JPH06181300A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JPH06181300A
JPH06181300A JP4353058A JP35305892A JPH06181300A JP H06181300 A JPH06181300 A JP H06181300A JP 4353058 A JP4353058 A JP 4353058A JP 35305892 A JP35305892 A JP 35305892A JP H06181300 A JPH06181300 A JP H06181300A
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JP
Japan
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layer
lower electrode
semiconductor
electrode layer
etching
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Pending
Application number
JP4353058A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Kobayashi
健二 小林
Shinichiro Kurata
愼一郎 倉田
Tadashi Oohayashi
只志 大林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP4353058A priority Critical patent/JPH06181300A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体装置の製造工程における半導体層のパ
ターン化に伴って下部電極層の表面に生ずる変質層やエ
ッチング残渣などの悪影響をなくし、それによって下部
電極層に形成されるレジスト膜の欠陥を減少させるとと
もに、下部電極層によって形成された下部電極や下部配
線電極における外部配線などとの接続部において電気特
性を向上させ、収率を向上させることにある。 【構成】 絶縁基板12上に第1の下部電極層24、第
2の下部電極層25、半導体層26及び上部電極層28
を積層した後、レジスト膜30により上部電極層28と
半導体層26を順にエッチングし、次いでそのレジスト
膜30により第2の下部電極層25をエッチングして、
半導体層26のエッチングにより露出させられた第2の
下部電極層25の表面に生じたエッチングガスによる変
質層32やポリマー残渣(32)を第2の下部電極層2
5とともに除去し、その後、第1の下部電極層24のパ
ターニングなどの後工程を行うようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置、たとえば原
稿読み取り装置とその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置、たとえば原稿読み取り装置
はファクシミリやイメージスキャナ、電子黒板、電子複
写機などにおいて、原稿上の画像情報を読み取るための
原稿読み取り部などに使用されている。かかる原稿読み
取り装置をはじめとする半導体装置は一般に下部電極、
半導体部及び上部電極から成る半導体素子を1又は複数
個備えて構成されている。
【0003】この原稿読み取り装置はフォトリソグラフ
ィ法を用いて、概略次のようにして製造されている。ま
ず図6(a) に示すように、絶縁基板100 の上に下部電極
層102 、半導体層104 及び上部電極層106 を順に積層す
る。次いで、同図に仮想線で示すように所定の位置にレ
ジスト膜108 を被着させて、同図(b) に示すように上部
電極層106 をウエットエッチングによってパターン化し
て上部電極110 を形成する。更に、上部電極110 と半導
体部112 のパターン形状は通常同じであることから同じ
レジスト膜108 を用いて、同図に示すように半導体層10
4 をドライエッチングによってパターン化して半導体部
112 を形成する。その後、図7(a) に示すようにレジス
ト膜108 を除去した後、所定の位置に異なるパターンの
レジスト膜109 を被着させて、同図(b) に示すように下
部電極層102 を下部電極114 や下部配線電極116 などの
所定のパターンに形成する。このようにして得られた下
部電極114 、半導体部112 及び上部電極110 から成る半
導体素子118 が1又は複数配置されて構成された原稿読
み取り装置が製造されている。
【0004】この原稿読み取り装置の製造方法におい
て、エッチング方法は被エッチング材の材質に対応して
種々選定され、上部電極層106 の材質がITOや SnO2
などであることから、この上部電極層106 のパターニン
