JPH06181424A - ディジタルフィルタシステム - Google Patents

ディジタルフィルタシステム

Info

Publication number
JPH06181424A
JPH06181424A JP33312592A JP33312592A JPH06181424A JP H06181424 A JPH06181424 A JP H06181424A JP 33312592 A JP33312592 A JP 33312592A JP 33312592 A JP33312592 A JP 33312592A JP H06181424 A JPH06181424 A JP H06181424A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coefficient
data
output
input
multiplier
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33312592A
Other languages
English (en)
Inventor
Izumi Hayashibara
泉 林原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
Priority to JP33312592A priority Critical patent/JPH06181424A/ja
Publication of JPH06181424A publication Critical patent/JPH06181424A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、FIR(Finite Inpul
se Response)型のディジタルフィルタない
しこのFIRフィルタを一部に含むディジタルフィルタ
を備えたディジタルフィルタシステムに関し、消費電力
を低減させる。 【構成】絶対値の小さい係数を零に置換して係数レジス
タに格納し、あるいは、絶対値の小さい係数の乗算に代
えて係数レジスタもしくはデータレジスタの出力を零に
置換して乗算し、あるいは、絶対値の小さい係数を乗算
する乗算器を停止させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、FIR(Finite
Inpulse Response)型のディジタル
フィルタ、ないしこのFIRフィルタを一部に含むディ
ジタルフィルタを備えたディジタルフィルタシステムに
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、適応フィルタシステムを採用した
ディジタルフィルタが使用されてきている。適応フィル
タシステムとは、入力データに基づいてフィルタ係数を
自動的に定め、この自動的に定めたフィルタ係数を用い
て所望とする特性のディジタルフィルタを得るシステム
であり、例えばテレビ放送において、高層ビルなどの反
射電波によって生じるゴースト現象(同じ画像が互いに
ずれた位置に二重、三重に重なって映る現象)を除去す
るゴーストキャンセラや、電話等におけるエコー現象を
除去するエコーキャンセラ等がその例である。
【0003】一部の適応フィルタシステムにおいては、
あらかじめ定められた規格の基準信号が定期的に送信さ
れ、受信側でこの基準信号を受信し、受信した基準信号
をディジタルフィルタへの入力データとし、そのディジ
タルフィルタの出力データを受信側にあらかじめ記憶し
ておいた基準データと比較し、これらのデータどうしの
差異が小さくなるようにそのディジタルフィルタの係数
が逐次更新される。このようにしてフィルタ係数が更新
されたディジタルフィルタを通過させることにより、入
力データに混入したノイズ(ゴーストやエコー)が除去
される。
【0004】図5は、FIRフィルタの構成を示した回
路ブロック図である。入力データuがシフトレジスタを
構成する複数のデータレジスタに順次入力されクロック
に同期して1つ先のデータレジスタに順送りされる。こ
れら複数のデータレジスタに入力された各入力データ
は、各データレジスタに対応して備えられた各乗算器に
入力される。また各データレジスタに対応して各係数レ
ジスタが備えられ、これら各係数レジスタには各所定の
フィルタ係数wがセットされており、これら各係数wも
対応する各乗算器に入力される。各乗算器では、乗算器
用クロックに同期して、各入力データuに各フィルタ係
数wが乗算され、その後加算器により互いに加算され、
出力データy(n)として、
【0005】
【数1】
【0006】が出力される。(1)式で示される出力デ
ータは、入力データに所定のフィルタリング、例えばハ
イパスフィルタリングやローパスフィルタリング等を施
したものとなる。図6は、FIRフィルタを適応フィル
