JPH10322168A - 適応有限インパルス応答フィルタ集積回路 - Google Patents

適応有限インパルス応答フィルタ集積回路

Info

Publication number
JPH10322168A
JPH10322168A JP10102994A JP10299498A JPH10322168A JP H10322168 A JPH10322168 A JP H10322168A JP 10102994 A JP10102994 A JP 10102994A JP 10299498 A JP10299498 A JP 10299498A JP H10322168 A JPH10322168 A JP H10322168A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tap
filter output
circuit
generating
error
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10102994A
Other languages
English (en)
Inventor
Mohit Kishore Prasad
キショア プラサッド モヒット
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nokia of America Corp
Original Assignee
Lucent Technologies Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lucent Technologies Inc filed Critical Lucent Technologies Inc
Publication of JPH10322168A publication Critical patent/JPH10322168A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H21/00Adaptive networks
    • H03H21/0012Digital adaptive filters

Landscapes

  • Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)
  • Complex Calculations (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 適応FIRフィルタにおいて、1つおきに入
力サンプルを捨てることなく、計算時間および電力消費
を縮小する。 【解決手段】 適応FIRフィルタ20は、サンプリン
グ周波数fs=1/Tで入力信号Vin(t)をサンプリ
ングするサンプラ22を有する。サンプラ22の出力は
遅延段24に順に入力される。各遅延段24は、入力さ
れるサンプルを周期Tだけ遅延する。各ノードkにおけ
る遅延されたサンプル信号Vkは乗算器26に入力され
る。乗算器26で、信号にタップ重み係数h(k)が乗
じられる。乗算器26の出力は総和器28に入力され
る。総和器28は、乗算の結果を総和する。総和器28
の出力はフィルタの出力Vout(nT)に送られる。乗
算器26のタップ重み係数h(k)は、タップ重みライ
ン30に応答して適応される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、有限インパルス応
答フィルタリングに関し、特に、適応重み係数有限イン
パルス応答フィルタリングに関する。
【0002】
【従来の技術】さまざまなディジタル技術により、高品
質のフィルタ仕様を満たすことが可能なフィルタを集積
する手段が提供されている。このようなフィルタの性能
は一般に、抵抗−インダクタ−キャパシタ(RLC)受
動フィルタで利用可能な性能に等しいか、場合によって
はその性能を超える。
【0003】いくつかの真の集積フィルタは、連続時間
信号が固定周期でサンプリングされそのサンプルにおけ
る信号のアナログ振幅が線形に操作され変換されあるい
は変換前にディジタル符号化され処理されるような離散
時間フィルタである。サンプリングされたデータを線形
に処理するフィルタは、フィルタがサンプルを処理する
際に内部ループで再帰を用いるか否かに応じて、無限イ
ンパルス応答(IIR)再帰型フィルタまたは有限イン