グは薬液に浸液して行うウエットエッチングによって行
われている。一方、半導体層104 の材質はアモルファス
シリコンなどであることから、この半導体層104 のパタ
ーニングは四フッ化炭素CF4 を主成分とする反応性イオ
ンエッチングなどのドライエッチングによって行われて
いる。
【0005】なお、上部電極層106 や半導体層104 のパ
ターニングにおいてエッチング残りがあると、素子間の
短絡が発生したり、素子の特性がばらついたりするた
め、エッチング残りをなくすことを目的に、一定時間、
オーバーエッチングしている。たとえば、反応性イオン
エッチングによる半導体層104 のパターニングに要する
エッチング時間は、半導体層104 の膜厚のばらつきとエ
ッチング速度のばらつきを考慮して、半導体層104 の平
均膜厚を平均エッチング速度で割って得られる平均エッ
チング時間に、さらに10〜50%のオーバーエッチン
グ時間を加えて設定されていて、エッチング残りが生じ
ないようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】かかる原稿読み取り装
置の製造方法において、半導体層104 のドライエッチン
グにより露出する下部電極層102 の表面には、フッ素系
のエッチングガスを用いているためフッ化物などが生成
し、その表面が変質してしまうという問題があった。こ
れは下部電極層102 の表面がエッチングガスに曝される
時間が長い程、すなわち半導体層104 のエッチング速度
が速い箇所で著しく変質していた。
【0007】また、半導体層104 をドライエッチングす
る際に、かかるエッチングガスによるレジスト膜のエッ
チング速度に対する被エッチング物質である半導体層の
エッチング速度の比、すなわち選択比が小さいため、レ
ジスト膜がダメージを受け易く、レジスト膜108 の成分
やエッチングガス成分などによるポリマー残渣が下部電
極層102 の表面に残るという問題があった。
【0008】下部電極層102 の表面に生ずるこれらの欠
陥により、下部電極層102 をパターン化する際にその表
面に被着させられるレジスト膜109 との密着性が悪化
し、また、レジストを塗布する時に、ポリマー残渣の影
響によりレジスト膜に生ずる欠陥が増加するという問題
があった。更に、下部電極層102 の表面に生ずる変質層
が原因して、下部電極層102 のエッチング速度が遅くな
り、しかも箇所によってエッチング速度が大きくばらつ
くため、下部電極層102 のエッチング残りが発生し易く
なる。その結果、原稿読み取り装置の収率が著しく低下
するという問題があった。
【0009】更に、下部電極層102 によって形成された
下部配線電極116 と半導体素子114の上部電極110 とが
層間絶縁膜に設けられたコンタクトホールを介して上部
配線電極により接続されるが、下部配線電極116 と上部
配線電極との接続部で接続抵抗が増加し、電気特性を不
安定にするという問題もあった。
【0010】また、他の構成に係る下部配線電極と一体
に取出し電極部が形成される形式の半導体装置において
は、前述と同様に下部電極層(102) により形成された下
部配線電極(116) の取出し電極部にもエッチング残渣が
付着しているため、その取出し電極部におけるワイヤー
ボンディング性を改善するために被着させられたアルミ
ニウムAlの薄膜が変化させられ、ワイヤーボンディング
性が低下するという問題があった。
【0011】そこで、本発明者らはこのような問題点を
解決するため鋭意研究を重ねた結果、本発明に至ったの
である。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係る半導体装置
の要旨とするところは、絶縁基板上に、少なくとも下部
電極と半導体部と上部電極とから成る半導体素子を1又
は複数備えて構成される半導体装置において、前記下部
電極が2層以上から成り、少なくとも半導体部側の下部
電極が該半導体部とほぼ同一のパターン形状を成すとと
もに、絶縁基板側の下部電極が前記パターン形状とは異
なるパターン形状を成すことにある。
【0013】かかる半導体装置において、前記半導体装
置がフォトダイオード、ブロッキングダイオード、及び
層間絶縁膜により分離されたマトリックス配線を有する
原稿読み取り装置であることにある。
【0014】次に、本発明に係る半導体装置の製造方法
の要旨とするところは、絶縁基板上に、少なくとも下部
電極と半導体部と上部電極とから成る半導体素子を1又
は複数備えて構成される半導体装置の製造方法におい
て、前記絶縁基板上に少なくとも異なる材質から成る2
層以上の下部電極層と半導体層とを順次積層し、該積層
された半導体層をパターニングして半導体部を形成した
後、同一のパターンで少なくとも最上層の下部電極層を
パターニングし、更に前記パターンとは異なるパターン
でその下層の下部電極層をパターニングすることにあ
る。
【0015】また、本発明に係る半導体装置の製造方法
