JP2918281B2 - 高周波発振回路 - Google Patents

高周波発振回路

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JP2918281B2 JP10123390A JP10123390A JP2918281B2 JP 2918281 B2 JP2918281 B2 JP 2918281B2 JP 10123390 A JP10123390 A JP 10123390A JP 10123390 A JP10123390 A JP 10123390A JP 2918281 B2 JP2918281 B2 JP 2918281B2
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  • Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、集積回路で構成するのに好適に高周波発
振回路に関する。
「従来の技術」 第2図は従来の高周波発振回路の構成例を示す回路図
である。この図において、T1は正電源電圧(+Vcc)が
供給される電源端子、OUT1およびOUT2は各々発振信号が
出力される出力端子である。Tr1およびTr2はそれぞれエ
ミッタ同士が接続された高周波発振用のトランジスタ、
R1〜R6は分圧抵抗、C1〜C4は各々直流分阻止用のコンデ
ンサである。1,2はそれぞれ帰還用コンデンサ、3は共
振用コンデンサ、4は可変インダクタである。このよう
な回路要素R1〜R6,C1〜C4およびTr1,Tr2はIC(集積回
路)化されており、一方、回路要素1〜4はディスクリ
ート部品によって構成され、このICに外付けされてい
る。
上記構成によれば、トランジスタTr1のコレクタ出力
をコンデンサ1を介してトランジスタTr1のベースに帰
還させると共に、トランジスタTr2のコレクタ出力をコ
ンデンサ2を介してトランジスタTr2のベースに帰還さ
せて周知のLC発振を行わせる。これにより、出力端子OU
TIおよびOUT2からそれぞれ発振信号が出力される。
「発明が解決しようとする課題」 ところで、上述した従来の高周波発振回路において、
一方のトランジスタのコレクタ側から他方のトランジス
タのベース側(負荷側)を見ると、低インピーダンスで
あり、帰還の効率が低い。そこで、帰還量を大きくとる
には、このインピーダンスを整合させるように帰還用コ
ンデンサ1,2の容量を大きくして帰還回路のインピーダ
ンスを低くしなければならない。このため、該コンデン
サ1,2をIC内部に配置することが出来ずディスクリート
部品を使用する必要がある。従って、これが外付けされ
る構造となり、製品コスト高を招致するうえ、ICの端子
数も多いという欠点がある。
一方、上述したコンデンサ1,2の帰還容量を大きくす
ると、これが共振容量として合成されるため、高い周波
数で発振させることができないという欠点や、回路のQ
が低下して発振安定度が落ちるという欠点が生じる。
この発明は上述した事情に鑑みてなされたもので、上
述した帰還用コンデンサを容易にIC化でき、発振信号の
出力低下を招くことがない高周波発振回路を提供するこ
とを目的としている。
「課題を解決するための手段」 この発明は、エミッタ同士が接続された高周波発振用
の第1および第2のトランジスタと、該第1および第2
トランジスタのベース間に介挿された共振素子と、前記
第1のトランジスタのコレクタから前記第2のトランジ
スタのベースへの第1の帰還路に介挿された第1の帰還
用コンデンサと、前記第2のトランジスタのコレクタか
ら前記第1のトランジスタのベースへの第2の帰還路に
介挿された第2の帰還用コンデンサとを具備する高周波
発振回路において、前記第1の帰還路に介挿され、前記
第1のトランジスタのコレクタと前記第2のトランジス
タのベースとの間のインピーダンスを整合するための第
3のトランジスタと、前記第2の帰還路に介挿され、前
記第2のトランジスタのコレクタと前記第1のトランジ
スタのベースとの間のインピーダンスを整合するための
第4のトランジスタとを具備することを特徴としてい
る。
「作用」 上記構成によれば、第1の帰還路に介挿される第3のト
ランジスタが第1のトランジスタのコレクタと第2のト
ランジスタのベースとの間のインピーダンスを整合し、
第2の帰還路に介挿される第4のトランジスタが第2の
トランジスタのコレクタと第1のトランジスタのベース
との間のインピーダンスを整合する。
「実施例」 以下、図面を参照してこの発明な実施例について説明
する。第1図はこの発明の一実施例の構成を示す図であ
