JPH0618185Y2 - 冷気循環式オ−プンシヨ−ケ−スのダンパ装置 - Google Patents

冷気循環式オ−プンシヨ−ケ−スのダンパ装置

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JPH0618185Y2
JPH0618185Y2 JP1987021682U JP2168287U JPH0618185Y2 JP H0618185 Y2 JPH0618185 Y2 JP H0618185Y2 JP 1987021682 U JP1987021682 U JP 1987021682U JP 2168287 U JP2168287 U JP 2168287U JP H0618185 Y2 JPH0618185 Y2 JP H0618185Y2
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JP
Japan
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damper
drive motor
switch
air circulation
damper device
Prior art date
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Application number
JP1987021682U
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JPS63129183U (ja
Inventor
祐次 青山
敏城 川北
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、冷気循環路内に冷却器を2台備え、この冷
却器を1台ずつ順次除霜する冷気循環式オープンショー
ケースにおいて、除霜される側の冷却器の空気通路を閉
鎖するダンパ装置に関する。
〔従来の技術〕
この種のオープンショーケースを第4図ないし第6図に
示す。図において、断面略コ字形の本体ケース1の内部
には、庫内2を囲むように、冷気循環路3および通風路
4が、仕切板5を挟んでその内外に形成されている。前
記冷気循環路3は、その両端が本体ケース1の開口部1
aに臨み冷気吹出口3aおよび吸込口3bをなし、かつ
内部に2台の冷却器6A,6Bおよびファン7が配設さ
れている。一方通風路4は、その両端がそれぞれ冷気吹
出口3a,吸込口3bの外側に並んで吹出口4aおよび
吸込口4bをなし、内部にファン8が設置されている。
前記冷気吹出口3aおよび吹出口4aにはそれぞれ空気
整流体9が装着されている。
21は冷却器6A,6Bの空気通路を、選択的にその一
方を開閉するダンパ装置で、支軸22に固定されるダン
パ23を備える。前記支軸22はカップリング24を介
して減速機付駆動モータ25の出力軸25aと連結され
る。26および27a,27bはカップリング24の外
周に沿って3個所に配置された位置スイッチで、それぞ
れのアクチュエータACがカップリング24の外周上に
形成された作動溝24aと係合することにより駆動モー
タ25を停止させる。
上記オープンショーケースは、冷却運転時には第4図に
示す如く、2台の冷却器6A,6Bに膨張弁を通して冷
媒が送り込まれ、またダンパ23が冷却器6A,6Bの
空気通路の中央に直立し両冷却器の空気通路を開放す
る。しかしてファン7によって庫内空気が吸込口3bか
ら冷気循環路3に吸込まれ、冷却器6A,6Bを洗流し
この際前記冷媒と熱交換して冷却空気となり、冷気循環
路3を矢印の如く循環する。前記冷却空気は冷気吹出口
3aから吹出し開口部1aに冷気エアーカーテン11を
形成するとともに庫内2を冷却する。一方ファン8によ
って、通風路4を非冷却空気が矢印の如く循環し、冷気
エアーカーテン11の外側にエアーカーテン12を形成
する。前記冷気エアーカーテン11は、庫内2を外気か
ら熱遮断し、またエアーカーテン12は冷気エアーカー
テン11を保護して前記熱遮断効果を高める。従って庫
内2が効率よく冷却保冷される。
上記冷却運転の継続によって冷却器6A,6Bに霜が付
着する。この着霜を除去するために、適当間隔で除霜運
転が行われる。この除霜運転では、除霜用加熱空気によ
り庫内商品の温度が上昇するのを避けるために、2台の
冷却器6A,6Bを順次1台ずつ、かつ他の1台を冷却
運転しながら除霜する。第5図、第6図は冷却器6Bの
除霜運転を示すもので、この場合先づ駆動モータ25が
ONしてダンパ23が回動を初め、作動溝24aが位置
スイッチ26の位置から移動し位置スイッチ27bを作
動させることによって駆動モータがOFFとなり、ダン
パ23が冷却器6Bの空気通路を閉鎖する。前記冷却器
6Bは、高温の冷媒がそのまま送り込まれ、加熱除霜さ
れる。冷却器6Bを除霜中、冷却器6Aおよびファン
6、8は冷却運転を続け、庫内商品は冷却状態に保たれ
る。所定時間後駆動モータ25が再びONするとともに
逆回転してダンパ23を逆方向に回動させる。そして冷
却器6Bと同様に冷却器6Aが除霜される。その後作動
溝24が位置スイッチ26と係合するまで駆動モータ2
5が運転してダンパ23が元の状態に復帰し、2台の冷
却器6A,6Bは共に冷却運転となる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで従来のダンパ装置では、位置スイッチ27a,
27bが故障した際に、駆動モータ25がそのまま運転
を続け、ダンパ23が破損したり、あるいは逆向きへの
回動が不能になり、オープンショーケースの冷却運転、
除霜運転が正常に行われなくなる危険があった。
この考案は位置スイッチが故障してもダンパが致命的な
損傷を生じず、オープンショーケースを正常運転に速か
に復帰させることのできる冷気循環式オープンショーケ
