JPH0113244B2 - - Google Patents

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JPH0113244B2
JPH0113244B2 JP57030176A JP3017682A JPH0113244B2 JP H0113244 B2 JPH0113244 B2 JP H0113244B2 JP 57030176 A JP57030176 A JP 57030176A JP 3017682 A JP3017682 A JP 3017682A JP H0113244 B2 JPH0113244 B2 JP H0113244B2
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JP
Japan
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memory
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Application number
JP57030176A
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English (en)
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JPS58147223A (ja
Inventor
Tadayuki Yamada
Kyohiko Tatebayashi
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Japan Radio Co Ltd
Original Assignee
Japan Radio Co Ltd
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Publication date
Application filed by Japan Radio Co Ltd filed Critical Japan Radio Co Ltd
Priority to JP3017682A priority Critical patent/JPS58147223A/ja
Publication of JPS58147223A publication Critical patent/JPS58147223A/ja
Publication of JPH0113244B2 publication Critical patent/JPH0113244B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H17/00Networks using digital techniques
    • H03H17/02Frequency selective networks

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Complex Calculations (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、音声信号処理、画像信号処理、通信
分野等の広範な信号処理分野において、入力信号
から取出す信号の周波数帯域や通過特性を目的に
応じて変化できるフイルタに関する。 従来、この種のフイルタとしては、LCR素子
を使用したパツシブフイルタまたはアクテイブフ
イルタ等のいわゆるアナログフイルタが一般に採
用されており、フイルタ特性の変更や良好なしや
断特性の実現は困難であつた。また、これらの難
点を解決するためにデイジタルフイルタも採用さ
れているが、このデイジタルフイルタにおいても
フイルタ特性を自由に変更できるような柔軟な演
算回路や制御回路を構成することは困難であつ
た。 本発明は、これら従来のフイルタの問題点を克
服すべく提案されたものであつて、その目的とす
るところは、デイジタルフイルタにおいて実行さ
れる基本的な積和演算とこの演算手順の制御が自
由に変更できるようにし、多種多様の用途に適合
したフイルタ特性を実現できるデイジタルフイル
タを提供するにある。また、フイルタの特性を表
現するしや断周波数、しや断特性、通過域特性、
阻止域特性を示すパラメータから、この特性にで
きるだけ近似したデイジタルフイルタのパラメー
タを算出する能力を持たせ、1つの独立したユニ
バーサルフイルタを提供するにある。 次に、本発明に係るデイジタルフイルタの実施
例につき、添付図面を参照して以下詳細に説明す
る。 第1図は、本発明のデイジタルフイルタの概略
構成を示すブロツク回路図である。第1図におい
て、1はデータ入力端子、2は積和演算部、3は
フイルタ特性入力端子、4はフイルタ特性入力
部、5はフイルタパラメータ算出部、6はシーケ
ンス制御部、7はデータ出力端子をそれぞれ示
す。このデイジタルフイルタにおいては、図示し
ないコンソールパネルまたは外部制御装置よりフ
イルタ特性を表現するしや断周波数、しや断特
性、通過域特性、阻止域特性のフイルタ特性デー
タがフイルタ特性入力部4を介してフイルタパラ
