JPH0618124Y2 - 消防ホースの接手 - Google Patents

消防ホースの接手

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Publication number
JPH0618124Y2
JPH0618124Y2 JP4653988U JP4653988U JPH0618124Y2 JP H0618124 Y2 JPH0618124 Y2 JP H0618124Y2 JP 4653988 U JP4653988 U JP 4653988U JP 4653988 U JP4653988 U JP 4653988U JP H0618124 Y2 JPH0618124 Y2 JP H0618124Y2
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JP
Japan
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joint
male
fire hose
female
peripheral surface
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Application number
JP4653988U
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JPH01149091U (ja
Inventor
豊彦 米田
Original Assignee
米田工業株式会社
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Publication date
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  • Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この考案は、消防ホースの接手に関する。
(ロ)従来の技術 従来、端部外周面に雄ねじ部を形成した雄側接手と、端
部に上記雄ねじ部と螺合する雌ねじ部を形成した締輪を
回動自在に連結した雌側接手とで構成された消防ホース
の接手がある。
そして、上記雌雄ねじ部を螺合させるために相対回動を
要する締輪と、雄側接手の外周面には、上記回動の手掛
かりとするための突条が突設されている。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 しかしながら、上記突条は、断面形状が略台形状又は、
略半円弧形状などで、基部から先端部に向って断面横幅
が狭く形成されているため手が滑りやすく、火急の際の
迅速な螺合締付に不向きな形状であった。
(ニ)問題点を解決するための手段 この考案では、端部外周面に雄ねじ部を形成した雄側接
手と、端部に上記雄ねじ部に螺合する雌ねじ部を形成し
た締輪を回動自在に連結した雌側接手とで消防ホースの
接手を構成し、雄側接手と、締輪の外周面に、同接手の
軸芯と平行の突条を突設し、しかも同突条の先端部横幅
を、同突条の基端部横幅よりも広幅に形成してなる消防
ホース接手を提供するものである。
(ホ)作用・効果 この考案によれば、突条の先端部横幅を基端部横幅より
も広幅に形成したことで、同突条への指がかりがよく滑
りにくいため、消防ホースの接続に際し、締輪と雄側接
手との螺合締付を確実に、しかも迅速に行うことができ
る。
(ヘ)実施例 本考案の実施例を図面にもとづき詳説すれば、第1図
中、(A)は消防ホース(1)(2)の接手を示し、一端に消防
ホース(2)を接続し、他端に雄ねじ部(3)を形成した雄側
接手(4)と、一端側に同ねじ部(3)と螺合する雌ねじ部
(5)を形成した締輪(6)を回動自在に連結した雌側接手
(7)とで構成されており、雌側接手(7)の他端側には消防
ホース(1)が接続している。
なお図中(8)(8)は雌雄側接手(7)(4)の内周面に形成した
消防ホース(1)(2)係止用の鋸歯状部であり、(9)は雌雄
側接手(7)(4)間の洩れ防止用のパッキン、(10)は締輪
(6)の抜け止め機構であり、同機構(10)は、雌側側接
手(7)の外径を縮径(11)して、同縮径部(11)を締輪
(6)の内部に回動自在に挿入し、同挿入部分の縮径部(1
1)外周面と締輪(6)の内周面とに、それぞれ断面が半円
弧状の周溝(12)(13)を形成し、同周溝(12)(13)
で形成された円形断面リング状の空間中にボール(14)
を挿入して、雌側接手(7)と締輪(6)とを、恰もボールベ
アリングのように軽く回動可能で、かつ、同接手(7)か
ら締輪(6)が外れるのを防止している。
なお、(17)は、ボール挿入孔を閉塞した止めねじであ
る。
そして、雄側接手(4)と締輪(6)の外周面には、消防ホー
ス(1)と(2)とを接続又は分離する際の雄側接手(4)と締
輪(6)との相対回動の手がかりとするための複数個の突
条(15)(16)を上記各外周面の等分位置に、同突条
(15)(16)の長手を同接手(4)及び締輪(6)の軸芯方向
と平行に突設している。
上記突条(15)(16)は、第2図及び第3図で示すよう
に、同接手(4)及び締輪(6)の軸芯方向から見た形状にお
いて、同突条(15)(16)の先端部横幅(W1)を同基端
部横幅(W2)よりも広幅として、上記相対回動の際の指
がかりを浴している。
なお、上記突条の形状には、略逆台形状断面を有するも
の、略T字形状断面を有するものなどが考えられるが、
要するに同横幅(W1)を基端部横幅(W2)よりも広幅と
したものであれば、上記と略同様の指がかりを得ること
ができる。
かかる雄側接手(4)と締輪(6)との製造に当り、同雄側接
手(4)と締輪(6)の外周面とそれぞれ同一形状の外周面を
有し、かつ、同接手(4)と締輪(6)の最小内径と同一内径
を有する押出し材を素材として、雌雄ねじ部(5)(3)、周
溝(12)(13)、鋸歯状部(8)及び外部の整形部分を切
削加工すればよく、この切削加工は正面旋盤だけで、し
かも一回のワーク取付だけで行うことが可能であるか
ら、長尺の上記押出し材から連続して多数の雄側接手
(4)及び締輪(6)を製造することができ、量産に適し、加
工コストを大巾に引下げることができる。
また、上記雄側接手(4)と締輪(6)の突条(15)(16)は
先端部横幅(W1)が基端部横幅(W2)より広いという形
成加工しにくい形状であるが、上記のように押出し素材
とすることで、素材が押出し加工中にすでに上記形状に
形成されているので、同突条形成のための加工を要しな
い。
なお、上記形状の接手を鋳造で製造する場合は、突条部
分の型抜きができないことから多数の鋳型を組み立てる
必要があり、鋳造の手数がかかり、また、切削加工も一
個ごとにワークの芯出し、取付等の手間がかかり量産に
不適で、コストもかさむという不利な点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案による消防ホースの接手を示す側面図
(一部縦断面図)。 第2図は、第1図I−I断面図。 第3図は、第1図II矢視図。 (W1):先端部横幅 (W2):基端部横幅 (A):消防ホースの接手 (3):雄ねじ部 (4):雄側接手 (5):雌ねじ部 (6):締輪 (7):雌側接手 (15)(16):突条

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】端部外周面に雄ねじ部(3)を形成した雄側
    接手(4)と、端部に上記雄ねじ部(3)に螺合する雌ねじ部
    (5)を形成した締輪(6)を回動自在に連結した雌側接手
    (7)とで消防ホースの接手(A)を構成し、雄側接手(4)
    と、締輪(6)の外周面に、同接手(A)の軸芯と平行の突条
    (15)(16)を突設し、しかも同突条(15)(16)の先
    端部横幅(W1)を、同突条(15)(16)の基端部横幅
    (W2)よりも広幅に形成してなる消防ホース接手。
JP4653988U 1988-04-05 1988-04-05 消防ホースの接手 Expired - Lifetime JPH0618124Y2 (ja)

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JPH01149091U JPH01149091U (ja) 1989-10-16
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003065476A (ja) * 2001-08-24 2003-03-05 Akao:Kk 消防車用吸水管の端金具及び媒介金具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003065476A (ja) * 2001-08-24 2003-03-05 Akao:Kk 消防車用吸水管の端金具及び媒介金具

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JPH01149091U (ja) 1989-10-16

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