タシステムとして構成した場合の例である。
【0007】このシステムには、FIRフィルタのほ
か、出力データy(n)を格納しておくメモリ、基準デ
ータを格納しておく基準データ格納用メモリ、および演
算用プロセッサが備えられている。定期的に発信され所
定の伝送経路(例えばテレビ局とテレビ受信機との間の
電波による伝送路等)を経由して受信された基準データ
が入力データu(n)としてFIRフィルタに入力さ
れ、そのときのFIRフィルタの出力データy(n)
(上記(1)式参照)がメモリに格納される。その後そ
のメモリに格納された出力y(n)データが順次読み出
され、またこれとともに基準データ格納用メモリにあら
かじめ格納されていた基準データd(n)が順次読み出
され、読み出された出力データ列と基準データ列がプロ
セッサで比較され、これら両者の差が小さくなるような
フィルタ係数c(n)が生成され、この生成されたフィ
ルタ係数c(n)が図5に示す係数レジスタに格納され
る。フィルタ係数を生成する手法として各種の手法が知
られているが、その中の1つにZF法(Zero Fo
rcing法)と呼ばれる手法がある。このZF法は、
ディジタルフィルタの出力データ列をy(n)、基準デ
ータ格納用メモリに格納された基準データ列をd
(n)、係数レジスタ(図5参照)に格納された更新前
のフィルタ係数をc(n)、更新後のフィルタの係数を
c′(n)としたとき、 c′(n)=γ・c(n)+α・(d(n)−y(n)) …(2) 但し、γ,αは各所定の定数である。に従って求める手
法であり、図6に示すプロセッサではこの(2)式に従
った演算が行なわれる。尚、フィルタ係数を決定する手
法は上述のZF法に限られず、例えば平均二乗誤差(M
ean Square Error)法等も知られてお
り、この平均二乗誤差法ないしさらに異なる他の手法を
採用してもよい。
【0008】図7は、ディジタルフィルタの他の例を表
わしたブロック図である。このディジタルフィルタは入
力経路と再帰経路にそれぞれFIRフィルタが備えられ
ている。ディジタルフィルタは種々に構成されるが、そ
の主なものに、例えばこの図7に示すようにFIRフィ
ルタ主体として構成されたものがある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述したような適応フ
ィルタシステムに用いられるディジタルフィルタは、よ
り高性能のフィルタリングを行うために回路規模が増大
し、またより高速に動作させるためにクロック周波数も
増大する傾向にあり、これらに伴って増大する消費電力
と発熱が大きな問題となっている。
【0010】例えば回路規模が600〜700段(図7
に示すデータレジスタの数が600〜700)、クロッ
ク周波数が15MHz程度のディジタルフィルタをCM
OS集積回路として構成した場合、例えば消費電流80
0mA、動作時の温度80℃程度となり、これは、LS
I用のフプラスチックパッケージの限界に近い数値であ
る。
【0011】本発明は、上記事情に鑑み、段数を減らす
ことなく消費電力を低減させたディジタルフィルタシス
テムを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のディジタルフィ
ルタシステムは、クロック信号に同期してシリアルに入
力されたディジタルの時系列データを出力する複数のデ
ータレジスタ、複数のデータレジスタそれぞれから出力
された各データを重み付けするための各係数それぞれを
格納する書換え自在な複数の係数格納手段、複数のデー
タレジスタから出力された各データに各データレジスタ
に対応する前記係数格納手段から出力された各係数を乗
算する複数の乗算器、およびこれら複数の乗算器の出力
を互いに加算する加算器からなるFIRフィルタを含
む、クロック信号に同期して時系列的に入力されるディ
ジタルの入力データに所定のフィルタリング処理を施し
て時系列的なディジタルの出力データを生成するディジ
タルフィルタシステムに関するものである。
【0013】上記目的を達成する本発明の第1のディジ
タルフィルタシステムは、上記ディジタルフィルタシス
テムにおいて、 (1)複数の係数格納手段に格納される複数の係数を生
成する係数生成手段 (2)係数生成手段で生成された複数の係数それぞれに
ついてその係数の絶対値が所定値以上か所定値未満かを
判定する係数判定手段 (3)係数判定手段により絶対値が所定値未満であると
判定された係数についてその係数を零に置換する係数置
換手段 (4)係数置換手段により必要に応じて置換された後の
複数の係数を複数の係数格納手段に格納する係数更新手
段 を備えたことを特徴とする。
【0014】また、本発明の第2のディジタルフィルタ
システムは、 (5)複数の係数格納手段に格納される複数の係数を生
成する係数生成手段 (6)係数生成手段により生成された複数の係数を複数
