JPH0585413B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0585413B2
JPH0585413B2 JP28821288A JP28821288A JPH0585413B2 JP H0585413 B2 JPH0585413 B2 JP H0585413B2 JP 28821288 A JP28821288 A JP 28821288A JP 28821288 A JP28821288 A JP 28821288A JP H0585413 B2 JPH0585413 B2 JP H0585413B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bar
falling
auxiliary
stopper
wall panel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP28821288A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02139345A (ja
Inventor
Yoshikazu Kuroki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
National House Industrial Co Ltd
Original Assignee
National House Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by National House Industrial Co Ltd filed Critical National House Industrial Co Ltd
Priority to JP28821288A priority Critical patent/JPH02139345A/ja
Publication of JPH02139345A publication Critical patent/JPH02139345A/ja
Publication of JPH0585413B2 publication Critical patent/JPH0585413B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pallets (AREA)
  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
  • Package Frames And Binding Bands (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、壁パネルのような面状物体の運搬
具に関する。
〔従来の技術〕
たとえば、建物の外壁用等の各種パネルは、工
場で予め作製されてトラツクで建築現場まで運ば
れ、そこで順次立て込まれる。前記工場から現場
までは、積層式にして運搬するのでなく、パネル
面が垂直に向くように立てて運搬するのが有利で
ある。すなわち、積層方式であると、下にくるパ
ネルに上側のパネルの自重が掛かり、トラツクが
悪路にさしかかつたとき等の衝撃でパネルが損傷
するが、立てて運搬するようにすると、パネルが
1枚づつで自立しているため、積層方式による場
合のようなトラブルが発生しないようになるから
である。しかも、立てて運搬すると、現場におい
て立て込みをするのに必要なパネルを即時に取り
出せて作業が能率的にもなる。このような立て付
け運搬方式をより効率的に1パツクごとに行なえ
るものとして、つぎの運搬具が開発された。すな
わち、ベースフレームと1対のサイドフレームか
らなるパツクタイプのものがそれである。前記ベ
ースフレームは、パネルの収容空間となる直方体
空間の底面を構成するものであつて、外形状が矩
形で一方向に長いものでなつており、その長手方
向にパネルの長手方向が向くようにして、前記直
方体空間内に同パネルがずれないように一定の間
隔を置いて載せられるようになつている。前記サ
イドフレームは、前記直方体空間の対向する側面
を構成するものであつて、やはり、外形状が矩形
になつており、前記ベースフレームの長手方向の
各端部から立ち上がつて互いに向かい合うように
なつている。前記運搬具には、運搬中にパネルが
倒れないようにする手段が必要である。そのため
には、両サイドフレームの上端間に両端固定式の
倒れ止めバーをパネルの並列離間する間隙内に挿
入するようにして掛け渡すことが考えられるが、
