JPH06180713A - 機械翻訳装置 - Google Patents

機械翻訳装置

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Publication number
JPH06180713A
JPH06180713A JP4333155A JP33315592A JPH06180713A JP H06180713 A JPH06180713 A JP H06180713A JP 4333155 A JP4333155 A JP 4333155A JP 33315592 A JP33315592 A JP 33315592A JP H06180713 A JPH06180713 A JP H06180713A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
language
translation
dictionary
displaying
unit
Prior art date
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Pending
Application number
JP4333155A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiko Yoshiyama
盛子 吉山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
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Publication of JPH06180713A publication Critical patent/JPH06180713A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 第1言語に対応する第2言語の訳語候補が複
数あるときに、辞書に第2言語の見出しだけでなく、実
際の翻訳で出力される形に辞書情報を加工したデータを
持たせ、後編集において別訳として表示部に表示するこ
とによって複数の訳語候補の中から適切な訳語を容易に
選択できるようにした。 【構成】 第1言語に対応する第2言語の訳語候補が複
数あるときに、辞書に第2言語の見出しだけでなく、実
際の翻訳で出力される形に辞書情報を加工したデータを
持たせた翻訳辞書と、それらを表示部に表示する後編集
部とを備える機械翻訳装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の翻訳辞書を用い
て翻訳処理を行なう機械翻訳装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータを利用して入力原文
を自動的に翻訳するシステムが注目されている。こうし
た機械翻訳装置は、基本的には入力原文を形態素解析、
構文解析するなどして語(句)等の所定の処理単位に分
割し、その処理単位ごとに複数の翻訳辞書を検索して、
対応する訳語などを見いだし、それを所定の訳文生成規
則にしたがって結合するなどして、訳文を得るように構
成されている。このような機械翻訳装置に用いられる翻
訳辞書の中には第1言語の見出し語に対して条件によっ
て訳し分けているものがあり、訳し分けられたものが翻
訳結果として出力される。ユーザーが後編集の訳語チェ
ックのときに不適切な訳が出ている場合は従来の機械翻
訳装置では別訳として他の訳語を表示してユーザーに選
択させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の機
械翻訳装置では、別訳は第1言語の見出し語に対応して
登録されている第2言語の見出し語のみで、実際に翻訳
されて出力された形のものではなく、従って第2言語の
見出しだけで適切な別訳をユーザーが選択することは難
しく、そのために後編集におけるユーザーの負担が増大
するなどの問題があった。
【0004】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、実際に翻訳し出力される形で別
訳をユーザーに表示することでユーザーが適切な別訳を
選択できるようにし、後編集の手間を減少させることが
できる。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の機械翻訳装置は、第1言語を入力するため
の入力部と、入力された第1言語を第2言語に翻訳する
ための辞書を備えた翻訳部と、翻訳結果である第2言語
を編集するための後編集部と、第1言語及びその第2言
語を表示するための表示部とを備え、更に、前記辞書
は、辞書内容をユーザーに表示するためのユーザー表示
用データを有し、そのユーザー表示用データは第1言語
の見出し語に対応する第2言語の見出しのみならず、付
随する情報も合わせ持たせたものを実際の翻訳結果で出
力される形に近いように加工して表示するようにした。
【0006】
【作用】上記の構成を有する本発明においては、第1言
語が入力部に入力され、翻訳部において辞書を参照して
入力された第1言語が第2言語に翻訳され、翻訳結果で
ある第2言語が後編集部において編集され、第1言語及
びその第2言語が表示部に表示される。前記後編集部
は、前記辞書の別訳を第1言語の見出し語と共に表示部
に表示する。
【0007】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。
【0008】ここでは、第1言語を日本語、第2言語を
英語とした場合の実施例について説明する。
【0009】図1は、本発明を実施した機械翻訳装置の
ハードウェア構成を機能的に示すブロック図である。同
図に示されるように、この機械翻訳装置1は、計算機で
構成されたデータ処理部10と、入力部としてのキーボ
ード11と、表示部としてのCRT16と、印刷部とし
ての走査型プリンタ17から構成されている。
【0010】データ処理部10内には、入力部11に入
力された入力文を、必要に応じて適切な形に編集するた
めの前編集部12、前編集部12より入力文を受けて第
2言語に翻訳するための翻訳部13、ハードディスクま
たは光ディスクなどに格納された辞書部14、翻訳部1
3において求められた翻訳結果文を編集するための後編
集部15が、ソフトウェア的に実現されて内蔵されてい
る。
【0011】図2は辞書14の構造を示す図である。辞
書14には、日本語の見出し語とそれに対応する英語見
出しのほかに実際の翻訳で使われる場合の文型パターン
や副詞等の付随情報および条件による訳し分けが辞書デ
ータとして登録されている。
【0012】図3には本実施例の作用の説明に用いるフ
ローチャートが示されている。
【0013】まず、入力文である日本文、例えば、「彼
の夢が実現した。」が入力部11より入力されると(S
1)、日本文は前編集部12で必要に応じて適切な形に
編集され(S2)、翻訳部13に送られる。翻訳部13