の他の要旨とするところは、絶縁基板上に、少なくとも
下部電極と半導体部と上部電極とから成る半導体素子を
1又は複数備えて構成される半導体装置の製造方法にお
いて、前記絶縁基板上に少なくとも異なる材質から成る
2層以上の下部電極層、半導体層及び上部電極層を順次
積層し、該積層された上部電極層及び半導体層をパター
ニングして上部電極及び半導体部を形成した後、同一の
パターンで少なくとも最上層の下部電極層をパターニン
グし、更に前記パターンとは異なるパターンでその下層
の下部電極層をパターニングすることにある。
【0016】
【作用】本発明に係る半導体装置及びその製造方法は、
絶縁基板上に少なくとも異なる材質から成る2層以上の
下部電極層と半導体層と必要に応じて上部電極層を順に
積層した後、その最上層にレジスト膜を形成する。次
に、逆の順に必要な上部電極層と半導体層をそれぞれエ
ッチングして上部電極と半導体部とを形成する。この半
導体層のエッチングにおいて、露出させられた最上層の
下部電極層の表面にエッチング成分との化合物などが生
成して変質層が形成され、更にダメージを受けたレジス
ト膜やエッチングガス成分などによるポリマー残渣がそ
の最上層の下部電極層の表面に付着する。
【0017】そこで、半導体層をドライエッチングした
後、そのレジスト膜を用いて、最上層の下部電極層をエ
ッチングして、露出させられた最上層の下部電極層とと
もに変質層やポリマー残渣を除去する。この最上層の下
部電極層のエッチングにより露出させられたその下の層
の下部電極層の表面は清浄に形成されている。その後、
所定の位置にパターン化されたレジスト膜を形成して、
下層の下部電極層をエッチングによりパターン化する。
かかる下層の下部電極層により形成された下部電極及び
下部配線電極などの表面には化合物やエッチング残渣な
どが除去されているため、層間絶縁膜に設けられたコン
タクトホールなどを介して接続された下部配線電極と上
部配線電極とは良好に密着する。また、下部配線電極な
どと一体的に取出し電極が形成される形式の半導体装置
にあっては、その取出し電極におけるワイヤーボンディ
ングも安定した性能が得られる。
【0018】
【実施例】次に、本発明に係る半導体装置の製造方法の
実施例を図面に基づいて詳しく説明する。
【0019】半導体装置として半導体素子であるフォト
ダイオード及びブロッキングダイオードと、マトリック
ス配線とを有する原稿読み取り装置を例にして説明す
る。図2(c) に示すように、本発明方法により製造され
る原稿読み取り装置10は絶縁基板12上に下部電極1
4と半導体部16と上部電極18とから成る1対の半導
体素子20(フォトダイオード),22(ブロッキング
ダイオード)が複数配列させられて構成されている。こ
のような構造の原稿読み取り装置10は概略次のように
して製造される。
【0020】図1(a) に示すように、先ずガラスなどか
ら成る絶縁基板12上に第1の下部電極層24と第2の
下部電極層25から成る下部電極層と、半導体層26及
び上部電極層28をこの順にそれぞれ成膜して積層す
る。絶縁基板12の上に直接被着させられる第1の下部
電極層24の材質は絶縁基板12との被着性に優れ且つ
電気的良導体であるとともに第2の下部電極層25や上
部配線電極(一般的にクロムCr,アルミニウムAlあるい
はCr/Alなどが用いられる。)とも密着性が良好な金属
あるいは酸化物導電体が用いられる。他方、第2の下部
電極層25はその上に半導体層26が被着されることか
ら、その材質は第1の下部電極層24との密着性が良
く、半導体層26と良好な電気的接合を有し、且つその
半導体層26に拡散し得ない金属あるいは酸化物導電体
が用いられる。また、第1の下部電極層24の材質と第
2の下部電極層25の材質は、第2の下部電極層25を
パターニングするとき、第2の下部電極層25のエッチ
ング液などによって第1の下部電極層24がエッチング
されたり、あるいは表面が変質させられないことが好ま
しい。
【0021】より具体的に、第1の下部電極層24の材
質としては、クロムCr, チタンTi,ニッケルNi, モリブ
デンMo, タンタルTa, プラチナPt, パラジウムPd,IT
O,SnO2 ,ZnO2 などが用いられ、その膜厚は目的とす
る原稿読み取り装置10の性能や膜の種類によって種々
設定され、好ましくは500〜5000Å程度の範囲で
成膜される。他方、第2の下部電極層25の材質として
は、その上に被着される半導体層26がアモルファスシ
リコン系半導体層のp層であるときはITO,SnO2 ,Zn
O2 などが好ましく、またアモルファスシリコン系半導
体層のn層であるときはクロムCr, チタンTi, ニッケル
Ni, モリブデンMo, タンタルTa, プラチナPt, パラジウ
ムPdなどが好ましい。いずれの場合も第2の下部電極層
25は第1の下部電極層24とは異なる材質が用いら
れ、第2の下部電極層25の膜厚は300〜3000Å