パネルの両側面は必ずしも一様な平面とは限らな
いため、上記固定式のものであると、建築上必要
な突出部分を備えている場合等にその部分が倒れ
止め手段に当たることになつて、パネルの出し入
れに支障を来すおそれがある。そのため、倒れ止
めバーを、パネル出し入れの時に取り外せるよう
に着脱自在に構成するようにしたが、このように
すると、現場に到着してパネルを取り出す際に、
同パネルが支えをなくして倒れるという不都合さ
がでてくる。そのため、前記サイドフレームに
は、前記パネルの並列離間する間隙内に臨み得る
補助倒れ止め具が設けられるようになつている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、前記パネルは、標準タイプのものに
限られるのでなく、たとえば、勾配架構ユニツト
を構成する場合には、標準パネルよりも収容高さ
の低い壁パネルを必要とするが、このようなパネ
ルに対しては、前記倒れ止めバーの係止高さや補
助倒れ止め具の取付高さが一定であると、これに
届かないため、不都合が生じる。
前記事情に鑑みて、この発明の課題とするとこ
ろは、前記壁パネルのような面状物体の収容高さ
の異なる場合であつても運搬具内において安定に
収容されるようにすることにある。
〔課題を解決するための手段〕
前記課題を解決するため、請求項1記載の発明
にかかる面状物体運搬具は、前記運搬具におい
て、前記サイドフレームには、収容時高さの異な
る面状物体に応じて前記倒れ止めバーと補助倒れ
止め具が異なる高さ位置に配置され得るように、
同倒れ止めバーの係止部と同補助倒れ止め具の取
付部が複数段に設けられている。
請求項2記載の発明にかかる面状物体運搬具
は、上記において、補助倒れ止め具が、最高段の
ものが前記サイドフレームに備え付け型とされ、
それより低い段のものは前記サイドフレームに着
脱自在になつている。
〔作 用〕
倒れ止めバーと補助倒れ止め具が、高さの異な
る面状物体に応じて異なる高さ位置に配置され得
るようになつていると、標準高さ以外の面状物体
をも倒れ止めさせ得るようになる。
補助倒れ止め具が、最高段のものが前記サイド
フレームに備え付け型とされ、それより低い段の
ものは前記サイドフレームに着脱自在になつてい
ると、低い位置に配置される補助倒れ止め具を外
しておくことで、高い面状物体を出し入れする場
合に、低い補助倒れ止め具により邪魔されないよ
うになる。
〔実施例〕
以下に、この発明を、その実施例をあらわす図
面を参照しつつ詳しく説明する。
第1図および第2図は、この発明にかかる面状
物体運搬具の一実施例を全体的にみてあらわして
いる。この運搬具は、5P(5モジユール)用パネ
ル(面状物体)を運搬するためのものとされ、こ
れらの図にみるように、前記パネルの収容空間と
なる直方体空間の底面を構成するベースフレーム
Aと、前記直方体空間の対向する側面を構成する
2つのサイドフレームB,Bとを備え、同サイド
フレームB,Bが前記ベースフレームAから立ち
上がるように同ベースフレームAに取付けられて
いる。前記ベースフレームAは、第3図にもみる
ように、短辺部材1,1と長辺部材2,2を備え
ている。これらの部材1,1,2,2には四角な
断面形状のパイプが用いられて、上方からみて矩
形に枠組みされているとともに、両短辺部材1,
1間には、長辺部材2,2と平行になるようにし
て中間部材3,3が渡架されている。各中間部材
3も四角なパイプからなつている。同ベースフレ
ームAの底部には、前記長辺部材2,2の底面か
ら下向きにh程度突出するようにして同じく四角
なパイプからなる2本の受け部材4,4が取付け
られているとともに、これらの受け部材4,4
は、前記長辺部部材2,2に直交して配置されて
いる。前記長辺部材2,2の外側面には、コの字
形をした挿通ピース5…が上方からみて4点配置
になるように取付けられ、各ピース5には、その
軸部6aが同ピース5に挿通固定されるようにし
て脚6が配置されている。同脚6は、下端が開口
する基盤6bを前記軸部6aの下端に備えてなつ
ていて、それぞれ前記長辺部材2の底面から下向
きに前記h(hより小さくてもよい)程突出する
ようになつている。これらの脚6…は、第10図
にみるように、使用済みの運搬具が折り畳まれて
積層状に重ね合わされることで、工場に回送され
る場合に、上下に直列に嵌まり合つて運搬治具と
して機能するようになつている。前記ベースフレ
ームAの上面には、前記短辺部材1に平行であつ
て両端が前記長辺部材2,2に載り掛かるように
して複数本の受体7…が互いに離間して配列され
ている。各受体7は、第4図にみるように、コの
