作に要する時間が少なくて済むとい
う利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る無線電話装置の無線基地局に設け
られた制御部の機能ブロツク図、第2図は移動局に設け
られた制御部の機能ブロツク図、第3図(A)(B)(C)は無
線基地局のフローチヤート、第4図(A)(B)(C)は移動局
のフローチヤート、第5図は従来例を示す図である。 (A)(B)……制御部、(20)(40)……CPU、(21)(41)……
ROM、(22)(42)……RAM、(24)(44)……キヤリアセ
ンス部、(29)……オンフツク信号検出部、(30)……オフ
フツク信号検出部、(31)……着呼信号検出部、(32)……
発呼信号検出部、(33)……着呼応答信号検出部、(34)…
…終話信号検出部、(35)……チヤンネル切換完了信号検
出部、(48)……オフフツク信号発生部、(49)……オンフ
ツク信号発生部、(50)……発呼信号発生部、(51)……着
呼応答信号発生部、(52)……終話信号発生部、(53)……
チヤンネル切換完了信号発生部、(54)……着呼信号検出
部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−70835(JP,A) 特開 昭63−82030(JP,A) 特公 昭58−46093(JP,B2)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般加入者電話回線に接続された無線基地
    局と、この無線基地局と複数の無線チヤンネルで接続さ
    れた移動局とを備え、複数の無線チヤンネルの中から空
    きチヤンネルを選び出し、当該チヤンネルに関するデー
    タを制御チヤンネルを介して送出するマルチチヤンネル
    アクセス方式の無線電話装置であって、待受時に第1制
    御チヤンネルと第2制御チヤンネルとを交互に受信して
    移動局からの発呼若しくは無線基地局を介した一般加入
    者電話回線からの着呼を検出すると共に移動局からの発
    呼若しくは一般加入者電話回線からの着呼時、先ず第1
    制御チヤンネルの使用状態を検出し、第1制御チヤンネ
    ルが使用中のとき、第2制御チヤンネルを介して発呼若
    しくは着呼制御を行なう制御部を設けたことを特徴とす
    る無線電話装置。
JP63168001A 1988-07-06 1988-07-06 無線電話装置 Expired - Lifetime JPH0618347B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6070835A (ja) * 1983-09-27 1985-04-22 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 無線電話装置の接続制御方法
JPS6382030A (ja) * 1986-09-25 1988-04-12 Sony Corp 無線通信方法

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