JPH0618288B2 - 発振回路 - Google Patents

発振回路

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JPH0618288B2
JPH0618288B2 JP62044499A JP4449987A JPH0618288B2 JP H0618288 B2 JPH0618288 B2 JP H0618288B2 JP 62044499 A JP62044499 A JP 62044499A JP 4449987 A JP4449987 A JP 4449987A JP H0618288 B2 JPH0618288 B2 JP H0618288B2
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JP
Japan
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transistor
oscillation
output
buffer
stage
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JP62044499A
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揚 船田
純 井上
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Murata Manufacturing Co Ltd
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  • Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、発振トランジスタを含む発振段と、バッファ
トランジスタを含むバッファ段とで構成された発振回路
に関する。
(従来の技術) 無線機に用いられる発振回路の内、例えば電圧制御型発
振回路には、負荷に対する安定性と所望の出力レベルと
を得るために発振トランジスタを含む発振段に対してバ
ッファ段が接続された構成を有したものがある。ところ
で、このような発振回路で特に移動用の無線機に使用さ
れるものでは小型軽量と、さらに低消費電力化を求めら
れている。その中で、低消費電力化に対応するために発
振トランジスタを含む発振段内で消費される直流バイア
ス電源の電流をそのままバッファトランジスタを含むバ
ッファ段にも供給するようにしたものがある。
第2図はそのような発振回路の従来例を示す回路図であ
る。第2図において、10は発振段、20はバッファ段
である。発振段10は、発振トランジスタTR1と共振
器RT等の回路素子を備える。バッファ段20はバッフ
ァトランジスタTR2を備える。
発振トランジスタTR1のコレクタは接地コンデンサC
5で交流的に接地されるとともに、チョークコイルL1
を介して直流バイアス電源+Bを供給される。発振トラ
ンジスタTR1は発振段10内の各回路素子の作用(こ
の作用は周知であるからその説明を省略する。)により
発振動作を行ってそれの出力部であるエミッタからバッ
ファ段20に対して発振出力を出力するようになってい
る。
バッファトランジスタTR2の入力部であるベースは、
結合線CL内の結合コンデンサC6を介して発振トラン
ジスタTR1のエミッタに接続される。バッファトラン
ジスタTR2の出力部であるコレクタは、バイアス供給
線BL内のチョークコイルL2を介して発振トランジス
タTR1のエミッタに接続される。バッファトランジス
タTR2の出力部であるコレクタはコンデンサC8を介
して出力端子OUTに接続される。
この構成において、直流バイアス電源+Bは、直接的に
は発振トランジスタTR1のバイアス用として用いられ
る一方で、バッファトランジスタTR2のバイアス用と
しても発振トランジスタTR1のエミッタからバイアス
供給線BLのチョークコイルL2を介してバッファ段2
0のバッファトランジスタTR2のコレクタから供給さ
れる。
したがって、従来の発振回路ではバッファ段20に対す
る直流バイアス電源はそれの前段の発振段10から供給
されるから低消費電力化を図ることができる。
この場合、上記構成を有する従来例の場合では、発振ト
ランジスタTR1の出力部であるエミッタがバイアス供
給と発振出力供給との2つの機能を兼ねている。このた
め、チョークコイルL2がバイアス供給線BLに設けら
れていないとすると、発振トランジスタTR1のエミッ
タからバッファトランジスタTR2のベースに注入され
る発振出力量は僅かになり、その発振出力の殆どが出力