程度の範囲で成膜される。
【0022】更に具体的には、原稿読み取り装置10の
絶縁基板12側が裏面電極、すなわち上部電極18側が
光入射側となる場合は、絶縁基板12としてガラス基板
が用いられ、その上に第1の下部電極層24としてクロ
ムCr、第2の下部電極層25としてITO、半導体層2
6としてpin構造のアモルファスシリコン系半導体
層、上部電極層28としてITOが用いられるのが好ま
しい。なお、第1の下部電極層24の材料としてクロム
Crを選定した場合を例に説明すると、スパッタリング装
置のスパッタ室内を1×10-3Pa以下の高真空に保ち
ながら、成膜時の基板温度が室温から250℃になるよ
うに設定し、放電ガスとしてアルゴンガスをスパッタ室
内に導入する。そして、スパッタ圧力が0.1〜1.5
Paになるように調整し、DC電源を用いて1〜10W
/cm2 の電力でスパッタして、金属膜が成膜される。
【0023】次に、半導体層26はたとえば水素化アモ
ルファスシリコンa-Si:Hを用いてpin構造のフォトダ
イオードの構造に堆積されたものが用いられる。すなわ
ち、先ずホウ素Bあるいは周期律表第3族の元素をドー
プしたp形a-Si:H、ノンドープのi形a-Si:H、リンPあ
るいは周期律表第5族の元素をドープしたn形a-Si:Hを
順に堆積して形成され、これらp層,i層,n層は真空
を保持しつつ連続して成膜するのが好ましい。なお、本
実施例ではpin構造に限らず、逆の順に積層したni
p構造であっても良い。
【0024】更に、半導体層26の上に成膜される上部
電極層28はITOや SnO2 ,ZnO2あるいはこれらを積
層したものが用いられ、スパッタリング法や蒸着法によ
り成膜温度が室温〜200℃で、膜厚が300〜200
0Åの範囲になるように成膜される。なお、絶縁基板1
2側が光入射側になる場合は、上部電極層28としてク
ロムCr, チタンTi, ニッケルNi, モリブデンMo, タンタ
ルTa, プラチナPt, パラジウムPdなどが成膜される。こ
こで、上部電極層28としてITOを成膜する場合、ス
パッタリング装置のスパッタ室内を1×10-3Pa以下
の高真空に保ちながら、成膜時の温度が150℃以下に
なるように設定し、放電ガスとしてアルゴンガスと酸素
ガスの混合ガスをスパッタ室内に導入し、そして、スパ
ッタ圧力が0.2〜1Paになるように調整して、DC
電源を用いて0.4〜2W/cm2の電力でスパッタし、
成膜される。放電ガス中の酸素ガスの組成は0.1〜2
mol%であり、スパッタターゲットは酸化インジウム−
酸化錫系の焼結体ターゲットを用い、その酸化錫の成分
は5〜15wt%のものが用いられる。
【0025】このようにして絶縁基板12の上に第1の
下部電極層24、第2の下部電極層25、半導体層26
及び上部電極層28を順に成膜した後、この上部電極層
28と半導体層26をパターン化して半導体素子20,
22を形成するため、同図1(a) に仮想線で示すよう
に、フォトリソグラフィ法により所定の位置にレジスト
膜30が形成される。形成されたレジスト膜30により
所望のパターン形状の上部電極層28が保護され、その
残余がウエットエッチングされて、同図(b) に示すよう
に上部電極18が形成される。すなわち、エッチング液
はたとえば、ITOのウエットエッチングは一般的な塩
酸と硝酸の混合溶液が用いられ、室温〜50℃の液温
で、レジスト膜30が被着された絶縁基板12をその混
合溶液に浸液して、レジスト膜30に覆われていない上
部電極層28の箇所がエッチングされるのである。
【0026】次いで同図(b) に示すように、半導体部1
6のパターン形状と寸法は上部電極18とほぼ同じであ
るため、上部電極18をパターン化するために使用した
レジスト膜30をそのまま使用し、ドライエッチングに
よって半導体層26のパターニングが行われ、半導体部
16が形成される。半導体層26は反応性イオンエッチ
ング(Reactive Ion Etching; RIE)によってパター
ニングされ、この半導体層26のパターニングは四フッ
化炭素CF4 を主成分とする反応性イオンエッチングなど
のドライエッチングによって行われる。この反応性イオ
ンエッチングはより具体的には平行平板型エッチング装
置を用い、四フッ化炭素CF4 と酸素O2との流量比を1
0対1に調整し、更にエッチング圧力を5〜10Paに
し、周波数13.56MHzの高周波電源を用い、RFパ
ワー密度を0.1〜0.7W/cm2 に調整して行われる。
また、エッチングガスとしてその他、たとえば六フッ化
イオウSF6 を主成分とするガスなどが用いられる。
【0027】ここで、半導体層26の膜厚は大面積の絶
縁基板12上の各場所において均一ではなく、若干のば
らつきがある。一方、反応性イオンエッチングによるエ
ッチング速度も絶縁基板12の各場所において若干のば
らつきがある。このため、半導体層26の膜厚が薄い箇
所などではエッチングが早く完了し、下地の下部電極層