パルス応答(FIR)非再帰型フィルタのいずれかに分
類される。
【0004】マイクロプロセッサは、速度およびデータ
処理サイズが重要でないようなアプリケーションには特
に適しているが、多くのデータ集約型アプリケーション
にはあまり適していない。例えば、医用画像システム、
音声認識システム、およびレーダシステムは、大量のデ
ータを実時間で処理することを要求する。処理速度を高
くするため、いくつかのシステムでは、サンプリングさ
れたデータを高速で処理するように最適化されたディジ
タル信号プロセッサ(DSP)を利用している。信号の
反復性により、ディジタル信号プロセッサのアーキテク
チャが最適化される。
【0005】図1にFIRフィルタ10を示す。FIR
フィルタ10は、サンプリング周波数fs=1/Tで入
力信号Vin(t)をサンプリングするサンプラ12を有
する。Tはサンプリング周期である。サンプラ12の出
力はM個の遅延段14に順に入力される。各遅延段14
は、入力されるサンプルを周期Tだけ遅延する。各ノー
ドkにおける遅延されたサンプル信号Vkは乗算器16
に入力される。乗算器16で、信号にタップ重み係数h
(k)が乗じられる。乗算器16の出力は総和器18に
入力される。総和器18は、乗算の結果を総和する。総
和器18の出力はフィルタの出力Vout(nT)に送ら
れる。
【0006】FIRフィルタ出力Vout(nT)は式
(1)に示すとおりである。
【数1】 t=nTにおいて、ノードkにおける遅延は(k−1)
Tである。従って、このノードにおける信号Vk(n
T)は式(2)のようになり、フィルタ出力は式(3)
のようになる。
【数2】
【0007】これは、数列h(k)と、サンプリングさ
れた入力信号との線形畳込みを表す。h(k)が、フィ
ルタのインパルス応答を定義する係数列(この係数列は
周波数領域における所望のフィルタ応答の逆フーリエ変
換として決定される)である場合、Vout(nT)は、
離散時間における所望のフィルタ出力である。
【0008】適応FIRフィルタは、処理中の信号に応
じて、乗算器16のタップ重み係数h(k)を適応させ
る。適応最小平均二乗(LMS)アルゴリズムは、FI
Rフィルタリング、予測誤差計算、および、フィルタ係
数更新という3つのステップからなる。LMS法による
適応フィルタリングでは、タップ重み係数h(k)はサ
ンプリングごとに更新される。プログラマブル環境で
は、これは、多数のメモリアクセスにより電力消費が増
大するという問題を引き起こす。あるプログラマブルシ
ステムは、一度に2ワードにアクセスすることによって
電力を削減することが可能である。このアプローチは、
ほとんどのメモリアクセスが偶数アドレス境界(アドレ
ス0、2、4などのワード)でダブルワードにアクセス
することに制限されるため、部分的にしかうまく機能し
ない。フィルタリングアプリケーションでは、タップ重
みがサンプルごとに更新される場合には、この制限は受
け入れられない。タップウェイトが2サンプルごとに更
新される場合には、誤差が生じ、正しいタップ値に収束
する時間が増大する。さらに、複数の乗加算(MAC)
ユニットを有するDSPのような偶数アラインダブルワ
ードメモリフェッチアーキテクチャでは、サンプルごと
のLMS更新アルゴリズムは、奇数サンプルごとのメモ
リミスアラインメントにより、面倒なものとなる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従って、1つおきに入
力サンプルを捨てることなく、メモリへのダブルワード
アクセスを行いながらタップ重みを更新する際に、性能
を犠牲にせずに、計算時間および電力消費を縮小するこ
とが必要とされている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、適応フ
ィルタにおいて複数のタップ重みを適応させる装置およ
び方法が実現される。複数のタップ重みは、サンプル列
の全サンプルを用いて1タイムカウントおきに適応され
る。本発明の装置は、入力信号をサンプリングしてサン
プル列を生成するサンプラ回路と、サンプラ回路に接続
され、複数のタップ重みを生成するタップ重みプロセッ
サとからなり、複数のタップ重みは、サンプル列におい
て1サンプルおきのサンプルを用いて適応される。本発
明による方法も同様である。
【0011】
