JP2001257565A - ラティス型フィルタの反射係数の更新方法及び、装置 - Google Patents

ラティス型フィルタの反射係数の更新方法及び、装置

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JP2001257565A JP2000067787A JP2000067787A JP2001257565A JP 2001257565 A JP2001257565 A JP 2001257565A JP 2000067787 A JP2000067787 A JP 2000067787A JP 2000067787 A JP2000067787 A JP 2000067787A JP 2001257565 A JP2001257565 A JP 2001257565A
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updating
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lattice
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Kensaku Fujii
健作 藤井
Toshiro Oga
寿郎 大賀
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Fujitsu Ltd
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    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H21/00Adaptive networks
    • H03H21/0012Digital adaptive filters
    • H03H21/0014Lattice filters

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、ラティス型フィルタの反
射係数の更新に必要な除算回数を減らし、且つ、ラティ
ス型フィルタが未知系の特性を同定することに使用でき
る反射係数の更新方法及び更新装置を提供することであ
る。 【解決手段】 本発明のラティス型フィルタの反射係数
の更新方法により、前向き予測誤差が最小となるよう
に、反射係数を更新する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、適応フィルタにラ
ティス型フィルタを使用した場合のラティス型フィルタ
の反射係数の更新方法及び更新装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図1は、ラティス型フィルタの構造を示
す図である。ラティス型フィルタは、単位要素100−
1を、所定の段数だけ、単位要素100−2のように従
属に接続した構造を有する。単位要素100−1は、前
向き予測残差f(i−1)に後向き反射係数α
(i)を掛ける乗算器110、後向き予測残差b
(i−1)に前向き反射係数β(i)を掛ける乗算
器120、後向き予測残差b(i−1)に1標本化周
期の遅延を与える遅延器130及び、加算器140及び
150を有する。ラティス型フィルタの利点は、係数の
大きさのみで、安定判別が行える点である。即ち、図1
に示す後向き反射係数α(i)及び前向き反射係数β
(i)が1未満となるときは安定である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ラティス型フ
ィルタの実用化に際しては、除算の回数が多いことが問
題である。ラティス型フィルタにおいては、両反射係数
は、前向き予測残差f(i−1)と後向き予測残差b
(i−1)との間の相互相関係数として算定される。
従って、その反射係数の計算をするごとに、パワーを基
準とした正規化のための除算が必要である。一方、適応
フィルタとして非巡回型フィルタを使用し、また、その
係数の算定アルゴリズムに、例えば、学習同定法を使用
する場合には、全係数の算定をするために除算が1回必
要なだけである。しかし、ラティス型フィルタを使用し
た場合には、非巡回型フィルタを使用した場合と比べ
て、全係数の算定に必要な除算回数は、非常に多い回数
を必要とする。
【0004】また、ラティス型フィルタは、未知系の特