ースのダンパ装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、この考案によれば、本体ケ
ースの冷気循環路内に並設された2台の冷却器の通風路
の中央に回動可能に設けられ、除霜される一方の冷却器
の通風路を開閉可能に閉鎖するダンパと、このダンパを
回動させる駆動モータと、この駆動モータの出力軸の回
転角度を検出して前記ダンパの回動位置を規制する位置
スイッチとを備える冷気循環式オープンショーケースの
ダンパ装置において、前記ダンパが前記回動位置を越え
て尚、運転を続ける前記駆動モータを停止させる暴走停
止用スイッチと前記回動位置を越えて停止した前記ダン
パを復帰させるように前記駆動モータを運転させる復帰
スイッチとを設けるものとする。
〔作用〕
位置スイッチが故障しても、暴走停止用スイッチの作動
によって駆動モータが停止し、ダンパは損傷を免れる。
またこのダンパは、復帰スイッチによって駆動モータが
運転され正常位置へ戻される。
〔実施例〕
第1図ないし第3図はこの考案の実施例を示すもので、
第4図ないし第6図と共通あるいは同一の部分は同じ符
号で示す。
第1図ないし第3図において、カップリング24を取巻
くように設けられた支持板30に支持されて前記位置ス
イッチ26および27a,27bが設置されている。3
1aおよび31bはそれぞれダンパ23の回動方向にお
いて位置スイッチ27aおよび27bより少し進んだ位
置に配設された暴走停止用スイッチである。32aおよ
び32bは冷却器を除霜するための図示しないCPUに
よる除霜制御出力により動作するリレーを介してON,
OFFされる駆動モータ25の駆動スイッチ、33a
1,33a2および33b1,33b2はダンパ23を
正常位置に復帰させるために駆動モータ25を運転させ
る手動の復帰スイッチである。
前述の構成において、例えば冷却器6Bの除霜の場合に
は、駆動スイッチ32bがONして駆動モータ25が運
転し、カップリング24が矢印A方向に回転する。しか
して作動溝24aが移動して位置スイッチ27bと係合
し、位置スイッチ27bがOFFするとともに駆動モー
タ25が停止する。前記駆動モータ25の運転により回
動するダンパ23は冷却器6Bの空気通路を閉鎖する位
置で停止する。ところで前記位置スイッチ27bの故障
により駆動モータ25が位置スイッチ27bにより停止
させられることなく運転し続ける際には、作動溝24a
が単に僅かに進みスイッチ31bをOFFさせることに
より駆動モータ25が停止する。このスイッチ31bが
作動するまでダンパ23は正規位置より僅かに多く矢印
A方向に回動するが、格別の支障が生じない状態で停止
する。そこで異状点検、障害を除去した後復帰スイッチ
33a1をONすることにより、33a2がOFFされ
るとともに駆動モータ25は位置スイッチ27aを通る
回路を介して通電され逆回転する。そして作動溝24a
が位置スイッチ27bの位置まで矢印Aと逆方向に移動
したところで駆動モータ25が停止され、ダンパ23は
冷却器6Bの空気通路を閉鎖する正常状態に復帰する。
〔考案の効果〕
この考案によれば、ダンパが回動位置を越えて尚運転を
続ける駆動モータを停止させる暴走停止用スイッチと、
回動位置を越えて停止したダンパを復帰させるために駆
動モータを逆回転させる復帰スイッチを設けるようにし
たので、ダンパが冷却器の空気通路を閉鎖する正常位置
で駆動モータを停止させる位置スイッチが故障しても、
暴走停止用スイッチによって駆動モータが停止し、ダン
パが損傷したり、復帰不能になることが免がれる。また
前記正常位置よりさらに僅かに回動したダンパは復帰ス
イッチによって容易に正常位置に移動するので、オープ
ンショーケースは速やかに正常な冷却運転、除霜運転に
復帰することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示すダンパ装置の考案要部
に関する電気回路図、第2図は同じく正面図、第3図は
同じく側面図、第4図はこの考案の対象となるオープン
ショーケースの冷却運転における断面図、第5図は同じ
く一方の冷却器が除霜時の断面図、第6図は従来のダン
パ装置の側面図である。 6A,6B……冷却器、21……ダンパ装置、23……
ダンパ、25……駆動モータ、27a,27b……位置
スイッチ、31a,31b……暴走停止用スイッチ、3
3a1,33b1……復帰スイッチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体ケースの冷気循環路内に並設された2
    台の冷却器の通風路の中央に回動可能に設けられ、除霜
    される一方の冷却器の通風路を開閉可能に閉鎖するダン
    パと、このダンパを回動させる駆動モータと、この駆動
    モータの出力軸の回転角度を検出して前記ダンパの回動
    位置を規制する位置スイッチとを備える冷気循環式オー
    プンショーケースのダンパ装置において、前記ダンパが
    回動位置を越えて尚、運転を続ける前記駆動モータを停
    止させる暴走停止用スイッチと、回動位置を越えて停止
    した前記ダンパを復帰させるように前記駆動モータを運
    転させる復帰スイッチとを設けたことを特徴とする冷気
    循環式オープンショーケースのダンパ装置。
JP1987021682U 1987-02-17 1987-02-17 冷気循環式オ−プンシヨ−ケ−スのダンパ装置 Expired - Lifetime JPH0618185Y2 (ja)

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JPH0694981B2 (ja) * 1985-06-03 1994-11-24 松下冷機株式会社 冷蔵庫

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