【発明の実施の形態】図2に、8個のタップ重み係数
(N=8)の場合の、本発明の適応FIRフィルタ20
の実施例を示す。本発明は、8個より多くのタップ重み
係数(N>8)を有する適応FIRフィルタで使用する
場合にも、8個より少ないタップ重み係数(N<8)の
場合にも同様に好適である。N=8を選択したのは本発
明の説明を簡単にするためであり、何らの限定ではな
い。適応FIRフィルタ20は、サンプリング周波数f
s=1/Tで入力信号Vin(t)をサンプリングするサ
ンプラ22を有する。サンプラ22の出力は7個の遅延
段24に順に入力される。各遅延段24は、入力される
サンプルを周期Tだけ遅延する。各ノードkにおける遅
延されたサンプル信号Vkは乗算器26に入力される。
乗算器26で、信号にタップ重み係数h(k)が乗じら
れる。乗算器26の出力は総和器28に入力される。総
和器28は、乗算の結果を総和する。総和器28の出力
はフィルタの出力Vout(nT)に送られる。乗算器2
6のタップ重み係数h(k)は、タップ重みライン30
に応答して適応される。
【0012】サンプラ22の出力と、各ノードkにおけ
る遅延されたサンプル信号Vkは、タップ重みプロセッ
サ32に入力される。タップ重みプロセッサ32(これ
は、タイムシェアリング(時分割)されることが可能で
ある)は、入力されるタップ重みを処理する。タップ重
みプロセッサ32は、それぞれWビット幅の8個の出力
信号ライン(N=8)を有する。出力信号ラインは、適
応FIRフィルタ20の各乗算器26に接続される。誤
差検出器34は、電圧基準Vref(nT)からフィルタ
の出力Vout(nT)を減算して誤差信号Verr(nT)
を生成し、この誤差信号Verr(nT)はタップ重みプ
ロセッサ32に入力される。
【0013】LMSアルゴリズムは、以下の式によって
特徴づけられる。
【数3】 ただし、式(4a)はフィルタ出力を表し、式(4b)
は推定誤差を表し、式(4c)はタップ重み適応を表
し、x(n)は入力であり、y(n)は推定出力であ
り、d(n)は所望の出力であり、e(n)は誤差であ
り、hn(k)(k=0,1,...,N−1)は、時刻n
におけるFIRフィルタのN個のタップであり、μは適
応ステップサイズである。
【0014】2個の乗加算(MAC)ユニットおよび偶
数アラインメモリフェッチを有するプログラマブルディ
ジタル信号プロセッサ(DSP)では、タップ重みがサ
ンプルごとに更新される場合にはプロセッサのパワーは
十分に利用されない。よりよい方法は、現在のサンプル
のみでなく、前に取得した2個のサンプルに基づいてタ
ップ重みを更新することである。この方法は、先読み
(ルックアヘッド)と呼ばれるが、速度制約がパイプラ
イン化を要求するようなIIRフィルタの専用ハードウ
ェアで広く用いられている。興味深いことに、偶数アラ
インメモリフェッチは同一の制約である。すなわち、入
力バッファは、2サイクルごとに読み出されることが可
能である。
【0015】少なくとも2個のMACを有するDSPで
は、2つのサンプルx(n)およびx(n+1)のセッ
トごとに、タップの更新hn+2(k)(k=0,
1,...,N−1)を取得するのが好ましい。LMSア
ルゴリズムは、式(4a)で表される出力と、式(4
b)で表される誤差と、k=0,1,...,N−1に対
して式(4c)で表される係数更新とにより特徴づけら
れ、d(n)は所望の出力である。式(4a)、(4
b)および(4c)を書き直し代数的に操作する。
【0016】時刻n+1において、係数更新は式(5
a)で表され、誤差は式(5b)で表される。
【数4】 式(4c)および(5b)を式(5a)に適当に代入す
ることにより、式(5c)の関係が得られる。
【数5】 時刻n+1におけるフィルタ出力は式(5d)で表され
る。
【数6】 式(5d)を式(5c)に代入することにより、式(5
e)の結果が得られる。
【数7】 さらに、式(4c)を式(5e)に代入することによ
り、式(5f)の結果が得られる。
【数8】 中間出力を式(5g)で定義し、中間誤差を式(5h)
で定義し、相関を式(5i)で定義すると、k=0,
1,...,N−1に対して、式(5j)が得られる。
【数9】 式(5i)を用いると、式(5k)の関係は、式(5
l)のように書き直される。
【数10】
【0017】この導出に基づくと、更新は1サンプルお