字形の断面をした長い部材でその両端にストツパ
ー7a,7aが設けられているとともに、同受体
7の底壁には水抜き孔7b…が開けられている。
各受体7の長手方向の内側寸法はLとされてお
り、同受体7には、同受体7に底部一部が嵌まり
込むようにしてそれぞれ2本の底部ブロツク8,
8が前記長手方向に直列に並んで嵌め込まれるよ
うになつている。各底部ブロツク8は、第5図a
にみる標準タイプのもので発泡樹脂材料からな
り、幅が前記受体7の内幅と同様であるが、全長
は前記受体7の内側寸法Lの1/2であるlとさ
れ、その両端部突片8a,8a間に溝8b…と突
出部8c…が交互にくるようになつている。前記
各端部突片8aの同ブロツク長手方向に対応する
方向の長さはw1であるとともに、前記溝8b…
は、壁パネル50の下端部(立込み金具付のこと
もある)の幅にほぼ一致する共通溝幅w2になつ
ており、前記突出部8c…の同ブロツク長手方向
に対応する長さはw2になつている。第6図にみ
るものは、同じく発泡樹脂材料からなるもので、
前記壁パネル50を嵌め込むことのできる溝9b
…のほかに、窓用サツシユ外付型の壁パネル51
を嵌め込むことのできる溝9b′を有する特殊な底
部ブロツク9をあらわしている。前記溝9b′は、
第5図にみる突出部8cの一部を2点鎖線のよう
に切り除くことで広く形成されたものである。第
7図にみるものは、前記壁パネル50を嵌めるこ
とのできる溝10b…のほかに、雨戸用サツシユ
外付型の壁パネル52をも一部に嵌め込むことの
できる溝10b′を有する特殊な底部ブロツク10
をあらわしている。前記溝10b′は、突出部10
cの1つの2点鎖線のように切り取つてこれに隣
合う突出部10cの横サイドに接着等により取付
けられることで形成されたより幅の広い溝になつ
たものである。前記ベースフレームAの4個所の
角部外側にはコーナー部材15が配置され、同コ
ーナー部材15は、板材の折り曲げによりL字形
に形成されたもので、前記各角部のL字状の外側
面に外方から当て付けられて固定されている。こ
れらコーナー部材15…ベースフレームAの幅方
向(両サイドフレームB,Bの直交する方向に直
交する方向)に対向する板部の各内側面には、第
8図にみるように、L字形をした取付ピース16
が取付けられている。各取付ピース16は、前記
コーナー部材15に離間して配置されているとと
もに、同取付ピース16およびコーナー部材15
の互いに対向する板部には、それぞれ上下に位置
するようにボルト通孔が設けられ、これら通孔の
うち下側のものには、前記各サイドフレームBの
両側下端部を回転し得るように止めるボルト(お
よびナツト)17がそれぞれ通されているととも
に、上側のものに蝶ボルト18が外側からねじ込
まれている。同蝶ボルト18は、前記取付ピース
16(あるいはベースフレームBの下端部)に溶
接により取付けられた裏ナツト19にねじ込まれ
るようになつている。前記構成は、各サイドフレ
ームBを第1図のように直立させた状態に固定さ
れるためと、同サイドフレームBを第9図のよう
に前記蝶ボルト18の緩められた状態でボルト1
7を中心にして内向きに90度回転させて第10図
のように折り畳んだ状態を得るためのものであ
る。前記取付ピース16…間には、第1図ないし
第3図にみるように、前記ベースフレームAの幅
方向に伸びるようにして第1水平バー34,34
が横架されていて、前記ベースフレームAの長手
方向に対向するようになつている。各第1水平バ
ー34の前記対向する側の面には多数の側部受ピ
ース34a…が突出しており、これらのピース3
4a…は、前記底部ブロツク8,8の各溝8bに
嵌め込まれる壁パネル50(あるいは壁パネル5
1,52)の立ち上がる側端面下部に対向し得る
よう前記底部ブロツク8,8の各溝8bの幅間中
央に同列状にくるように配列されている。これら
ピース34a…の先端には、前記壁パネル50…
を損傷なく受け止めるようにするため、プラスチ
ツク材料からなるキヤツプが被せられるようにな
つている。
前記各サイドフレームBは、第11図に詳しく
みるように、左右2本の支柱30,30と複数本
の第1〜第3横架バー31〜33および1本の第
2水平バー35を備えている。前記各支柱30は
四角なパイプよりなり、その下端には前記ボルト
17および蝶ボルト18をそれぞれ通すためのボ
ルト通孔36,37が上下に位置するようにして
横貫通状に開けられている。これら支柱30…の
各上端には、前記ベースフレームAの幅方向外側
面に位置するように吊掛受具38が突出して取付
けられている。同受具38は、第12図にみるよ