の係数格納手段に格納する係数更新手段 (7)係数生成手段で生成された複数の係数それぞれに
ついてその係数の絶対値が所定値以上か所定値未満かを
判定する係数判定手段 (8)互いに対応する係数格納手段と乗算器との間にそ
れぞれ配置された、係数判定手段により絶対的が所定値
以上であると判定された係数が格納された係数格納手段
の出力はそのまま対応する乗算器に入力し係数判定手段
により絶対的が所定値未満であると判定された係数が格
納された係数格納手段の出力は零に置換して対応する乗
算器に入力する複数のゲート手段 を備えことを特徴とする。
【0015】また、本発明の第3のディジタルフィルタ
システムは、 (9)複数の係数格納手段に格納される複数の係数を生
成する係数生成手段 (10)係数生成手段により生成された複数の係数を複
数の係数格納手段に格納する係数更新手段 (11)係数生成手段で生成された複数の係数それぞれ
についてその係数の絶対値が所定値以上か所定値未満か
を判定する係数判定手段 (12)互いに対応するデータレジスタと乗算器との間
にそれぞれ配置された、係数判定手段により絶対的が所
定値以上であると判定された係数が格納された係数格納
手段に対応するデータレジスタの出力はそのまま対応す
る乗算器に入力し係数判定手段により絶対的が所定値未
満であると判定された係数が格納された係数格納手段に
対応するデータレジスタの出力は零に置換して対応する
乗算器に入力する複数のゲート手段 を備えたことを特徴とする。
【0016】さらに、本発明の第4のディジタルフィル
タシステムは、 (13)複数の係数格納手段に格納される複数の係数を
生成する係数生成手段 (14)係数生成手段により生成された複数の係数を複
数の係数格納手段に格納する係数更新手段 (15)係数生成手段で生成された複数の係数それぞれ
についてその係数の絶対値が所定値以上か所定値未満か
を判定する係数判定手段 (16)係数判定手段により絶対値が所定値未満である
と判定された係数が格納された係数格納手段に対応する
乗算器における乗算演算を停止させる乗算制御手段 を備えたことを特徴とする。
【0017】
【作用】FIRフィルタには、図5に示すように、多数
の乗算器が備えられており、この乗算器で消費される電
力はこのFIRフィルタの全消費電力のおよそ80%で
ある。これは、乗算器の回路は他の回路に比較し規模が
大きいこと、乗算器用クロックの繰り返し周波数はシス
テムクロックの繰り返し周波数の整数倍であることがそ
の主な原因である。したがって、乗算器の消費電力を低
減化させることが重要となる。乗算器は入力される乗算
器用クロックを停止させることにより乗算演算そのもの
を停止させれば当然に消費電力は低下するが、乗算演算
を実行する場合であっても互いに乗算される2つのデー
タのうち少なくとも一方が零である場合に消費電力はか
なり低下する。
【0018】一方、エコーキャンセラ、ゴーストキャン
セラなどの用途では、本来の信号に対する高層ビル等で
反射して混入してきた反射信号(雑音)の相対的な位置
(本来の信号に対する反対信号(雑音)の時間遅れ;テ
レビ画面上の本来の画像に対するゴーストの相対的な位
置)は限られている場合が多い。そのような場合、多段
に構成されたFIRフィルタのうちの極く一部の部分の
みがその雑音の除去に有効に作用している。本発明は、
これらの点に想到することにより完成されたものであ
る。
【0019】即ち、本発明の第1のディジタルフィルタ
システムは、係数格納手段に格納されるべき複数の係数
を生成した(上記(1))ときに、その複数の係数それ
ぞれについて絶対値が所定値以上か所定値未満かを判定
し(上記(2))、所定値未満であると判定された係数
についてはその係数を零に置換した上で(上記
(3))、各係数を係数格納手段に格納する(上記
(4))ようにしたものであり、このためフィルタリン
グ特性に対する寄与の小さい部分については、入力デー
タには零が乗算されることになり、フィルタリング特性
は殆ど劣化することなく、零が乗算される乗算器につい
て消費電力が低減化され、したがってこのディジタルフ
ィルタシステム全体の消費電力が低減化される。
【0020】また、本発明の第2のディジタルフィルタ
システムは、生成された係数は零に置換されることなく
係数格納手段に格納されるが、各係数の絶対値が所定値
以上か所定値未満かを判定しておき、実際の演算に際し
て所定値未満であると判定された係数が格納された係数
格納レジスタの出力(係数)を零に置換して対応する乗
算器に入力する構成を備えたものであり、上述の第1の
ディジタルフィルタシステムと同様に消費電力が低減化
される。
【0021】また、本発明の第3のディジタルフィルタ
システムは、上記の第2のディジタルフィルタシステム
と近似した構成をとるものであるが、零に置換されるデ