性又は逆特性を同定するための適応フィルタとして使用
しても、入力される参照信号の線形予測分析を行うだけ
である。従って、その線形予測分析の結果である反射係
数から、未知系の特性又は逆特性を得ることはできない
という問題もある。
【0005】ラティス型フィルタの反射係数の算定方法
は各種知られており、ヘイキン著、武部幹(訳)によ
る、現代工学社の「適応フィルタ入門」に詳しく記載さ
れている。しかし、いずれの算定方法においても、基本
的には、時間更新法である。そこで、ここでは、従来の
反射係数の算定方法である、時間更新法について説明す
る。時間更新法においては、両反射係数α(i)及び
β(i)は、前向き予測残差f(i−1)と後向き
予測残差b(i−1)との間の相互相関係数として次
の様に得ることができる。
【0006】ρを1未満の定数として、以下の計算を行
う。
【0007】 Cj(i)=fj(i-1)bj-1(i-1)+ρCj-1(i) (1) Pj(i)=fj 2(i-1) +ρPj-1(i) (2) Qj(i)=bj-1 2(i-1) +ρQj-1(i) (3) 次に、以下の除算を行う。
【0008】 αj(i)= Cj(i)/ Pj(i) (4) βj(i)= Cj(i)/ Qj(i) (5) 以上により、両反射係数α(i)及びβ(i)を得
ることができる。
【0009】ここで、後に述べる学習同定法におけるス
テップサイズμと対応するようにするために、ラティス
型フィルタのタップをMとして、定数ρは、次の様に定
義される。
【0010】 ρ=1−μ/M (6) 式(4)及び(5)から明らかなように、ラティス型フ
ィルタの両反射係数α (i)及びβ(i)を算定す
るのには、タップ数の2倍の回数の除算が必要とされ
る。従って、ラティス型フィルタを実現する場合には、
この除算回数の多さが問題である。除算回路の規模は大
きいので、除算回路をハードウェアで実現すると、回路
の規模が大きくなり、また、除算を、ディジタル信号プ
ロセッサ(DSP)を用いてソフトウェアで実現する場
合には、処理量が多くなるという問題がある。
【0011】更に、例えば図2に示す、システム同定系
の適応フィルタとして利用できないという欠点もある。
図2は未知系200の特性を推定するためのシステム同
定系を示す。システム同定系は、特性が推定されるべき
未知系200、未知系の特性と同様の特性に適応される
適応フィルタ210、係数更新回路220、未知系の出
力に等価的な雑音が挿入する加算器230及び、未知系
200の出力に雑音が加算された信号と、適応フィルタ
の出力との差を演算する減算器240で表すことができ
る。システム同定系は、減算器240の出力Eが最小
となるように、係数更新回路によって、適応フィルタの
係数を算定して、未知系の特性を推定する。しかし、シ
ステム同定系の適応フィルタ210として、ラティス型
フィルタを使用すると、ラティス型フィルタの初段(i
=1)の前向き予測残差f(0)と後向き予測残差b
(0)には、参照信号sが入力される。従って、ラ
ティス型フィルタが参照信号sを線形予測分析するよ
うに両反射係数が算定されるので、未知系200の特性
を同定することはできない。以上のように、反射係数の
同定方法には、欠点がある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、ラティ
ス型フィルタの反射係数の更新に必要な除算の回数を減
らし、且つ、ラティス型フィルタが未知系の特性を同定
することに使用できる反射係数の更新方法及び更新装置
を提供することである。
【0013】請求項1は、ラティス型フィルタの反射係
数の更新方法において、最終段の前向き予測誤差が最小
となるように更新された前向き反射係数を用いて、後向
き反射係数を更新する。
【0014】請求項1により、ラティス型フィルタの反
射係数の更新を行う場合の除算回数を減らすことができ
る。
【0015】請求項2は、請求項1のラティス型フィル
タの反射係数の更新方法において、前向き予測誤差を計
算するステップと、前記最終段の前向き予測誤差が最小
となるように、適応アルゴリズムに従って、前向き反射
係数を更新するステップと、前記更新するステップで更
新された前記前向き反射係数を、後向き反射係数に与え
るステップとを有する。
【0016】請求項2により、適応アルゴリズムに従っ
て、ラティス型フィルタの反射係数の更新を行う場合の
除算回数を減らすことができる。
【0017】請求項3は、ラティス型フィルタの反射係
