JPH10107589A - デジタルフィルタ - Google Patents

デジタルフィルタ

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JPH10107589A
JPH10107589A JP8277396A JP27739696A JPH10107589A JP H10107589 A JPH10107589 A JP H10107589A JP 8277396 A JP8277396 A JP 8277396A JP 27739696 A JP27739696 A JP 27739696A JP H10107589 A JPH10107589 A JP H10107589A
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JP
Japan
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digital filter
signal
limit cycle
input
digital
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JP8277396A
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English (en)
Inventor
Takema Ootsubo
坪 剛 磨 大
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】リミットサイクル雑音を抑圧する。 【解決手段】入力されたデジタル信号に対してフィルタ
リング処理を施すデジタルフィルタ本体12と、入力デ
ジタル信号を所定の周期分保持する入力信号保持手段1
4と、入力信号保持手段14で保持された入力信号から
リミットサイクルの発生条件を検知するリミットサイク
ル検知手段15と、リミットサイクル検知手段15にお
いてリミットサイクルの発生が検知されていれば、デジ
タルフィルタ本体12の出力信号を0に置換し、検知さ
れていなければデジタルフィルタ本体12の出力信号を
そのまま通過させるリミットサイクル雑音抑圧手段13
とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルフィルタ
に関し、特に帰還ループ型デジタルフィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のデジタルフィルタは、デ
ジタル・オーディ・オミキサ等でデジタル信号を処理す
るために用いられている。従来のデジタルフィルタの例
が、特開平5ー299974号公報や特開昭63ー20
4810号公報等に開示されている。これらのデジタル
フィルタは、印加入力されたデジタル信号から希望する
周波数成分のみを抽出し、有限語長の演算に起因した丸
め雑音(ラウンド・オブ・ノイズ)や、振動現象のよう
なリミットサイクル雑音等を低減して出力するものであ
る。
【0003】最初に、図4のブロック図を用いて、特開
平5ー299974号公報に開示されているデジタルフ
ィルタについて説明する。同公報に開示されたデジタル
フィルタは、例えば、図示されていないDSP(デジタ
ル・シグナル・プロセッサ)本体回路からのデジタル信
号の供給を受ける入力端子41と、入力されたデジタル
信号にローパスフィルタ処理あるいはバンドパスフィル
タ処理の処理を行うメインデジタルフィルタ42と、メ
インデジタルフィルタ42の演算によって発生する余剰
項をキャンセルする1次IIR型フィルタ43と、処理
結果を、例えば図示されていないDSP本体回路に供給
する出力端子44とを備える。
【0004】次に、このデジタルフィルタの動作を説明
する。このデジタルフィルタは、入力された時系列信号
に対して、メインデジタルフィルタ42により実現され
る所望の周波数特性を持つ伝達関数を乗算することによ
り、入力された時系列信号より所望の周波数成分を抽出
する。その際、メインデジタルフィルタ42内に存在す
る余剰項によって丸め雑音が生成され、入力信号と伝達
関数との乗算結果に重畳されるが、メインデジタルフィ
ルタ42の特性に従い、フィルタ係数を設定した1次I
IR型フィルタ43をメインデジタルフィルタ42に、
縦続接続することにより余剰項をキャンセルして、丸め
雑音の低減を行う。
【0005】図5には、特開昭63ー204810号公
報に開示されているデジタルフィルタの構成が示されて
いる。このデジタルフィルタは、上述した特開平5ー2
99974号公報と同様に、例えば、図示されていない
DSP本体回路からデジタル信号の供給を受ける入力端
子51と、入力されたデジタル信号に所望の処理を行う
メインデジタルフィルタ57と、このメインデジタルフ
ィルタ57の処理結果を、例えば、図示されていないD
SP本体回路に供給する出力端子56とを備える。
【0006】メインデジタルフィルタ57は、帰還路信
号をサンプリング周期の整数倍だけ時間遅延する遅延器
55と、帰還路信号を所定の実数倍(本例ではa倍)す
る乗算器54と、帰還路出力信号と入力信号とを加算
し、予め定められたしきい値(以下これをqとする)以