に送られた日本文は、図4のように形態素解析部13a
において辞書部14を参照しながら形態素解析され、単
語に分割されてそれぞれの単語に単語情報などが付加さ
れる(S3)。さらに図5のように、構文解析部13b
において、同様に辞書部14を参照しながら単語を句へ
とまとめあげ、係り受け解析などの構文解析が行なわれ
る(S4)。このあと構文変換部13cにおいて、図6
のように構文解析の結果に基づいて日本語を英語の構造
へ変換する(S5)。つまり、ここで日本語の各々の格
要素に対して英語の格要素を対応づけ、適切な英語の構
造に変形する。構文変換部13cにおいて英語の構造へ
変換された文は、構文生成部13dに引き渡される。ま
ず、ここでも同様にそれぞれの単語あるいは単語のまと
まりに対して辞書部14を検索する。
【0014】次に、訳語生成規則に基づいて英語として
正しい構文に生成する(S6)。続いて、形態素生成部
13eにおいて語形の変化などの形態素生成を行なう
(S7)。このようにして生成された英訳文は後編集部
15で自由に編集され(S8)、表示部16に表示され
たり、印刷部17によって出力される(S9)。
【0015】以上のように構成されたシステムにおい
て、さらに表示部16での表示方法およびそこに至るま
でのプロセスについて詳細に説明する。
【0016】構文変換部13cにおいて前記辞書部の辞
書を参照して適切な訳を当てるが、例えば入力文の「実
現する」という見出し語の場合、図2のように'realiz
e'と'come true'のふたつの訳し分けがある。「彼の夢
が実現した。」の場合、主語である「夢」が入る意味分
類では'realize'を選択するようになっており、文型パ
ターンは受身であるから'His dream was realized.'と
翻訳される。しかし、後編集において、ユーザーが別の
訳を望んで別訳表示の指示を行なった場合、「実現す
る」という日本語の見出し語に対応する英語見出しは'c
ome'であり、それを表示してもユーザーには'come tru
e'が実際は出力されるとは分からないため、自分でキー
ボードから'come true'と入力するか、誤ってユーザー
辞書に登録してしまう危険もある。これを避けるため、
システム開発側で辞書を構築する際に、翻訳され実際に
出力されるのと近い形に辞書情報を加工したユーザー表
示用データを持たせておき、ユーザーから別訳表示の指
示があった場合にそのデータを表示するようにする。
【0017】図7は本実施例の後編集画面である。別訳
を見たい単語にカーソルを合わせてクリックすると、そ
の日本語見出しの辞書を検索して、別訳表示データを表
示する。尚、辞書情報を加工するときには上記実施例の
ように、日本語にはないが英語を訳出するときには必要
な格(この場合は'true')をつけて出す他に、図8のよ
うに「高めだ」という形容動詞の英語見出しが'high'で
あり、副詞情報として'slightly'が登録されていたら別
訳は'slightly high'で表示したり、また、「不一致
だ」という形容動詞の英語見出しが'agree'であり、文
型パターンに「否定形」が登録されていたら別訳は'not
agree'のように出すなど、辞書情報によってさまざま
にデータを加工することは可能であり、よりユーザーに
分かりやすい表示方法を工夫することができる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明の機械翻訳装置によれば、辞書は、第1言語の見
出し語に対応する第2言語の見出しとともに実際の翻訳
から出力されるときに利用する各種の辞書情報を合わせ
持たせてそれを加工した表示用データを備え、ユーザー
からの別訳表示の指示にしたがってそのデータを後編集
画面で表示することによって、複数の訳語候補の中から
適切な訳語を容易に選択することができるという利点が
ある。。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例が適用された機械翻訳装置の構成を示
すブロック図である。
【図2】本実施例において用いられる辞書の一部の構造
を示す図である。
【図3】本実施例が適用された機械翻訳装置の全体の処
理を示すフローチャートである。
【図4】本実施例の形態素解析の処理を示す図である。
【図5】本実施例の構文解析の処理を示す図である。
【図6】本実施例の構文変換の処理を示す図である。
【図7】本実施例を利用した後編集画面を示す図であ
る。
【図8】本実施例において用いられる辞書の一部の構造
を示す図である。
【符号の説明】
1 機械翻訳装置 10 データ処理部 11 入力部 12 前編集部 13 翻訳部 14 辞書 15 後編集部 16 表示部 17 印刷部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1言語を入力するための入力部と、入
    力された第1言語を第2言語に翻訳するための辞書を備
    えた翻訳部と、翻訳結果である第2言語を編集するため
    の後編集部と、第1言語及び第2言語を表示するための
    表示部とを備える機械翻訳装置において、 前記辞書は、辞書内容をユーザーに表示するためのユー
    ザー表示用データを有し、そのユーザー表示用データは
    第1言語の見出し語に対応する第2言語の見出しのみな
    らず、付随する情報も合わせ持たせたものを実際の翻訳
    結果で出力される形に近いように加工して表示すること
    を特徴とする機械翻訳装置。
JP4333155A 1992-12-14 1992-12-14 機械翻訳装置 Pending JPH06180713A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4333155A JPH06180713A (ja) 1992-12-14 1992-12-14 機械翻訳装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4333155A JPH06180713A (ja) 1992-12-14 1992-12-14 機械翻訳装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06180713A true JPH06180713A (ja) 1994-06-28

Family

ID=18262908

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4333155A Pending JPH06180713A (ja) 1992-12-14 1992-12-14 機械翻訳装置

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JP (1) JPH06180713A (ja)

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