ータは、係数ではなくデータレジスタの出力である点が
異なっている。この場合も乗算器に入力される2つのデ
ータの一方が零となり、したがって消費電力が低減化さ
れる。
【0022】さらに本発明の第4のディジタルフィルタ
システムは、各係数の絶対値が所定値以上か所定値未満
かを判定するところまでは上記第2および第3のディジ
タルフィルタと同じであるが、所定値未満であると判定
された係数格納手段に対応する乗算器では、例えばその
乗算器へのクロックの入力が停止されること等により、
乗算演算そのものが停止される。これにより消費電力の
低減化が図られる。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
1は、本発明のディジタルフィルタシステムの一実施例
の主要構成部分を示したブロック図である。データレジ
スタ(図5参照)から出力されたデータ(入力データ)
は乗算器に入力され、係数レジスタに格納された係数は
アンドゲートを経由して乗算器に入力される。
【0024】このアンドゲートには、プロセッサ(図6
参照)により制御されるイネーブル信号Eが入力され
る。このイネーブル信号Eが論理‘1’のときは係数レ
ジスタから出力された係数はそのままアンドゲートを通
過して乗算器に入力されるが、イネーブル信号Eが論理
‘0’のときは係数レジスタから出力された係数はアン
ドゲートを通過できず、アンドゲートの論理‘0’の出
力、即ち零が乗算器に入力される。
【0025】したがってプロセッサ(図6参照)でこの
係数レジスタに格納する係数を生成した際にこの係数の
絶対値があらかじめ定めた所定値以上か否かを判定して
おき、実際の乗算演算の際に所定値以上の場合にのみ論
理‘1’のイネーブル信号を出力する。これにより絶対
値の小さな係数は零に置換されて乗算器に入力されるこ
とになり、この場合この乗算器における消費電力が低減
化される。尚、この図1に示す例は、乗算演算の際に、
係数レジスタの出力を必要に応じて零に置換する例であ
るが、絶対値の小さい係数についてはあらかじめこれを
零に置換した上で係数レジスタに格納するようにしても
よい。この場合、アンドゲートやイネーブル信号Eによ
る制御は不要となる。
【0026】図2は、本発明のディジタルフィルタシス
テムの他の実施例の主要構成部分を示したブロック図で
ある。この実施例では、データレジスタ(図5参照)か
ら出力された入力データをそのまま乗算器に入力させる
か零に置換して乗算器に入力させるかを切換えるアンド
ゲートが備えられている。動作およびその効果について
は、図1に示した実施例の場合と同様であるため説明は
省略する。
【0027】図3は、本発明のディジタルフィルタシス
テムのもう一つの実施例の、主要構成部分を示したブロ
ック図である。この実施例では入力データと係数の双方
がアンドゲート等を経由せずに直接に乗算器に入力され
るが、乗算器に入力される乗算器用クロックのラインに
アンドゲートが備えられている。イネーブル信号Eが’
0’のとき乗算器用のクロックが止まりかつ乗算器部の
出力が0になる。効果は同様であり説明は省略する。
【0028】図4は、本発明を適用したFIRフィルタ
の回路ブロック図である。データレジスタ、係数レジス
タ、乗算器等からなる各段毎に選択レジスタが備えられ
ており、プロセッサ(図6参照)により、絶対値が所定
値より小さい係数が格納された係数レジスタに対応する
選択レジスタに論理‘0’、絶対値が所定値より大きい
係数が格納された係数レジスタに対応する選択レジスタ
に論理‘1’が書き込まれる。このため論理‘0’が書
き込まれた選択レジスタに対応する乗算器には乗算器用
クロックは入力されず、したがってその乗算器では乗算
演算は行なわれない。この乗算演算の行なわれない乗算
器の出力はアンドゲートにより零に置換されて加算器に
入力される。これによりこのFIRフィルタ全体として
消費電力の低減化が図られる。
【0029】尚、この図4には加算器は多数のデータを
同時に加算するものであるかのように示されているが、
実際は多数の加算器が使用される。これら多数の加算器
のうち、乗算演算が行なわれなかった乗算器からの出力
のみが入力される加算器はその加算演算も停止させる構
成としてもよい。その場合、乗算器の停止による消費電
力の低減に加え、加算器の停止による消費電力の低減も
加味されることになり消費電力の一層の低減化が図られ
る。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のディジタ
ルフィルタシステムは、絶対値の小さい係数を零に置換
して係数レジスタに格納し、あるいは、絶対値の小さい
係数の乗算に代えて係数レジスタもしくはデータレジス
タの出力を零に置換して乗算し、あるいは、絶対値の小
さい係数を乗算する乗算器を停止させたため、消費電力