きにのみ得られる。さらに、相関係数φ1(n+1)か
らの補正により、情報は全く失われていない。式(4
b)のように、誤差はe(n)=d(n)−y(n)お
よびe(n+1)=d(n+1)−y(n+1)のまま
である。φ1(・)の初期値は0に等しい。
【0018】理解されるように、計算の第1段階で、y
(n)およびy′(n+1)は、タップ係数hn(k)
(k=0,1,...,N−1)を用いて、DSPの2個
のMAC上で並列に計算される。続いて、誤差e(n)
およびe′(n+1)の計算が行われる。次に、相関係
数φ1(n+1)が更新される。注意すべき点である
が、hn+2(k)(k=0,1,...,N−1)の計算
は、hn+1(k)の計算とは独立である。この係数適応
方法を先読みLMS法という。
【0019】図3は、先読みLMSアルゴリズムを実現
するために用いられるステップの流れ図である。ステッ
プ40で、係数hn(k)(k=0,1,...,N−1)
を用いて、y(n)およびy′(n+1)を生成する。
ステップ42で、誤差e(n)およびe′(n+1)を
生成する。ステップ44で、新しい1対のサンプルx
(n+1)およびx(n)、前の相関φ1(n−1)、
x(n−N)、およびx(n−1−N)を用いて、1次
相関φ1(n+1)を更新する。ステップ46で、e
(n)およびe′(n+1)ならびにφ1(n+1)を
用いてe(n+1)を生成する。さらに、ステップ46
の過程でμe(n)が生成される。ステップ48で、μ
e(n+1)を生成する。ステップ50で、タップ重み
n+2(k)(k=0,1,...,N−1)を生成する。
【0020】これは、本発明の具体的なアルゴリズムお
よび応用の例である。本発明は、先読みLMS法を用い
て書き直すことが可能な他の多くのアルゴリズムにも等
しく利用可能である。
【0021】従来、信号処理アルゴリズムは、順序計算
ステップを用いて実現するように構造化されてきてい
る。このような構造は高水準プログラミング言語による
実現に有用である。これと同じアルゴリズムを実時間ア
プリケーションに導入する場合、順序構造が維持されて
きている。アルゴリズムが複雑になるにつれて、実時間
および低電力の制約により、固有の並列性を活用するよ
うにアルゴリズムを再検討することが求められる。この
ようなアプローチは、Keshab et al., "PipelineInterl
eaving and Parallelism in Recursive Digital Filter
s - Parts I andII", IEEE Trans. ASSP vol.37, pp.10
99-1117, 1118-1134(1989年7月)において、専用
ハードウェアの場合について記載されている。しかし、
このような方法は、プログラマブルな環境にはこれまで
実現されていない。このようなプログラマブル環境のア
ーキテクチャは、アルゴリズムのクラスを実現すべきで
ある。
【0022】
【発明の効果】以上述べたごとく、本発明によれば、ア
ルゴリズムの再構成により、畳込み、相関、行列計算な
どはずっと低い電力で実現される。デュアルMACは、
アルゴリズムがそれらの並列性を発揮するように再構成
される場合には、活用可能な並列性を提供する。この特
徴は、上記の先読みLMSアルゴリズムで用いられる。
先読みLMSにより、サンプルごとの更新は不要とな
る。これにより、更新の数は半数となり、メモリアクセ
スおよび計算の両方について低電力化されるとともに、
更新が高速化される。
【0023】本発明によるFIRフィルタの実施例は、
当業者に周知の方法を用いて単一のモノリシック集積回
路上に実装可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術のFIRフィルタの図である。
【図2】本発明の適応FIRフィルタの図である。
【図3】先読みLMSアルゴリズムの流れ図である。
【符号の説明】
10 FIRフィルタ 12 サンプラ 14 遅延段 16 乗算器 18 総和器 20 適応FIRフィルタ 22 サンプラ 24 遅延段 26 乗算器 28 総和器 30 タップ重みライン 32 タップ重みプロセッサ 34 誤差検出器
フロントページの続き (71)出願人 596077259 600 Mountain Avenue, Murray Hill, New Je rsey 07974−0636U.S.A.