24が露出させられる。そして、所定の平均エッチング
時間が経過した後、予め設定されたオーバーエッチング
時間が終了して、エッチング作業が完了する。この作業
の完了に至るまで、半導体層26の膜厚が薄い箇所やエ
ッチング速度の速い箇所から下地が露出させられ、次第
にその露出させられる下地の領域が広がり、レジスト膜
30によって覆われていない箇所は全てエッチングされ
ることになる。
【0028】このエッチング作用において、反応性イオ
ンエッチングのラジカルや活性イオンなどのアモルファ
スシリコンと反応する反応種は第2の下部電極層25の
構成成分とほとんど反応しないため、エッチングされる
ことはなく、また、絶縁基板12は下部電極層24に覆
われているため、エッチングされることはない。
【0029】しかし、反応性イオンエッチングに曝され
る第2の下部電極層25の表面には四フッ化炭素CF4
どのフッ素成分によってフッ化物などが生成し、変質層
32が発生する。また、第2の下部電極層25の表面に
はレジスト膜30が受けたダメージにより、レジストの
成分やエッチングガスの成分などによるポリマーの残渣
(32)が付着する。
【0030】そこで、次に同図(c) に示すように、上部
電極層28及び半導体層26をパターニングするために
用いたレジスト膜30を用いて第2の下部電極層25を
パターニングし、第2の下部電極31が形成される。第
2の下部電極層25がたとえばITOなどから形成され
ている場合、第1の下部電極層24はクロムCrやモリブ
デンMoなどから形成されていて、第2の下部電極層25
をウエットエッチングするエッチング液は前述したよう
に一般的な塩酸と硝酸の混合溶液が用いられ、室温〜5
0℃の液温でエッチングされるのである。このエッチン
グ液により第1の下部電極層24がエッチングされるこ
とはなく、フッ化物などが生成し、またポリマーの残渣
(32)が付着した変質層32は第2の下部電極層25
のエッチングにより除去され、変質層などのない清浄な
表面をした第1の下部電極層24が露出させられる。
【0031】次に、レジスト膜30を除去した後、ある
いはレジスト膜30を残してその上から、図2(a) に示
すように、そのレジスト膜30のパターンとは異なる所
望の下部電極と必要な下部配線電極のパターン形状をし
たレジスト膜34が所定の位置に形成される。レジスト
膜34は清浄な表面にされた第1の下部電極層24の上
に形成されるため、第1の下部電極層24との密着性が
向上し、レジストを塗布する際のレジストの欠陥が減少
することになる。
【0032】ここで、第1の下部電極層24を溶かす所
定のエッチング液は、たとえば第1の下部電極層24が
クロムCrから成るときは硝酸第2セリウムアンモニウム
と過塩素酸からなる薬液が用いられる。第1の下部電極
層24はかかるエッチング液によりパターニングされ、
同図2(b) に示すように、第1の下部電極33と下部配
線電極36などが形成され、その後、レジスト膜34が
除去される。なお、第1の下部電極層24がモリブデン
Moから成るときは、エッチング液として燐酸、硝酸及び
酢酸の混合物が用いられる。上述したように、レジスト
膜34にはほとんど欠陥がなく、しかも密着性が向上さ
せられているため、第1の下部電極層24のエッチング
が正確になされることになる。このようにして第1の下
部電極33と第2の下部電極31とから成る下部電極1
4が形成されるのである。
【0033】レジスト膜34を除去した後は、公知の手
法により層間絶縁膜38を被着するとともに、その層間
絶縁膜38にコンタクトホール40を設け、更に上部配
線電極42などを形成してマトリックス配線を構成した
後、絶縁保護膜44で覆って原稿読み取り装置10が製
造されるのである。
【0034】以上の製造方法により得られた原稿読み取
り装置10において、半導体層26のドライエッチング
を行った後、そのドライエッチングにより第2の下部電
極層25の表面に生じた変質層32や、付着したエッチ
ング残渣をその第2の下部電極層25を半導体層26を
エッチングするのに用いたレジスト膜30を用いてエッ
チングして、変質層32などを除去し、その後、レジス
ト膜34を形成している。したがって、レジスト膜34
と第1の下部電極層24との密着性が向上し、また、レ
ジストの塗布時に欠陥が生ずることもなくなる。更に、
第1の下部電極層24表面に変質層がないため、エッチ
ングのばらつきが少なくなり、またエッチング残りもな
くなり、収率が大幅に向上する。
【0035】また、変質層32が形成された第2の下部
電極層25のエッチングに、上部電極層28や半導体層
26をエッチングするのに使用したレジスト膜30を使
用しているため、スループットが低下することはない。
更に、層間絶縁膜38に設けられたコンタクトホール4
0を介して接続される下部配線電極36と上部配線電極
42とは変質層やエッチング残渣が除去された面で接続
されるため、接続抵抗の増加がほとんどなく、電気特性
