JPH0618188Y2 - 断熱箱体 - Google Patents

断熱箱体

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JPH0618188Y2
JPH0618188Y2 JP1987014511U JP1451187U JPH0618188Y2 JP H0618188 Y2 JPH0618188 Y2 JP H0618188Y2 JP 1987014511 U JP1987014511 U JP 1987014511U JP 1451187 U JP1451187 U JP 1451187U JP H0618188 Y2 JPH0618188 Y2 JP H0618188Y2
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JP
Japan
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base
outer box
box
machine room
fixing member
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JP1987014511U
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JPS63123970U (ja
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善一 柿沼
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] 産業上の利用分野 本考案は断熱箱体における圧縮機や凝縮器等の機械部品
を載置する底板の固定装置に関する。
従来の技術 従来此種断熱箱体は、圧縮機や凝縮器等の比較的重量の
大きな機械部品を低温庫本体下部に配設させており、種
々ある中でも実開昭60−162882号公報にあって
は、本体底壁に吸気路を有する例が開示されている。こ
れは、本体下面に床面との間隔保持並びに本体支持のた
めの脚材が設けられることから、この間隔部分より空気
を取り入れて、本体側面に吸気口を設けず、外観を損な
わないようにするものであった。
考案が解決しようとする問題点 前記従来の技術にあっては、圧縮機及び凝縮器を載置す
る金属製のベースの一部を開口して、外気を導入するた
めの吸気口を形成している。すなわち、ベースとして一
枚の金属板を採用しており、従来これが一般的であっ
た。そして、このベースを外箱に対して固定するが、こ
の固定において、鉛直方向の固定を行なっていた。そこ
で、鉛直方向に固定するためには、外箱並びにベースを
上下逆にした状態で行なうか、外箱並びにベースを持ち
上げて下方から行なうかする方法をとることになる。し
かし、この2つの方法において、前者は、上下逆にする
ことから、ベース上に載置・固定された圧縮機のオイル
が圧縮機上方に移動してしまい、オイルが上方に残って
いる状態のまま圧縮機を運転すると、摺動部の摩耗等の
悪影響があり、圧縮機の寿命を縮めてしまうことになる
という問題点があった。また、後者にあっては、下から
の作業であるため、非常にやり難く、作業能率の低下の
原因となっていた。
このため本考案は、固定が容易に行なえる底板を有した
断熱箱体を提供するものである。
[考案の構成] 問題点を解決するための手段 本考案の断熱箱体は、周側面各コーナーに湾曲面が形成
された外箱と、外箱と間隔を存して内側に設けられた内
箱と、内箱の底壁の下に間隔を存して設けられ外箱とと
もに機械室を画成する天板と、外箱・内箱及び天板によ
り形成される空間に充填された発泡断熱材と、外箱下端
内側に設けられる環状の枠部材と、枠部材の短辺に設け
られ水平方向に取付孔を形設したベース固定部材と、固
定部材に固定され機械室の底面を形成するベースとを備
え、ベースは、間隔を存して長辺方向に並設され機械室
に配設される機械部品を載置固定する複数の架設部材
と、架設部材の端部に短辺方向に並設され水平方向に形
設した係止孔にて取付孔へ固定される補強部材とから成
り、前記ベース固定部材には、前記取付孔の両側に位置
して前記ベースの位置決め用立上片を形成して成るもの
である。
作用 間隔を存して架設部材(12)を並設することで、機械室底
面の空気の出入りを促進して、機械室内に熱が籠もりに
くくしている。また、補強部材(13)に並設される架設部
材(12)同志の連結並びに補強の機能と、ベース(11)全体
としてのベース固定部材(17)への固定の機能を持たせて
いる。
実施例 以下本考案の実施例について第1図〜第3図を参照して
説明する。
(1)は上面に開口を有した低温庫であり、スポット型の
ショーケースを例にとり説明する。(2)は低温庫(1)の本
体としての断熱箱体で、周側面各コーナーに湾曲面が形
成された例えば金属製の外箱(3)と、この外箱(3)と間隔
を存して設けられ底壁並びに上面開口を有する金属製の
内箱(4)と、この内箱(4)の底壁の下に間隔を存して設け
られ外箱(3)の下部とともに機械室を画成する天板と、
内箱(4)と外箱(3)との間及び内箱(4)と天板との間に充
填される発泡ポリウレタン等の発泡断熱材とにより構成
されている。
(6)は外箱(3)の下端の内側に当接するように内向きフラ
ンジ(5)に載置された環状の枠部材で、例えば金属板を
折曲して断面略U字状に形成し、内外側立上片(7)(8)を
備えるとともに、各コーナーの形状に対応させたコーナ
ー部を形成している。尚、この枠部材(6)は外箱(3)の下
端の強度を向上させるためのものである。(9)は外箱(3)
下端の4コーナーに設けられた取付板で、その下面に床
面と接する脚材としてのキャスター(10)をビスにて固定
している。
(11)は機械室に配設されるべき機械部品を載置固定する
ため機械室の底部を形成するベースであり、外箱の底面
積と同じ面積を有する一枚の金属板を用いるのではな
く、最大で圧縮機(14)及び凝縮器(15)の幅程度の間隔を
存して長手方向に並設された複数本例えば2本の架設部
材(12)と、この架設部材(12)(12)の端部に短辺方向にそ
れぞれ設けられ架設部材(12)(12)とともに井桁状或いは