の低減化されたディジタルフィルタシステムが実現す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディジタルフィルタシステムの一実施
例の主要構成部分を示したブロック図である。
【図2】本発明のディジタルフィルタシステムの他の実
施例の主要構成部分を示したブロック図である。
【図3】本発明のディジタルフィルタシステムのもう一
つの実施例の、主要構成部分を示したブロック図であ
る。
【図4】本発明を適用したFIRフィルタの回路ブロッ
ク図である。
【図5】FIRフィルタの構成を示した回路ブロック図
である。
【図6】FIRフィルタを適応フィルタシステムとして
構成した場合の例である。
【図7】ディジタルフィルタの他の例を表わしたブロッ
ク図である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クロック信号に同期してシリアルに入力
    されたディジタルの時系列データを出力する複数のデー
    タレジスタ、前記複数のデータレジスタそれぞれから出
    力された各データを重み付けするための各係数それぞれ
    を格納する書換え自在な複数の係数格納手段、前記複数
    のデータレジスタから出力された各データに該各データ
    レジスタに対応する前記係数格納手段から出力された各
    係数を乗算する複数の乗算器、およびこれら複数の乗算
    器の出力を互いに加算する加算器からなるFIRフィル
    タを含む、クロック信号に同期して時系列的に入力され
    るディジタルの入力データに所定のフィルタリング処理
    を施して時系列的なディジタルの出力データを生成する
    ディジタルフィルタシステムにおいて、 前記複数の係数格納手段に格納される複数の係数を生成
    する係数生成手段、 前記係数生成手段で生成された複数の係数それぞれにつ
    いて該係数の絶対値が所定値以上か所定値未満かを判定
    する係数判定手段、 前記係数判定手段により絶対値が所定値未満であると判
    定された係数について該係数を零に置換する係数置換手
    段、および前記係数置換手段により必要に応じて置換さ
    れた後の前記複数の係数を前記複数の係数格納手段に格
    納する係数更新手段を備えたことを特徴とするディジタ
    ルフィルタシステム。
  2. 【請求項2】 クロック信号に同期してシリアルに入力
    されたディジタルの時系列データを出力する複数のデー
    タレジスタ、前記複数のデータレジスタそれぞれから出
    力された各データを重み付けするための各係数それぞれ
    を格納する書換え自在な複数の係数格納手段、前記複数
    のデータレジスタから出力された各データに該各データ
    レジスタに対応する前記係数格納手段から出力された各
    係数を乗算する複数の乗算器、およびこれら複数の乗算
    器の出力を互いに加算する加算器からなるFIRフィル
    タを含む、クロック信号に同期して時系列的に入力され
    るディジタルの入力データに所定のフィルタリング処理
    を施して時系列的なディジタルの出力データを生成する
    ディジタルフィルタシステムにおいて、 前記複数の係数格納手段に格納される複数の係数を生成
    する係数生成手段、 前記係数生成手段により生成された前記複数の係数を前
    記複数の係数格納手段に格納する係数更新手段、 前記係数生成手段で生成された複数の係数それぞれにつ
    いて該係数の絶対値が所定値以上か所定値未満かを判定
    する係数判定手段、および互いに対応する前記係数格納
    手段と前記乗算器との間にそれぞれ配置された、前記係
    数判定手段により絶対的が所定値以上であると判定され
    た係数が格納された前記係数格納手段の出力はそのまま
    対応する前記乗算器に入力し前記係数判定手段により絶
    対的が所定値未満であると判定された係数が格納された
    前記係数格納手段の出力は零に置換して対応する前記乗
    算器に入力する複数のゲート手段を備えことを特徴とす
    るディジタルフィルタシステム。
  3. 【請求項3】 クロック信号に同期してシリアルに入力
    されたディジタルの時系列データを出力する複数のデー
    タレジスタ、前記複数のデータレジスタそれぞれから出
    力された各データを重み付けするための各係数それぞれ
    を格納する書換え自在な複数の係数格納手段、前記複数
    のデータレジスタから出力された各データに該各データ
    レジスタに対応する前記係数格納手段から出力された各
    係数を乗算する複数の乗算器、およびこれら複数の乗算
    器の出力を互いに加算する加算器からなるFIRフィル
    タを含む、クロック信号に同期して時系列的に入力され