が安定する。
【0036】以上、本発明に係る半導体装置及びその製
造方法の実施例を原稿読み取り装置を例に詳述したが、
本発明はかかる実施例に限定されるものではない。
【0037】たとえば図3(a) に示すように、絶縁基板
12の上に第1の下部電極層24、第2の下部電極層2
5及び半導体層26を形成した後、所定の位置にパター
ン化されたレジスト膜30を形成して、同図(b) に示す
ように半導体層26をドライエッチングし、半導体部1
6を形成する。かかるドライエッチングにより、第2の
下部電極層25の表面がエッチングガスのフッ素系成分
により変質させられ、更にレジスト膜30やエッチング
ガス成分のエッチング残渣(32)が付着させられる。
【0038】そこで、同図(c) に示すように、前述と同
様に同じレジスト膜30を用いて第2の下部電極層25
をエッチングし、変質層32のフッ素化合物やエッチン
グ残渣(32)をエッチングされる第2の下部電極層2
5とともに除去し、第2の下部電極31を形成する。そ
の後、必要に応じてレジスト膜30を除去した後、図4
(a) に示すように、レジスト膜30とは異なるパターン
のレジスト膜46を所定の位置に形成し、前述と同様に
して第1の下部電極層24をエッチングして、同図(b)
に示すように、第1の下部電極33と第2の下部電極3
1から成る下部電極14と下部配線電極36などを形成
する。次いで、レジスト膜46を除去した後、同図(c)
に示すように、上部電極層48が前記公知の手法により
被着させられる。この上部電極層48の所定位置にパタ
ーン化されたレジスト膜50を形成した後、上部電極層
48をエッチングして図2(b) に示すように上部電極1
8が形成される。その後は前述と同様にして原稿読み取
り装置10が製造されることになる。
【0039】このように本発明に係る半導体装置及びそ
の製造方法は絶縁基板上に少なくとも第1の下部電極
層、第2の下部電極層及び半導体層を被着積層した後、
半導体層をフッ素系などのエッチングガスを用いてドラ
イエッチングした後、続いて同じレジスト膜を用いて第
2の下部電極層をエッチングし、第2の下部電極層の表
面に生成したフッ素化合物などによる変質層や、あるい
はダメージが与えられたレジスト膜などから生じたエッ
チング残渣を第2の下部電極層とともに除去したことに
ある。かかる製造方法において、半導体層をドライエッ
チングする際、絶縁基板の表面は第1及び第2の下部電
極層により覆われていて、絶縁基板がドライエッチング
されることはなく、したがって絶縁基板の成分が飛散さ
せられることはない。また、半導体層のドライエッチン
グに伴い、露出させられた第2の下部電極層の表面に生
じたエッチング成分による変質層や、付着したエッチン
グ残渣は第2の下部電極層のエッチングによって除去さ
れ、清浄な表面の第1の下部電極層が露出させられる。
そこで、この露出させられた第1の下部電極層について
エッチングを行い、下部電極や下部配線電極などを形成
し、続いて後工程を行うように構成しているため、後工
程でトラブルが発生することはほとんどなく、製品の収
率が大幅に向上することになる。
【0040】以上の実施例によって製造された原稿読み
取り装置10はいずれも図2(c) に示すように、絶縁基
板12上に1又は複数の半導体素子20であるフォトダ
イオードと、そのフォトダイオード(20)に対応して
半導体素子22であるブロッキングダイオードとが形成
され、これらフォトダイオード(20)とブロッキング
ダイオード(22)とが下部電極14により逆極性に直
列接続されて構成されたものである。
【0041】また、図5に示すように、原稿読み取り装
置52は半導体素子54であるフォトダイオードと半導
体素子56であるブロッキングダイオードとが絶縁基板
12上に設けられた層間絶縁膜58を介して接続電極6
0によって逆極性に直列接続された形式のものであって
も良い。かかる実施例においても、半導体層を反応性イ
オンエッチングにより半導体部62を形成した後、第2
の下部電極層をエッチングすることにより、フッ化物に
より変質させられたり、あるいはエッチング残渣が付着
させられた第2の下部電極層(63)を除去して、表面
が清浄な第1の下部電極層(64)が露出させられるよ
うに構成されている。かかる構成の原稿読み取り装置5
2においては、前述の効果に加えて、更に下部配線電極
66とともに形成される取出し電極においては、その表
面に変質層やエッチング残渣がないため、安定したワイ
ヤーボンディング性が得られる。
【0042】更に、本発明が適用される半導体装置はフ
ォトダイオードとブロッキングダイオードとから構成さ
れた原稿読み取り装置に限定されるものではなく、フォ
トダイオードのみから成る原稿読み取り装置であっても
良く、更にフォトセンサや太陽電池などの半導体装置で
あっても良い。また、半導体部はpin 型あるいはnip型
のアモルファスシリコンに限定されるものではなく、ア