メータ算出部5へ格納される。フイルタパラメー
タ算出部5では、設定されたフイルタ特性にでき
る限りよく近似したデイジタルフイルタを構成す
るために、デイジタルフイルタで実行される積和
演算の演算方式、積和演算の燥返し回数および積
和演算に用いる係数データを算出する。これらの
フイルタパラメータは、シーケンス制御部6のタ
イミング操作により、係数データは積和演算部2
へ転送され、積和演算の演算方式と繰返し回数は
シーケンス制御部6へ転送される。積和演算部2
では、シーケンス制御部6の制御下にデータ入力
端子1から入力されたデイジタルデータに対して
積和演算を繰返し行い、データ出力端子7へ演算
結果を出力する。シーケンス制御部6は、積和演
算部2における演算順序、中間結果格納順序、係
数データの読出し順序の制御を行う。 次に、前記構成からなる本発明デイジタルフイ
ルタの各構成要素の詳細とその動作につき説明す
る。 第2図は、フイルタパラメータ算出部5の詳細
を示すブロツク回路図である。すなわち、フイル
タパラメータ算出部5においては、フイルタ特性
入力部4より入力されたデータは書替え可能なフ
イルタ特性データメモリ8に格納される。そし
て、フイルタパラメータ算出プロセツサ9が、こ
れらのデータで表現されるフイルタ特性をデイジ
タルフイルタで実現するのに最適な設計アルゴリ
ズムを、プログラムメモリ10に格納されたプロ
グラムから選択し、積和演算の演算方式、積和演
算の繰返し回数および積和演算に用いる係数デー
タのフイルタパラメータを算出するよう構成され
る。 第3図は、積和演算部2の詳細を示すブロツク
回路図である。しかるに、第3図において、積和
演算は、乗算器11と加算器12と結果の一時記
憶用のレジスタ13とにより実行される。また、
これら演算器への入力データの格納用としてフイ
ルタパラメータ演算部5から転送される係数デー
タを格納する書替え可能な係数用メモリ14と、
入力データの遅延または中間演算結果の遅延のた
めに用いられる書替え可能な遅延用メモリ15と
が設けられる。なお、これらのメモリ14,15
は、それぞれ読出しおよび書込みを実行するアド
レス回路16,17を備え、読出しおよび書込み
の順序やタイミングがシーケンス制御部6によつ
て制御される。さらに、積和演算の演算方式を変
更するために、加算器12の入力端の一方にセレ
クタ18を接続すると共に遅延用メモリ15の入
力端にセレクタ19を接続する。しかるに、セレ
クタ18はデータ入力端子1からの入力データか
レジスタ13からの中間演算結果かの選択を行う
と共に、セレクタ19はデータ入力端子1からの
入力データを遅延するかレジスタ13からの中間
演算結果を遅延するかの選択を行う。この場合、
各セレクタ18,19においていずれのデータを
いかなるタイミングで選択するかは、シーケンス
制御部6により制御する。そして演算の最終結果
は、レジスタ13よりデータ出力端子7へ出力デ
ータとして転送される。 次に、第3図に示す積和演算部2における積和
演算方式について、代表的な巡回形演算方式と非
巡回形演算方式の2例について説明する。 (1) 巡回形演算方式 次式で示されるバイクワツド回路を基本とし
て、これの縦続接続でデイジタルフイルタを構
成するのが一般的である。 H(Z)=1+α1Z-1+α2Z-2/1+β1Z-1
β2Z-2………(1) 但し、 H(Z):伝達関数 α1、α2、β1、β2:フイルタ係数 Z-1、Z-2:遅延 今、入力データ系列をxi、出力データ系列を
yiとすると、前記式(1)で表わされる単位フイル
タの演算は次式(2)、(3)に分けて処理する。 yi=Wi+αiWi-1+α2Wi-2 ………(2) Wi=xi−βiWi-1−β2Wi-2 ………(3) これらの演算は、次表に示す演算ステツプで
実行できる。
【表】 まず、新しいデータがデータ入力端子1より
入力されると、ステツプ1でセレクタ18はこ
のデータを選び、乗算器11の入力データは係
数データメモリ14から読出された1段目のバ
イクワツド回路に必要な係数β1と、前回の演算
で遅延用メモリ15に格納されたWi-1となる。
加算器12は、この乗算結果とセレクタ18で
選ばれたデータを加算し、この結果はステツプ
2のスタートパルスでレジスタ13の出力に表
われる。ステツプ2では、セレクタ18はレジ
スタ13の出力を選択し、乗算器11、加算器
12はステツプ1と同様に前記表に示した演算
を行う。この演算方式では、セレクタ19は常
にレジスタ13の出力を選択する。ステツプ1
〜ステツプ5の動作を一巡すると、1段のバイ
クワツド回路の演算が終り、次の段の演算が始
まる。この場合、係数データメモリ14から2
段目の係数が読出される他は、前記と同じ動作
をステツプ1〜ステツプ5まで繰返す。但し、
2段目以降のステツプ1における加算器12の
入力は、セレクタ18によりレジスタ13の出
力が選択される。これらの動作が指定された繰
返し回数すなわち複数段行われ、最終段の5ス
テツプ目にレジスタ13から出力される結果が
データ出力端子7から出力される。 (2) 非巡回形演算方式 デイジタルフイルタ演算は、次式で表わされ
る。 yiN-1j=0 αjxi-j ………(4) この演算方式の場合は、セレクタ18は常にレ