端子OUTからそのまま出力されてしまう。そうする
と、その発振トランジスタTR1から直接、出力端子O
UTに出力された発振出力はバッファ段20での増幅を
何等されていないから、その出力端子OUTからは所望
のレベルの発振出力を得ることができなくなる。
そこで、従来ではこのようなことを防止するためにバイ
アス供給線BL中に発振出力がそのまま出力端子OUT
から出力されることを阻止するためにチョークコイルL
2を挿入している。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、このようにバイアス供給線に挿入される
チョークコイルにあっては、発振トランジスタからの発
振出力のすべてをバッファトランジスタのベースに注入
させるために、それのインダクタンス値を大きくする必
要がある。
そうすると、チョークコイルは必然的にその形状が大型
重量化してしまうから、これでは移動用の無線機等に用
いる場合の低消費電力化が可能とはなるものの、この発
振回路を無線機等に組み込む際の小型軽量化の要望には
相反するという問題点がある。
本発明は、低消費電力化のみならず小型軽量化の要望に
もマッチした発振回路を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、前記目的を達成するために、交流的に接地さ
れた接地部および発振出力の出力部を具備する発振トラ
ンジスタを含む発振段と、同じく交流的に接地された接
地部、前記発振トランジスタからの発振出力を入力され
る入力部および増幅したその発振出力を出力する出力部
を具備するバッファトランジスタを含むバッファ段とを
備え、前記発振トランジスタの出力が前記バッファトラ
ンジスタの入力部に加わるようにし、前記発振トランジ
スタの接地部と前記バッファトランジスタの接地部とを
相互にバイアス供給線で接続してなり、直流バイアス電
源を前記バッファトランジスタに供給し、かつ、前記発
振トランジスタには、前記バッファトランジスタとバイ
アス供給線とを介して前記直流バイアス電源を供給する
ことを特徴としている。
(作用) バッファ段のバッファトランジスタに供給された直流バ
イアス電源はバッファトランジスタとバイアス供給線と
を介して発振段の発振トランジスタに供給される。その
バイアス供給線は発振トランジスタの接地部とバッファ
トランジスタの接地部との間に接続されているから、そ
のバイアス供給線中にチョークコイルを挿入しなくても
発振トランジスタからの発振出力はバッファ段で所望の
レベルにまで増幅されて後出力端子から出力される。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明す
る。第1図は、本発明の実施例に係る発振回路の回路図
であり、第2図と対応する部分には同一の符号を付して
いる。10は発振段、20はバッファ段である。発振段
10は、発振トランジスタTR1と共振器RT等の回路
素子を備える。バッファ段20はバッファトランジスタ
TR2を備える。
発振段10において、発振トランジスタTR1のベース
・コレクタ間とベース・接地間とのそれぞれにバイアス
抵抗R1,R2が接続される。発振トランジスタTR1
のベースには結合コンデンサC1を介して誘電体共振器
またはストリップライン等の共振器RTが接続される。
発振トランジスタTR1のベース・エミッタ間には帰還
用コンデンサC3が接続されるとともに、そのエミッタ
・接地間にはコンデンC4と抵抗R6との並列回路が接
続される。
そして、発振トランジスタTR1は、そのコレクタ接地
部a 1として接地コンデンサC5を介して交流的に接地
されている。このような発振段10は発振トランジスタ
TR1のエミッタを出力部a 2としている。
一方、バッファ段20において、バッファトランジスタ
TR2のベース・コレクタ間とベース・接地間それぞれ
にはバイアス抵抗R3,R4が接続される。バッファト
ランジスタTR2は、入力部b 1となるそのベースを結
合線CLに挿入された結合コンデンサC6を介して発振
トランジスタTR1の出力部a 2に接続され、またその
エミッタを接地部b 2として接地コンデンサC7を介し
て接地され、そのコレクタを出力部b 3として結合コン
デンサC8を介して出力端子OUTに接続されるととも
に、チョークコイルL3を介して直流バイアス電源の電
源端子+Bに接続される。この電源端子+Bは接地コン
デンサC9を介して交流的に接地される。
このような構成に加えて、本実施例では発振トランジス
タTR1の接地部a 1とバッファトランジスタTR2の
接地部b 2とが相互にバイアス供給線BLで接続され