上であれば切り上げ演算し、しきい値q未満であれば切
り捨て演算するように動作する加算器52と、この加算
器52の出力信号を所定の実数倍(本例では1ーa)倍
し、乗算された結果が1ーq以下であれば切り捨て、演
算1−qより大きければ切り上げ演算するよう動作する
乗算器53とを有する。
【0007】図5に示すデジタルフィルタは、入力され
た時系列信号に対して、メインデジタルフィルタ57に
より実現される所望の周波数特性を有するように、フィ
ルタ係数即ち図5ではaを設定した伝達関数を乗算する
ことにより、入力された時系列信号より所望の周波数成
分を抽出する。その際に、乗算器54及び53における
乗算により有限語長演算の丸め雑音やリミットサイクル
雑音等が生成されるが、それぞれの丸め誤差を互いに打
ち消し合う目的で、加算器52及び乗算器53におい
て、信号に補正値を付け加えるように動作する互いに異
なった丸めを実施することにより丸め雑音やリミットサ
イクル雑音等の低減を行う。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
構成における第1の問題点は、任意次数のデジタルフィ
ルタに適用できないことがある。即ち、特開平5ー29
9974号公報に示される技術では、デジタルフィルタ
の余剰項をキャンセルするために、1次IIR型フィル
タが用いられているが、この1次IIR型フィルタで余
剰項をキャンセルできるのは、2次デジタルフィルタま
でである。また、特開昭63ー204810号公報で
は、乗算器が多数存在するような一般的な構造を持つ高
次のデジタルフィルタに対しては適用困難である。
【0009】第2の問題点は、各公報に記載されている
従来技術を既存装置に適用する際に、既存のデジタルフ
ィルタを利用できないことである。例えば、特開平5ー
299974号公報に示される技術では、1次IIR型
フィルタをメインデジタルフィルタに縦続しているため
に、全体のフィルタ特性を満足するためには、メインデ
ジタルフィルタの特性即ちフィルタ係数をも含めて変更
しなければならない。また、特開昭63ー204810
号公報に示される技術では、デジタルフィルタ内部での
丸め演算処理方法を変更しなければならない。
【0010】そこで、本発明の目的は、デジタルフィル
タリング処理の特性向上のために、リミットサイクル雑
音を抑圧する手段を提供することにある。
【0011】また、本発明の他の目的は、既存のデジタ
ルフィルタを再利用が可能なリミットサイクル雑音を抑
圧する手段を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め本発明によるデジタルフィルタは、入力端子から入力
されたデジタル信号に対してフィルタリング処理を施す
デジタルフィルタ本体と、前記入力端子から入力された
デジタル信号を所定の周期分保持する入力信号保持手段
と、前記入力信号保持手段で保持された入力信号からリ
ミットサイクルの発生条件を検知するリミットサイクル
検知手段と、前記リミットサイクル検知手段において前
記リミットサイクルの発生が検知されていれば、前記デ
ジタルフィルタ本体の出力信号を0に置換し、検知され
ていなければ前記デジタルフィルタ本体の出力信号をそ
のまま通過させるリミットサイクル雑音抑圧手段とを備
えて構成される。
【0013】ここで、前記入力信号保持手段は、前記デ
ジタルフィルタ本体の入出力の位相遅れ分だけ信号列と
して保持すると共に、前記信号列を入力信号に伴い順次
更新し、前記リミットサイクル検知手段は、前記入力信
号保持手段において保持した信号列と同じ長さで、大き
さが0の参照信号列との論理和をとることにより、前記
リミットサイクルの発生条件を検知する。また、前記入
力信号保持手段において、保持すべき信号列の長さを、
前記デジタルフィルタの次数分に設定し、前記デジタル
フィルタの特性を変えずに量子化リミットサイクルを抑
圧することができる。
【0014】本発明の他の態様によるデジタルフィルタ
は、入力される信号情報のみに基づいてリミット発生条
件を検知し、前記リミット発生条件が成立していれば出
力をゼロに置換し、不成立であれば前記出力をそのまま
通過させることにより、リミットサイクル雑音を抑圧す
る。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明のデジタルフィルタの実施
形態が、図1に示されている。図1のブロック図を参照
すると、本発明デジタルフィルタの実施形態は、例えば
DSP本体回路(図示せず)からデジタル信号の供給を
受ける入力端子11と、入力されたデジタル信号に対し
て所望の周波数成分の抽出を行うデジタルフィルタ本体
12と、リミットサイクル雑音を抑圧する出力補正手段
17と、上述したDSP本体回路に処理したデジタル信
号を供給する出力端子16とを備える。
【0016】出力補正手段17は、上述した入力端子1
1から入力される入力信号を所定の周期分保持する入力
信号保持手段14と、保持した入力信号からリミットサ
イクルの発生条件を検知するリミットサイクル発生条件
検知手段15と、リミットサイクルの発生が検知されて
いれば、デジタルフィルタ本体12の出力信号を0に置