る。この図において、第2図の各部に対する部分には同
一の符号を付け、その説明を省略する。
第1図において、第2図に示した従来例と異なる点
は、トランジスタTr1のコレクタからトランジスタTr2
ベースへの帰還路(第1の帰還路)と、トランジスタTr
2のコレクタからトランジスタTr1のベースへの帰還路
(第2の帰還路)とにそれぞれ、増幅率の小さいトラン
ジスタTr3,Tr4を設けたことである。
すなわち、トランジスタTr3は、ベースがトランジス
タTr1のコレクタに接続され、コレクタ電源端子T1に接
続され、エミッタがトランジスタTr2のベースに接続さ
れている。また、トランジスタTr4は、ベースがトラン
ジスタTr2のコレクタに接続され、コレクタが電源端子T
1に接続され、エミッタがトランジスタTr1のベースに接
続されている。そして、これらトランジスタTr3,Tr4
各エミッタは、それぞれ抵抗R7,R8を介して接地され
る。このようにして、トランジスタTr3,Tr4が各帰還路
に介挿されたことにより、帰還容量のコンデンサ1の一
端はトランジスタTr3のエミッタに接続され、その他端
は並列接続されたコンデンサ3と可変インダクタ4との
一端に接続される。また、帰還容量のコンデンサ2の一
端は、トランジスタTr4のエミッタに接続され、その他
端は並列接続されたコンデンサ3と可変インダクタ4と
の他端に接続される。
このような構成によれば、トランジスタTr3,Tr4はバ
ッファとして動作し、トランジスタTr1(またはトラン
ジスタTr2)のコレクタ側とトランジスタTr2(またはト
ランジスタTr1)のベース側とのインピーダンスを整合
させる。これにより、帰還の効率が向上するから、帰還
用コンデンサ1,2の容量を小さくすることができる。
「発明の効果」 以上説明したように、この発明によれば、帰還用コン
デンサの容量を小さくできるので、コンデンサ3および
可変インダクタ4以外を全てIC化することが可能とな
る。このため、ディスクリート部品の数が減少し製品コ
スタが低減する。そして、ICは端子数が少なくて良いの
で、より小形化できる。また、帰還用コンデンサ1,2の
容量を小さくしたことにより、高い周波数での発振が可
能となり、かつ、回路のQも向上するから、発振安定度
も良くなるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による高周波発振回路の構
成を示す回路図、第2図は従来の高周波発振回路の構成
例を示す回路図である。 Tr1……高周波発振用トランジスタ(第1のトランジス
タ)、 Tr2……高周波発振用トランジスタ(第2のトランジス
タ)、 Tr3……トランジスタ(第3のトランジスタ)、 Tr4……トランジスタ(第4のトランジスタ)、 1……帰還用コンデンサ(第1の帰還用コンデンサ)、 2……帰還用コンデンサ(第2の帰還用コンデンサ)、 3……共振用コンデンサ、4……可変インダクタ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エミッタ同士が接続された高周波発振用の
    第1および第2のトランジスタと、該第1および第2の
    トランジスタのベース間に介挿された共振素子と、前記
    第1のトランジスタのコレクタから前記第2のトランジ
    スタのベースへの第1の帰還路に介挿された第1の帰還
    用コンデンサと、前記第2のトランジスタのコレクタか
    ら前記第1のトランジスタのベースへの第2の帰還路に
    介挿された第2の帰還用コンデンサとを具備する高周波
    発振回路において、 前記第1の帰還路に介挿され、前記第1のトランジスタ
    のコレクタと前記第2のトランジスタのベースとの間の
    インピーダンスを整合するための第3のトランジスタ
    と、 前記第2の帰還路に介挿され、前記第2のトランジスタ
    のコレクタと前記第1のトランジスタのベースとの間の
    インピーダンスを整合するための第4のトランジスタと を具備することを特徴とする高周波発振回路。
JP10123390A 1990-04-17 1990-04-17 高周波発振回路 Expired - Lifetime JP2918281B2 (ja)

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JPH04806A JPH04806A (ja) 1992-01-06
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