モルファスシリコンa-Si、水素化アモルファスシリコン
a-Si:H、水素化アモルファスシリコンカーバイドa-SIC:
H 、アモルファスシリコンナイトライドなどの他、シリ
コンと炭素、ゲルマニウム、スズなどの他の元素との合
金からなるアモルファスシリコン系半導体の非晶質ある
いは微結晶を pin型、 nip型、ni型、pn型、 MIS型、ヘ
テロ接合型、ホモ接合型、ショットキーバリアー型ある
いはこれらを組み合わせた型などに構成したものが用い
られ、その他アモルファスシリコン系以外のたとえばGa
As系やCdS-CdSe系などの半導体であっても良いが、特に
アモルファス系半導体が好ましく、更にアモルファスシ
リコン系半導体が最も好ましい。
【0043】また、上述の実施例では上部電極層のエッ
チング工程と半導体層のエッチング工程を同じレジスト
パターンを用いてパターニングしているが、それぞれ異
なるレジストパターンを形成して、それによってパター
ニングしても良いのは当然である。また、下部電極を形
成する下部電極層の成膜は2層が形成されれば充分であ
るが、2層に限定されるものではなく、3層以上で構成
しても良い。下部電極層を3層以上で構成する場合、少
なくとも半導体層と接する最上層の下部電極層は半導体
層をパターニングするのに使用したレジスト膜によりエ
ッチングし、その最上層の下部電極層より下の下部電極
層は異なるパターンのレジスト膜を形成してパターニン
グされる。なお、この下部電極のパターン形状はなんら
限定されるものではない。更に、半導体層及び最上層の
下部電極層をパターニングするのに使用したレジスト膜
30は、それを除去した後、異なるパターンのレジスト
膜34を形成しても良いが、レジスト膜30を除去せず
にその上から異なるパターンのレジスト膜34を形成し
ても良く、なんら限定されない。
【0044】次に、エッチングガスとして四フッ化炭素
CF4 や六フッ化イオウSF6 などのフッ素系ガスのみを用
いても良いが、さらにこのフッ素系ガスに O2 ,CHF3 ,
He,N2 , CF4 などの成分を添加してエッチングガスとし
ても良い。また、絶縁基板としてガラス基板の他、特に
限定されるものではない。更に、半導体装置を構成する
のにあたり、絶縁基板上に一体的に形成されることがあ
る層間絶縁膜や絶縁保護膜はシリコン酸化物やシリコン
窒化物、シリコンオキシナライドなどが用いられ、なん
ら限定されるものではないのは当然である。その他、本
発明はその趣旨を逸脱しない範囲内で、当業者の知識に
基づき種々なる改良、修正、変形を加えた態様で実施し
得るものである。
【0045】
【発明の効果】本発明に係る半導体装置及びその製造方
法は、半導体層のドライエッチングの際に生ずる下部電
極層の表面の変質層やエッチング残渣を、少なくとも2
層以上から構成される下部電極層の最上層をエッチング
することによって除去した後、露出させられた下層の下
部電極層をパターン化するようにしているため、その下
層の下部電極層をパターン化するとき、レジスト膜と下
層の下部電極層との密着性が向上し、また、レジストの
塗布時に欠陥が生ずることもなくなる。更に、下部電極
などにエッチングのばらつきが少なくなり、またエッチ
ング残りもなくなり、収率が大幅に向上する。また、2
層以上の下部電極層のうち少なくとも最上層の下部電極
層をエッチングするときのレジスト膜は半導体層をパタ
ーニングするためのレジスト膜と同じであるため、工程
数の増加は下部電極層のエッチング工程が増えるだけで
あり、スループットが低下することはほとんどない。
【0046】更に、層間絶縁膜に設けられたコンタクト
ホールを介して接続される下部配線電極と上部配線電極
とは変質層やエッチング残渣が除去されているため、清
浄な面で接続されることになり、接続抵抗の増加がなく
なり、電気特性が安定する。また、下部配線電極ととも
に形成される取出し電極においても、変質層やエッチン
グ残渣が除去されているため、密着性が向上するだけで
なく、上部電極となるアルミニウムAlの膜質の低下もな
く、安定したワイヤーボンディング性が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半導体装置及びその製造方法の製
造工程を説明するための断面説明図であり、同図(a) は
絶縁基板に第1の下部電極層、第2の下部電極層、半導
体層及び上部電極層を形成した状態を示す図、同図(b)
は上部電極層と半導体層をパターニングした状態を示す
図、同図(c) は露出させられた第2の下部電極層の表面
に生じた変質層やポリマー残渣を第2の下部電極層をエ
ッチングして除去した状態を示す図である。
【図2】図1に示す半導体装置の製造工程の続きを説明
するための断面説明図であり、同図(a) は第1の下部電
極層をパターン化するレジスト膜を形成した状態を示す
図、同図(b) は第1の下部電極層をパターニングした状
態を示す図、同図(c) は製造された半導体装置を示す図