うに、環状(あるいはフツク状)のものでなり、
クレーンのフツクに掛けられるワイヤーロープや
スリング等の吊掛手段に引つ掛けられるようにな
つている。前記支柱30には、第11図および第
13図にみるように、補助支柱39が昇降し得る
ように差し込まれている。同補助支柱39は、前
記支柱30に嵌まるように四角なパイプを用いて
あつて、標準高さサイズの壁パネルであるとき
は、その上端に設けられた止め片40(第14図
参照)が支柱30の上端面に当たるようにして同
支柱30内に納まるようにされるが、壁パネルの
高さが標準のものを上回るときは、同支柱30に
沿つて摺動して伸ばされて内方の壁パネルをガー
ドするようになつている。前記補助支柱39が伸
びた状態を保つようにするため、各支柱30の上
端近くには、溶接ナツト41が外付けされ、同ナ
ツト41を通して同補助支柱39に蝶ボルト42
がねじ込まれるようになつている。前記補助支柱
39は必要でないときには取り外しておくように
してもよい。前記両支柱30,30間の第2水平
バー35は同支柱30,30のほぼ中間高さに配
置されており、同バー35の壁パネル50…側に
向く面には、前記第1水平バー34と同様の側部
受ピース35a…がそれぞれ前記ピース34a…
と同列状でかつ同じ突出量のもとに設けられてい
る。この側部受ピース35a…にも前記同様のキ
ヤツプが被せられるようになつている。
前記第1横架バー31は、第1水平バー34と
第2水平バー35間に、また、第2横架バー32
は、第2水平バー35のすぐ下側に、第3横架バ
ー33は、支柱30の上端より少し下方にそれぞ
れ配置されている。これら横架バー31〜33の
壁パネル50…側たる内面と前記支柱30,30
の同バー31〜33の高さに対応する内面には、
多数のバー入れ(倒れ止めバーの係止部)45…
が突出している。これらのバー入れ45…は、小
さいコの字形のピースであつて四角形で上下に貫
通する孔を有しているとともに、前記側部受ピー
ス34a…,35a…間のほぼ中間に位置してい
る。これらのバー入れ45…は、上下の関係にお
いてすべて同列になるように配列さている。同バ
ー入れ45…の前記長手方向に対向する間の間隔
は、前記壁パネル50の長手方向の長さよりも長
くなつているとともに、同バー入れ45…の前記
幅方向に配列されたものの間隔は壁パネル50の
厚さよりも少し大きくなつている。これらのバー
入れ45…の前記長手方向に向かい合う両者間に
は、第15図にみるような倒れ止めバー46…が
上方からの差し込みにより横架されるようになつ
ている。各倒れ止めバー46は、長い桟部46a
と、同桟部46aの両端から直角に同じ方向を向
いて突出していて前記長手方向に対向する1対の
バー入れ45,45に差し込まれる突起46b,
46bを備えているとともに、前記桟部46aの
両側面には、発泡樹脂材料からなるパツド47の
複数個がビス止めされている。前記倒れ止めバー
46は、第1図および第2図においては第1横架
バー31のバー入れ45…のみに差し込まれるよ
うになつているが、他の横架バー31〜33に設
けられたバー入れ45…にも差し込み得るように
なつている。
その態様は第19図にみるようである。同図a
は、標準高さの壁パネル(一般外壁パネル用等)
50…の他に、そのほぼ半分程度の高さの壁パネ
ル(勾配架構ユニツト用)50′…を同時に収容
する場合をあらわしている。この場合、壁パネル
50…に対しては前記第3横架バー33に設けら
れたバー入れ45…に、また、壁パネル50′に
対しては、最も下段に位置する第1横架バー31
のバー入れ45…に倒れ止めバー46…の各両端
を差し込んで同倒れ止めバー46…を掛け渡すよ
うにする。各倒れ止めバー46は、壁パネル5
0,50′をそれぞれ両側から挟むように配置さ
れる。同図bは、標準高さの壁パネル(一般外壁
パネル用等)50…の他に、前記壁50′より高
く前記壁50よりは低い壁(勾配架構ユニツト
用)50″…を同時に収容する場合をあらわして
いる。この場合、壁パネル50…に対しては前記
第3横架バー33に設けられたバー入れ45…
に、また、壁パネル50″…に対しては、中段に
位置する第2横架バー32のバー入れ45…に倒
れ止めバー46…の各両端を差し込んで同倒れ止
めバー46…の各両端を差し込んで同倒れ止めバ
ー46…を掛け渡すようにする。各倒れ止めバー
46は、壁パネル50,50″をそれぞれ両側か
ら挟むように配置される。同倒れ止めバー46…
は、各壁パネル50,50′,50″が運搬具内に
セツトされたのちに上方から差し込まれるように