数の更新方法において、未知系の入力を入力とし、又
は、前記未知系の出力を入力とするラティス型フィルタ
の最終段の前向き予測誤差と、未知系の出力、又は、入
力との差が最小となるように、前向き反射係数を更新
し、更新された前記前向き反射係数を用いて、後向き反
射係数を更新する。
【0018】請求項3により、ラティス型フィルタの反
射係数の更新の際に行う除算の回数を減らし、且つ、ラ
ティス型フィルタを未知系の特性を同定することに使用
できる反射係数の更新方法を提供することができる。
【0019】請求項4は、請求項3のラティス型フィル
タの反射係数の更新方法において、未知系の入力を入力
とし、又は、前記未知系の出力を入力とするラティス型
フィルタの前向き予測誤差を計算するステップと、前記
最終段の前向き予測誤差と、未知系の出力、又は、入力
との差が最小となるように、適応アルゴリズムに従っ
て、前向き反射係数を更新するステップと、前記更新す
るステップで更新された前記前向き反射係数を、後向き
反射係数に与えるステップとを有する。
【0020】請求項4により、ラティス型フィルタの反
射係数の更新の際に行う除算の回数を減らし、且つ、適
応アルゴリズムに従って、ラティス型フィルタを未知系
の特性を同定することに使用できる反射係数の更新方法
を提供することができる。
【0021】請求項5は、ラティス型フィルタの反射係
数の更新装置において、前向き予測誤差を計算する手段
と、前記最終段の前向き予測誤差が最小となるように、
適応アルゴリズムに従って、前向き反射係数を更新する
手段と、前記更新する手段で更新された前記前向き反射
係数を、後向き反射係数に与える手段とを有する。
【0022】請求項5により、ラティス型フィルタの反
射係数の更新装置で行う除算回数を減らすことができ
る。
【0023】請求項6は、ラティス型フィルタの反射係
数の更新装置において、未知系の入力を入力とし、又
は、前記未知系の出力を入力とするラティス型フィルタ
の前向き予測誤差を計算する手段と、前記最終段の前向
き予測誤差と、未知系の出力、又は、入力との差が最小
となるように、適応アルゴリズムに従って、前向き反射
係数を更新する手段と、前記更新する手段で更新された
前記前向き反射係数を、後向き反射係数に与える手段と
を有する。
【0024】請求項6により、ラティス型フィルタの反
射係数の更新装置で行う除算の回数を減らし、且つ、ラ
ティス型フィルタを未知系の特性を同定することに使用
できる反射係数の更新装置を提供することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】先ず最初に、本発明の原理につい
て説明する。図3は本発明の原理を示す。本発明の原理
は、ラティス型フィルタ300と、係数更新回路310
を有する。ラティス型フィルタ300は、図1に示すラ
ティス型フィルタと同様な構造を有する。係数更新回路
310においては、後向き予測残差b(i−1)と前
向き反射係数β(i)のみを使用して、最終段の前向
き予測残差f(M)を計算し、この最終段の前向き予
測残差f(M)が最小となるように、前向き反射係数
β(i)が算定される。そして、後向き反射係数α
(i)は、この前向き反射係数β(i)と等しい値が
与えられ、両反射係数が決定される。
【0026】図4は、ラティス型フィルタの前向き予測
部分を示す。特に、図4は、図1のラティス型フィルタ
の、前向き予測部分を抜き出して示したものである。前
向き予測部分は、1標本化周期の遅延を与える遅延器1
30から132、乗算器420、120から122及
び、加算器430により表すことができる。参照信号と
して、sが遅延器130と乗算器420に入力され
る。各乗算器には、前向き反射係数β(i)が入力さ
れ、各遅延器130から132の出力である、後向き予
測残差b(i−1)との積が計算される。最終段の前
向き予測残差f(M)は、各乗算器の出力の総和であ
る。
【0027】最適な前向き反射係数β(i)は、最終
段の前向き予測残差f(M)を最小にする値であり、
この値は、通常の適応アルゴリズムを利用して算定する
ことができる。例えば、適応アルゴリズムとして、学習
同定法を使用したときには、前向き反射係数β(i)
は、次の式に従って、標本化された信号が入力される度
に更新を行うことができる。
【0028】
【数1】 また、後向き反射係数α(i)は、この前向き反射係
数β(i)と等しい値が与えられ、両反射係数が更新
