JPH0618284U - 面状物体の運搬治具 - Google Patents
面状物体の運搬治具Info
- Publication number
- JPH0618284U JPH0618284U JP5956592U JP5956592U JPH0618284U JP H0618284 U JPH0618284 U JP H0618284U JP 5956592 U JP5956592 U JP 5956592U JP 5956592 U JP5956592 U JP 5956592U JP H0618284 U JPH0618284 U JP H0618284U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panels
- jig
- horizontal
- support
- side frames
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- Withdrawn
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- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
- Package Frames And Binding Bands (AREA)
- Pallets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 外壁パネル等の面状物体の複数枚を立てて運
搬し、かつ必要なパネルを容易に取り出す。 【構成】 ベースフレーム1の左右両側に対向して樹立
させるサイドフレーム2,2間に隣接配列して複数のパ
ネルPを保持する。そしてこの運搬治具Aの対向するサ
イドフレーム2,2の横架桟22に設けた筒状の横桟支
持具23間に横桟3の下面に突設した支持片31,32
を嵌合して支持する。またこの支持片31,32を円柱
形または円筒形とし一方を短く、他方を長くする。
搬し、かつ必要なパネルを容易に取り出す。 【構成】 ベースフレーム1の左右両側に対向して樹立
させるサイドフレーム2,2間に隣接配列して複数のパ
ネルPを保持する。そしてこの運搬治具Aの対向するサ
イドフレーム2,2の横架桟22に設けた筒状の横桟支
持具23間に横桟3の下面に突設した支持片31,32
を嵌合して支持する。またこの支持片31,32を円柱
形または円筒形とし一方を短く、他方を長くする。
Description
【0001】
本考案は外壁パネル等の面状物体の複数枚を立てて運搬し、かつ必要なパネル を容易に取り出せるようになした治具に関するものである。
【0002】
建物の外壁用パネル等のパネルは工場で製作され、建築現場まで搬送してクレ ーン等により吊垂して建て込まれる。このようなパネルは大型化・重量化され、 しかもパネルを損傷することなく、しかも一度に搬送できる数量を多くするため に特殊な運搬用治具が用いられる。一般にはベースの四隅に支柱を樹立し、対向 する支柱間にパネル厚に合わせた間隔で横桟を架設し、この横桟間に各パネルを 挟むようにしてしかも支柱間に複数枚のパネルを立てかけて支持するようにし、 これにより現場での取り出しを容易にしている。
【0003】
しかし従来の運搬用治具において、パネルを取り出す場合、一枚毎に配設され ている横桟を支柱側の本体フレームより抜き取り、クレーンにてパネルを吊り上 げるようにしている。このため抜き取った横桟を他の作業者にて受け取るか、ま たはトラックより下へ落下させる必要がある。
【0004】 本考案ではこの横桟を抜き取ることなく立てたパネルを治具より取り出せるこ とを目的とする。
【0005】
本考案は上記目的を達成するためになしたもので、ベースフレームの左右両側 に対向して樹立させるサイドフレーム間に隣接配列して複数のパネルを保持する 運搬治具において、対向するサイドフレームの横架桟に設けた筒状の横桟支持具 間に横桟の下面に突設した支持片を嵌合して支持するとともにこの支持片を円柱 形または円筒形とし一方を短く、他方を長くしたことを要旨とする。
【0006】
支柱上部にパネルの並列方向に架設した横架桟に、予めパネル厚に合わせて所 定間隔で多数配列する横桟支持具を固定または傾起可動式にして設け、この左右 に対向する横桟支持具間にパネル間を保持し、かつパネル同志の接触を防止する 横桟を架設する。この横桟の両端に設けた支持片を円柱状とし、かつ一方を長く 、他方を短くしているので、横桟を外すには横桟を持ち上げて短い側の支持片の みを横桟支持具より抜く。これにより横桟は長い側の支持片が未だ支持具に嵌合 された状態となる。この状態で横桟を長い支持片を軸として旋回させることによ り次のパネルを取出可能となる。このため横桟は完全に抜き取らないので、従来 のように横桟を受け取る作業者を必要でなく、またはトラックより下方へ落下さ せる必要もない。しかも抜き取った横桟の紛失も未然に防止できる。
【0007】
以下本考案面状物体の運搬治具を図示の実施例にもとづいて説明する。 図においてAは面状物体の運搬治具で、これは予め定めた複数のパネルPを立 てかけた状態で並列配設して保持する必要な大きさを有するベースフレーム1と 、このベースフレーム1の左右両側に対向して解体・折畳自在にして樹立するサ イドフレーム2,2と、このサイドフレーム2,2間にパネル厚に等しくして並 列横架する横桟3とより構成される。