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 A.第1の複数のタップ重みを用いて第
    1のフィルタ出力および第2のフィルタ出力を生成する
    ステップと、 B.前記第1のフィルタ出力および前記第2のフィルタ
    出力に対応する誤差を生成するステップと、 C.1対の新しいサンプルおよび前の相関を用いて1次
    相関を更新するステップと、 D.前記第1のフィルタ出力および前記第2のフィルタ
    出力に対応する誤差を用いるとともに前記1次相関を用
    いて誤差を生成するステップと、 E.次の複数のタップ重みを生成するステップとからな
    ることを特徴とする、適応フィルタにおいてタップ重み
    を適応させる方法。
  2. 【請求項2】 前記次の複数のタップ重みは1サンプル
    おきに生成されることを特徴とする請求項1に記載の方
    法。
  3. 【請求項3】 前記第1のフィルタ出力に対応する誤差
    をe(n)とし、適応ステップサイズをμとして、前記
    ステップDはμe(n)を生成するステップを含むこと
    を特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 誤差変化μe(n+1)を生成するステ
    ップをさらに有することを特徴とする請求項3に記載の
    方法。
  5. 【請求項5】 時分割タップ重みプロセッサが前記第1
    の複数のタップ重みを用いて前記次の複数のタップ重み
    を生成することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】 ディジタルサンプル列に応答して複数の
    タップ重みを生成するタップ重みプロセッサを有する、
    集積回路内の適応フィルタのタップ重みを適応させる回
    路において、 前記複数のタップ重みは2サンプルごとに適応されるこ
    とを特徴とする、集積回路内の適応フィルタのタップ重
    みを適応させる回路。
  7. 【請求項7】 前記タップ重みプロセッサは、第1の複
    数のタップ重みを用いて第1のフィルタ出力および第2
    のフィルタ出力を生成する手段を有することを特徴とす
    る請求項6に記載の回路。
  8. 【請求項8】 前記タップ重みプロセッサは、前記第1
    のフィルタ出力および前記第2のフィルタ出力に対応す
    る誤差を生成する誤差生成手段をさらに有することを特
    徴とする請求項7に記載の回路。
  9. 【請求項9】 前記タップ重みプロセッサは、1対の新
    しいサンプルおよび前の相関を用いて1次相関を更新す
    る手段を有することを特徴とする請求項6に記載の回
    路。
  10. 【請求項10】 前記第1のフィルタ出力に対応する誤
    差をe(n)とし、適応ステップサイズをμとして、前
    記誤差生成手段はμe(n)を生成することを特徴とす
    る請求項8に記載の回路。
  11. 【請求項11】 前記タップ重みプロセッサは、誤差変
    化μe(n+1)を生成する手段をさらに有することを
    特徴とする請求項10に記載の回路。
  12. 【請求項12】 入力信号を所定のタップ重みと乗算し
    て重みつき信号を出力する複数の乗算回路と、 各乗算回路の入力が遅延段間に接続されるとともに遅延
    段どうしが直列に接続された複数の遅延段と、 各乗算回路の出力と接続され前記重みつき信号の総和を
    出力する総和回路と、 各乗算回路に接続され前記所定のタップ重みを供給する
    タップ重みプロセッサとからなる適応有限インパルス応
    答フィルタ集積回路において、 前記タップ重みは1サンプルおきに適応されることを特
    徴とする適応有限インパルス応答フィルタ集積回路。
  13. 【請求項13】 前記タップ重みプロセッサは、第1の
    複数のタップ重みを用いて第1のフィルタ出力および第
    2のフィルタ出力を生成する手段を有することを特徴と
    する請求項12に記載の回路。
  14. 【請求項14】 前記タップ重みプロセッサは、前記第
    1のフィルタ出力および前記第2のフィルタ出力に対応
    する誤差を生成する誤差生成手段をさらに有することを
    特徴とする請求項13に記載の回路。
  15. 【請求項15】 前記タップ重みプロセッサは、1対の
    新しいサンプルおよび前の相関を用いて1次相関を更新
    する手段を有することを特徴とする請求項12に記載の
    回路。
  16. 【請求項16】 前記第1のフィルタ出力に対応する誤
    差をe(n)とし、適応ステップサイズをμとして、前
    記誤差生成手段はμe(n)を生成することを特徴とす
    る請求項14に記載の回路。
  17. 【請求項17】 前記タップ重みプロセッサは、誤差変
    化μe(n+1)を生成する手段をさらに有することを
    特徴とする請求項16に記載の回路。
  18. 【請求項18】 前記タップ重みプロセッサは時分割タ
    ップ重みプロセッサであることを特徴とする請求項12
    に記載の回路。
JP10102994A 1997-04-14 1998-04-14 適応有限インパルス応答フィルタ集積回路 Pending JPH10322168A (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US4362397P 1997-04-14 1997-04-14
US08/955,415 US6209014B1 (en) 1997-04-14 1997-10-21 Look-ahead LMS technique
US08/------ 1997-10-23
US60/043623 1997-10-23