される。このように、除算の回数を、各タップごとに1
回と減少することができる。
【0029】図5は、本発明を線形予測分析に適用した
場合のシミュレーションの結果である。特に、図5は、
線形予測分析の対象となる信号sとして、500Hz
の単一正弦波に信号対雑音比が0dBとなる白色雑音を
加算した信号を、ラティス型フィルタに入力してシミュ
レーションを行った結果を示す。最終段の前向き予測残
差は、信号sに対する予測合成信号s’との差に等
しいので、 s’=(s+n)−f(M) (8) とおいて、その分析性能を、
【0030】
【数2】 により計算して、時間更新法と比較した結果である。こ
こで、M=256,μ=0.01,J=8192であ
る。
【0031】このシミュレーション結果より、本発明に
よる線形予測分析の予測残差は、時間更新法により得ら
れる予測残差と比較して、収束が速く、且つ、ほぼ同等
の予測性能を得ることができる。
【0032】更に、本発明は、図2で示したシステム同
定系にも利用することができる。図6は、図2に示した
未知系200が非巡回型フィルタで表すことができると
仮定した場合の、未知系200の構造を示す。この仮定
は、説明を簡単にするためのみを目的とする。図6にお
いて、非巡回型フィルタは、1標本化周期の遅延を与え
る遅延器610から612、乗算器621から624及
び、加算器630により表すことができる。信号s
が、遅延器610と乗算器621に入力される。図4
と図6の構成上の違いは、図4においては、乗算器42
0の出力が、sであるのに対し、図6においては、乗
算器621の出力が、a(0)sであることである。
従って、図4のラティス型フィルタの初段に、図7に示
すように、f (0)にβ(0)を乗算する乗算器を
挿入することにより、同じ構成とすることができる。
【0033】ラティス型フィルタを以上のような構成に
変形することにより、ラティス型フィルタの前向き予測
残差f(M)は、未知系200の出力yと対応させ
ることができる。そして、適応フィルタとして使用する
ラティス型フィルタの前向き反射係数β(i)を、 e=y+n−f(M) (10) において、eを最小とするように適応アルゴリズムを
用いて更新し、且つ、後向き反射係数α(i)には前
向き反射係数β(i)を使用する。これにより、未知
系200が、ラティス型フィルタとして、同定できる。
【0034】図8は、未知系200が非巡回型フィルタ
で表すことができる上述のシステム同定系に、本実施例
のラティス型フィルタを使用した場合の、シミュレーシ
ョン結果である。ここで、本シミュレーションの条件
は、タップ数M=256,ステップサイズμ=0.0
1,平均期間J=4096である。予測残差は充分に小
さな値となり、この結果より、本実施例のラティス型フ
ィルタをシステム同定系に適用できることがわかる。
【0035】また、本実施例により、非巡回型フィルタ
の特性をラティス型フィルタで実現することができる。
非巡回型フィルタの特性を、ラティス型フィルタに置き
換えることは、通常多くの計算を要する。しかし、図2
に示すシステム同定系において、未知系200の代わり
に、設計した非巡回型フィルタを使用し、上述の様に、
係数更新回路により、ラティス型フィルタの反射係数を
更新することにより、非巡回型フィルタの特性を有する
ラティス型フィルタを得ることができる。
【0036】一方、図9は、図2に示すシステムの未知
系200が、ラティス型フィルタとして表すことができ
ると仮定した場合のシミュレーション結果である。図9
のシミュレーションに際し、信号対雑音比を20dBと
した以外は、図5に示すシミュレーションを行う場合
と、条件は同一である。予測残差は充分に小さな値とな
り、この結果より、本発明により、ラティス型フィルタ
をシステム同定系に適用できることがわかる。
【0037】更に、図10は、未知系1000の逆特性
を同定するシステム同定系の適応フィルタに、本発明の
ラティス型フィルタを適用した場合を示す。未知系10
00の出力が、ラティス型フィルタ1010に入力さ
れ、未知系の入力とラティス型フィルタの出力が減産器
1020で減算される。減算器の出力が最小となる様
に、本発明に従って、上述の様に、前向き反射係数及
び、後向き反射係数を決定することにより、ラティス型
フィルタ1010によって、未知系1000を同定する
ことができる。
【0038】本発明の原理は、ラティス型フィルタの最