ジスタ13の出力を選択し、セレクタ19は常に
データ入力端子1からのデータを選択する。ま
ず、データ入力端子1からデータが入力される
と、このデータを遅延用メモリ15に過去のデー
タと順序よく並ぶ位置に格納する。これと同時
に、レジスタ13の内容をクリアして0にする。
その後、係数データメモリ14と、遅延用メモリ
15とから、それぞれアドレス回路16,17に
より前記式(4)の演算式で示されるデータ順序に従
つてデータを読出し、乗算器11で乗算し、この
結果を加算器12でレジスタ13から出力される
乗算結果の累積値と加算する。この動作を繰返し
回数すなわちフイルタ次数回繰返すことにより、
その演算結果であるレジスタ13の出力がデータ
出力端子7から出力される。 以上、第3図に示す積和演算部の演算方式につ
いて説明したが、第3図に示す回路構成によれ
ば、新たなデイジタルフイルタ演算方式を採用す
る場合、シーケンス制御部6のプログラムを変更
することにより容易に対処することができる。従
つて、前述した積和演算に関する説明は、単なる
一実施例であつて、種々の設計変更をなし得るこ
とは勿論である。 第4図は、シーケンス制御部6のブロツク回路
図である。すなわち、シーケンス制御部6におい
ては、フイルタパラメータ算出部5より転送され
る演算方式と積和演算の繰返し回数データはそれ
ぞれ演算方式メモリ20と繰返し回数メモリ21
へ格納される。そして、シーケンス制御プロセツ
サ22が、プログラムメモリ23に予め格納され
たプログラムの中から、演算方式メモリ20のデ
ータに従つて現在積和演算部2で実行しなければ
ならない演算順序を指示したプログラムを選択す
るよう構成される。従つて、この選択されたプロ
グラムにより、シーケンス制御プロセツサ22
は、積和演算部2に対して、アドレス回路16,
17の読出しおよび書込みアドレスの制御、セレ
クタ18,19のデータ選択制御を行い、これら
のシーケンス制御処理を繰返し回数メモリ21に
格納された回数だけ繰返し実行する。 前述した実施例から明らかなように、本発明に
よれば、フイルタパラメータを算出する機能を備
えると共に柔軟性のあるプロセツサを採用したシ
ーケンス制御部を設けることにより、データの流
れをソフトウエア制御で自由に変更し得る積和演
算部を構成することができ、フイルタ特性を容易
に変更可能なデイジタルフイルタを得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るデイジタルフイルタの概
略構成を示すブロツク回路図、第2図は第1図に
示すフイルタパラメータ算出部の詳細を示すブロ
ツク回路図、第3図は第1図に示す積和演算部の
詳細を示すブロツク回路図、第4図は第1図に示
すシーケンス制御部の詳細を示すブロツク回路図
である。 1……データ入力端子、2……積和演算部、3
……フイルタ特性入力端子、4……フイルタ特性
入力部、5……フイルタパラメータ算出部、6…
…シーケンス制御部、7……データ出力端子、8
……フイルタ特性データメモリ、9……フイルタ
パラメータ算出プロセツサ、10……プログラム
メモリ、11……乗算器、12……加算器、13
……レジスタ、14……係数データメモリ、15
……遅延用メモリ、16,17……アドレス回
路、18,19……セレクタ、20……演算方式
メモリ、21……繰返し回数メモリ、22……シ
ーケンス制御プロセツサ、23……プログラムメ
モリ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 積和演算を繰返し実行することによりろ波効
    果を実現するデイジタルフイルタにおいて、フイ
    ルタ特性を表現するしや断周波数、しや断特性、
    通過域特性および阻止域特性を外部から入力する
    フイルタ特性入力部と、前記諸フイルタ特性を書
    替え可能に格納するフイルタ特性データメモリ
    と、諸パラメータを算出するプログラムを格納し
    た第1のプログラムメモリと、前記2メモリに格
    納されたデータおよびプログラムを読出して前記
    積和演算に関する係数データならびに演算方式お
    よび繰返し回数を算出するフイルタパラメータ算
    出部と、前記演算方式を格納する演算方式メモリ
    と、前記繰返し回数を格納する繰返し回数メモリ
    と、演算順序を指示するプログラムを格納した第
    2のプログラムメモリと、前記3メモリに格納さ
    れたデータおよびプログラムを読出して前記積和
    演算のシーケンス制御を行うシーケンス制御プロ
    セツサと、前記係数データを格納する係数データ
    メモリと、この格納された係数データに基づいて
    前記積和演算を実行する積和演算部とを備えて前
    記諸フイルタ特性を外部から入力してフイルタ特
    性を変更可能としたことを特徴とするデイジタル
    フイルタ。
JP3017682A 1982-02-26 1982-02-26 デイジタルフイルタ Granted JPS58147223A (ja)

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