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10322168A true JPH10322168A (ja) 1998-12-04

Family

ID=26720631

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10102994A Pending JPH10322168A (ja) 1997-04-14 1998-04-14 適応有限インパルス応答フィルタ集積回路

Country Status (3)

Country Link
US (1) US6209014B1 (ja)
EP (1) EP0872955A3 (ja)
JP (1) JPH10322168A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100400726B1 (ko) * 1999-01-30 2003-10-08 엘지전자 주식회사 유한 임펄스 응답 필터
US10760537B2 (en) 2016-08-29 2020-09-01 Toyota Boshoku Kabushiki Kaisha Air cleaner

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100223757B1 (ko) * 1997-05-08 1999-10-15 김영환 고속 디지탈 통신용 시분할 등화기
US6745218B1 (en) * 1999-03-16 2004-06-01 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Adaptive digital filter
GB0208329D0 (en) * 2002-04-11 2002-05-22 Univ York Data processing particularly in communication systems
DE10256452A1 (de) * 2002-12-03 2004-06-24 Rohde & Schwarz Gmbh & Co. Kg Verfahren zur Analyse der Kanalimpulsantwort eines Übertragungskanals
US7746970B2 (en) * 2005-11-15 2010-06-29 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for filtering noisy estimates to reduce estimation errors

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5216629A (en) * 1987-12-23 1993-06-01 U.S. Philips Corp. Adjusting filter coefficients
US5016280A (en) * 1988-03-23 1991-05-14 Central Institute For The Deaf Electronic filters, hearing aids and methods
JP3135902B2 (ja) * 1990-05-11 2001-02-19 株式会社日立製作所 自動等化器及び半導体集積回路
US5414732A (en) * 1993-05-17 1995-05-09 Loral Aerospace Corp. Adaptive equalizer and method for operation at high symbol rates
US5734598A (en) * 1994-12-28 1998-03-31 Quantum Corporation Low power filter coefficient adaptation circuit for digital adaptive filter
US5745396A (en) * 1995-04-28 1998-04-28 Lucent Technologies Inc. Pipelined adaptive IIR filter

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100400726B1 (ko) * 1999-01-30 2003-10-08 엘지전자 주식회사 유한 임펄스 응답 필터
US10760537B2 (en) 2016-08-29 2020-09-01 Toyota Boshoku Kabushiki Kaisha Air cleaner

Also Published As

Publication number Publication date
EP0872955A2 (en) 1998-10-21
EP0872955A3 (en) 2000-10-18
US6209014B1 (en) 2001-03-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4038536A (en) Adaptive recursive least mean square error filter
Makhoul A class of all-zero lattice digital filters: Properties and applications
EP0649578B1 (en) Digital filter having high accuracy and efficiency
US5555200A (en) Charge domain bit-serial multiplying digital-analog converter
JPH11261376A (ja) 少ない乗算器によるディジタルiirフィルタ
EP1176718B1 (en) Hardware accelerator for normal least-mean-square algorithm-based coefficient adaptation
JP3008763B2 (ja) 適応フィルタによるシステム同定の方法および装置
Rosado-Muñoz et al. FPGA implementation of an adaptive filter robust to impulsive noise: two approaches
AU2005236798A1 (en) Low-complexity nonlinear filters
JP3068996B2 (ja) 適応フィルタ装置及びそのステップゲインの発生方法
JP2960086B2 (ja) 最小2乗平均アルゴリズムを実施するためのパイプライン式プロセッサ
US5745396A (en) Pipelined adaptive IIR filter
JP2007537630A (ja) デジタルフィルタ設計システムおよび方法
JPH10322168A (ja) 適応有限インパルス応答フィルタ集積回路
US6574649B2 (en) Efficient convolution method and apparatus
JP2001257565A (ja) ラティス型フィルタの反射係数の更新方法及び、装置
US5901075A (en) Performance of an adaptive weight FIR filter having a timeshared tap weight processor
Valimaki et al. Suppression of transients in time-varying recursive filters for audio signals
Carusone et al. Digital LMS adaptation of analog filters without gradient information
CN1059993C (zh) 有限脉冲响应自适应数字滤波器的波带系数更新装置
CN112035520A (zh) 一种实时判断流数据自身给定延迟重复性的方法
Sangeeta et al. Investigations on pipeline optimized adaptive fir filter architecture for audio de-noising
Tsunekawa et al. High‐performance VLSI architecture of multiplierless LMS adaptive filters using distributed arithmetic
US6757702B1 (en) Adaptive filter
Chowthri et al. Design and implementation of low complexity LMS adaptive filter