換し、検知されていなければデジタルフィルタ本体12
の出力信号をそのまま通過させるリミットサイクル雑音
抑圧手段13とを有する。
【0017】入力信号保持手段14は、入力信号を所定
の周期分、即ちデジタルフィルタ本体12の入出力の位
相遅れ分だけ信号列として保持し、また信号列は入力信
号に伴い、順次更新される。
【0018】リミットサイクル発生条件検知手段15
は、入力信号保持手段14において保持した信号列と同
じ長さで大きさが0の参照信号列との論理和をとること
により、リミットサイクルの発生条件を検知する。ま
た、論理和の結果は、リミットサイクル雑音抑圧手段1
3に出力される。
【0019】リミットサイクル雑音抑圧手段13は、リ
ミットサイクル発生条件検知手段15の出力に従い、デ
ジタルフィルタ本体12の出力結果を0に置換するか、
あるいはそのまま通過させるのかのいずれかの処理を行
い、その処理結果を出力端子16に出力する。
【0020】次に、本発明の実施形態の動作について、
図1のブロック図及び図2のフローチャートを参照して
説明する。まず、図2のステップS21において、入力
端子11から入力されたデジタル信号をデジタルフィル
タ本体12により処理する。このステップS21と前後
あるいは並行して、図2のステップS22において、入
力端子11から入力されたデジタル信号に伴い、入力信
号保持手段14により保持すべき信号列を1周期(サン
プル)分更新する。続いて、ステップS23において、
保持されている入力信号列と同じ長さで大きさが0の参
照数値列との論理和をとる。
【0021】即ち、入力信号のフィルタリングを行うデ
ジタルフィルタ本体12と、各要素が0である適当な長
さ(N)の数値列(検知用参照数値列)と、現ステップ
でのデジタルフィルタ本体12の入力信号からNステッ
プ遡った信号までとの論理和を取る。ステップS24の
判断処理において、論理和の結果によりリミットサイク
ル発生条件が成立しているか(YES)否か(NO)を
判定する。このとき、振動現象のようなリミットサイク
ルは、無入力時に起きる現象であることから、論理和が
1であればリミットサイクル発生条件が成立しており、
逆に論理和が0であればリミットサイクル発生条件は不
成立となる。
【0022】例えば、保持した入力信号列が’103
2’であれば、論理和は0となり、保持した入力信号列
が’0000’等のようにすべての要素が0の場合に限
り論理和は1となる。次に、ステップS25において、
ステップS24でリミットサイクル発生条件が成立して
いれば、ステップS21で実行したデジタルフィルタ処
理結果を0に置換する。逆に、リミットサイクル発生条
件が不成立の場合は、デジタルフィルタ処理に対しては
何ら処理を施さない。最後に、ステップS26におい
て、本発明の実施形態による処理結果を、出力端子16
に出力を行う。
【0023】以上において、保持すべき信号列の長さを
デジタルフィルタ本体12の遅れ周期分、即ちデジタル
フィルタ本体12の次数分に設定しておけば、入力信号
が過渡的に0になった場合はリミットサイクル発生条件
は不成立となり、正しくデジタルフィルタ本体12の処
理結果を出力し、あるいは入力信号が0に収束していく
場合は、デジタルフィルタ本体12本来の遅れ信号を出
力した後に、リミットサイクル発生条件が成立するよう
動作するので、デジタルフィルタ本体12の正常な出力
動作を行った後に、デジタルフィルタ本体12の出力を
0に置換し、リミットサイクル雑音の抑圧を行うことが
できる。
【0024】次に、本発明のデジタルフィルタの実施形
態のシュミュレーションを行った結果を、図3を参照し
て説明する。上から(A)、(B)、(C)の順に、試
験用に採用したデジタル入力信号(A)、従来の構成
(図4)でのデジタル入力信号に対するデジタル出力信
号(B)、本発明の実施形態のデジタル入力信号に対す
るデジタル出力信号(C)である。
【0025】図3を参照すると、従来では無入力時にリ
ミットサイクル雑音が発生しているのに対して、本発明
の実施形態ではデジタルフィルタの出力特性に何ら影響
を及ぼさずに、リミットサイクル雑音のみを抑圧してい
ることがわかる。
【0026】このように、入力されるデジタル信号情報
を保持する入力保持手段14と、保持した信号よりリミ
ットサイクル発生条件を検知するリミットサイクル発生
条件検知手段15とにより、入力される信号のみでリミ
ットサイクルの発生条件を検知でき、かつリミットサイ
クル雑音抑圧手段13によりリミットサイクルの発生条
件が検知されていれば、デジタルフィルタ出力信号16
を0に置換し、検知されていなければデジタルフィルタ
出力信号16をそのまま通過させるため、デジタルフィ
ルタの特性にとらわれる必要がない。
【0027】本発明の実施形態のリミットサイクル抑圧
によれば、デジタルフィルタの特性に囚われず、無入力
時雑音であるリミットサイクル雑音を抑圧することがで
きる。より具体的には、デジタルフィルタに入力される
信号列を保持する入力信号保持手段14と、保持した信
号列からリミットサイクルが発生する条件を検知するリ
ミットサイクル発生条件検知15と、リミットサイクル