される。そして、各壁パネル50の両側面には、
第15図にみるように、前記倒れ止めバー46,
46の両側に設けられたパツド47…が弾性によ
り緩衝機能をもつて当て付けられるようにされ
る。壁パネル50,50′,50″を運搬具から取
り出す際には先に倒れ止めバー46の方が抜かれ
る。これは、壁パネル50,50′,50″にガラ
リフード等の突出部分があつたりする場合にこれ
らが倒れ止めバー46に当たつて抜けなくなるの
を防止するためである。最も上段に配置された第
3横架バー33には、第16図および第17図に
みるように、補助倒れ止め具48…が設けられて
いる。各倒れ止め具48はロツドをU字形に曲げ
て形成されたもので、前記第3横架バー33のバ
ー入れ45…と同列状になるように同バー33の
外側面上部に配された支持パイプ(取付部)49
…にその基部が支持されるようにして個別に回転
し得るように取付けられている。各補助倒れ止め
具48は、前記回転により、第3横架バー33の
外部に垂れ下がつた待機状態(第17図参照)
と、先端の2本のロツド48a,48bが第3横
架バー33の上面に平行に沿つて運搬具の内方に
向いて水平に突き出した倒れ止め状態(第1図お
よび第16図参照)の2つの状態が得られるよう
になつている。各補助倒れ止め具48は、隣合う
壁パネル50,50間に入り込むようにして倒れ
止め機能をし、すなわち、一方のロツド48aが
隣合う一方の壁パネル50の対向する側の側面上
端に、また、他方のロツド48aは隣合う他方の
壁パネル50の対向する側の側面上端に、また、
他方のロツド48aは隣合う他方の壁パネル50
の対向する側の側面上端にそれぞれ受け止め可能
に接するようになつている。同補助倒れ止め具4
8…を運搬具の内方に向けて突出させるのは、前
記倒れ止めバー46…を抜き取る前において行な
われる。壁パネルが標準高さのもの50…の他
に、第19図aおよびbにみるような低いもの5
0′,50″…をも倒れ止めさせるようにする場
合、つぎのようにする。すなわち、同図aにみる
ように、標準高さの壁パネル50…に加えてかな
り低い壁パネル50′…をも倒れ止めする場合、
標準の壁パネル50…は、第3横架バー33のバ
ー入れ45…に差し込まれる倒れ止めバー46…
と、前記第3横架バー33に備え付けた補助倒れ
止め具48…で倒れ止めをする。壁パネル50′
に対しては、最も下段の第1横架バー31に設け
られたバー入れ45…に差し込まれる倒れ止めバ
ー46…と、前記第1横架バー31に着脱自在に
設けられる補助倒れ止め具59により同壁パネル
50′…の各上端部を倒れ止めするようにする。
この補助倒れ止め具59は、第20図にみるよう
に、前記第3横架バー33に上方から嵌まり合う
コの字形の取付台60にロツド61,61が取付
けられて、ボルト61,61により、同取付台6
0とともに第3横架バー33に着脱自在とされた
ものとされている。第19図bにみるように、標
準高さの壁パネル50…に加えて同パネルよりも
少し低めの壁パネル50″をも倒れ止めする場合、
標準の壁パネル50…は、第3横架バー33のバ
ー入れ45…に差し込まれる倒れ止めバー46…
と、前記第3横架バー33に備え付けた補助倒れ
止め具48…で倒れ止めをする。壁パネル50″
に対しては、中段の第2横架バー32に設けられ
たバー入れ45…に差し込まれる倒れ止めバー4
6…と、前記第2横架バー32に着脱自在に設け
られる前記補助倒れ止め具59…により同壁パネ
ル50″の各上端部を倒れ止めするようにする。
低く設けられる補助倒れ止め具59…を着脱自在
にしたのは、補助倒れ止め具48が標準高さ用で
使用頻度の高いものであるのに対して、同補助倒
れ止め具59は使用頻度の低いものであるととも
に、壁パネル50…を抜き出したりする場合に同
具59がそのままであると標準型の壁パネル50
…の突出部分(ガラリフード等)が引つ掛かつて
抜けなくなることを防止するため等の理由があ
る。
前記のように、請求項1記載の発明にかかる面
状物体運搬具は、倒れ止めバーと補助倒れ止め具
が、高さの異なる面状物体に応じて異なる高さ位
置に配置され得るようになつているので、標準高
さ以外の面状物体をも倒れ止めさせ得るようにな
る。請求項2記載の発明にかかる面状物体運搬具
は、補助倒れ止め具が、最高段のものが前記サイ
ドフレームに備え付け型とされ、それより低い段
のものは前記サイドフレームに着脱自在になつて
いるので、低い位置に配置される補助倒れ止め具
を外しておくようにすることで、高い面状物体を
出し入れする場合は、低い倒れ止めバーにより邪
魔されない。