である。
【図3】本発明に係る半導体装置及びその製造方法の他
の実施例を説明するための断面説明図であり、同図(a)
は絶縁基板に第1の下部電極層、第2の下部電極層及び
半導体層を形成した状態を示す図、同図(b) は半導体層
をパターニングした状態を示す図、同図(c) は露出させ
られた第2の下部電極層の表面に生じた変質層やポリマ
ー残渣を第2の下部電極層をエッチングして除去した状
態を示す図である。
【図4】図3に示す半導体装置の製造工程の続きを説明
するための断面説明図であり、同図(a) は第1の下部電
極層をパターン化するレジスト膜を形成した状態を示す
図、同図(b) は第1の下部電極層をパターニングした状
態を示す図、同図(c) は上部電極層を形成した状態を示
す図である。
【図5】本発明に係る半導体装置及びその製造方法によ
り製造される他の半導体装置の実施例を示す断面説明図
である。
【図6】従来の半導体装置の製造工程を説明するための
断面説明図であり、同図(a) は絶縁基板に下部電極層、
半導体層及び上部電極層を形成した状態を示す図、同図
(b) は上部電極層と半導体層をパターニングした状態を
示す図である。
【図7】図6に示す従来の半導体装置の製造工程の続き
を説明するための断面説明図であり、同図(a) は下部電
極層をパターン化するレジスト膜を形成した状態を示す
図、同図(b) は下部電極層をパターニングした状態を示
す図である。
【符号の説明】
10,52;原稿読み取り装置(半導体装置) 12;絶縁基板 14;下部電極 16,62;半導体部 18;上部電極 20,22,54,56;半導体素子 24,64;第1の下部電極層 25,63;第2の下部電極層 26;半導体層 28,48;上部電極層 30,34,46,50;レジスト膜 31;第2の下部電極 32;変質層及びポリマー残渣 33;第1の下部電極 36,66;下部配線電極 38,58;層間絶縁膜 40;コンタクトホール 42;上部配線電極

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁基板上に、少なくとも下部電極と半
    導体部と上部電極とから成る半導体素子を1又は複数備
    えて構成される半導体装置において、前記下部電極が2
    層以上から成り、少なくとも半導体部側の下部電極が該
    半導体部とほぼ同一のパターン形状を成すとともに、絶
    縁基板側の下部電極が前記パターン形状とは異なるパタ
    ーン形状を成すことを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記半導体装置がフォトダイオード、ブ
    ロッキングダイオード、及び層間絶縁膜により分離され
    たマトリックス配線を有する原稿読み取り装置であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載する半導体装置。
  3. 【請求項3】 絶縁基板上に、少なくとも下部電極と半
    導体部と上部電極とから成る半導体素子を1又は複数備
    えて構成される半導体装置の製造方法において、前記絶
    縁基板上に少なくとも異なる材質から成る2層以上の下
    部電極層と半導体層とを順次積層し、該積層された半導
    体層をパターニングして半導体部を形成した後、同一の
    パターンで少なくとも最上層の下部電極層をパターニン
    グし、更に前記パターンとは異なるパターンでその下層
    の下部電極層をパターニングすることを特徴とする半導
    体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 絶縁基板上に、少なくとも下部電極と半
    導体部と上部電極とから成る半導体素子を1又は複数備
    えて構成される半導体装置の製造方法において、前記絶
    縁基板上に少なくとも異なる材質から成る2層以上の下
    部電極層、半導体層及び上部電極層を順次積層し、該積
    層された上部電極層及び半導体層をパターニングして上
    部電極及び半導体部を形成した後、同一のパターンで少
    なくとも最上層の下部電極層をパターニングし、更に前
    記パターンとは異なるパターンでその下層の下部電極層
    をパターニングすることを特徴とする半導体装置の製造
    方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002519853A (ja) * 1998-06-24 2002-07-02 インテル・コーポレーション 赤外フィルタなしピクセル構造
JP2009231399A (ja) * 2008-03-20 2009-10-08 Mitsubishi Electric Corp フォトセンサーアレイ基板

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