る。そして、電源端子+Bに接続された直流バイアス電
源を、バッファ段20のバッファトランジスタTR2に
供給し、かつ、バッファトランジスタTR2に供給され
た直流バイアス電源をバッファトランジスタTR2とバ
イアス供給線BLとを介して発振段10の発振トランジ
スタTR1に供給するように構成されている。すなわ
ち、この発振トランジスタTR1は、バッファトランジ
スタTR2とバイアス供給線BLとを介したうえで直流
バイアス電源に接続されている。
上記構成において、バッファ段20のバッファトランジ
スタTR2に供給された直流バイアス電源はバイアス供
給線BLを介して発振段10の発振トランジスタTR1
に供給される。バイアス供給線BLは発振トランジスタ
TR1の接地部a 1とバッファトランジスタTR2の接
地部b 2との間に接続されているから、バイアス供給線
BL中に、従来例のようなチョークコイルを挿入しなく
ても発振トランジスタTR1からの発振出力をバッファ
段20で所望のレベルにまで増幅させてから出力端子O
UTから出力させることができるようになった。
なお、この実施例では電源端子+Bに接地コンデンサC
9を設けたために、これによる発振出力の減衰を防止す
る上でチョークコイルL3を設けているが、このチョー
クコイルL3としては微小なインダクタンス値を有する
ものでよい。さらに、このチョークコイルL3は、例え
ば回路パターンで構成されたインダクタンス等でよいか
ら、発振回路の小型化を図る上での不都合はない。
また、バイアス供給線BLが短くなるよう部品配置設計
すればコンデンサC5とC7は1つのコンデンサに置き
変えることができ、より小形になる。
(発明の効果) 以上説明したことから明らかなように本発明によれば、
バッファ段のバッファトランジスタに直流バイアス電源
を供給するとともに、その直流バイアス電源をバッファ
トランジスタとバイアス供給線とを介して発振段の発振
トランジスタに供給するようにし、かつ、そのバイアス
供給線を発振トランジスタの接地部とバッファトランジ
スタの接地部との間に接続して構成したから、バッファ
段の直流バイアス電源を発振段のそれに兼用することで
低消費電力化に寄与できるとともに、バイアス供給線に
は発振段からの発振出力が注入されず、しかもそのバイ
アス供給線は交流的に接地されるから、そのバイアス供
給線中にチョークコイルを挿入しなくても発振トランジ
スタからの発振出力を、バッファ段で所望のレベルにま
で増幅させて後出力端子から出力させることができる。
したがって、本発明ではインダクタンス値の大きい、し
たがって、従来のような形状が大きくかつ重量も重いチ
ョークコイルが不要になることから無線機などに使用さ
れる発振回路としては小型軽量に適したものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の発振回路の回路図、第2図
は従来例の回路図である。 10……発振段、20……バッファ段、TR1……発振
トランジスタ、TR2……バッファトランジスタ、CL
……結合線、BL……バイアス供給線、a 1……発振ト
ランジスタの接地部、a 2……発振トランジスタの出力
部、b 1……バッファトランジスタの入力部、b 2……
バッファトランジスタの接地部、b 3……バッファトラ
ンジスタの出力部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】交流的に接地された接地部および発振出力
    の出力部を具備する発振トランジスタを含む発振段と、 同じく交流的に接地された接地部、前記発振トランジス
    タからの発振出力を入力される入力部および増幅したそ
    の発振出力を出力する出力部を具備するバッファトラン
    ジスタを含むバッファ段とを備え、 前記発振トランジスタの出力が前記バッファトランジス
    タの入力部に加わるようにし、 前記発振トランジスタの接地部と前記バッファトランジ
    スタの接地部とを相互にバイアス供給線で接続してな
    り、 直流バイアス電源を前記バッファトランジスタに供給
    し、かつ、前記発振トランジスタには、前記バッファト
    ランジスタとバイアス供給線とを介して前記直流バイア
    ス電源を供給することを特徴とする発振回路。
JP62044499A 1987-02-26 1987-02-26 発振回路 Expired - Lifetime JPH0618288B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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