終段で得られる前向き予測残差と希望応答(上記のよう
なシステム同定系では未知系の出力)との差を最小にす
る点にあるので、上述の実施例以外の希望応答を有する
システムへ応用することができることは、明らかであ
る。
【0039】
【発明の効果】以上、本発明により、ラティス型フィル
タの反射係数の更新に必要な除算の回数を減らし、且
つ、ラティス型フィルタが未知系の特性を同定すること
に使用できる反射係数の更新方法及び更新装置を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ラティス型フィルタの構造を示す図である。
【図2】システム同定系を示す図である。
【図3】本発明の原理を示す図である。
【図4】ラティス型フィルタの前向き予測部分を示す図
である。
【図5】本発明を線形予測分析に応用したときの特性例
を示す図である。
【図6】非巡回型(FIR)フィルタで表した未知系を
示す図である。
【図7】図6のFIRフィルタに対応するラティス型フ
ィルタの初段の構造を示す図である。
【図8】未知系がFIRフィルタの場合のシステム同定
系に応用した場合の特性例を示す図である。
【図9】未知系がラティス型フィルタの場合のシステム
同定系に応用した場合の特性例を示す図である。
【図10】システム同定系を示す図である。
【符号の説明】
100−1、100−2 単位要素 110、120 乗算器 130 遅延器 140、150 加算器 200 未知系 210 適応フィルタ 220 係数更新回路 230 加算器 240 減算器 300 ラティス型フィルタ 310 係数更新回路 420 乗算器 430 加算器 610から612 遅延器 621から624 乗算器 630 加算器

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 最終段の前向き予測誤差が最小となるよ
    うに更新された前向き反射係数を用いて、後向き反射係
    数を更新するラティス型フィルタの反射係数の更新方
    法。
  2. 【請求項2】 前向き予測誤差を計算するステップと、 前記最終段の前向き予測誤差が最小となるように、適応
    アルゴリズムに従って、前向き反射係数を更新するステ
    ップと、 前記更新するステップで更新された前記前向き反射係数
    を、後向き反射係数に与えるステップとを有する請求項
    1記載のラティス型フィルタの反射係数の更新方法。
  3. 【請求項3】 未知系の入力を入力とし、又は、前記未
    知系の出力を入力とするラティス型フィルタの最終段の
    前向き予測誤差と、未知系の出力、又は、入力との差が
    最小となるように、前向き反射係数を更新し、更新され
    た前記前向き反射係数を用いて、後向き反射係数を更新
    するラティス型フィルタの反射係数の更新方法。
  4. 【請求項4】 未知系の入力を入力とし、又は、前記未
    知系の出力を入力とするラティス型フィルタの前向き予
    測誤差を計算するステップと、 前記最終段の前向き予測誤差と、未知系の出力、又は、
    入力との差が最小となるように、適応アルゴリズムに従
    って、前向き反射係数を更新するステップと、前記更新
    するステップで更新された前記前向き反射係数を、後向
    き反射係数に与えるステップとを有する請求項3記載の
    ラティス型フィルタの反射係数の更新方法。
  5. 【請求項5】 前向き予測誤差を計算する手段と、 前記最終段の前向き予測誤差が最小となるように、適応
    アルゴリズムに従って、前向き反射係数を更新する手段
    と、 前記更新する手段で更新された前記前向き反射係数を、
    後向き反射係数に与える手段とを有するラティス型フィ
    ルタの反射係数の更新装置。
  6. 【請求項6】 未知系の入力を入力とし、又は、前記未
    知系の出力を入力とするラティス型フィルタの前向き予
    測誤差を計算する手段と、 前記最終段の前向き予測誤差と、未知系の出力、又は、
    入力との差が最小となるように、適応アルゴリズムに従
    って、前向き反射係数を更新する手段と、 前記更新する手段で更新された前記前向き反射係数を、
    後向き反射係数に与える手段とを有するラティス型フィ
    ルタの反射係数の更新装置。
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