なお、前記短いパネルは同一列に複数枚収容さ
れるほかに、同一列にただ1枚だけ収容されるよ
うなこともある。運搬具から壁パネル50…を取
り出すためクレーンの吊り掛け手段に引つ掛ける
場合、第2図にみるように、横架バー32等を利
用して足場67…を組んで安全に作業できるよう
にする。同足場67…は、前記壁パネル50を運
搬具内に収容する前に同パネル50の上端にラチ
ス梁等の梁部材68を先組みするような場合にも
用いられる。
〔発明の効果〕
請求項1および2記載の発明にかかる面状物体
運搬具は、以上のように構成されているため、前
記壁パネルのような面状物体の収容高さの異なる
場合であつても運搬具内において安定に収容され
るようになる。
請求項2記載の発明にかかる面状物体運搬具に
よれば、さらに、低い位置に配置される補助倒れ
止め具を外しておくことで、高い面状物体を出し
入れする場合に、低い補助倒れ止め具により邪魔
されない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明にかかる面状物体運搬具の一
実施例をあらわす全体斜視図、第2図は同運搬具
に壁パネルが収容された様子を同パネル抜き出し
時においてあらわす斜視図、第3図はベースフレ
ームをあらわし、同図aはその平面図、同図bは
その正面図、同図cは同図aの右側面図、第4図
は受体をあらわし、同図aはその平面図、同図b
はその正面図、同図cは同図aの右側面図、第5
図は標準型の底部ブロツクをあらわし、同図aは
その正面図、同図bはその側面図、第6図は窓用
サツシユ外付型の壁パネルをも嵌め込むことので
きる特殊な底部ブロツクをあらわし、同図aはそ
の正面図、同図bはその側面図、第7図は雨戸用
サツシユ外付型の壁パネルをも嵌め込むことので
きる特殊ブロツクをあらわし、同図aはその正面
図、同図bはその側面図、第8図はベースフレー
ムとサイドフレームの取付部分をあらわし、同図
aはその正面図、同図bはそれを上方からみた横
断面図、同図cは同図aの右側面図、第9図は倒
れ止めバーが取り外されて運搬具が折り畳まれる
様子をあらわす斜視図、第10図はその折り畳み
が完了して複数段に積み重ねられた様子をあらわ
す斜視図、第11図はサイドフレームの詳細をあ
らわし、同図aはその正面図、同図bはその右側
面図、同図cは同図aの底面図、第12図は吊掛
受具のみをあらわす正面図、第13図は補助支柱
が支柱に差し込まれている様子をあらわす断面
図、第14図は止め片をあらわす正面図、第15
図は倒れ止めバーをあらわし、同図aはその正面
図、同図bはその底面図、同図cは同図aの右側
面図、第16図は倒れ止めバーが差し込まれる様
子と倒れ止めバーが壁パネルの側面に当たつてい
る様子をあらわす斜視図、第17図は補助倒れ止
め具が外側に回転され垂下状態で待機している様
子をあらわす正面図、第18図は上下に段階状に
設けられたバー入れに対して倒れ止めバーをセツ
トする際の様子をあらわした正面図、第19図a
およびbが標準高さの壁パネル他にそれよりも低
い壁パネルをも収容して倒れ止めするようにした
1例をあらわした模式図、第20図は着脱自在に
配される補助倒れ止め具の他の例をあらわした斜
視図である。 A…ベースフレーム、B…サイドフレーム、4
…倒れ止めバー、48,59…補助倒れ止め具、
50,51,52…壁パネル(面状物体)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 面状物体の収容空間となる直方体空間の底面
    を構成するベースフレームと、前記直方体空間の
    対向する側面を構成する2つのサイドフレームと
    を備え、同サイドフレームが前記ベースフレーム
    から立ち上がるように同ベースフレームに取付け
    られていて、それぞれの面を前記直方体空間の底
    面と対向2側面に直交させるようにして同直方体
    空間内に並列に離間して立てられた複数枚の面状
    物体が、常時は、互いの間に挿入されるようにし
    て前記両サイドフレーム間に着脱自在に掛け渡さ
    れた倒れ止めバーによつて支えられ、同倒れ止め
    バーが外されたときには、前記各面状物体の並列
    離間する間隙内に臨み得る補助倒れ止め具によつ
    て支えられるようになつている運搬具であつて、
    前記サイドフレームには、収容時高さの異なる面
    状物体に応じて前記倒れ止めバーと補助倒れ止め
    具が異なる高さ位置に配置され得るように、同倒
    れ止めバーの係止部と同補助倒れ止め具の取付部