枠状のベースを形成する補強部材(13)とを備えている。
また、架設部材(12)はその強度向上のため断面略状を
呈しており、更に圧縮機(14)の脚を固定する部分に段差
を形成してある。尚、補強部材(13)には水平方向に係止
孔(16)が適数個形設してある。(17)は枠部材(6)の相対
向する短辺に設けられるベース固定部材であり、枠部材
(6)の内側立上片(7)の内側にビスや溶接等で取り付けら
れている。また2つのベース固定部材(17)間の間隔は、
ベース(11)の補強部材(13)(13)の間隔よりわずかに大き
くするか或いはわずかに小さくし(この実施例にあって
はわずかに小さくしてある)、それぞれ取付片(18)の両
端より立上片(19)を形成し、ベース(11)の位置決めを行
ないやすくしておく。即ち、立上片(19)が架設部材(12)
(12)の内側に入って位置決めを行う。更に取付片(18)の
下端を内方へ傾斜するように折曲しておけば、補強部材
(13)の内側にベース固定部材(17)を配置させやすくでき
る。尚、取付片(18)には係止孔(16)に対向する取付孔(2
0)が形設してある。(21)は凝縮器用送風機であり、ファ
ン(22)、ファンモータ(23)、モータ取付部材(24)から構
成され、凝縮器(15)と圧縮機(14)の間の凝縮器(15)近傍
に配設される。(25)はファン(22)の周囲を覆うとともに
凝縮器(15)の上方に位置し風向板の役をする水平片(26)
を有したカバーである。
このような構成にあって、ベース(11)上に機械部品を載
置固定した状態で、断熱材を充填した外箱(3)をベース
固定部材(17)が補強部材(13)の内側に位置するようにベ
ース(11)の上方より覆い、水平方向外側より固定用のビ
スにて補強部材(13)と固定部材(17)とを固定すること
で、外箱(3)とベース(11)との固定が行なえる。
以上のように、機械部品を載置するベース(11)を、適数
本の架設部材(12)と、少なくとも2本の架設部材(12)(1
2)の端部にそれぞれ取り付けられる補強部材(13)とで構
成し、この補強部材(13)に水平方向の係止孔(16)を形設
したので、外箱(3)の下端に設けたベース固定部材(17)
に水平方向に固定させることができるため、従来のよう
な鉛直方向の固定に比べ非常に容易に固定ができる。ま
た、並設される架設部材(12)の端部に取り付けた補強部
材(13)に、架設部材(12)同志の間隔を所定間隔に保持す
る間隔子としての機能と、外箱(3)に固定するための固
定具としての機能を兼用させられる。更に、ベース固定
部材(17)を外箱(3)下端の強度を向上する枠部材(6)に取
り付けていることから、重量の大きな圧縮機(14)を載置
したベース(11)が固定されても、外箱(3)下端には重力
による影響はない。そして、ベース(11)として一枚の板
で形成せず、間隔を存した架設部材(12)を用いたこと
で、空気の吸入・排出がスムーズなものとできる。
[考案の効果] 以上詳述したように本考案によれば、並設される架設部
材の端部に短辺方向に設けた補強部材に、架設部材同志
の間隔を所定間隔に保持する間隔子としての機能と、外
箱に固定するための固定具としての機能を兼用させられ
る。また、水平方向に係止孔を形設したことで、外箱へ
の固定方向が水平方向にできると共に、ベース固定部材
の取付片に形成した立上片によってベースの位置決めを
容易に行うことができるため、作業性が著しく向上す
る。
【図面の簡単な説明】
各図は本考案の一実施例を示し、第1図は機械部品を搭
載した状態のベースの外観斜視図、第2図はスポット型
ショーケースの外観斜視図、第3図はベースを固定部材
に固定した状態の要部断面図である。 (2)……断熱箱体、(3)……外箱、(4)……内箱、(6)……
枠部材、(11)……ベース、(12)……架設部材、(13)……
補強部材、(14)……圧縮機、(15)……凝縮器、(16)……
係止孔、(17)……ベース固定部材、(20)……取付孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】周側面各コーナーに湾曲面が形成された外
    箱と、該外箱と間隔を存して内側に設けられた内箱と、
    該内箱の底壁の下に間隔を存して設けられ前記外箱とと
    もに機械室を画成する天板と、前記外箱・内箱及び天板
    により形成される空間に充填された発泡断熱材とを備え
    た断熱箱体において、前記外箱下端内側に設けられる環
    状の枠部材と、該枠部材の短辺に設けられ水平方向に取
    付孔を形設したベース固定部材と、該固定部材に固定さ
    れ前記機械室の底面を形成するベースとを備え、前記ベ
    ースは、間隔を存して長辺方向に並設され機械室に配設
    される機械部品を載置固定する複数の架設部材と、該架
    設部材の端部に短辺方向に並設され水平方向に形設した
    係止孔にて前記取付孔へ固定される補強部材とから成
    り、前記ベース固定部材には、前記取付孔の両側に位置
    して前記ベースの位置決め用立上片を形成して成ること
    を特徴とする断熱箱体。
JP1987014511U 1987-02-03 1987-02-03 断熱箱体 Expired - Lifetime JPH0618188Y2 (ja)

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JP1987014511U JPH0618188Y2 (ja) 1987-02-03 1987-02-03 断熱箱体

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JPS63123970U JPS63123970U (ja) 1988-08-12
JPH0618188Y2 true JPH0618188Y2 (ja) 1994-05-11

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58172789U (ja) * 1982-05-12 1983-11-18 サンデン株式会社 冷蔵シヨ−ケ−ス

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