    るディジタルの入力データに所定のフィルタリング処理
    を施して時系列的なディジタルの出力データを生成する
    ディジタルフィルタシステムにおいて、 前記複数の係数格納手段に格納される複数の係数を生成
    する係数生成手段、 前記係数生成手段により生成された前記複数の係数を前
    記複数の係数格納手段に格納する係数更新手段、 前記係数生成手段で生成された複数の係数それぞれにつ
    いて該係数の絶対値が所定値以上か所定値未満かを判定
    する係数判定手段、および互いに対応する前記データレ
    ジスタと前記乗算器との間にそれぞれ配置された、前記
    係数判定手段により絶対的が所定値以上であると判定さ
    れた係数が格納された前記係数格納手段に対応する前記
    データレジスタの出力はそのまま対応する前記乗算器に
    入力し前記係数判定手段により絶対的が所定値未満であ
    ると判定された係数が格納された前記係数格納手段に対
    応する前記データレジスタの出力は零に置換して対応す
    る前記乗算器に入力する複数のゲート手段を備えことを
    特徴とするディジタルフィルタシステム。
  4. 【請求項4】 クロック信号に同期してシリアルに入力
    されたディジタルの時系列データを出力する複数のデー
    タレジスタ、前記複数のデータレジスタそれぞれから出
    力された各データを重み付けするための各係数それぞれ
    を格納する書換え自在な複数の係数格納手段、前記複数
    のデータレジスタから出力された各データに該各データ
    レジスタに対応する前記係数格納手段から出力された各
    係数を乗算する複数の乗算器、およびこれら複数の乗算
    器の出力を互いに加算する加算器からなるFIRフィル
    タを含む、クロック信号に同期して時系列的に入力され
    るディジタルの入力データに所定のフィルタリング処理
    を施して時系列的なディジタルの出力データを生成する
    ディジタルフィルタシステムにおいて、 前記複数の係数格納手段に格納される複数の係数を生成
    する係数生成手段、 前記係数生成手段により生成された前記複数の係数を前
    記複数の係数格納手段に格納する係数更新手段、 前記係数生成手段で生成された複数の係数それぞれにつ
    いて該係数の絶対値が所定値以上か所定値未満かを判定
    する係数判定手段、および前記係数判定手段により絶対
    値が所定値未満であると判定された係数が格納された前
    記係数格納手段に対応する前記乗算器における乗算演算
    を停止させる乗算制御手段を備えたことを特徴とするデ
    ィジタルフィルタシステム。
JP33312592A 1992-12-14 1992-12-14 ディジタルフィルタシステム Pending JPH06181424A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33312592A JPH06181424A (ja) 1992-12-14 1992-12-14 ディジタルフィルタシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33312592A JPH06181424A (ja) 1992-12-14 1992-12-14 ディジタルフィルタシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06181424A true JPH06181424A (ja) 1994-06-28

Family

ID=18262576

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33312592A Pending JPH06181424A (ja) 1992-12-14 1992-12-14 ディジタルフィルタシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06181424A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07297680A (ja) * 1994-04-26 1995-11-10 Crystal Semiconductor Corp デジタルフィルタ及びデジタル信号のフィルタリング方法
JPH09200177A (ja) * 1996-01-16 1997-07-31 Kokusai Electric Co Ltd 相関フィルタ及びcdma受信装置
KR20040008081A (ko) * 2002-07-17 2004-01-28 마츠시타 덴끼 산교 가부시키가이샤 파형등화장치 및 시프트레지스터