    が複数段に設けられていることを特徴とする面状
    物体運搬具。 2 補助倒れ止め具は、最高段のものが前記サイ
    ドフレームに備え付け型とされ、それより低い段
    のものが前記サイドフレームに着脱自在になつて
    いる請求項1記載の面状物体運搬具。
JP28821288A 1988-11-15 1988-11-15 面状物体運搬具 Granted JPH02139345A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28821288A JPH02139345A (ja) 1988-11-15 1988-11-15 面状物体運搬具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28821288A JPH02139345A (ja) 1988-11-15 1988-11-15 面状物体運搬具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02139345A JPH02139345A (ja) 1990-05-29
JPH0585413B2 true JPH0585413B2 (ja) 1993-12-07

Family

ID=17727271

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28821288A Granted JPH02139345A (ja) 1988-11-15 1988-11-15 面状物体運搬具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02139345A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009126542A (ja) * 2007-11-21 2009-06-11 Sharp Corp 廃薄型テレビの搬送用コンテナ
JP6813902B2 (ja) * 2018-03-28 2021-01-13 ヒロホー株式会社 収容容器

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02139345A (ja) 1990-05-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3533502A (en) Shipping rack
US10597057B1 (en) Construction safety railing assemblies, components, and methods for storage, transport, and installation
US5924577A (en) Modular rack and storage system
US4901650A (en) Industrial pallet having upward extending support posts and locking means
JPH0585413B2 (ja)
JPH0579588B2 (ja)
JP2883848B2 (ja) 面状物体搬送治具
JPH02139346A (ja) 面状物体運搬具
JP2002337923A (ja) 建築用複合パネルの搬送装置
JP2883849B2 (ja) 面状物体搬送治具
JPH02139344A (ja) 面状物体運搬具
JP2018096160A (ja) 足場資材昇降用担架
JPH0317350A (ja) 建築用足場
JPH0732469Y2 (ja) ポータブルボックス
JP2001048166A (ja) 折畳コンテナー
CN210500180U (zh) 一种建筑施工用工具摆放架
JPS6340449Y2 (ja)
JPH0631117B2 (ja) 面状物体運搬具
CN220130599U (zh) 一种方便转运的防水卷材摆放架
JPH0618284U (ja) 面状物体の運搬治具
RU2256595C2 (ru) Разборный контейнер для транспортирования и хранения длинномерных грузов, преимущественно пиломатериалов
JP2001214615A (ja) 仮設建物
JPH08318946A (ja) 浴室ユニット用部材の輸送用収納ボックス
JP3085732B2 (ja) ユニット住宅の仮屋根敷設構造及びその方法
JP2512572B2 (ja) 工事用梯子ユニット