【0008】 このベースフレーム1は四周を囲むようにした外枠11に格子状に桟材12を 配設して一体とし、この桟材12にパネルPを所定間隔で配列し、その下部を保 持するための離隔片13を多数設けて成る。
【0009】 サイドフレーム2はベースフレームの左右両側において、その奥行方向両端に 支柱21,21を樹立し、この支柱21をベースフレーム1に対し固定または折 畳あるいは解体自在にして取り付け、このベースフレームの奥行方向に対向する 支柱21,21間に横架桟22を支柱21の上端と、必要に応じてその中間部に 配設し一体とし、この上部の横架桟22にパネル厚に応じて所要間隔にて横桟支 持具23を多数設けて成る。
【0010】 この横桟支持具23は円筒形で、横架桟22に固定または傾動式にして取り付 け、これに横桟3の支持片31,32を嵌合する。
【0011】 横桟3はベースフレーム1の左右に対向したサイドフレーム2,2間に架設さ れるもので、横桟3はサイドフレーム2,2の内寸法にほぼ匹敵する長さを有し 、かつ両端部下面には円柱形状の支持片31,32を突設して成る。そしてこの 支持片31,32のうち一方を長く、他方を短くし、サイドフレーム2,2に対 向して設けた筒状の横桟支持具23,23に夫々嵌合されるが、これを少し持ち 上げたとき短い側の支持片32が横桟支持具23より完全に抜け出ても、他方の 長い側の支持片31は支持具23内に嵌合された状態となるようにして両支持片 31,32の長短比を定める。なお左右に対向する横桟支持具23の高さ位置は ほぼ等しいものとする。
【0012】 この横桟3は隣接するパネルP,P間に配設されるが、このパネルPとの接触 面に離隔片33を設けることもあり、これにより立てた状態で隣接配列するパネ ルが治具に立てて搬送する場合でもがたつくことなくしっかりと保持されるよう になす。
【0013】 上述の如く構成する治具を用いてパネルPを搬送するにはベースフレーム1の 左右両端のサイドフレーム2,2を起こし、このサイドフレーム2,2間にパネ ルPを装入するようになす。この時パネルPの下端をベースフレーム1の離隔片 にて支持される。そしてこのパネルPにそって次のパネルPを積み込む前に、横 桟3を対向する横桟支持具23,23間にその長短両支持片31,32を嵌合し て支持する。このようにパネルを一枚ずつ積み込む際、横桟を架設する。
【0014】 またパネルを治具ごと現場まで搬送した後、治具より積み降ろす場合まず外側 の横桟を少し持ち上げて、短い側の支持片32を支持具23より抜く。そして長 い支持片31を支持具23に嵌合した状態で横桟3を一方のサイドフレームの内 側面にそうように旋回させるとパネルPが取出可能となる。このようにして順次 横桟を完全に抜き取ることなくパネルPを取り出すものである。
【0015】
本考案面状物体の運搬治具は隣接するパネル間にて挟むようにして対向するサ イドフレーム間に架設するパネル保持用の横桟の両端に、円柱または円筒状で長 短長さの異なる支持片を突設しているので、パネル取出時、横桟を完全に抜き取 らなくても、他方の支持片を抜くことにより旋回させられ、横桟を治具につけた 状態とすることができ、容易にパネル取り出しが行え、作業性が向上する。
【図1】本考案面状物体の一実施例を示す外観図であ
る。
る。
【図2】横桟の係止状態を示す正面図である。
【図3】同平面図である。
1 ベースフレーム 2 サイドフレーム 21 支柱 22 横架桟 23 横桟支持具 3 横桟 31,32 支持片 P パネル
Claims (1)
- 【請求項1】 ベースフレームの左右両側に対向して樹
立させるサイドフレーム間に隣接配列して複数のパネル
を保持する運搬治具において、対向するサイドフレーム
の横架桟に設けた筒状の横桟支持具間に横桟の下面に突
設した支持片を嵌合して支持するとともにこの支持片を
円柱形または円筒形とし一方を短く、他方を長くしたこ
とを特徴とする面状物体の運搬治具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5956592U JPH0618284U (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | 面状物体の運搬治具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5956592U JPH0618284U (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | 面状物体の運搬治具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0618284U true JPH0618284U (ja) | 1994-03-08 |
Family
ID=13116896
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5956592U Withdrawn JPH0618284U (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | 面状物体の運搬治具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0618284U (ja) |
-
1992
- 1992-07-31 JP JP5956592U patent/JPH0618284U/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19961003 |