GB2403360A (en) * 2003-06-28 2004-12-29 Zarlink Semiconductor Inc Reduced complexity filter implementation
WO2009104278A1 (en) * 2008-02-21 2009-08-27 Fujitsu Limited Filter device

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07297680A (ja) * 1994-04-26 1995-11-10 Crystal Semiconductor Corp デジタルフィルタ及びデジタル信号のフィルタリング方法
JPH09200177A (ja) * 1996-01-16 1997-07-31 Kokusai Electric Co Ltd 相関フィルタ及びcdma受信装置
KR20040008081A (ko) * 2002-07-17 2004-01-28 마츠시타 덴끼 산교 가부시키가이샤 파형등화장치 및 시프트레지스터
US7158565B2 (en) 2002-07-17 2007-01-02 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Waveform equalizer and shift register
GB2403360A (en) * 2003-06-28 2004-12-29 Zarlink Semiconductor Inc Reduced complexity filter implementation
GB2403360B (en) * 2003-06-28 2006-07-26 Zarlink Semiconductor Inc Reduced complexity adaptive filter implementation
US7461113B2 (en) 2003-06-28 2008-12-02 Zarlink Semiconductor Inc. Reduced complexity adaptive filter
WO2009104278A1 (en) * 2008-02-21 2009-08-27 Fujitsu Limited Filter device
JP2011510525A (ja) * 2008-02-21 2011-03-31 富士通株式会社 フィルタ装置
US8559551B2 (en) 2008-02-21 2013-10-15 Fujitsu Limited Filter device stopping input of zero-valued sample

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4723294A (en) Noise canceling system
US5894428A (en) Recursive digital filter
JP3135902B2 (ja) 自動等化器及び半導体集積回路
US8583717B2 (en) Signal processing circuit
JPH07193467A (ja) アダプティブフィルタ修正係数演算回路
JP3068996B2 (ja) 適応フィルタ装置及びそのステップゲインの発生方法
US20070268170A1 (en) System and Method for Spur Cancellation
JPH06181424A (ja) ディジタルフィルタシステム
US6108681A (en) System for sharing resources in a digital filter
EP0713291B1 (en) Signal processing apparatus
Lawrence et al. Multiprocessor implementation of adaptive digital filters
JP2006093884A (ja) フィルタ装置
JPH08172343A (ja) Iir型ディジタルフィルタの構成方法
JP3092647B2 (ja) 適応フィルタ装置
JPH0346813A (ja) デジタル・フィルタ回路
JP2538633B2 (ja) 適応フィルタ
JP2760756B2 (ja) デジタルフィルタ
JPH0575394A (ja) デイジタルフイルタ及びデイジタル信号処理システム
JPH06181425A (ja) ディジタルフィルタ
JP3102229B2 (ja) 信号処理装置
JPH0113244B2 (ja)
JPH0350961A (ja) ノイズ低減装置
JPH03263910A (ja) Iirフィルタ
JPH10107589A (ja) デジタルフィルタ
JPH0410079B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020129