が発生しているときは外部にリミットサイクルの影響を
漏らさないリミットサイクル雑音抑圧手段13との3つ
の手段とを備えているからである。
【0028】本発明の実施形態によれば、検知用参照数
値列の長さをN個(複数個)用いているが、この他に検
知手段18の検知用参照数値列の長さを適切に設定する
ことにより、例えば、デジタルフィルタの次数分に設定
する等ことにより、デジタルフィルタの特性を全く変更
せずに、リミットサイクルを即座に抑圧できる効果を有
する。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のデジタル
フィルタは、デジタルフィルタに入力される信号のみか
らリミットサイクルの発生条件の検知し、出力補正を行
っているので、デジタルフィルタの特性を全く変更せず
に、リミットサイクル雑音を抑圧でき、既存のソフトウ
ェア資源を有効に利用できる。
【0030】また、本発明によれば、デジタルフィルタ
本体の入力信号の情報のみでリミットサイクルの発生条
件を検知するリミットサイクル発生条件検知手段と、そ
の検知情報が有効である間だけデジタルフィルタの出力
を0に置換する手段とを有することにより、デジタルフ
ィルタの特性を変えずに、「帰還型」、「同語長」や、
「丸め」等の演算のままで、量子化リミットサイクルを
抑圧できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるデジタルフィルタの実施形態の構
成を示すブロック図である。
【図2】本発明によるデジタルフィルタの実施形態の動
作を示すフローチャートである。
【図3】本発明の実施形態において、印加されるデジタ
ル入力信号を示す波形図、従来の構成による出力信号の
時間変化状態を示す波形図、本発明の実施形態による出
力信号の時間変化状態を示す波形図である。
【図4】従来のデジタルフィルタを示すブロック図であ
る。
【図5】従来の巡回形デジタルフィルタを示すブロック
図である。
【符号の説明】
11、51 入力端子 12 デジタルフィルタ 13 リミットサイクル雑音抑圧手段 14 入力信号保持手段 15 リミットサイクル発生条件検知手
段 42 メインデジタルフィルタ 43 1次IIR型フィルタ 52 加算器 53、54 乗算器 55 遅延器 56、16 出力端子

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力端子から入力されたデジタル信号に対
    してフィルタリング処理を施すデジタルフィルタ本体
    と、前記入力端子から入力されたデジタル信号を所定の
    周期分保持する入力信号保持手段と、前記入力信号保持
    手段で保持された入力信号からリミットサイクルの発生
    条件を検知するリミットサイクル検知手段と、前記リミ
    ットサイクル検知手段において前記リミットサイクルの
    発生が検知されていれば、前記デジタルフィルタ本体の
    出力信号を0に置換し、検知されていなければ前記デジ
    タルフィルタ本体の出力信号をそのまま通過させるリミ
    ットサイクル雑音抑圧手段とを備えることを特徴とする
    デジタルフィルタ。
  2. 【請求項2】前記入力信号保持手段は、前記デジタルフ
    ィルタ本体の入出力の位相遅れ分だけ信号列として保持
    すると共に、前記信号列を入力信号に伴い順次更新する
    請求項1に記載のデジタルフィルタ。
  3. 【請求項3】前記リミットサイクル検知手段は、前記入
    力信号保持手段において保持した信号列と同じ長さで、
    大きさが0の参照信号列との論理和をとることにより、
    前記リミットサイクルの発生条件を検知する請求項1に
    記載のデジタルフィルタ。
  4. 【請求項4】前記入力信号保持手段において、保持すべ
    き信号列の長さを、前記デジタルフィルタの次数分に設
    定する請求項1に記載のデジタルフィルタ。
  5. 【請求項5】前記デジタルフィルタの特性を変えずに、
    量子化リミットサイクルを抑圧する請求項1に記載のデ
    ジタルフィルタ。
  6. 【請求項6】入力される信号情報のみに基づいてリミッ
    ト発生条件を検知し、前記リミット発生条件が成立して
    いれば出力をゼロに置換し、不成立であれば前記出力を
    そのまま通過させることにより、リミットサイクル雑音
    を抑圧するようにしたことを特徴とするデジタルフィル
    タ。
JP8277396A 1996-09-28 1996-09-28 デジタルフィルタ Pending JPH10107589A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7777657B2 (en) 2005-07-18 2010-08-17 Mark Brian Sandler Sigma delta modulators
JP2011205520A (ja) * 2010-03-26 2011-10-13 Nanao Corp 巡回型ノイズ除去装置またはその方法

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